一番出世力士/12人を発表
- 2025年3月14日
日本相撲協会は13日、大相撲春場所の新序一番出世力士12人を発表した。元横綱常ノ花のやしゃごで15歳の山野辺(東京都出身、出羽海部屋)らは5月の夏場所から番付に加わり、序ノ口で相撲を取る。山野辺以外の出世力士は次の通り。(かっこ内は出身、部屋) 横瀬改め風紅大(千葉、押尾川)銀谷改め風桜輝(秋田
日本相撲協会は13日、大相撲春場所の新序一番出世力士12人を発表した。元横綱常ノ花のやしゃごで15歳の山野辺(東京都出身、出羽海部屋)らは5月の夏場所から番付に加わり、序ノ口で相撲を取る。山野辺以外の出世力士は次の通り。(かっこ内は出身、部屋) 横瀬改め風紅大(千葉、押尾川)銀谷改め風桜輝(秋田
大相撲春場所4日目(12日、エディオンアリーナ大阪)新横綱の豊昇龍は豪ノ山を冷静に退け、3連勝。2大関は、かど番の琴桜が若隆景を圧倒して星を五分に戻したが、大の里は若元春にうまく攻められて初黒星。両関脇は、大栄翔が小結霧島に敗れて2敗、王鵬は隆の勝に押し負けて3敗。小結阿炎も千代翔馬に敗れ、役力
最大の武器を生かした。若元春は左おっつけ、右喉輪で大の里を起こす。攻め返されたが、脇が甘い相手に得意の左差し。一気に出て土俵下まで吹っ飛ばしても、「体の動きで(白星を)拾っただけ」。相変わらず自己評価は厳しい。 先場所は6勝に終わり、自己最高位の東関脇から西前頭筆頭に番付を下げて臨む場所。初日
つかんだ新三役としての初白星にも、「特に思うところはない」。喜びも安堵(あんど)感も出さない堂々とした表情に、関脇王鵬のたくましさが見えた。 うるさい翔猿に中に入られないよう、左でおっつけてから突き起こす。一気に押し込みながら前に出ると、体勢を崩した相手があっという間に土俵下へと飛んでいった。
▽…若元春は鋭い立ち合いから得意の左四つとなったものの、豊昇龍の強引な首投げに屈した。初黒星に「左を差すだけではなくて、上手もつかまえないと。悪い癖が出た」と唇をかんだ。 福島県出身。東日本大震災が発生した14年前は学法福島高の2年生だった。現在の立場は「全く思っていなかった」と想起する。「負け
大相撲春場所3日目(11日、エディオンアリーナ大阪)新横綱の豊昇龍は、若元春を投げで仕留めて2連勝。2大関は、大の里が豪ノ山を落ち着いて下して3連勝としたが、かど番の琴桜は小結阿炎にうまく取られて2敗目を喫した。阿炎は3勝。両関脇は、大栄翔が若隆景を退けて白星を先行させ、新三役の王鵬は翔猿に快勝し
初のかど番という正念場で黒星発進。「しっかり切り替える」と表情を変えずに言った琴桜の重圧は計り知れないが、「やるべきことをやってきた」と臨んだ場所。己を信じて土俵に上がった。 豪ノ山との一番は左をのぞかせ、相手の出足を止める。左四つから、最後はもろ差しで寄り切った。過去6度の対戦で一度も負けた
大相撲の東前頭13枚目の錦富士(28)=本名小笠原隆聖、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が春場所2日目の10日、休場した。日本相撲協会に提出した診断書によると首を痛め、「約1カ月間の安静加療、休職を要する」との内容。初日は阿武剋に敗れており、2日目の対戦相手、竜電は不戦勝。
大相撲春場所2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)上位陣は安泰。新横綱の豊昇龍は若隆景を厳しく攻め、連敗を免れた。2大関は、大の里が小結霧島に圧力勝ちして連勝とし、初のかど番の琴桜は豪ノ山を力強く寄り切って初白星。両関脇は、大栄翔が千代翔馬を突き出したが、新三役の王鵬は若元春の投げに屈して連敗発
大相撲春場所初日(9日、エディオンアリーナ大阪)新横綱の豊昇龍は小結阿炎に防戦一方となり、黒星発進。2大関は、大の里が圧力を生かして若隆景を下したものの、初のかど番の琴桜は若元春の寄りに屈した。両関脇はそろって敗れた。新三役の王鵬は千代翔馬に逆転負けし、大関昇進の足固めを狙う大栄翔も豪ノ山に突き落
