覚悟漂う初球の直球 田中将、巨人で復活白星 プロ野球
- 2025年4月4日
数ある球種の中、巨人の田中将は初球に直球を選んだ。146㌔という球速以上に、新天地に懸ける覚悟がにじみ出る。楽天から移籍したプロ19年目は、586日ぶりの白星で幕開け。「この1勝は特別。いろんな思いもあったので勝ててうれしい」と笑った。要所を締めるすべはさすがだ。五回の窮地で、この日最速の149㌔
数ある球種の中、巨人の田中将は初球に直球を選んだ。146㌔という球速以上に、新天地に懸ける覚悟がにじみ出る。楽天から移籍したプロ19年目は、586日ぶりの白星で幕開け。「この1勝は特別。いろんな思いもあったので勝ててうれしい」と笑った。要所を締めるすべはさすがだ。五回の窮地で、この日最速の149㌔
オリックスの平野佳寿投手(41)が3日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ2回戦で今季初セーブを挙げ、通算250セーブを達成した。岩瀬仁紀、高津臣吾、佐々木主浩に続いてプロ野球史上4人目。初セーブは2010年7月28日の日本ハム16回戦(スカイマーク)。この日の登板が通算699試合目だった。
○…「きょうはただの1セーブとしか思っていない」。オリックスの平野は、プロ野球史上4人目の通算250セーブにも淡々と話した。3―2の九回に登板。走者を背負いながらも最後は落ちる球で空振り三振を奪った。 節目到達を喜ぶ気持ちがあるのは確か。同僚やスタンドのファンから祝福を受け、「みんなが一緒にな
サヨナラ本塁打を放ったドジャースの大谷の一問一答は次の通り。 ―本塁打について。 (甘い球を)しっかり振れるのは、いい反応ができているということ。いい軌道でボールに対して(バットが)入っていると思う。 ―バブルヘッド(首振り人形)の配布日だから本塁打を打ってとファンに言われたのか。
5点差を追い付いた後の、締めくくりの主砲の一発。大谷が期待に応える一振りで劇的勝利を呼び込んだ。同点の九回1死。エンゼルス在籍時に同僚だった相手守護神イグレシアスが投じた初球のチェンジアップを捉え、中堅左に豪快なサヨナラアーチを架けた。 右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周した大谷は「シン
【ロサンゼルス時事】米大リーグは2日、各地で行われ、ドジャースの大谷はブレーブス戦に1番指名打者で出場し、5―5の九回に5試合ぶりの一発となる3号サヨナラ本塁打を中越えに放った。サヨナラ弾は昨年8月の40号満塁アーチ以来、自身2度目。5打数3安打1打点で、3安打以上は今季初めて。5点差を逆転し6―
セ・リーグ成績表(3日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 ① 巨 人 6 5 1 0 .833 ② DeN 6 4 1 1 .800 0.5③ 阪 神 6 2 3 1 .400 2.0③ ヤクル 5
○…ヤクルトの小川が92球、2安打で無四球完封勝利を挙げた。「とにかく強気で、真っすぐを忘れずに、内角を攻めながら(捕手の)中村悠としっかり話し合って投げられた」。 直球は140㌔台前半ながら、球威があった。七回。3番小園は直球でファウルを打たせて追い込み、変化球で揺さぶって中飛。4番堂林は新た
◇ロッテ―オリックス2回戦(オリックス2勝、14時、ゾゾマリン)オリッ000002010=3 ロッテ000002000=2 [勝] 山田2試合1勝1敗 [S] 平野2試合1S [敗] ゲレーロ3試合1勝1敗◇楽天―西武1回戦(楽天1勝、13時4分、楽天モバイルパーク宮城)西 武000
○…巨人の坂本が、古くから知る田中将を援護した。二回の先制場面など、犠飛2本で2打点。四回には今季初安打も飛び出し、五回の三塁守備ではゴロをさばいて併殺を完成させた。「チームの勝ちに貢献できてよかった」と笑顔を見せた。 二人は小学生時代に同じチームでプレー。田中将が「打点を取ってくれて素晴らしい
○…DeNAの山本が値千金の決勝打。2点リードを追い付かれた直後の九回1死一、二塁で打席に向かい、「積極的にいくことだけを考えた」。3球目の浮いた変化球を振り抜くと、打球は前進守備の中堅手を越えて2点三塁打。「何とか1点取りたかった。最高の形になった」と胸を張った。 昨季はゴールデングラブとベス
【ロサンゼルス時事】米大リーグは2日、各地で行われ、ドジャースの大谷はブレーブス戦に1番指名打者で出場し、五回に右前打、七回に左前打を放って4打数2安打とした。複数安打は5試合ぶり。八回表を終え、ブレーブスが5―3でリード。カブスの鈴木はアスレチックス戦に2番右翼で出場し、二回に3号3ラン、四回に
○…日本ハムの吉田が価値ある一発を放った。古巣相手に1番左翼で起用された。2―1の七回に狙っていた直球を捉え、右越えソロとした。今季初安打がプロ初本塁打。「1軍でのダイヤモンド一周は、これまで経験したものとはひと味違う格別なものだった」と感慨深げだった。 昨オフの現役ドラフトでソフトバンクから
○…巨人の田中将が、先発登板する3日の中日戦へ向けて最終調整した。楽天を自由契約となり、昨季のセ・リーグ優勝チームに加入。新天地でのデビュー戦を前に、「残りの時間もしっかり準備したい。緊張もあると思うけど、整理して初回からしっかり投げたい」と誓った。 米大リーグ、ヤンキースでも活躍した36歳。
