「残念でならない」 地域と深く関わってきたのに… 白老町民に衝撃 道栄高の苫小牧移転
- 2024年9月19日
学校法人京都育英館(京都市、松尾英孝理事長)が、白老町緑丘で運営する北海道栄高校(木村匡宏校長)を、同じく運営する苫小牧市錦西町の北洋大学内に来年秋にも移転する方針を固めていることに、地元白老町の住民は衝撃を受けている。同高校の生徒や教諭たちが長年、まちの教育、商業、福祉などで地域と深く関わってき
学校法人京都育英館(京都市、松尾英孝理事長)が、白老町緑丘で運営する北海道栄高校(木村匡宏校長)を、同じく運営する苫小牧市錦西町の北洋大学内に来年秋にも移転する方針を固めていることに、地元白老町の住民は衝撃を受けている。同高校の生徒や教諭たちが長年、まちの教育、商業、福祉などで地域と深く関わってき
ナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する庭園施設ナチュの森の敷地内で開いている企画展「ナチュの森で縄文にであう展」の入場者が17日、2万人に達した。札幌市東区の会社員、蛯子和成さん(35)が節目の入場者となり、同社取締役工園長の高畠章さん(70)から記念品を受け取った。 同展の
安平町は18日、公営住宅の家賃について、2022年度から24年度にかけて延べ96人から総額422万2233円を過大に徴収していたことを明らかにした。職員が税制改正の通知を見落とし、必要な控除をしていなかったのが原因で、町は対象者に還付の手続きを進める。 同日の町議会定例会で及川秀一郎町長が
白老町は21日午後1時から、町中央公民館で防災イベント「わくわく!防災フェスin白老」を開く。町制施行70周年記念事業の一環で、防災意識の向上と「自助・共助」の精神を養うのが目的。入場無料。 第1部は、札幌テレビ放送(STV)アナウンサーの村雨美紀さん(32)と宮崎愛瑠さん(24)、同局の
白老美術協会(田中照比古会長)は22日まで、白老町中央公民館で第56回「白美展」を開いている。発足から半世紀以上の歴史を刻む同協会の作品展には、60~90代の会員14人の油彩やアクリル画、コンピュータグラフィックなど計17点が並んでいる。観覧無料。 ミズバショウが咲き始める「春のポロト」(
安平町議会は18日、定例会を開会した。冒頭、7月31日に76歳で死去した町議の工藤隆男氏を追悼し、全員で黙とうした。議席には花束が置かれ、故人の冥福を祈った。 工藤氏は2004年8月、旧追分町議に初当選。06年に旧早来町と合併後、安平町議会の監査委員や経済常任委員長などを務めた。今年に入り
厚真町議会定例会は18日、2024年度一般会計補正予算案など議案11件、意見書案1件を可決して閉会した。 補正予算の主な事業は、8月27日の大雨により被災した道路ののり面補修などを行う道路橋梁(きょうりょう)災害復旧事業費1500万円など。24年度一般会計予算は8216万円を増額し、総額1
JR北海道の綿貫泰之社長は18日の定例記者会見で、JR北海道グループの「カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する方針」を策定したと発表した。該当する行為として、身体的・精神的な攻撃、威圧的な言動など9項目を明記。カスハラと判断した場合は「毅然(きぜん)とした対応を行い、必要によりお客さま対応を中
清流・千歳川の秋を彩る「インディアン水車まつり」(同実行委主催)が21、22の両日、千歳市花園2の道の駅サーモンパーク千歳のイベント広場で開かれる。期間中はヤマメの釣り堀(1回300円)が開設されるなど多彩なアトラクションが目白押し。毎年人気のサケ鍋(400円)やイクラ丼(1200円)、サーモン・
(20日) 苫小牧 在庁執務。 千 歳 公式行事なし。 白 老 午前10時、町議会定例会9月会議。 安 平 町議会定例会(予備日)。新隊員教育終了行事(安平駐屯地)。午後6時、うまかまつり実行委員会。 厚 真 午前10時30分、秋の交通安全運動セーフティーコールあつま
18日の最高気温は、最も低い所でも日高地方のえりも岬で21.0度と、6日ぶりに全道で20度以上となりました。19日の最高気温は、昨日と同じくらいの所が多いですが、オホーツク海側の沿岸では昨日より7度ほど低く、20度に届かない所もありそうです。外出の際は服装選びに注意してください。 (日本気象
卵、牛乳などを食べるとじんましんが出る食物アレルギーの人に輸血が行われる際、ドナーが採血前に摂取した食品が原因でアレルギーを起こす可能性のあることが分かった。研究を行った信州大学医学部付属病院(長野県松本市)輸血部の柳沢龍准教授に話を聞いた。 ▽進まない原因解明 輸血は、年間100
転倒や交通事故などで頭部を強く打って発症する急性硬膜外血腫は、脳を覆っている硬膜と頭蓋骨の間で出血して血液がたまる外傷だ。出血量が多く重症であれば命に関わる例もある。 水戸済生会総合病院(茨城県水戸市)脳神経外科の井口雅博主任部長は「頭部を強打後に意識がはっきりしていても時間がたって状態が
知床観光船「KAZU 1(カズワン)」の沈没事故から2年5カ月。運航会社社長桂田精一容疑者(61)を逮捕した第1管区海上保安本部の幹部らが18日、小樽市内で記者会見し、「粘り強く捜査し、沈没原因を認定した」と説明した。ただ、業務上過失致死など容疑の詳しい内容や、なぜ逮捕に踏み切ったかについては「回
