都市部と「食」に集中投資 ヨーカ堂、再建へ正念場
- 2024年2月10日
セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、北海道と東北、信越地方からの撤退を発表した。不採算店を切り離して身軽になり、業績回復に向けて都市部や「食」を強化する戦略。ただ、競合がひしめく激戦区での勝ち残りは容易ではなく、ヨーカ堂再建は正念場を迎えている。 ヨーカ堂が撤退を表明した
セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、北海道と東北、信越地方からの撤退を発表した。不採算店を切り離して身軽になり、業績回復に向けて都市部や「食」を強化する戦略。ただ、競合がひしめく激戦区での勝ち残りは容易ではなく、ヨーカ堂再建は正念場を迎えている。 ヨーカ堂が撤退を表明した
鈴木直道知事は9日の定例会見で、2024年度予算案の一般会計について3兆200億円程度になることを明らかにした。今年度(3兆1517億円=知事選の年のため、6月の補正を含む)と比較して、「新型コロナウイルス感染症関連経費の減などによって、マイナス4%程度となるものの、4年連続で3兆円を超える規模と
千歳市は9日、2024年度予算案を発表した。一般会計は前年度比7・4%増の526億7600万円で過去最大。6特別会計と公営企業会計を含む全会計の総額でも同3・2%増の876億7073万円と過去最大規模となった。横田隆一市長は「さまざまな動きや変化を的確に捉え、直面する課題に取り組む」とし、「輝く未
横田隆一千歳市長は9日の会見で、半導体製造のラピダス社が工場建設を進める市内の美々地区や空港に近い柏台地区に100ヘクタール規模の工業用地の確保を検討していることを明らかにした。 市内の工業団地としては12カ所目となる。市長は国有地が絡むことから「手法や財源、さまざまな課題を整理していく」
千歳市と同市議会は7日、JR千歳線に関する5項目の要望書と長都駅プラットホームの幅員拡張などの整備要望書をJR北海道に提出した。次世代半導体製造ラピダスの工場建設に伴い、新たな要望としてJR千歳線の美々南通跨(こ)線橋、JR石勝線の美々東通跨線橋の建設を盛り込んだ。 品田雅俊副市長と坂野智
セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂は9日、北海道と東北、信越地方から撤退することを明らかにした。全17店舗のうち5店舗は閉鎖し、11店舗は他のスーパーに事業承継する。不振が続くヨーカ堂の構造改革の一環で、首都圏などの都市部を中心とした体制にシフトする。
石川県穴水町中心部の商店街は、2007年の地震に続き、大半の建物が損壊や倒壊の被害を受けた。「みんな高齢で、再建できる資金の見込みは厳しい。戻ってきてくれるだろうか」。前回の地震では一丸となって再建を進めたが、商店振興会会長を20年以上務める吉村扶佐司さん(75)は表情を曇らせる。 商店街に
ジャーナリストの伊藤詩織さん(34)が、自身を中傷するツイッター(現X)の投稿に「いいね」を押され、名誉感情を傷つけられたとして、自民党の杉田水脈衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟について、最高裁第1小法廷(安浪亮介裁判長)は8日付で、上告を退ける決定をした。杉田氏に55万円の賠償を命じた
自民党は9日、派閥の政治資金パーティー収入裏金事件に関し、党所属国会議員らを対象とした聞き取り調査とアンケート調査を終え、結果の取りまとめ作業に入った。「政治とカネ」の問題をテーマとする衆院予算委員会の集中審議を14日に控えており、週明けの13日にも野党に提示する。ただ、外部有識者など第三者の関与
苫小牧の冬を代表するイベント「第58回とまこまいスケートまつり」(実行委主催)が10、11の両日、中央公園(若草町)をメイン会場に開催される。新型コロナウイルスによる制限のない通常開催は4年ぶり。ドラム缶こんろでジンギスカンを楽しむ名物「しばれ焼き」のコーナーは前回よりも16缶増の84缶を展開し、
苫小牧市はアイスホッケアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)の協力を得てアイヌ文化のPR動画を作成し、9日からREH公式ユーチューブで公開する。選手たちが同文化を学ぶ様子のほか、アイヌ文様入りユニホームを着て練習する様子などを収録した。10、11の両日はイオンモール苫小牧(柳町)で関連イベ
駒大苫小牧高校吹奏楽局は1月29日~2月2日、台湾高雄市で行われた音楽祭「高雄管楽節」(高雄市民管楽団主催)に出演し、同団から感謝状を受けた。台湾側の熱烈なオファーで実現した初の海外公演。帰国した生徒らは「音楽は国境なく伝わることを学んだ」と喜んでいる。 同音楽祭には、台湾の幼児から一般ま
苫小牧市拓勇西町のダンススタジオ「CLAP(クラップ)」は11日午後4時から、市文化会館でダンス発表会「SENSE vol.12」を開く。ヒップホップやハウスダンスを学ぶ幼児から20代までの生徒約100人が一年間の集大成を披露。「ゾンビ」のテーマにふさわしいヒップホップやブレークダンスなどを踊る。
8日午後5時20分ごろ、苫小牧市白金町の王子製紙苫小牧工場敷地内のプレハブで「石油ストーブ付近から出火したようだ」と警備員から119番通報があった。 市消防本部によると、プレハブ内の壁の一部が燃え、消防車9台が出動したが同工場の従業員が消火活動に当たり、消防隊到着時に火はほぼ消し止められ、