淡々と打ち取る姿に風格が漂う。巨人の山崎は、セ・リーグ一番乗りの完封勝利こそ逃したが、8回無失点と快投。「九回もいくつもりだった。次は頑張って投げ切りたい」と汗を拭った。 巧みな緩急に加え、改良したフォークが生きた。速球を軸に、落ちる球や90㌔台のカーブを活用。八回1死二塁からは2者連続でフォー
セ・リーグ成績表(2日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 ① 巨 人 5 4 1 0 .800 ② DeN 5 3 1 1 .750 0.5③ 阪 神 5 2 2 1 .500 1.0④ 中 日 5
オリックスの西野が一発でミスを取り返した。同点の七回1死一塁。速球を右翼席へはじき返し、1号2ラン。試合を決めた9番打者は「なんとかチャンスを広げて、上位打線につなげたいという思いだった」と振り返った。 三回は自身の悪送球で1死一、三塁とピンチを招いてしまい、その後に相手の先制点につなげられてい
オリックスが連勝。1―1の七回に西野が決勝の1号2ランを放った。曽谷は粘りの投球で6回1失点にまとめ、初勝利。救援3投手をつないで逃げ切った。マチャドが初セーブ。ロッテは終盤の反撃が1点にとどまるなど、8安打で2得点。 日本ハムが競り勝った。五回、清宮幸の内野ゴロと敵失の間に2点を先取。1点差に
○…メッツの千賀は5回4失点で、リードを許して降板。メジャー3年目は黒星スタートとなった。一回、先頭打者に二塁打を許すと、続くストワーズには甘い直球を打たれて2ラン。4球で2点を失った。味方が同点とした後の四回には味方野手の失策と四球でピンチを招き、ポーリーに左中間を破られ2点を勝ち越された。この
昨季のリーグ王者がようやく白星を手にした。開幕3連敗を喫したソフトバンクが快勝。3番に座る柳田が頼もしい活躍を見せた。 一回。1、2番が好機をつくり無死一、三塁で打席に入った。昨季2冠の伊藤が投じた151㌔を捉え、右前へ先制の適時打。「相手を意識するよりは自分のスイングをしようという気持ちでいっ
パ・リーグ成績表(1日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 ① ロッテ 3 3 0 0 1時000 ② 日ハム 4 3 1 0 .750 0.5③ オリッ 3 2 1 0 .667 0.5④ 楽
◇日本ハム―ソフトバンク1回戦(ソフトバンク1勝、18時33分、エスコンフィールド)ソフト120020000=5 日ハム010000000=1 [勝] モイネロ1試合1勝 [敗] 伊藤1試合1敗 [本] 野村3号①(モイネロ)柳田2号①(伊藤)今宮1号①(伊藤)◇中日―巨人1回戦(中日
打つべき球を確実に捉え、一塁方向へゆっくり歩きだした。DeNAの牧が三回に今季1号となる同点ソロ。「すごく大事だった」と言う阪神とのカード初戦で、流れを引き戻す一発を放った。 1点を先制された直後だった。才木の初球、狙っていた直球をフルスイング。打った瞬間にそれと分かる打球は左翼席中段まで届いた
セ・リーグ連覇を狙う巨人は、3月28日の開幕戦(対ヤクルト)で17安打と打線が奮起。終盤に5点差を追い付き、延長サヨナラ勝ちした一戦の主役となったのはプロ5年目の若林楽人外野手(白老町出身)だった。1番左翼で出場し4安打2打点。「正直、実感がない」。想像以上の結果に少し困惑した。「(開幕戦は)独
日本ハムは3月31日、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の運用について日本野球機構(NPB)の関連組織、プロ野球暴力団等排除対策協議会の事務局長から改善勧告を受けたと発表した。26日付。 同規程では、プレー中の選手の写真や動画をSNSやブログなどで不特定多数に向けて配信・送信することを禁
【ロサンゼルス時事】米大リーグ機構と選手会は3月31日、昨年のワールドシリーズ後からの公式レプリカユニホームの売り上げランキングを発表し、ドジャースの大谷翔平選手が1位になった。18カ月連続でトップを維持し、10位は同僚の山本由伸投手。複数の日本選手がトップ10入りしたのはイチロー(当時ヤンキース
プロ野球ロッテの捕手として活躍した袴田英利(はかまだ・ひでとし)さんが2月上旬、病気で死去していたことが分かった。3月31日に関係者が明らかにした。69歳だった。静岡市出身。静岡県の自動車工高(現静岡北高)から法大に進み、同じ学年の江川卓(のち巨人)とバッテリーを組んだ。ドラフト1位で1978年に
4番の座を簡単に譲るつもりはない。日本ハムの野村が、2打席連続本塁打を含む3安打6打点と大暴れ。「得点圏で回ってきて打てたのはよかった」と淡々と振り返った。 好機で勝負強かった。一回2死二塁。直球を振り抜き、左中間へ先制の二塁打。三回は初球を引っ張り今季1号の3ラン、五回は2ランをいずれも左翼
ドジャースの佐々木にとって悔しい本拠地デビュー戦になった。二回途中2失点、4四球の乱調。「本拠地初登板で浮足立ったような感じはなかった。技術的にうまくいかなかった」と肩を落とした。期待の新戦力は大歓声を受けて一回のマウンドに上がったが、明らかなボール球が目立ち、制球に苦しんだ。2死一、二塁で四球を
パ・リーグ成績表(30日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 ① 日ハム 3 3 0 0 1時000 ① ロッテ 3 3 0 0 1時000 ③ オリッ 3 2 1 0 .667 1.0④ 楽 天