日本相撲協会は9日、大相撲春場所の新弟子検査合格者として、拓大で昨年の全日本選手権3位の五島雅治(22)=愛知県出身、藤島部屋=、鹿児島・樟南高で同選手権8強の福崎真逢輝(18)=鹿児島、藤島=ら34人を発表した。五島と福崎は幕下最下位格付け出し資格が承認されており、福崎は初日にデビューして白星を
▽…豪ノ山は下から攻め、はずに掛かった左から豪快に大栄翔を突き落とした。自身と同じく突き押しが得意の関脇に押し負けず、「しっかりと形をつくって、踏み込んでという感じ」と納得の表情を見せた。 自己最高位の東前頭2枚目で迎えたご当所場所で好スタート。「大阪は声援が大きいので、緊張感を持ってやれればい
=十両=草 野 おしだし 宮 城風賢央 はたきこみ 大 辻羽出山 はたきこみ 木竜皇日翔志 はたきこみ 若ノ勝志摩海 したてなげ 剣 翔大青山 きめだし 東白龍白鷹山 おしだし 若 碇琴栄峰 よりきり 北勝富英乃海 つきおとし 友 風藤青雲 おしだし 水戸龍欧
豊昇龍の横綱としての第一歩。そのあっけない幕切れに、期待に満ちていた館内がどよめいた。阿炎のもろ手突きをまともに受けて腰が浮くと、一気に土俵下へ。「(立ち合いで)失敗した」。完敗と言える内容に首をひねるしかなかった。 いきなり一人横綱の重責を担う場所。土俵入りから一身に注目を集めた初日を終え、「
日本相撲協会は7日、大阪市内で年寄総会を開き、プロ野球界などで問題になっている違法なオンラインカジノを利用しないよう、春日野事業部長(元関脇栃乃和歌)が親方衆に対して注意喚起を行った。既に2月中旬ごろにはメールで協会員に通達しており、佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)は「もう一度、厳しく注意するよう
大相撲春場所は9日にエディオンアリーナ大阪で初日を迎える。新横綱豊昇龍は、いきなり背負う一人横綱の重責を果たせるか。挽回を期す2大関や、新三役で西関脇の王鵬にも注目が集まる。 豊昇龍は、積極的に番数を重ねてきた。4日の時津風一門の連合稽古では大の里と手合わせし、厳しい攻めを披露。「いい感じに稽
近大の浦山秀誠(22)が大相撲の音羽山部屋に入門することが決まり、4日に大阪府東大阪市の同大学で記者会見した。昨年の全国学生選手権個人8強で、幕下付け出しの資格があり「一場所でも早く関取になって、地元富山を盛り上げたい」と決意を述べた。5月の夏場所でのデビューを目指している。元大関朝乃山の富山商高
二所ノ関一門による連合稽古が2日、大阪市北区の商業施設「グランフロント大阪」に特設された土俵で行われた。相撲ファンや買い物客が見詰める中、大関大の里が同じ相手と連続で何番も取る三番稽古で存在感を示した。大関琴桜と15番。すぐに得意の右を差せなくとも、じっくり攻めて寄り切るなど充実の内容で「いい稽古
大相撲春場所に向け、稽古する琴桜(左)=2月28日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎 大関琴桜が2月28日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎で精力的に汗を流した。出稽古に来た関脇大栄翔、小結阿炎らと21番。持ち前の圧力を生かした取り口に加え、相手の攻めをうまくさばく場面も。まずまずの動きに「急いで(状態
新横綱の豊昇龍が26日、大阪市の立浪部屋宿舎で春場所(3月9日初日)に向けて稽古を再開した。幕下力士を相手に16番取って全勝。立ち合いから一気に突き放したかと思えば、鮮やかな投げも披露。動きの良さを見せ、「組んで良し、突いても良し」と満足げだった。相撲を取る稽古は約1週間ぶりという。その間も「四