苫小牧署は8日、苫小牧市の男子高校生(19)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後10時10分ごろ、同市ウトナイ南の病院の駐車場内で同署の男性警察官(36)の顔面を拳で殴り、職務を妨げた疑い。 同署によると、逮捕前の同日午後6時50分ごろ、男子高校生が自宅から「
【インフルエンザ】 ▽8日から学級閉鎖 苫小牧緑小学校(11日まで)
10、11両日に開催される「第58回とまこまいスケートまつり」のメイン会場となる中央公園(苫小牧市若草町)で、苫小牧青年会議所(JC、保坂俊也理事長)が「雪壁ペイント」を初めて製作した。会場内の通路約60メートルに土台を含めて高さ約2メートルの雪の壁を製作し、地域の小・中学生や障害者らの参加を募り
苫小牧市は1月から「ふるさと納税」の返礼品のうち、王子ネピア(東京)のボックスティッシュと紙おむつの取り扱いを停止している。両製品は市外で生産しており、地場産品基準から外れているため。市公式キャラクター「とまチョップ」をデザインするなど、自治体の特色を打ち出せば基準を満たすが、市はこれまで既製品を
航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は8日、新千歳―阿蘇くまもと(熊本)線で2015年9月以来、約8年半ぶりにチャーター便を運航した。新千歳発に82人、熊本発に138人が搭乗し、同社は「今後もチャーター便を増やし、観光需要の創出につなげたい」と意気込んでいる。 九州産交ツーリズム(熊本市)によ
第58回とまこまいスケートまつり実行委員会は、同まつりのフォトコンテストを実施する。13~22日に同まつりのにぎわいや楽しさが伝わる写真を募集。入選作品は次回まつりのポスターなどに活用される。 恒例のコンテスト。応募は1人5点以内。カラープリントで、サイズはA4判か六つ切り、四つ切りのいず
苫小牧保健所は8日、子どもが感染しやすいA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶レン菌)の警報を発令した。管内(東胆振1市4町)の定点当たり患者数は1月29日~2月4日の1週間、11・40人で基準値(8人)を上回り、この10年間で初の警報発令となった。 溶レン菌は細菌性の感染症。主な症状は、突然の発
道は8日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。1月29日~2月4日の道内定点医療機関(225カ所)の1医療機関当たりの感染者数は全道平均で15・40人となり、前週(1月22~28日、13・74人に修正)に比べ1・66人増加した。感染者数が前週を上回るのは3週連続。 定点医療機関から報告
苫小牧保健所は8日、インフルエンザ注意報を発令した。管内の定点医療機関当たりの患者数は1月29日~2月4日、11・25人で基準(10人)を上回った。 1月15日にインフル警報を解除したが、再び感染が拡大した。同保健所は「本来は今がインフル流行期。手洗いやマスク着用、適度な湿度の保持など感染
グーグルが発表した2023年のGoogle検索ワードランキング(調査対象期間1月1日~11月20日)によると、都道府県別で北海道のトップ3は(1)ミサイル(2)北海道ゲーム(3)知事選挙だった。ん? 北海道ゲームって何だ?と早速、ググってみると札幌のゲーム開発チームが昨年11月に発売したパソコン用
厚真町美里の製材加工業、中川貴之さん(41)が自宅向かいの敷地に製材工場を建設した。胆振、日高管内や道央など周辺エリアの木材を生かして顧客の多様なニーズに応えていく。「大きな製材工場に比べ、小回りが利くのが取りえ。使ってくれるお客さんを地道に増やしていきたい」と話す。 新たに建てた製材工場
登別温泉の老舗ホテル「第一滝本館」は日没後から中庭を開放し、従業員が手作りしたスノーキャンドルをともしている。冬季の中庭開放は初の試みで、雪の中に幻想的な空間をつくり出した。担当者は「キャンドル近くで記念撮影を楽しむなど、登別温泉での冬の思い出に彩りを添えてほしい」と話している。20日まで。
厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は8日、上厚真小学校6年生の一日体験入学を行い、合わせて中学校について伝える会を開いた。6年生が中学校に入学後、スムーズに学校生活を過ごせるように小中一貫で取り組む活動の一環。4月に入学を予定する11人に学校行事や小学生との違いなどをアドバイスした。 中学
安平町追分公民館で17日、食について考える「あびらオーガニックフェスタ」が開かれる。映画の上映会や有機栽培農家の講演のほか、希望者には有機農産物を使った昼食を振る舞う。 環境に配慮した持続可能な農業を進める活動の一環。安平町は昨年4月に道内初となる「オーガニックビレッジ宣言」を掲げ、有機農
白老町環境町民会議(粂田正博会長)は17日午前10時から、ヨコスト湿原で町民見学会を開く。ヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)の会員の案内で冬の野鳥を中心に観察し、湿原の生き物や環境について学ぶ。 参加無料で予約不要。希望者は当日、湿原そばに建つ海岸側の看板前集合。 同湿原(面積33
白老町教育委員会は14~16日の各日午後2時から、町コミュニティセンターで初心者向けスマホ教室を開催する。対象はスマホを持つ高齢者で、定員は各回8人。参加無料。 「防災編」として能登半島地震などの災害を想定し、無料通信アプリLINE(ライン)の使い方を学ぶ。講師は町地域おこし協力隊員の羽地