フェリー旅客前年比53・3%減 7月苫小牧港
- 2020年9月2日
道運輸局苫小牧海事事務所がまとめた7月の苫小牧港発着のフェリー輸送実績によると、旅客は前年同月比53・3%減の4万6192人だった。乗用車やバスなどを含め、全7航路で大きく落ち込んだ。新型コロナウイルスの影響が長期化している。 苫小牧港発の上り便は53・3%減の2万2104人。新日本海フェ
道運輸局苫小牧海事事務所がまとめた7月の苫小牧港発着のフェリー輸送実績によると、旅客は前年同月比53・3%減の4万6192人だった。乗用車やバスなどを含め、全7航路で大きく落ち込んだ。新型コロナウイルスの影響が長期化している。 苫小牧港発の上り便は53・3%減の2万2104人。新日本海フェ
札幌市と小樽市、旭川市は1日、新たに16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち1人の感染経路が不明。道による新規感染者の確認はなかった。道内の感染者は延べ1797人(実人数1775人)となった。 札幌市は20~40代の男女11人と年代・性別非公表2人の計13人の感染を発表
AIRDO(エア・ドゥ)は1日、8~16日の追加減便を発表した。新千歳空港―羽田線で18便を減便する。 新型コロナウイルスの感染が大都市圏を中心に拡大し、航空需要が落ち込んでいるため。本道発着便ではこのほか、旭川―羽田線も16便を減らす。 減便対象の便を予約していた利用者については
地殻の変動や火山活動を地震発生の原因として認識はしているものの、実はよく分からない。防災の日のきのう、各地の訓練の報道を見ながら思った。 日本では「ナマズが騒ぐ」と言ったようだが、アイヌの言い伝えは違う。古老らからの聞き取りをまとめた、更科源蔵著「アイヌの民俗・下」(みやま書房)によれば、
2018年9月に発生した胆振東部地震で震度7を観測した厚真町。復旧工事が進む一方で、完全に元通りになるまでにはさらに3年ほどの月日がかかる見通し。特に甚大な被害となった厚真ダムや日高幌内川などでは、2年が経過した今でも震災の爪痕が深く残っているのが明らかに見て取れた。(胆振東部支局 石川鉄也)
厚真中学校(阿部隆之校長)の3年生が地元農家やパン作りなど町内事業者とタイアップし、商品や店舗をPRする動画を制作する活動に乗り出す。撮影した動画は今秋以降、町のインターネット交流サイト(SNS)などで配信し、ネット販売の後押しにもつなげる。学校関係者はふるさと教育の一環として「子どもたちが厚真に
アイヌ民族の女性たちが口元などに施していたシヌイエ(入れ墨)をテーマにしたイベント「シヌイエ アイヌ女性の入墨を巡る写真展」が11日から、白老町大町3の空きテナント(創作一心跡地)で開かれる。明治時代の同化政策で禁止されたシヌイエの風習について昔の写真や文章で考察する。 アイヌ女性はかつて
一般社団法人白老モシリは、19日と30日に山のイオル(伝統的空間)をテーマに野外でアイヌ文化を体験する行事を町内で計画している。いずれも4日から参加の申し込みを受け付ける。 イオル体験交流事業として企画した19日の行事は、「森のアイヌ文化体験」と題して開催。ポロトの森キャンプ場を会場に、ア
すべての献立に浦河町産の食材を使った給食が1日、町内小中学校(7校、943食分)で提供された。 児童生徒と食材を提供する農業者との結び付きを深めるとともに、食育活動の推進と地産地消の拡大を図るのが目的。町、町教育委員会と協賛団体のひだか東農協が毎年実施している。 この日のメニューは
道は1日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策の第5弾を発表した。▽今後の感染拡大に備えた医療提供体制等の充実強化(43億円)▽経済活動の継続と段階的拡大(2848億円)▽社会生活・文化活動の継続と安心の確保(55億円)―の3本が柱。総額2946億円の2020年度補正予算案を、8日開会の第3回
第3回定例道議会が8日、開会する。会期は1日に開かれた議会運営委員会で、10月2日までの25日間と内定した。道がまとめた新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策の第5弾の補正予算案などを審議する。 道は、新型コロナ対策費を中心に3057億8800万円を追加する一般会計補正予算案を提案。今年
道は1日、道議会水産林務委員会で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1年延期した「第44回全国育樹祭」(苫小牧、札幌両市開催)の開催日程が2021年10月9、10日に決まったと発表した。 6月26日に1年延期を発表以降、宮内庁など関係機関と開催日程を再協議。8月17日に宮内庁から道へ開
恵庭市が市内中島松の下水終末処理場の敷地内に建設していた汚泥乾燥施設が完成し、1日、原田裕市長ら関係者が出席して落成式が行われた。廃棄物事業と下水道事業が一体になった循環型ごみ処理システムを導入したのが特徴で、関係者がごみ減量と資源化に優れた新施設の稼働を祝った。 汚泥乾燥施設は、鉄筋コン
「防災の日」の1日、恵庭市役所で大規模地震を想定した恒例の「シェイクアウト訓練」が実施された。直前には庁内放送が流れ、来庁した市民に訓練実施を告知し協力を求めた。 午前10時に「大規模地震が発生しました。安全行動を取ってください」との庁内アナウンスが流れ、職員や窓口を訪れていた市民が姿勢を
