フジツボ殺さず防ぐ 新化合物 船底塗料応用も 北大など研究チーム
- 2025年3月6日
船底に付着するフジツボ(電力中央研究所の野方靖行上席研究員提供) 北海道大の梅沢大樹准教授と電力中央研究所の野方靖行上席研究員らの研究チームは6日までに、フジツボが船底に付着するのを防ぐ新たな化合物を開発した。毒性が低いのが特長で、船の燃費を保ちつつ、海洋環境にも優しい船底塗料への応用が期待される
船底に付着するフジツボ(電力中央研究所の野方靖行上席研究員提供) 北海道大の梅沢大樹准教授と電力中央研究所の野方靖行上席研究員らの研究チームは6日までに、フジツボが船底に付着するのを防ぐ新たな化合物を開発した。毒性が低いのが特長で、船の燃費を保ちつつ、海洋環境にも優しい船底塗料への応用が期待される
道と道内全市町村(一部広域連合)が外部とやりとりする電子メールが4日夕から、一部送受信できない状態が続いていたが、道は6日午前9時に復旧したと発表した。 道によるとメール送受信障害は、4日午後5時半ごろに発生。補助金の申請など住民からのメールによる手続きが受け付けられていない可能性があるという。
苫小牧市議会の一般会計予算審査特別委員会(越川慶一委員長)は4日、2025年度同会計当初予算案の審査に入った。市は働き方改革の一環で25年度から、人工知能(AI)を用いて文章などを作成する自治体向けの生成AIを導入する。市は職員をサポートするシステムを構築することで、業務の効率化や負担軽減を図り、市
胆振地方造園業組合(曽我清貴理事長)は4日、苫小牧市緑ケ丘公園(清水町)内の桜並木で樹木の治癒と剪定(せんてい)のボランティア活動をした。 北海道造園組合連合会の呼び掛けで、全道一斉に実施。病虫害が発生しやすいエゾヤマザクラを中心に造園師らが手掛ける。同組合は約2000本の同桜並木の中から毎年約
苫小牧市美術博物館で2日、粘土を使って土笛を作る講座が開かれた。同館の体験プログラム「ミュージアムラボ」の一環で、親子連れなど10人が参加。出来上がった笛を吹き、柔らかな音色を響かせていた。土笛は古代に使われていた楽器。焼成しなくても乾燥だけで硬くなる種類の粘土を使用し、考古学専門の同館学芸員岡本
岩波学芸員の報告を聞く参加者 苫小牧市美術博物館は1日、2024年度の遺跡報告会を同館で開き、市民ら約20人が参加した。今年度は美沢、植苗、糸井、柏原など6地区で試掘調査を進めた結果、新たに8カ所を遺跡に認定し、計325カ所となったことなどを岩波連主任学芸員が紹介した。 岩波学芸員によると、土地
市役所駐車場に設置されている太陽光パネル付きカーポート 苫小牧市が昨年末に市役所本庁舎駐車場に設置した太陽光パネル付きカーポートで、来庁者の運転車両による物損トラブルが10件起きていたことが分かった。 4日の市議会定例会の一般会計予算審査特別委員会で、松井雅宏氏(改革フォーラム)の質問に答えた。 市
一般社団法人ネットワーク苫小牧(中村こずえ会長)は1日、苫小牧市民活動センターでWAKO人(ワコード)ネットワークとまこまい賞の表彰式を行った。自分の目標に向かってひたむきに努力する人をたたえる同会の独自事業で、農業機械を扱う上で必要な資格の取得に励みながら、植苗でサトイモ栽培に取り組む上原友恵さん
苫小牧市美術博物館は新年度に合わせ、東胆振で400年以上前に起きた津波の痕跡が残る地層の剥ぎ取り標本を公開する方針だ。北大大学院理学研究院の西村裕一准教授から昨年5月に寄贈を受けたもので、地域での津波の歴史を知る貴重な資料として、常設展示エリアでの公開を検討している。 同標本は2023年11月
