中央図書館の利用者情報提供 令状求める方針へ 市教委、警察の協力依頼に 市議会予算委
- 2021年3月9日
苫小牧市教育委員会は8日、中央図書館の利用者情報の取り扱いについて、警察の任意段階の提供要請には応じず、裁判所による令状を必ず求める方針に改めることを明らかにした。5月に開く市図書館協議会に変更方針を諮った上で、正式に決める。 同日、市議会一般会計予算審査特別委員会(松井雅宏委員長)で、小
苫小牧市教育委員会は8日、中央図書館の利用者情報の取り扱いについて、警察の任意段階の提供要請には応じず、裁判所による令状を必ず求める方針に改めることを明らかにした。5月に開く市図書館協議会に変更方針を諮った上で、正式に決める。 同日、市議会一般会計予算審査特別委員会(松井雅宏委員長)で、小
学校や家庭で困りごとを抱える子どもたちを支援するスクールソーシャルワーカー(SSW)について、苫小牧市教育委員会は8日、今年度(2月末時点)の対応件数が285件に上り、前年同月の137件から倍増したことを明らかにした。 市議会一般会計予算審査特別委員会(松井雅宏委員長)の教育費に関する質疑
新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年12月29日から臨時休園していた苫小牧市美沢のノーザンホースパークは8日、営業を約2カ月ぶりに再開した。入園者数やレストランなど各施設の入場者数を制限し、マスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を徹底する。 再開初日は好天に恵まれ、家族連
道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに63人確認されたと発表した。このうち7人の感染経路が追えていない。道内の死者の累計は693人。感染者は延べ1万9535人(実人数1万9486人)となった。 道は43人の感染を確認した。内訳は、胆振管内1人(苫小牧市の70代男性)、石狩
日が長くなった。札幌のビル街の夕暮れ時に、空を眺めてそう思う。突然、吹雪になったりする日もあるが、コート無しでも歩けそうな暖かな日もある。冬が幼い春に、少しずつ道を空け始めている。 女性シンガー・ソングライター、あいみょんが作った歌に「ハルノヒ」がある。〈僕らは何も見えない 未来を誓い合っ
むかわ町議会定例会が8日に開会し、竹中喜之町長が2021年度町政執行方針を表明した。新型コロナウイルス感染症対策はもちろん、胆振東部地震以降、加速化する人口の減少対策や地域経済の再生と発展、災害により強いまちづくりなどに向け、むこう10年のまちづくりの指標となる「第2次むかわ町まちづくり計画の着実
登別市の登別マリンパークニクスで、イワシの「銀河水槽」春バージョンが披露されている。桜吹雪や新緑をイメージした光と音の演出で1万匹のイワシが泳ぎ回るダイナミックなパフォーマンスが、来場者の目を楽しませている。 ニクスは、銀河水槽と名付けた幅10メートル、奥行き5メートル、高さ3メートルの巨
厚真町議会定例会は8日午後、議案審議を行い、胆振東部地震からの復旧・復興計画などを加えた「第4次厚真町総合計画」の基本構想の変更など、議案19件を原案通り可決した。 町の最上位の位置付けとなる第4次総合計画は、16~25年度の10年間のまちづくりをまとめた。今回の見直しに当たって、町復旧・
安平町は、4月の機構改革で追分地区の総合支所にある「地域推進課」を「商工観光課」に改め、道の駅をはじめ商工業、観光に関する業務を一体的に行う。また、地域推進課・地域推進グループは総合庁舎の「政策推進課」に統合する。町は8日、続開中の町議会定例会に組織条例の一部改正の議案を提出し、原案通り可決された
白老町の虎杖浜竹浦観光連合会(福田茂穂会長)は5日、虎杖浜竹浦地域の観光振興を考える学習会を虎杖浜生活館で開いた。苫小牧駒沢大学客員教授の岡田路明氏を講師に招き、アイヌ民族の伝承やアイヌ語地名が数多く残る地域の魅力に理解を深めた。 学習会はアヨロ鼻灯台周辺保存会(吉良哲子会長)の共催で開催
白老町ポロト湖の今冬のワカサギ釣りの営業が7日で終了した。白老観光協会によると、1月17日の解禁から終了までの入り込みは2689人を数えた。 観光協会は、気温の上昇でポロト湖の氷が薄くなってきたため、今季の営業を終了した。昨シーズンの入り込みは1458人(昨年1月24日~2月28日)。今季
平取町の絵画サークル、アトリエ野の花(児玉美和子代表)と仔馬の会(三浦静子代表)の合同作品展が17日から20日まで、町本町35のふれあいセンターびらとりで開かれる。入場無料。 二つのサークルは、町内在住の美術家、児玉美和子さん(57)が指導しており、作品展は毎年この時期に開催している。今年
道内7空港を運営する北海道エアポート(千歳市、HAP)は、大雪などで飛行機が欠航し、新千歳空港ターミナルビル内に多数の滞留者が発生した際に空港からの移動手段を確保するため、今月末にもバス事業者5社などと協定を結ぶ方針を固めた。 5日、北海道運輸局と新千歳空港国際線ビル内で開催した滞留者解消
苫小牧港利用促進協議会は、2021年度の小口混載コンテナ輸送支援事業について、ナラサキスタックス、苫小牧埠頭、栗林商会苫小牧支社の3社を支援事業者に決定したと発表した。 19年度にスタートした同事業は、温度管理可能な冷凍、冷蔵(リーファー)コンテナを使用した輸出の促進が狙い。最大500万円
