来年度から民営化へ 穂別地区のさくら認定こども園 むかわ町 保護者や職員向けに説明会 質の高い保育サービス目指す
- 2021年4月7日
むかわ町は、穂別地区にあるさくら認定こども園を来年度から民営化する方向で調整していることを明らかにした。すでに町内の法人と協議を進めており、町も関わる公私連携型保育所の認定こども園にする考え。町は「民間の持つ機動性、柔軟性を生かし、安定的かつ効率的に質の高い保育サービスを目指す」としている。
むかわ町は、穂別地区にあるさくら認定こども園を来年度から民営化する方向で調整していることを明らかにした。すでに町内の法人と協議を進めており、町も関わる公私連携型保育所の認定こども園にする考え。町は「民間の持つ機動性、柔軟性を生かし、安定的かつ効率的に質の高い保育サービスを目指す」としている。
北海道栄高校(渡辺和弘校長)は、白老町東町2の旧日本航空専門学校白老校舎を「駅前キャンパス」として今年度から本格活用する方針だ。今年夏に始める放課後学習「アフタースクール」の場とし、生徒の学びを深める新しいプログラムを展開する。町教育委員会と連携した地元中学生の学習支援「白老寺子屋」の教室にも利用
新型コロナウイルスが収束しないため、浦河観光協会は主催する今年の「優駿の里浦河桜まつり」を中止したが、同町西舎(にしちゃ)のJRA日高育成牧場敷地の山の中腹にある道内最大級のエゾヤマザクラ「うらかわオバケ桜」は一般公開することを決めた。 この桜は昨年、桜まつりの目玉として一般見学者向けに初
2021年度春の全国交通安全運動が始まった6日、厚真町内で街頭啓発が行われた。苫小牧信用金庫厚真支店前に町職員や町交通安全推進委員会をはじめ、警察、企業、自治会関係者ら110人が集まり、沿道からドライバーに安全運転を訴えた。 運動の重点項目は「子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保
白老町教育委員会は6日、盛興建設(本社苫小牧市)と丸彦渡辺建設(本社札幌市)の地域貢献に対し感謝状を贈った。 両社は共同企業体として白老川の改修工事に携わっている中、白老町のために何か役に立ちたいと町へ申し出た。これを受けて町教委は、老朽化で撤去した白老小学校のシーソーの新規設置を依頼。両
道央産業振興財団、苫小牧地域産学官金連携実行委員会は23日午後3時から、苫小牧市内の中小企業を対象にした支援助成事業説明会を表町の苫小牧経済センタービルで開く。 同財団は苫小牧、千歳、恵庭、安平の3市1町が圏域。新技術や新製品の開発、人材の育成などに助成しており、2020年度も恵庭特産エビ
3月27日付本紙の1面で、アイヌの丸木舟が55年ぶりに市内弁天の浜近くで見つかったことを書いた。 丸木舟の中でも航海や漁業に用いたとみられるイタオマチプ(板つづり舟)とみられる。苫小牧市教育委員会などは、舟がいつ頃のものかを調べる年代測定を実施中で、分かるには少なくとも2カ月を要するそうだ
苫小牧市の「みらいづくりハマ遊の友」(高橋承子代表)は10日午後1時半から、市内王子町の斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館で文学講座「宮沢賢治のほんとうのさいわいを探して」を開く。 賢治文学の若手研究者で市内在住の濱田治寿さん(35)が賢治作品を解説。朗読サークルの会員など市民6人が賢治の詩や
苫小牧市内唯一の児童絵画サークル「子ども絵画クラブ」の作品展が10日まで、住吉コミュニティセンターで開かれている。小学生の生き生きとした感性を伝える作品が、施設利用者らの目を楽しませている。 同クラブは毎週土曜日午前9時から2時間、同施設で活動。小学生14人が苫小牧美術協会会員の工藤幸俊さ
化粧品や医薬部外品の製造販売を手掛けるクレイトン・ダイナミクス(本社福岡市)はこのほど、苫小牧市に自社製造の消毒用ハンドジェル1万5120本を寄贈した。サイズは2種類あり、携帯しやすいサイズは市内全ての小中学生に学校を通して配布。大型は、苫小牧市役所庁舎などで活用される。 同社は、社会貢献
苫小牧囲碁伝統文化普及会(遠藤弘幸代表)は16日まで、市内の豊川、住吉、沼ノ端の各コミュニティセンターで5月から開く「コミセン初級ふれあい囲碁教室」の生徒を募集している。 同教室は伝統文化の囲碁を通じて世代間交流を図るのが目的で、今年で4年目の開講。テキストを基に実践しながら学んでいく。
帝国データバンク札幌支店は、2021年度の雇用動向に関する道内企業意識調査結果を発表した。21年度に正社員(新卒・中途入社)の「採用予定がある」と回答した企業は、前回調査(20年2月)から5・2ポイント減の52・8%となり、3年連続で減少。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、新年度の正社員採用
東京商工リサーチ北海道支社は、2020年度(20年4月~21年3月)の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年度比19・8%(41件)減の166件で、負債総額は47・4%(177億6100万円)減の197億900万円。件数、負債とも現在と同一基準で倒産集計を開始した1971年度以降で、最少となっ
苫小牧市は今月、双子や三つ子などの多胎児を持つ保護者を支援する「多胎産後サポート事業」をスタートさせた。1日以降に多胎児を出産し、支援を希望する市民に利用証を交付。市が委託する児童福祉事業所の支援員が保護者の希望日時に自宅を訪問し、育児や家事の支援などを行う。 1人を出産、養育する場合に比
