苫小牧高専の有馬准教授、流体力学理論で竜門賞
- 2023年10月12日
苫小牧工業高等専門学校の有馬隆司准教授(37)が、2022年度日本流体力学会の竜門賞を受賞した。40歳未満の若手で流体力学の発展に寄与し、独創性と将来性に富むと認められた個人に授与される賞で、国立高専機構教職員の受賞は初めて。幅広い現象に応用できる理論づくりを目指し、気体や液体の流れに関する理論を
苫小牧工業高等専門学校の有馬隆司准教授(37)が、2022年度日本流体力学会の竜門賞を受賞した。40歳未満の若手で流体力学の発展に寄与し、独創性と将来性に富むと認められた個人に授与される賞で、国立高専機構教職員の受賞は初めて。幅広い現象に応用できる理論づくりを目指し、気体や液体の流れに関する理論を
自動車部品製造ダイナックス(本社千歳市、伊藤和弘社長)は11日、苫小牧工場を構える苫小牧東部地域(柏原)に新設した大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の供用式を行った。電力を直接供給するオフサイトPPA(電力販売契約)で導入し、自家消費型メガソーラーとしては道内最大級。1日から運転を始めており、脱
苫小牧市内でエゾシカに関するトラブルが増えているのを受け、市は11日、市エゾシカ対策円卓会議を市役所で初開催した。地元の農家や猟友会、国、道の関係機関など11機関・団体から約20人が出席。被害の現状や課題を共有し、効果的な対策について話し合った。 円卓会議はエゾシカを巡る諸問題に抜本的な対
苫小牧市は22日、北洋大学(錦西町)周辺で拾ったごみの量を競う大会「ゼロゴミッション~チームでごみを撤去せよ」を実施する。参加希望者は家族や友人、職場の仲間などと3~5人のチームをつくり、18日までに申し込む。15チーム限定で募集する。 市が今年度から2カ年で展開する「ゼロカーボン&tim
冬季五輪・パラリンピック招致を目指している札幌市が2030年大会を断念し、34年以降に切り替えることになった。秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が11日、東京都内で会談後に記者会見し、表明した。 山下会長はJOCから札幌市に変更を提案したとして、「招致への理解が進
苫小牧商工会議所は12日までに、昨年11月から空席が続いていた専務理事にトヨタ自動車北海道第2ユニット製造部長の外囿心一氏(60)を充てる人事を固めた。外囿氏は同社から出向する予定で、11月1日予定の臨時議員総会で正式に決定する見通し。 専務理事は事務局トップで、事務局の運営や関係団体との
11日午後6時45分ごろ、厚真町新町の住宅地でヒグマのような動物を目撃したとし、住民から苫小牧署に通報があった。 同署によると、現場は厚真中学校から南西に約40メートルの地点。通報した女性の家族が民家の方に向かう体長1メートルほどの黒っぽい動物を見たという。 12日朝も同署員や町職
新ひだか町静内高見の道道静内中札内線沿いで10日、道路の点検作業をしていた男性が沢に転落し11日、現場近くのダム湖内で発見されたが間もなく死亡が確認された。 静内署によると、男性は新冠町本町の会社員鎌倉弘和さん(43)。道道の維持管理業務を受託する新ひだか町の建設会社社員で、現場付近を捜索
【インフルエンザ】 ▽10日から学級閉鎖 苫小牧錦岡小学校(13日まで)
札幌市が2030年冬季五輪・パラリンピックの招致断念を11日に表明したことを受けて、市民や地元の関係者には複雑な思いが広がった。 同市在住で会社員の石川敦史さん(64)は「五輪開催なら市全体が盛り上がる」と経済効果に期待していたが、「東京大会のような不正や多大な経費は駄目」と指摘。市内に住
(13日) 苫小牧 午前10時、男女平等参画推進センター祭開会式(市民活動センター)。午前10時30分、市老人クラブ連合会からの要望書提出。午後1時、北海道IT経営カンファレンスin苫小牧(市民会館)。午後3時30分、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジーとの再生可能エネルギー由来の水素
高病原性鳥インフルエンザの初確認に先立つ庁議で11日、鈴木直道知事は「万一に備え防疫体制を確認し、発生時には防疫措置の迅速な対応を」と述べ、警戒を指示した。 道は10日に道海外悪性伝染病警戒本部幹事会を開き、発生予防と発生時の防疫体制について情報を共有し、農場や関係者に対し、石灰散布など消
日本郵便北海道支社は13日から、オリジナルフレーム切手セット「FIGHTERS GIRL」のVol.1、2を各3000シート、道内の全郵便局で販売する。 双方合わせて22人のファイターズガールが、おなじみの「キツネダンス」「ジンギスカンダンス」のポーズをしたデザイン。1シート(84円切手&
道は11日、4日に美唄市内で回収された死亡野鳥(ハジブトガラス)1羽について、国立環境研究所の遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたと環境省から連絡があったと発表した。9月からの今シーズンで野鳥の高病原性インフルエンザが確認されたのは初めて。 同省は国内の野鳥サーベイラン
道は、中国禁輸措置に伴う9月29日現在の道内関連産業の状況調査結果を公表した。「冷凍倉庫の使用状況が100%に近いところが多く、秋サケ漁の本格化に伴い10月中に満杯になるところも発生する」(水産物連絡協議会)など深刻な声が寄せられている。 既に生じている影響では、水産物連絡協議会からは「ホ
