伝統儀式でヒグマ慰霊 コロナ禍の終息も祈願 恵庭アイヌ協会
- 2020年7月6日
恵庭アイヌ協会(藤原顕達会長)は5日、恵庭市盤尻の漁川源流域の「本流の岩屋」(国有林内)でヒグマを慰霊する伝統儀式「シラッチセカムイノミ」を厳かに営んだ。 シラッチセはアイヌ語で岩屋、岩陰のこと。約4万2000年前の支笏火山の火砕流堆積物で形成された溶結凝灰岩の岸壁上部がひさしのように張り
恵庭アイヌ協会(藤原顕達会長)は5日、恵庭市盤尻の漁川源流域の「本流の岩屋」(国有林内)でヒグマを慰霊する伝統儀式「シラッチセカムイノミ」を厳かに営んだ。 シラッチセはアイヌ語で岩屋、岩陰のこと。約4万2000年前の支笏火山の火砕流堆積物で形成された溶結凝灰岩の岸壁上部がひさしのように張り
東京商工リサーチ北海道支社は、6月の道内企業倒産状況をまとめた。倒産件数は前年同月比4件(16%)減の21件、負債総額も同8億9400万円(25・3%)減の26億3500万円となった。また、新型コロナウイルス関連倒産は5件発生した。 原因別では、「販売不振」が13件と半数以上を占めて最多。
◇千歳の支笏湖温泉旅館組合が「どうみん割」に独自宿泊プラン(29日) アフターコロナの経済対策として加盟の5施設が宿泊1泊にバーベキューや支笏湖周辺の散策、カヌーやカヤック体験、湖上クルージングなどの独自企画を組み合わせた「支笏湖再発見の旅」を販売。販売初日の28日から好調な売れ行きとなった。
スガイディノス(札幌市)は22日に、札幌市中央区狸小路5に映画館「サツゲキ」をオープンさせる。昨年6月に同社が運営するディノスシネマズ札幌劇場が閉館しており、”まちの映画館”が復活する。 札幌プラザ2・5を大きく改装。スクリーンは四つあり、計446席を整備。道内で初
北海道出光会(青木俊康会長)と出光興産北海道支店(札幌市)は「第12回北海道出光こどもお絵かきコンテスト2020」の作品を8月28日まで募集している。道内在住の小学生が対象。低学年の部は「笑顔のチカラ」、高学年の部は「北海道で活躍する石油」がテーマとなる。 2009年からエネルギーを大切に
苫小牧 在庁執務。 千 歳 午後1時15分、政策推進ヒアリング。 恵 庭 在庁執務。 白 老 在庁執務。 安 平 在庁執務。 厚 真 在庁執務。 むかわ 在庁執務。
道運輸局苫小牧海事事務所は、5月の苫小牧港発着のフェリー輸送実績をまとめた。旅客は前年同月比70・8%減の2万5332人で、比較可能なデータが残る1998年度以降で、最大の減少幅となった。新型コロナウイルスの影響で、観光需要が落ち込んでいる。 旅客は就航4社の全7航路で前年割れし、対前年同
東京商工リサーチ苫小牧支店のまとめによると、6月の管内(東胆振1市4町、千歳市、日高管内7町)の企業倒産は1件(前年同月はゼロ件)で、負債総額は3200万円だった。 同支店によると、倒産したのは苫小牧市内のサービス業で、販売不振が原因という。 同支店は「新型コロナウイルス感染拡大の
苫小牧地域職業訓練センター運営協会(廉沢映治理事長)はこのほど、苫小牧地域職業訓練センターで、今年度の若者人材育成事業をスタートさせた。19歳から47歳までの男女7人が研修生となり、建設業界などへの就職を目指して技術の研さんに励む。 49歳以下の求職者を対象に座学や現場見学、資格の取得を通
苫小牧市内の3ロータリークラブ(RC)の新役員11人が3日、就任あいさつに苫小牧民報社を訪れ、今年度の活動方針や抱負を述べた。苫小牧RC、苫小牧北RC、苫小牧東RCの各役員で、来年6月末まで1年間務める。 苫小牧RCの伊部廣明会長は「会員全員で一つの目標に向かって活動したい」と語り、苫小牧
間もなく夏本番―。東胆振と日高地方は5日から9日にかけて曇りの日が多いものの、最高気温はほぼ20度を超える予報が出ている。札幌管区気象台の1カ月予報(7月4日~8月3日)でも前半はかなり気温が高くなる見通し。こうした情報を踏まえ、苫小牧市が熱中症予防と新型コロナウイルスの感染対策に役立つ六つの行動
苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は4日、音羽町で子ども食堂を開いているNPO法人「木と風の香り」(辻川恵美代表理事)に「未利用魚」のスナガレイ、カスベ、カジカ計24キロを無償提供した。 同漁協の新規事業。市場に出しても値段が付かず、捨てられてきた未利用魚を子ども食堂に無償提供し、資源の
環境省は、千歳の支笏湖周辺地域のスポットをバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)で疑似体験できるデジタル展示を支笏湖ビジターセンターに導入した。高精度の360度カメラで撮影した樽前山の火口や苔(こけ)の洞門、オコタンペ湖など、普段は立ち入ることができない支笏湖周辺のスポットやツアーを臨場感たっぷ
札幌市内の骨董(こっとう)品店、和楽導が主催する骨董品の展示即売会「見にミニ骨董市」が苫小牧市民活動センターで開催されている。骨董ファンらが足を運び、珍しい品々を眺めている。5日まで。 札幌や恵庭の骨董品店など5店が参加。茶器や絵皿、酒器、着物、民芸品のほか、人形やアクセサリーといった西洋
苫小牧市立中央図書館は5日午前9時半から、同館2階講堂で保存期限が切れて除籍した雑誌を市民に無償提供する「雑誌リサイクル市」を開く。入場無料。 会場にはさまざまな分野の雑誌約1100冊を用意。1人10冊まで持ち帰ることができる。例年は年度末に行っているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け