苫小牧市は、市の公式キャラクター「とまチョップ」の生誕10周年を記念したロゴマークを作った。市ホームページで公表している。使いたい人は、申請すれば一定の条件下で活用できる。 ロゴマークは「Anniversary」と書き込まれた「10」の大きな数字の隙間から、とまチョップがひょっこり顔を出し
新型コロナウイルスワクチン接種の相談に応じる苫小牧市の「とまこまいコロナワクチンコールセンター」が3月29日に開設してから今月4日までの1週間で、27件の相談があった。国から供給されるワクチンの量が極めて少なく、市は当初3月下旬に予定していた接種券の発送時期を1カ月延期したため、相談はわずかだった
苫小牧市は「将来にわたり持続可能な公共交通ネットワークの形成」を基本理念に、2021~25年度の地域公共交通計画案を策定した。バス路線の段階的な再編を盛り込み、その利用・収支状況を見ながら予約制のデマンドバスの運行形態を考えるとしている。市のホームページで公開し、28日まで市民の意見を募集している
苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は6日、同校で2021年度の入学式を行った。新入生247人が、期待と不安を胸に学校生活をスタートさせた。 今年度の入学者は創造工学科216人、専攻科31人。モンゴルとマレーシア出身の留学生も5人入った。 式では、新型コロナウイルスの影響で来日で
春の全国交通安全運動(6~15日)初日の6日、苫小牧市内では苫小牧署や市、交通安全関係団体が市役所前の国道36号線沿いで「旗の波」作戦を展開した。6団体から集まった約120人が沿道で黄色い旗の波をつくり、道行くドライバーに安全運転をアピールした。 旗の波作戦に先立ち、市役所前で決起集会を開
外食店のフランチャイズを手掛けるフジタコーポレーション(苫小牧市)は5月5日のこどもの日を前に、若草町の社屋前にこいのぼりを揚げた。春風にそよぐ姿が、道行く人たちの目を楽しませている。 毎年、近隣の小中学校が始業するこの時期に合わせて掲揚。20年以上続けているという。 青空を背に軽
道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに71人確認したと発表した。このうち22人の感染経路が不明。死亡の確認は3日連続ゼロだった。道内の死者は累計で754人、感染者は延べ2万1298人(実人数2万1239人)となった。 道は、7人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人(年代・性
苫小牧市の岩倉博文市長は持病の腰の治療のため6日、市内の病院に入院した。翌7日に、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)の手術を受ける。退院時期は術後の経過を見た上での判断となるが、10日から2週間後になる見通し。 入院期間中、公務は入れず、副市長が対応する。緊急時の連絡を受けられ
苫小牧市の山手北光町内会(結城正敏会長)は今年度、地域の子どもたちの見守り活動を強化する。町内会に加入しているか否かにかかわらず、「こども会」への入会を積極的にアピール。北光町のアパートで起きた幼児死体遺棄事件を重く受け止め、子育て世帯とつながりを持つ機会を広げたい考えで、まずは来月までに北光町の
内閣府は5日までに、2021年度アイヌ政策推進交付金の対象事業と交付額を決めた。東胆振は苫小牧、白老、むかわの3市町に計1億7896万円が交付される。 内訳は、苫小牧市が433万6000円、白老町が1億7054万4000円、むかわ町が408万円。 苫小牧市は、アイヌ文化伝承事業とし
苫小牧市の澄川西町内会(山田高士会長)は3日、澄川町総合福祉会館で、1年ぶりに「ふれあいサロン」を開いた。49人が参加し、笑みを浮かべながら音楽とクイズを楽しんだ。 例年は、ふれあいサロンと50センチ四方の升目の網を床に敷き、枠線を踏まないようにして歩く「ふまねっと」の会を月に1回ずつ開催
苫小牧市のまちおこしアイドルグループ「タッチ」がこのほど、経済的理由で就学が困難な生徒や学生に奨学金の給与や貸与を行う任意団体、苫小牧市育英会に3万円を寄付した。 メンバーのふうわさん(20)、みゆうさん(16)、わかなさん(14)が、同育英会の事務局がある市役所第2庁舎を訪れ、理事を務め
アイスホッケーの王子イーグルスが3月の下旬、本拠地・苫小牧であったアジアリーグのジャパンカップ対横浜グリッツ戦に連勝し、優勝のシーズンを締めくくった。 この地で発足して95年の歴史を持つ実業団「王子」として臨んだ最後の2試合。すでに前週で王座を獲得していて、同月27、28の両日、会場の白鳥
◇第402回全国珠算教育連盟主催珠算検定試験苫小牧地区合格者(3月21日、苫小牧市文化交流センター) 【珠算】▽4段 綿貫里咲▽3段 伊藤みなみ▽準3段 池野蘭▽準2段 伊東要▽初段 北優加、布施絢咲、出口来実▽準初段 工藤まどか▽1級 大沢美波、鈴木ゆら、齊藤みのり、長●【98a0】るな
白老町の「萩の里自然公園」で草花の写真を撮り続けている同町萩野の晴柀(はれまき)武一さん(86)が、9冊目となる写真集を作った。里山の広大な自然公園に自生する46種を掲載。環境の変化や深刻なエゾシカの食害で消えつつある希少植物も収録し、「多くの人に貴重な自然をアピールし、保全につなげたい」としてい
白老町環境町民会議(中野嘉陽会長)は、ヨコスト湿原のパンフレットをリニューアルし、町内の学校や公共施設などに配布した。 同町の東部にあるヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原。過去の調査では植物463種、鳥64種、昆虫209種が確認されるなど、さまざまな動植