大の里、充実の15番 大相撲
- 2025年3月3日
二所ノ関一門による連合稽古が2日、大阪市北区の商業施設「グランフロント大阪」に特設された土俵で行われた。相撲ファンや買い物客が見詰める中、大関大の里が同じ相手と連続で何番も取る三番稽古で存在感を示した。大関琴桜と15番。すぐに得意の右を差せなくとも、じっくり攻めて寄り切るなど充実の内容で「いい稽古
二所ノ関一門による連合稽古が2日、大阪市北区の商業施設「グランフロント大阪」に特設された土俵で行われた。相撲ファンや買い物客が見詰める中、大関大の里が同じ相手と連続で何番も取る三番稽古で存在感を示した。大関琴桜と15番。すぐに得意の右を差せなくとも、じっくり攻めて寄り切るなど充実の内容で「いい稽古
大相撲春場所に向け、稽古する琴桜(左)=2月28日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎 大関琴桜が2月28日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎で精力的に汗を流した。出稽古に来た関脇大栄翔、小結阿炎らと21番。持ち前の圧力を生かした取り口に加え、相手の攻めをうまくさばく場面も。まずまずの動きに「急いで(状態
新横綱の豊昇龍が26日、大阪市の立浪部屋宿舎で春場所(3月9日初日)に向けて稽古を再開した。幕下力士を相手に16番取って全勝。立ち合いから一気に突き放したかと思えば、鮮やかな投げも披露。動きの良さを見せ、「組んで良し、突いても良し」と満足げだった。相撲を取る稽古は約1週間ぶりという。その間も「四
大相撲春場所の新番付が発表された25日、新関脇に昇進した王鵬が大阪市内の大嶽部屋宿舎で記者会見し、「上がっていてよかった。こつこつやってきた結果だと思う」と喜びを語った。新入幕から3年以上要しての新三役に「少し長かったが、ここからどうするか。三役に勝ってもすごいことではなくなる」と気持ちを新たにし
新横綱の豊昇龍が25日、大阪市の立浪部屋宿舎で記者会見に臨み、最高位に自身のしこ名が載った番付表を手にして、「うれしいが、責任を感じる。みんなを引っ張っていかないといけない」と決意を新たにした。昇進直後の行事は多忙を極め、「(大関昇進時の)2倍の忙しさだった」と苦笑い。それでも本格的な稽古を再開し
大相撲春場所の新番付で新入幕を遂げた安青錦が25日、大阪府松原市内で記者会見した。初土俵から所要9場所。年6場所制となった1958年以降では最速タイ(幕下付け出しを除く)のスピード出世に「これから、という気持ち」と心境を語った。前まわしを引いての速攻が持ち味。元関脇安美錦が師匠の安治川部屋からは初
日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、74人目の横綱に昇進した豊昇龍が東に座った。1月の初場所中に一人横綱の照ノ富士が引退。32年ぶりとなる横綱空位の危機は避けられた。「昭和の大横綱」大鵬の孫の王鵬が新三役となり、西関脇に就いた。大関は大の里が
千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で出稽古に来た王鵬らと12番取った。得意の右四つに持ち込むなどして圧倒し、「一回仕上げる気持ちでやっている。もっと研ぎ澄ましていけるように」と述べた。綱とりに挑んだ初場所は、本来の力を発揮できずに5勝10敗。大関7場所目の春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)は、
大相撲初場所で優勝し、横綱に昇進した豊昇龍が16日、千葉県柏市で人力車に乗って祝賀パレードを行った。モンゴルから千葉・日体大柏高に留学。ゆかりの地での開催に「柏は僕の日本のふるさと。横綱として戻って来られてうれしい」と笑顔で話した。 初めて乗ったという人力車は「恥ずかしかった」とこぼした新横綱。
大相撲で、通常の年齢基準などに満たない入門希望者に対する春場所(3月9日初日)の新弟子運動能力検査が12日、東京・両国国技館で行われ、元幕内安芸乃州を父に持つ今田光星(24)=東京都出身、音羽山部屋=が合格基準を満たした。 日本相撲協会は昨年9月、新弟子検査受検の年齢制限を23歳未満から25歳未
大相撲、元横綱白鵬の宮城野親方が主宰する少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」が11日、東京・両国国技館で行われた。5歳から中学3年生までの約1100人が参加。熱戦が繰り広げられた。 宮城野親方は、2027年度から全国中学校体育大会の規模縮小により、相撲が取りやめになることに触れた。競技人口の減少を危
大相撲の関脇若元春関(31)=本名大波港、福島県出身、荒汐部屋=が11日、東京都内で妻の美岬さんとの結婚披露宴を行い、新横綱の豊昇龍関、大関琴桜関ら約450人から祝福を受けた。 2020年に結婚し、2歳の長女がいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、遅ればせながらの挙式。若元春関は「一層、
大関昇進披露宴で乾杯する大の里(右)と二所ノ関親方=11日、東京都内のホテル(代表撮影) 昨年9月の大相撲秋場所後に大関になった大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の昇進披露宴が11日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、新横綱の豊昇龍ら約1500人が祝福
大相撲トーナメントを制し、表彰状を受け取る高安(左)=9日、東京・両国国技館 日本大相撲トーナメントは9日、東京・両国国技館で行われ、幕内は決勝で高安が若元春を寄り切りで退け、連覇を遂げた2020年以来3度目の優勝を果たした。賞金250万円を獲得。 1月の初場所後、横綱に昇進した豊昇龍は4回戦で高
大相撲の元大関で、左膝の大けがの影響により昨年9月の秋場所から3場所続けて全休した朝乃山が2日、東京都墨田区の高砂部屋で取材に応じ、3月の春場所で復帰する方針を示した。「順調に回復している。出る予定」と述べた。 昨年7月の名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの重傷を負って途中休場。その
成田山新勝寺の「節分会」で豆をまく新横綱の豊昇龍=2日、千葉県成田市 節分の2日、大相撲の新横綱豊昇龍、大関大の里らが千葉県成田市の成田山新勝寺で開かれた恒例の「節分会」での豆まきに参加し、五穀豊穣(ほうじょう)や、昨年の能登半島地震・豪雨からの復興を祈願した。 豊昇龍は鮮やかなピンクのかみしも姿