3日午後1時10分ごろ、JR函館線の札幌駅で利用客の70代女性が線路上に転落する事故があり、新千歳空港発着の快速エアポート5本が運休し、約600人に影響した。 JR北海道によると、女性は車両との接触はなく軽傷という。
―ウポポイで働くきっかけは。 「壮瞥町で両親が民芸店を営み、父は熊彫り(木彫り熊制作)、母は踊りをしている中で育ちました。若い頃はアイヌであることに向き合うことはなく、むしろ避けてきました。30代の時に知里幸恵銀のしずく記念館(登別市)の館長、故横山むつみさんと出会い、今までの考えが変わり
JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる民事訴訟の控訴審が8日午前10時から、札幌高裁である。民間の土地、建物の権利集約に動いた市に対し、土地の一部を所有する権利者が賃料相当分の損害賠償を求めた訴訟。2月の一審判決は原告側の全面勝訴となったが、市側は駅前の廃虚化を防ぐ公共的見地から
道は3日、新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されなかったと発表した。道内の新規感染者ゼロは4月6日以来、88日ぶり。 鈴木直道知事は同日開いた定例会見で「ゼロという数字を聞いてうれしい気持ちになるが、ウイルスがゼロではない。引き続き注意していかなければならない」と語った。
胆振総合振興局と管内11市町の首長のウェブ会議が3日、開かれた。道と市町村を結ぶ専用ネットワークを活用し、パソコンなどの画面越しで振興局側が新型コロナウイルス対策などを報告し、各首長と意見交換した。 同振興局側からは、花岡祐志局長や担当部署の幹部が出席した。 同振興局は管内で感染経
苫小牧公共職業安定所がまとめた管内(東胆振1市4町と日高町、平取町)の5月の有効求人倍率は、前年同月比0・06ポイント減の1・19倍だった。前年同月を下回るのは4カ月連続となる。 有効求職者数3427人(前年同月比8・2%減)に対し、有効求人数は4078人(同12・3%減)。新規求職者数は
アイヌの国つくりの言い伝えにはヤナギやスズメなどの動植物が登場する。角川文庫の金田一京助・荒木田家寿著「アイヌ童話集」に所収されている。 大昔、国つくりの神と姉神が黒い雲を踏んで岩をつくり、黄色い雲を踏んで土をつくり、次は人間をつくる段になって「背骨を何でつくるか」を天上の神様に相談するこ
胆振総合振興局は、白老町でアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープンする12日から、「いぶりウポポイ ウェルカムキャンペーン」と銘打ったイベントを展開する。白老町や苫小牧市など胆振管内の飲食店や観光施設などにウポポイ入場券を提示すると、料金の割引サービスといった特典が受けられる。9
白老町は3日、観光振興拠点・駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の環境整備に貢献したとして苫小牧広域森林組合(本所むかわ町穂別、小坂利政組合長)と、木材保存薬剤メーカー・コシイプレザービング(本社大阪市、神谷直秀社長)に感謝状を贈った。 森林組合は地域貢献でポロトミンタラに高さ3メートル幅
白老ライオンズクラブ(白老LC、戸田克利会長)は3日、ウポポイの12日開業を記念し、ウポポイ近くにあるポロトミンタラでサクラを植えた。 植樹活動は、ウポポイ見学で白老に訪れる人たちをおもてなしの心で迎えようという企画。ピンクのジャンパーに身を包んだ白老LCメンバー約20人と戸田安彦町長が参
むかわ町教育委員会は、町の産業や歴史、文化などについて学習する「むかわ学」の取り組みをインターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開している。新型コロナウイルス感染症防止のため、活動が制限されている状況を踏まえ、町教委が町内で働く人たちを取材し、仕事や歴史、暮らしに関する情
厚真町上厚真小学校(井内宏磨校長)は3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった運動会の代わりに、校内陸上記録会を開いた。駆け付けた保護者らが声援を送る中、児童たちがグラウンドで力いっぱいの走りを披露した。 同校では低、中、高学年ごとに時間帯を分けたほか、本来5、6人ずつ走るところ
安平町の一般社団法人あびら観光協会は、地元農家や飲食店と協力し、農作物の収穫やそば打ち体験などができるグリーンツーリズム「あびらベジナビ」のリーフレットを作成した。 あびらベジナビは、地元農作物の収穫時期に合わせて町内の畑を巡り、実際に収穫した作物をその場で味わってもらうほか、生産者の思い
鈴木直道知事は3日、定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの道内の感染状況について、「現時点で感染拡大につながる状況には至っていない」と強調した。ただ、気になる点として2、3両日に東京都で100人を超える新規感染者が発生していることを挙げ、「東京と本道は往来が多い。注視していく必要がある」との認識
第2回定例道議会は3日午後、本会議を再開し、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策・第4弾となる総額3677億円の補正予算など議案22件を原案通り可決した。感染症対策の強化を求めるなど計8件の意見案も可決し、6月16日から18日間にわたる会期を終えて同日、閉会した。 第4弾の補正は(1)