苫小牧西高校吹奏楽部(千葉柚季部長)は16日午後2時から、苫小牧市文化会館で「第13回OB・OG合同チャリティーコンサート」を開く。1、2年生の部員23人と卒業生6人の計29人が全8曲を演奏する。入場無料。会場で能登半島地震と豪雨災害への義援金を募る。 1部はコンサート・マーチ「虹色の未来へ」や
市民団体の脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会は9日午後1時半から、「3・11フクシマを忘れない 2025年苫小牧集会」を市文化交流センター(本町)で開く。福島原発告訴団団長の武藤類子さんのオンライン講演を聞き、東京電力福島第1原発事故から14年を迎える福島県の今を考える。申し込み不要、参加
東京商工リサーチ北海道支社は4日、2月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比4件増の22件となり、4カ月ぶりに前年を上回った。うち9件が新型コロナウイルス関連倒産だった。 負債総額は27億6900万円となり、前年同月に比べ10億3200万円(59・4%)増加した。 地域別では、札幌市が
苫小牧市は、8月8日に拓勇地区の住民を対象に、河川氾濫などの風水害を想定した総合防災訓練を実施する。市主催では初めて避難所での夜間宿泊を伴う訓練を計画。市は「家族での参加なども期待しており、周知、訓練内容を工夫したい」と話す。 一般会計予算審査特別委員会で、大野正和氏(公明)の質問に答えた。
苫小牧市が中高生の受験シーズンに合わせて実施した、市役所2階談話室の無料開放は期間中、中学生34人、高校生22人の計56人が利用した。市は利用状況などを踏まえ、2025年度も継続を検討する。 一般会計予算審査特別委員会で大野正和氏(公明)の質問に答えた。 市役所本庁舎の有効活用事業の一環。1月25
実験を通して半導体の役割を学ぶ子供たち 公益財団法人KDDI財団(花原克年理事長)は1日、半導体をテーマにした小学生対象の「科学実験教室」を千歳市内の北ガス文化ホールで開いた。 次世代半導体製造のラピダス(東京)が進出した千歳市で、次代を担う子供たちに科学技術に興味や関心を持ってもらうのが狙い。
道は8月28日まで、胆振管内全11市町の住民を対象に、太陽光発電パネル(10㌔㍗未満)や蓄電池の購入希望者を募っている。「みんなのおうちに太陽光」と題し、共同購入によるスケールメリットで価格を低減し、一般家庭に再生可能エネルギー導入を促している。2050年までに二酸化炭素の実質排出ゼロを目指す「ゼ
道内経済5団体と連合北海道(須間等会長)との労使懇談会が4日、札幌市内で開かれた。2025年春闘が本格化する中、連合側は「5%以上」(定期昇給・賃金カーブ維持相当分を含む)、中小企業については「総額1万8000円以上(定期昇給相当分+ベースアップ)または6%以上」の賃上げを求める「全ての労働者の賃金
◇岩手県だけではない 岩手県内では大規模な山火事が発生している模様です。残念ながら、その山火事で1人の方がお亡くなりになったというニュースもありました。ご冥福をお祈り致します。今も延焼中で、すごく不安です。しかし、その山火事への不安は岩手県に対してだけではありません。苫小牧市内にも山がたくさん
函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の貿易概況によると、1月の輸出入総額は前年同月比16・6倍の375億1400万円で、前年実績を4カ月連続で上回った。次世代半導体製造ラピダス(東京)が千歳市で進める工場建設に伴い、半導体関連の輸入が大幅に増えた。 輸入は43・1倍の361億6800万円で、4
