鉄道・ 運輸機構 開業時の見通し困難 道や沿線自治体 早期提示を要望 道新幹線延伸問題
- 2024年5月30日
北海道新幹線札幌延伸が、予定していた2030年度末から数年単位で遅れることを受けて、札幌市内で29日、関係者会議が開かれた。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の藤田耕三理事長が出席し、3トンネルの工事が難航している現状を説明。鈴木直道知事や沿線自治体の首長らは新たな開業見通
北海道新幹線札幌延伸が、予定していた2030年度末から数年単位で遅れることを受けて、札幌市内で29日、関係者会議が開かれた。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の藤田耕三理事長が出席し、3トンネルの工事が難航している現状を説明。鈴木直道知事や沿線自治体の首長らは新たな開業見通
自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)は29日、参院地方創生・デジタル特別委員長の辞任願を提出した。自治体職員らへの威圧的な言動が問題視されていた。 長谷川氏は記者会見で「法案審議に支障を来すことがあってはならない」と理由を説明。「パワハラの指摘があった点を猛省している。深くおわび申し上
北海道新幹線建設促進期成会(会長・鈴木直道知事)は29日、札幌市内で、鉄道・運輸機構と国土交通省に対して新幹線札幌延伸の早期完成に向けて緊急要望を行った。 鈴木知事が機構の藤田耕三理事長、国交省の平嶋隆二鉄道局次長に要望書を手渡した。 要望は、工事の進捗(しんちょく)や有識者会議で
強制不妊訴訟の上告審弁論で意見陳述した札幌市の原告小島喜久夫さん(82)は、一生子どもが持てないことに絶望し、手術について長い間、妻にも打ち明けられずにいた。「人生は元に戻らないが、せめて間違いを認めてほしい」と国の謝罪を強く望んでいる。 旧石狩町(現石狩市)の農家夫婦に引き取られ、2歳で
千歳市議会の厚生環境常任委員会(飯田盛好委員長)が29日、開かれた。2023年度に市が実施した千歳美々ワールド周辺環境影響調査について「すべての調査地点(14カ所)で水質汚濁防止法の指針値の範囲内で適合」と報告した。 千歳市は建設中の半導体工場や空港などが美々エリアにあるため、独自に人の健
苫小牧・東港沖カレイ類しけの日が多いが、出れば水深20メートル前後で良型ソウハチが好調苫小牧・西港マメイカ海水温が下がった。活性低く釣果厳しい。一方で港内に再び子持ちニシン苫小牧~樽前の海岸クロガシラ30~35センチの良型が多い人で7匹。産卵が終わり食いが立っている。投げ釣りで
苫小牧や白老などの海岸は、カレイ狙いの投げ釣りが本番の季節を迎えた。ターゲットはクロガシラ(クロガレイ)、マツカワ、イシガレイ。海水温が上昇してフグの餌取りが活発になるまで、海岸の投げ釣りはカレイ一色だ。 今季は、はしりの時期の4月から大型連休まで魚の動きが鈍かったこのエリア。30センチ前
野菜をかんで食べると、食後の血糖値を下げるインスリンの分泌が促されることが示されたと、早稲田大などの研究グループが発表した。 よくかんだり、野菜から順に食べたりすることで、食後の血糖値上昇を抑えられるとの報告がある。 研究グループは、健康な成人男性19人(平均年齢22歳)を、(1)
脳梗塞や脳出血に代表される脳卒中には、後遺症の一つとして歩行速度の低下があり、さまざまな方法で歩行訓練を行う。東北大学病院(仙台市青葉区)リハビリテーション部の理学療法士、関口雄介主任と同大大学院医学系研究科の海老原覚教授らの研究グループは、障害を受けたのが右脳か左脳かで歩行速度低下の要因に違いが
日本人7万人超のデータを解析した結果、夕食時間が不規則な人は、血圧の高さにかかわらず心筋梗塞などの心血管疾患による死亡リスクが高まることが分かったと、大阪大大学院などの研究グループが発表した。 研究グループは、研究参加時(1988~90年)に心血管疾患がない40~79歳の7万2658人(高
日本では2040年に人口が減少するにもかかわらず、40年の国内大都市圏の熱中症による搬送者数は10年代に比べ倍増する可能性があると、名古屋工業大などの研究グループが発表した。 21年の国内の熱中症搬送者数は4万7877人で、高齢者が56.3%を占める。 研究グループは、温暖化に対す
-イベント+530の日(30日午前10時~正午、イオンモール苫小牧セントラルコート)ごみの減量や環境への負荷を減らすイベント。エコドライブシミュレーターや保冷材から消臭剤作りの体験ができる。来場者プレゼントもある。詳細0144(55)4266(環境衛生部ゼロごみ推進課)。+Jazz Spot1
苫小牧市は今年度、公共施設でPPA(電力購入契約)方式により太陽光発電設備を導入した。2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言に基づく新規事業で、計画10施設中7施設ですでに各事業者が発電事業を展開。28日は燃料小売業エネコープ(札幌市、五十里浩輔社長)
苫小牧市樽前の市有樽前放牧場(94・3ヘクタール)で29日、今シーズンの牛の受け入れが始まった。初日は苫小牧市と白老町の3牧場から出産を控えた黒毛和牛の雌37頭が入牧。トラックの荷台から降ろされた牛たちは、生い茂った草を食べ、元気いっぱい走り回った。 初日に牛を運び入れた上村牧場(白老町)
北海道エアポート(千歳市、HAP)は28日、新千歳空港の運営に関する協議会(会長・原田浩信HAP新千歳空港事業所長)を新千歳空港内のポルトムホールで開いた。HAPと苫小牧、千歳の両市、経済界、観光団体の関係者ら10人が参加し、情報交換を通して連携を深めた。 原田会長はあいさつで、空港の人手
苫小牧市は6月7日まで、市役所の仕事を体験するインターンシップ、プレ・インターンシップの参加者を募集している。 インターンシップは8月19~23日、大学3、4年生または大学院生向け。募集は事務職3人と技術職(土木・建築・電気・機械)の各1人で、最終日にはプレゼンテーションも行う。
日高山脈に生きる希少動物として知られるのはエゾナキウサギ。数万年前の氷河期の生き残りといわれる。甲高い声で「ピチッ」「ピーッ」と鳴く。初めて見たのは、山脈の主峰・幌尻岳(2052メートル)のピークから延びる稜線(りょうせん)を北へ進み、氷河が削った急斜面の踏み跡を降りた所に広がる七ツ沼カール(圏谷
帝国データバンク苫小牧支店がまとめた胆振、日高管内の景気動向調査結果によると、4月の景気判断指数(DI)は前月比5・3ポイント減の38・0で、3カ月ぶりに悪化した。 全国(44・1)との格差はマイナス6・1で前月から5・0ポイント拡大。全道(42・8)との格差もマイナス4・8で、2カ月ぶり
苫小牧市の住民基本台帳に基づく人口は4月末現在、前月比69人増の16万6164人となり、昨年5月以来11カ月ぶりに増加に転じた。転入が転出を上回る「社会増」が、死亡が出生より多い「自然減」を上回ったのが要因。前年同月比は1293人減だった。 内訳は、男性が前月比69人増の8万1529人、女
1月末まで編集局整理部に在籍していた。記者が書く原稿や通信社から配信される記事、写真などの「素材」を紙面に配置し、見出しを付け、「新聞」の体裁に整える仕事だ。 10年ぶりに報道部に配属されて4カ月。若い頃に経験した記者職とはいえ、社外に出掛け、さまざまな人と会い、話を聞き、写真を撮らせても