苫小牧港の2020年貨物取扱量が1億62万8373トン(速報値)となったことが、苫小牧港管理組合のまとめで分かった。前年に比べ6・2%減少したが、8年連続で1億トンを超えた。出光興産北海道製油所の大規模定期補修工事シャットダウンメンテナンス(SDM)の実施に伴い原油の輸入が減少したが、新型コロナウ
株式会社苫東(伊藤邦宏社長)は食や物流の企業を集積しようと、苫小牧市弁天の苫小牧港・東港国際コンテナターミナルビル周辺で約5・5ヘクタールの造成を進めている。昨年6月に営業を始めた苫小牧埠頭(海津尚夫社長)の大型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」の活用を見据えた動き。両社は「苫東地域
新千歳空港をはじめ道内7空港を運営する千歳市の北海道エアポート(HAP)は8日までに、2021年度事業計画を発表した。新型コロナウイルスの影響による旅客減を受け、当初計画で約105億円としていた7空港への投資額を58億2000万円に圧縮。新千歳には当初計画比31・5%減の44億9000万円を充て、
札幌市は6、7の両日、市内で確認された新型コロナウイルス感染者12人が、変異ウイルスに感染した疑いがあると発表した。小樽市でも6日、疑いのある感染者1人を確認した。13人の検体は国立感染症研究所(東京)に送り、結果は1週間程度で判明する見通し。
道などは6、7の両日、新型コロナウイルスの感染者が新たに131人(6日47人、7日84人)確認され、3人(6日1人、7日2人)が死亡したと発表した。このうち33人の感染経路が不明。道内の死者は累計で693人、感染者は延べ1万9472人(実人数1万9423人)となった。 死亡したのは、道発表
その瞬間は苫小牧市役所の9階で取材をしていた。高層階だからなのか、ガタガタという揺れではなく、ゆらゆらとうねりのような大きな揺れ。緊急時を知らせる、けたたましいベルの音を聞きながら階段を駆け下りた。 2011年3月11日。10年が経過しても東日本大震災の記憶は鮮明だ。 苫小牧港の漁
苫小牧電業協会(中村衞会長)は5日、苫小牧市北栄町のダイナックス沼ノ端アイスアリーナで、今年度初めての安全パトロールを行った。会員5人が参加し、市職員と共に約30分間、電気設備改修工事の現場に不備がないか確認した。 参加者はリンク内に入り、投光器の分電盤を見て回り、足場の組み立てや高所作業
東京商工リサーチ北海道支社は、道内企業を対象に実施した新型コロナウイルスに関する調査結果を発表した。11日で発生から丸10年を迎える東日本大震災と、現在のコロナ禍の業績へのマイナス影響の比較については、「コロナ禍の方が大きい」と回答した企業が全体の63・7%に上った。 「コロナ禍の
北海道消費者協会が道内の消費者を対象に実施した消費者問題実態調査で、「核のごみ(高レベル放射性廃棄物)最終処分場」の選定に反対する人は62・9%、「ゲノム編集食品」に表示の義務化を求める人が87・4%に上った。 道内の消費者の認識を把握し、今後の活動に反映させるための調査。全道67消費者協
鈴木直道知事は7日までに、5月31日付で出向元の総務省に復帰する中野祐介副知事(50)の後任に、小玉俊宏教育長(61)を起用する方針を固めた。小玉氏の後任には、倉本博史総合政策部長(59)を充てる。開会中の定例道議会最終日の24日の本会議に人事案として提案する。 6月1日付で新副知事に就任
北海道中小企業団体中央会は、2020年度冬季賞与(ボーナス)の支給調査結果を発表した。コロナ禍で正社員1人当たりの平均支給額は39万4905円(平均1・8カ月)にとどまり、前年度に比べ1140円減少した。 調査は同会の会員組合に加入する中小企業・小規模事業者868社を対象に、昨年12月~今
「日本学術会議会員の任命拒否と『学問の自由』を考える講演会」が20日午後3時から札幌市教育文化会館4階講堂(札幌市中央区北1条西13)で開かれる。神奈川大学特別招聘(しょうへい)教授の小森田秋夫氏と早稲田大学法学学術院教授の岡田正則氏がオンラインで講演する。 北海道の大学・高専関係者有志ア
(9日) 苫小牧 午前9時、派遣職員の辞令交付式。午前10時、予算審査特別委員会。 千 歳 午後1時、市議会第1回定例会・代表質問。 恵 庭 在庁執務。 白 老 午前9時、理事者会議。午前10時、町議会定例会3月会議。 安 平 午前10時、町議会定例会。 厚 真
4カ月超に及んだ道独自の新型コロナウイルスへの集中対策期間が7日、終了した。苫小牧市内では感染再拡大への警戒感が根強く、「まだ気を緩めることはできない」といった声が多い。飲食店関係者などからは「すぐに客は戻らない」と冷静な受け止めが目立つ。 道は昨年10月28日からの集中対策期間終了を受け
苫小牧市の「演劇及び文化創造集団C・A・W(カウ)」は20、21の両日、今月開設の新拠点「苫小牧演劇堂」(錦岡)のこけら落とし公演「麻婆豆腐に御飯」を開く。出演者らは市内で勤務の傍ら毎晩、新拠点に集まり、稽古を重ねており、間近に迫る本番に向けて芝居に熱がこもる。劇団は昨年、新型コロナウイルス流行の
苫小牧市美術博物館で、1月9日から開催されていた企画展「総天然色!考古資料のあざやかな世界」が7日、閉幕した。埋蔵文化財などの色に着目した特色ある展示で、期間中は関連の工作ワークショップや講演なども実施。今年度最後の企画展は、最終日までの約2カ月間に約1700人が来館した。 最終日は、同館