大相撲春場所の新番付で新入幕を遂げた安青錦が25日、大阪府松原市内で記者会見した。初土俵から所要9場所。年6場所制となった1958年以降では最速タイ(幕下付け出しを除く)のスピード出世に「これから、という気持ち」と心境を語った。前まわしを引いての速攻が持ち味。元関脇安美錦が師匠の安治川部屋からは初
新横綱の豊昇龍が25日、大阪市の立浪部屋宿舎で記者会見に臨み、最高位に自身のしこ名が載った番付表を手にして、「うれしいが、責任を感じる。みんなを引っ張っていかないといけない」と決意を新たにした。昇進直後の行事は多忙を極め、「(大関昇進時の)2倍の忙しさだった」と苦笑い。それでも本格的な稽古を再開し
大相撲春場所の新番付が発表された25日、新関脇に昇進した王鵬が大阪市内の大嶽部屋宿舎で記者会見し、「上がっていてよかった。こつこつやってきた結果だと思う」と喜びを語った。新入幕から3年以上要しての新三役に「少し長かったが、ここからどうするか。三役に勝ってもすごいことではなくなる」と気持ちを新たにし
日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、74人目の横綱に昇進した豊昇龍が東に座った。1月の初場所中に一人横綱の照ノ富士が引退。32年ぶりとなる横綱空位の危機は避けられた。「昭和の大横綱」大鵬の孫の王鵬が新三役となり、西関脇に就いた。大関は大の里が
千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で出稽古に来た王鵬らと12番取った。得意の右四つに持ち込むなどして圧倒し、「一回仕上げる気持ちでやっている。もっと研ぎ澄ましていけるように」と述べた。綱とりに挑んだ初場所は、本来の力を発揮できずに5勝10敗。大関7場所目の春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)は、
大相撲初場所で優勝し、横綱に昇進した豊昇龍が16日、千葉県柏市で人力車に乗って祝賀パレードを行った。モンゴルから千葉・日体大柏高に留学。ゆかりの地での開催に「柏は僕の日本のふるさと。横綱として戻って来られてうれしい」と笑顔で話した。 初めて乗ったという人力車は「恥ずかしかった」とこぼした新横綱。
大相撲で、通常の年齢基準などに満たない入門希望者に対する春場所(3月9日初日)の新弟子運動能力検査が12日、東京・両国国技館で行われ、元幕内安芸乃州を父に持つ今田光星(24)=東京都出身、音羽山部屋=が合格基準を満たした。 日本相撲協会は昨年9月、新弟子検査受検の年齢制限を23歳未満から25歳未
大関昇進披露宴で乾杯する大の里(右)と二所ノ関親方=11日、東京都内のホテル(代表撮影) 昨年9月の大相撲秋場所後に大関になった大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の昇進披露宴が11日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、新横綱の豊昇龍ら約1500人が祝福
大相撲の関脇若元春関(31)=本名大波港、福島県出身、荒汐部屋=が11日、東京都内で妻の美岬さんとの結婚披露宴を行い、新横綱の豊昇龍関、大関琴桜関ら約450人から祝福を受けた。 2020年に結婚し、2歳の長女がいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、遅ればせながらの挙式。若元春関は「一層、
大相撲、元横綱白鵬の宮城野親方が主宰する少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」が11日、東京・両国国技館で行われた。5歳から中学3年生までの約1100人が参加。熱戦が繰り広げられた。 宮城野親方は、2027年度から全国中学校体育大会の規模縮小により、相撲が取りやめになることに触れた。競技人口の減少を危