知床観光船「カズワン」の沈没事故で、運航会社社長の桂田精一容疑者が18日、業務上過失致死容疑などで逮捕された。突然の悲劇から2年5カ月。遺族は「ほっとした」「重い処罰を」などと心情を明かした。 事故で行方不明となった小柳宝大さん=当時(34)=の父親(65)は「捜査機関からはずっと音沙汰がな
23日投開票の立憲民主党代表選を巡り、時事通信が党所属国会議員の支持動向を聞き取り調査などで探ったところ、野田佳彦元首相(67)が先行し、枝野幸男前代表(60)が追う展開となっていることが分かった。地方議員らへのアンケート調査では泉健太代表(50)を加えた3氏が拮抗(きっこう)した。 両
自民党総裁選(27日投開票)で最大の焦点となった派閥裏金事件に関し、9候補は「裏金議員」の支持も得る思惑から、軒並み真相究明には後ろ向きだ。過去にふたをしたまま、今後の対策として「政策活動費の廃止」などを唱えるが、実効性は不透明。早期の衆院解散での「けじめ」を強調する声もあり、一刻も早い幕引きを期
9月に入り、女児がスマホを向けられるなどの不審者情報が苫小牧市内で相次いでいる。苫小牧署が、発生場所を地図上で知らせる道警公式防犯アプリ「ほくとポリス」で通知した件数は同1~15日に7件。すでに8月の月間7件と同数に達し、14日には2件続けて発生している。同署生活安全課は「1人のところを狙われない
苫小牧市は10月24、25の両日、省エネルギーやごみ資源化を進める企業2社をバスで訪問する「ゼロカーボン見学ツアー」を行う。 24日は出光興産北海道製油所(真砂町)、25日は明円工業環境資源部苫小牧工場(柏原)。市民または市内に勤務先や通学先がある人の参加を募集している。無料で、定員は各2
苫小牧市美沢の障害者支援施設の美々川福祉園と美々川デイセンターの敷地内で21日午前10時半から、第44回美々川フェスティバルが開催される。ビニールハウスの菌床で育てたシイタケの中から好きなものを選び、購入できるシイタケ狩りのほか、焼きそばや唐揚げなどの飲食物の販売、きのこ汁の無料配布(数量限定)な
苫小牧市美術博物館は22日、苫小牧港・西港周辺を巡る歴史見学会「港湾建設の光と影」を開く。対象は高校生以上で、参加無料。定員25人(先着順)で、要事前申し込み。 当日は、午前10時までに市美術博物館に集合後、佐藤麻莉主任学芸員の案内で末広町から元中野町、港町などを散策。浜線跡や西港西埠頭(
弥生町、錦町、本町地区は17日に市文化交流センターで開かれ、住民15人が出席した。対象の町内会は弥生連合、矢代、一区、二区、本町、幸町、高砂町、第七区親交会。 ―北光町でシカによる農作物の被害が絶えない。 木村淳副市長 シカは移動する生き物であり、道全体で協力して捕獲を試みたい。
18日午前7時35分ごろ、日高中部を震源とする地震があり、新ひだか町で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は3・2と推定される。
旧暦の8月15日に当たる17日、苫小牧市内でも「中秋の名月」が夜空を照らした。 夕方は雲が広がり、昇り始めた月を覆い隠したが、午後6時すぎには雲の切れ間から丸い姿をのぞかせた。弁天の海岸からは、北電苫東厚真発電所の上空に名月が浮かび、秋の深まりを感じさせた。 同じ頃、高砂町の海岸で
学校法人京都育英館(京都市)の松尾英孝理事長は17日、白老町役場で大塩英男町長と面会し、同法人が運営する北海道栄高校(白老町緑丘)を苫小牧市錦西町の北洋大学内に移転する方針を説明した。これに対し、大塩町長は移転の中止を要望。会談後、苫小牧民報の取材に応じた町長は、6月に現地で校舎を新築する計画を聞
道は17日、2024年度基準地価(7月1日時点)を発表し、苫小牧市内の平均変動率は住宅地が前年度比3・6%増、商業地が同0・8%増だった。いずれも3年連続の上昇で、上昇幅は住宅地が2・1ポイント拡大、商業地は1・0ポイント縮小。千歳市で工場を建設中の次世代半導体製造ラピダス(東京)の影響もあり、道
自民党道9区支部(胆振、日高管内)は17日、次期衆院選で公認候補となる新支部長候補の選考について、3人を党本部に推薦するとした決定を覆し、1人に絞って党本部へ提出することを決めた。29日に再度選考委員会を開き、投票で1人を選んで推薦する。 同支部は、8日に開いた選考委の結果、元教員の村上裕
苫小牧東部地域で産業用地を造成・分譲する株式会社苫東(辻泰弘社長)は17日、22日に開かれる「出光北海道第41回とまこまいマラソン」(苫小牧市と市スポーツ協会が主催)でハーフマラソンコースの一部となる東港中央埠頭(ふとう)幹線約3・5キロでごみ拾いを行った。 苫東地域の一部がコースに設定さ
「良い町だったでしょう」。引っ越し荷物を積み、次の任地へ出発したトラックの運転手さんの言葉に驚いた記憶がある。「皆さん、おっしゃいますよ。この町には本当によくしてもらったって」。次の町はどんな町?。期待と不安に揺られた日々を思い出す。家族それぞれが時に涙もろくなるのは転勤族のさがか。 わが
高文連苫小牧支部の書道展・研究大会が12、13の両日、苫小牧市文化交流センターと当番校の苫小牧西高校を会場に開かれた。胆振・日高地区9校の生徒85人が出品し、合評会や席書会で交流を深めた。 大会前日の11日に同センター1階ギャラリーで166作品を一般公開後、優秀賞48点を選出。10月に小樽