(3日) 苫小牧 午前10時、第9回市議会定例会開会。 千 歳 午前10時、市内6ゴルフクラブからの要望書受理。 恵 庭 在庁執務。 白 老 午前9時、答弁調整会議。午前10時45分、胆振町村会正副会長会議。午後1時、答弁調整会議 安 平 午後1時30分、議会対策庁内
食の大切さを伝える食育講演会「食べることは生きること~心と体を育てるおうちご飯」が8月29日、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。オホーツク管内置戸町の学校給食に長年携わり、現在も同町で食のアドバイザーとして活動している佐々木十美さんが講師となり、体と心を満たす食の在り方を説いた。
防災の日の1日、苫小牧東小学校(松橋忍校長)と苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長)は、火災を想定した避難訓練を行った。8月18日に小中併設校舎で学校生活を始めてから、初めての合同訓練。児童190人、生徒273人と教職員が新校舎の避難経路を改めて確認した。 訓練では、2階の調理室からの出火を想定
苫小牧市立中央図書館は8月29日、図書館文化セミナー「海外の図書館事情―北欧の図書館―」を館内で開いた。市民約30人が、日本とは異なる北欧の図書館文化に理解を深めた。 講師は、図書館情報学などを専門とする筑波大学名誉教授の植松貞夫さん(72)。石狩市民図書館や帯広市図書館などの建設に携わり
新型コロナウイルスの流行で日常の暮らしのスタイルが変化する中、快適に過ごすための商品やアイデアを提案するイベント「LIXIL(リクシル)でおうち時間を幸せに」が8月29、30の両日、イオンモール苫小牧1階のセントラルコートで開かれた。 住宅設備機器メーカーのLIXILと苫小牧市周辺の7工務
苫小牧市美術博物館で8月29日、コミュニケーション研究の場で活用されているロボット「ロボビー」を来館者が操作体験する催しが開かれた。現在、開催中の特別展「生誕100年 ロボットと芸術~越境するヒューマノイド」の関連企画で、参加した人々はロボットの一挙一動に目を輝かせた。 講師はロボビーなど
千歳市支笏湖でのヒメマス釣りが最終日を迎えた8月31日、密漁を想定した対策訓練が支笏湖地域で行われた。密漁者のボートを監視船が視認して追尾し、ボート置き場に追い込み、逃げようとする密漁者の身柄を警察官が確保するまでの過程を訓練した。 支笏湖漁協や千歳市、環境省、警察などが加わる千歳市支笏湖
8月に苫小牧市民会館で開かれた、苫小牧東高校OBで直木賞作家、馳星周さんの講演会を取材した。馳さんはざっくばらんな口調で自身の半生を振り返り、「好きなことを見つけられれば、人生は幸せ」と語った。 講演会後、ロビーではサイン会も開かれ、会場には来場者らの長い列ができた。その中で大人に混じり、
大規模地震が発生した際の安全行動を確認する一斉防災訓練「北海道シェイクアウト」が1日、防災の日に合わせて道内各地で行われた。苫小牧市内では幼稚園や保育園、小中学校、福祉施設、市役所など33機関、団体から計6857人が参加。独自に防災学習を行う学校もあり、それぞれ災害時対応の大切さを学んだ。
苫小牧民報社は8月31日、苫小牧東高校(森浩之校長)に5万円相当の図書を寄贈した。同校出身の作家、馳星周さん(55)の小説「少年と犬」が7月、第163回直木賞を受賞したことを記念した本紙広告企画の益金を活用した取り組み。併せて、企画を通じて馳さんが後輩へのメッセージをしたためた色紙も同校に届けた。
苫小牧署や苫小牧地区交通安全協会などは1日、苫小牧市啓北町2の道道苫小牧環状線付近の交差点で8月24日に発生した交通死亡事故の現場診断を行った。関係者9人が周囲の車両通行状況を見ながら再発防止策を話し合った。 事故は8月24日午後1時15分ごろ、片側3車線の直線道路と片側1車線の市道が交わ
8月30日に苫小牧市内の90代男性が苫小牧市や金融機関の職員を名乗る男らからキャッシュカード3枚をだまし取られた事件で、苫小牧署のその後の調べで現金約150万円が金融機関の口座から引き出されていたことが分かった。同署が捜査している。 一方、市内では29日から30日にかけて、同じ手口の特殊詐
苫小牧市沼ノ端の沼ノ端クリーンセンターで8月31日午後3時32分ごろ、不燃ごみのピットから煙が出ていると苫小牧市消防本部に119番通報があった。消防および救急車両11台が出動して消火活動を行い、午後10時32分に鎮火した。けが人はいない。1日午前10時から市消防本部が現場検証で出火原因などを調べて
苫小牧署は8月31日、白老町虎杖浜の国道36号で同日早朝に起きたトレーラーとトラックの衝突事故で、死亡した2人はトラックを運転していた会社員の平間稔裕さん(26)=室蘭市高砂町1=と、助手席にいた同逢坂幸児さん(29)=同=と発表した。死因は出血性ショック。 同署はトラック側が道路をはみ出
新冠町節婦町で8月30日、ガスバーナーで頭に火を付けられて死亡した自営業の関谷昭彦さん(41)の死因は31日、静内署の司法解剖の結果、熱傷性ショックと分かった。同署は同日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した無職の古賀麻美容疑者(45)を関谷さんに火を付けて殺害したとして殺人容疑に切り替え、札幌地検に送致
東洋経済新報社(東京)が全国の市・特別区812市区を対象に各種統計資料から独自に算出する「住みよさランキング2020」で、苫小牧市の道内での順位は前年より4ランクアップし、3位だった。公園の広さや人口当たりの小売り販売額の高さ、市の財政力の良さなどが高評価につながった。 苫小牧市の全国総合