札幌市が2030年冬季五輪・パラリンピック招致断念を決めた背景には、市民からの支持低迷がある。34年大会以降の招致に切り替えるため、国際オリンピック委員会(IOC)による決定の前に自ら身を引いた。 21年東京大会を巡る汚職・談合事件を受け、市民の不安を払拭するために市は対話事業に腐心してき
道は、道内市町村の2022年度決算概要を発表した。収入に対し借金の割合を示す実質公債費比率が、国の関与が強まる財政再生基準(35%)以上の市町村は前年度同様に夕張市(67・4%)のみにとどまった。日高町は13・8%と前年度から1・5ポイント悪化し、179市町村中ワースト9位となった。 道内
苫小牧市交通安全母の会連合会(岡部温子会長)は10日、2023年度研修交流会を市役所で開いた。会員ら約50人が参加し、交通安全に関する講話やDVD鑑賞などを通して事故防止の意識を高めた。 苫小牧署交通1課の近藤寛由係長は「みんなの安全を守るため」との演題で、昨年発生した全道や同署管内(東胆
苫小牧市立中央図書館は11月3日午前10時半から、「絵本作家はたこうしろうさんとへんてこどうぶつを作ろう!」を2階講堂で開く。3歳から小学生までが対象で、ペンやはさみ、紙や段ボールなどを使ってオリジナルの動物を作る。 イベント終了後には書籍購入者を対象にサイン会も設ける予定。同館担当者は「
札幌市で骨董(こっとう)品を販売する和楽導主催の展示販売イベント「見にミニ骨董市in苫小牧」が15~18日、苫小牧市民活動センターで開催される。 4店舗が参加し、年代物の掛け軸や絵画から西洋アンティークの食器や着物まで幅広いアイテム約5000点が並ぶ。500円以上購入すると、先着50人に青
苫小牧建設協会建設委員会(河村直樹委員長)は10日、苫小牧市ウトナイ地区で清掃活動を実施した。会員各社から約40人が参加し、ペットボトルや空き缶などのごみを拾い集めた。 同委員会の社会貢献活動。2008年からウトナイ地区を中心に、道路や公園を清掃している。 この日は旧勇払川沿いや花
苫小牧市博物館友の会は、14日午前10時から市美術博物館研修室で開く行事「勾(まが)玉をつくろう」の参加者を募集している。 まが玉(曲玉)は、縄文時代から古墳時代にかけて、儀式用の道具や装飾品として、ヒスイやメノウなどの石材で作られていた。曲がったJやCの字の形をしていることが名称の由来で
樽前山(1041メートル)の老朽化した登山道の再整備に伴い、道は来年度、登山者の大半が利用する「東山コース」を通行止めにする。期間は未定だが、早ければ登山シーズンの夏から利用できなくなる可能性がある。登山道は他に、北東斜面から頂上を目指す「お花畑コース」があるが、貴重な高山植物の多い場所で、利用者
苫小牧聴力障害者協会(酒井幹雄会長)と苫小牧手話の会(里吉勉会長)は15日、苫小牧市民活動センターで映画「ヒゲの校長」(2022年公開)の上映会を開催する。両会の創立50周年記念事業の一環で、誰でも参加できる。 映画は、大正末期から昭和初期にかけて、口元の動きで相手の話を理解する「口話法」
苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(73)が代表を務める「苫小牧映画サークル」は15日午前10時から、市本町のミニシアター・シネマトーラスで初めての映画上映会を開き、活動をスタートさせる。上映するのは、第1次ロシア革命さなかの1905年に水兵が起こした反乱を描いた「戦艦ポチョムキン」(25年公開)
8日に火災が発生した苫小牧市王子町2の王子製紙苫小牧工場で11日、苫小牧署と市消防本部による実況見分が進められている。出火原因や被害状況などの把握を急いでいる。 実況見分は9日から継続中。同署や同工場などによると、火災は8日午前5時10分ごろ、同工場の抄紙機のある建物で起きた。抄紙機8台の
息子をかたって高齢女性から現金をだまし取ったとして苫小牧署は10日、東京都品川区南大井2の職業不詳小林祐斗容疑者(21)=別の詐欺容疑で起訴済み=を詐欺の疑いで再逮捕した。詐欺グループの受け子などを勧誘するリクルーターとみて調べているが、認否については黙秘している。 再逮捕容疑は5月18日
10日午後1時ごろ、新ひだか町静内高見の道道静内中札内線沿いで道路の点検作業をしていた40代の男性作業員が沢に落ちたと、一緒にいた男性作業員が110番通報した。 静内署によると現場は高見ダム付近で、男性は急勾配ののり面から30~50メートル滑落したとみられる。通報を受け、10日は道警ヘリや
むかわ町と苫小牧市で10日、ヒグマの目撃情報が相次いだ。 午後3時ごろ、むかわ町穂別平丘の道道平取穂別線で、ドライバーが道路を横断するヒグマ2頭を目撃し、苫小牧署穂別駐在所に通報した。同署によると、現場は町穂別総合支所から東に約6キロの地点。ヒグマの体長は約1メートルと約80センチ。いずれ
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは10日、9月の道内の火山活動状況を発表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)に噴火の兆候は認められず、噴火警戒レベルも「1」(活火山であることに留意)」のままだった。 樽前山で、地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山