北海道エアポート(HAP)がまとめた道内7空港の運用状況によると、1月の旅客数は前年同月比20・7%増の269万9040人だった。 国内線は16・5%増の214万5299人で、前年実績を5カ月連続で上回った。国際線は新千歳、函館、旭川、帯広の実績で、1・4倍の55万3714人だった。
苫小牧信用金庫人事(4日) 平取支店長代理(新冠支店長代理)千葉芳久▽中野支店長代理(白老支店長代理)山田勇太▽桜木支店長代理(明野支店長代理)千葉悟司▽白老支店長代理(中野支店長代理)滝田大輔▽新冠支店長代理(平取支店長代理)咲間大樹▽豊平支店長代理(札幌支店営業課長)渡邉哲史
(6日)苫小牧 午前10時、市議会予算審査特別委員会。千 歳午後1時30分、千歳地方防衛協会による自衛隊広報担当者への感謝状贈呈式。白 老 午前9時、答弁調整会議。安 平 午前10時、町議会定例会。厚 真 午前9時30分、町議会定例会。午後1時、町議会予算審査特別委員会。むか
会場で高校入試に挑む受験生=4日午前8時40分ごろ、苫小牧西高校 2025年度の公立高校一般入試が4日、道内一斉に行われた。東胆振(苫小牧、白老、むかわ、安平、厚真)と日高管内では計15校で学力試験を実施。受験生らは志望校合格を目指し、問題と向き合った。一般入試は午前9時20分、国語の学力試験から
苫小牧市桜木町の大橋尊人君(10)=苫小牧北星小学校4年=は、がんの治療などで髪を失った子どもの医療用ウイッグに髪の毛を提供するボランティア「ヘアドネーション」に協力した。3年近くかけて約40㌢まで伸ばした髪をばっさり切った大橋君は「思い出いっぱいなので少し寂しい」と話しながらも「やり切った感があ
全道の公立高校で一般入試が行われた4日、苫小牧市内の高校前には中学校の教諭や家庭教師らが駆け付け、「ベストを尽くして」「絶対受かる」などと試験に臨む教え子にエールを送る光景が広がっていた。 349人の出願があり、最終倍率1・5倍の東高校では、午前7時半ごろから保護者の車などで受験生らが続々と到着
2024年度高校生建築デザインコンクール(道など主催)で入賞した苫小牧工業高校建築科3年の4人に2月27日、同校校長室で表彰状が伝達された。3月1日に卒業し、春から進学や新社会人として新たなスタートを切る4人は「高校生活の良い思い出になった」と喜んだ。コンクールの設計課題は「バス待合機能のある公営
苫小牧市内の「彩萌書道会」(工藤彩華代表)は、国際書道協会(札幌市)が主催する第56回全国学生書道展の書塾の部で3年連続の団体優勝に輝いた。同会の書道教室に通う幼児から高校生まで86人の出品作でつかんだ栄誉。個人賞でも駒大苫小牧高校2年の小林ゆらさん(17)が高2の部で最高賞を受賞し、同会一同で喜
苫小牧市主催の在宅介護家族講座が2月27日、市民活動センターで開かれた。家族介護に役立つ情報を市民向けに提供する講座の一環で、40人が参加。道南訪問看護ステーションの管理者で看護師の森田智子さんが、自宅で最期を迎えたいと望む人に、家族が可能な限り願いをかなえるために必要な準備について語った。森田さ
苫小牧市の外国人市民と全人口に占める割合の推移 苫小牧市がまとめた市内で暮らす外国人市民の概況によると、2024年末の市内外国人居住者数は1640人で、前年同期と比べて18・9%(261人)増えた。総人口(16万5590人)に対する外国人の割合も0・99%で前年末比0・16㌽増。いずれも右肩上がりで
苫小牧重機土木協同組合(藤田俊一理事長、16社)の通常総会が2月27日、市内のホテルで開かれた。2024年1~12月の事業報告と決算報告を承認し、25年事業計画案を原案通り承認した。同組合の会員企業は市内の除雪作業に当たっており、藤田理事長はあいさつで「24年は前年比1・8倍の除雪作業だったが、無