ウポポイで丸木舟製作 解説プログラムなどで活用へ アイヌ民族文化財団 ウポポイ職員の山道さん 年末までの完成目指す
- 2025年3月13日
アイヌ民族文化財団(札幌市)が白老町で運営する民族共生象徴空間(ウポポイ)で、ウポポイ職員の山道陽輪(ようまる)さん(35)が丸木舟(チプ)の製作を進めている。丸木舟は、アイヌ民族が漁や水流を活用した荷物の運搬に使用した伝統民具。近年は製作の機会が減っており、風景を公開しながら年末までに完成させ、丸
アイヌ民族文化財団(札幌市)が白老町で運営する民族共生象徴空間(ウポポイ)で、ウポポイ職員の山道陽輪(ようまる)さん(35)が丸木舟(チプ)の製作を進めている。丸木舟は、アイヌ民族が漁や水流を活用した荷物の運搬に使用した伝統民具。近年は製作の機会が減っており、風景を公開しながら年末までに完成させ、丸
白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団は25日、エントランス棟の一角に町へのふるさと納税の手続きができる自動販売機の運用を開始する。免許証などを自動販売機に読み取らせ、寄付金を支払うと、返礼品として寄付金額の3割に当たるチケットがその場で発行される。大黒克已副町長は「町と
多様な人々が互いを認め合いながら暮らす共生社会について考える「ウアイヌコロ会議」が11日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で開かれた。全国14校から高校生78人が参加し、共生社会実現のためのアイデアを出し合った。 国土交通省北海道局のウポポイ誘客促進戦略に基づき、アイヌ民族文化財団(札
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)に、町民が無料で入場できる「年間パスポート」の引き換え期限が31日に迫っている。引き換えはがきと健康保険証などの身分証明書を施設内の総合案内所に持参するとパスポートが発行される。 町民にウポポイをより身近に感じてもらいたいと町が行っている事業。同
白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団は、同財団が作成し、共生社会についてウポポイと西胆振地域で学べる「冬季探究型教育旅行プログラム」を授業で活用する高校の受け入れを開始した。27日に1校目となる湘南学園中学高校(神奈川県藤沢市)から14人がウポポイを訪れ、国立アイヌ民族
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)で14日から、第7回テーマ展示「収蔵資料展」が始まった。旧アイヌ民族博物館発足以降に集められた資料や寄贈、寄託を受けた資料など計約100点が並ぶ。展示するだけでなく、資料をどのように保管、整理しているかといった視点
アイヌ民族文化財団は来年1月15日午後1時から、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験交流ホールで、東欧ハンガリーの口琴奏者を中心とした3人組バンド「ZOORD(ゾールド)」の特別公演を行う。 ゾールドは、冷厳、北方などの意味を持つハンガリー語にちなむ。世界各地で演奏しており、2014
白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で23日、アイヌ民族ゆかりの動物のシルエットが浮かび上がる幻想的なイルミネーションの点灯が始まった。点灯式は22日、町内の保育園、幼稚園全5園の園児約60人が参加して実施。約8万3000球の発光ダイオード(LED)が一斉に点灯すると、歓声を上
アイヌ民族文化財団(札幌市)は「文化の日」の3日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を無料開放した。伝統芸能上演や刺しゅう、木彫、弓矢、ムックリ(口琴)、調理などの文化体験を敷地内の各所で繰り広げ、来場者数は昨年を439人上回る7131人(速報値)となった。ゲート前には開場前から長蛇の列ができ、
白老町の民族共生象徴空間の中核施設・国立アイヌ民族博物館が17日まで開催している第9回特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」の来場者が2日、1万人を達成した。節目の来場者は、札幌市から両親と初めて訪れた札幌北九条小学校2年の丸亀立樹君(8)。佐々木史郎館長から笑顔で記念品を受け取った。
白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団(札幌市、常本照樹理事長)は、アイヌ文化に触れる機会の少ない西日本の高校図書館に書籍を貸し出すサービス「ウポポイ・ライブラリー」を今月から始めた。50冊単位で半年間無償で貸し出すサービスで、国土交通省が今年3月策定したウポポイ誘客促進
「文化の日」の11月3日、アイヌ民族文化財団(札幌)はウポポイを無料開放する。アイヌ文化をより多くの人に知ってもらうため、伝統芸能の上演などさまざまな催しを用意し、来場者を迎える。 無料にするのは、ウポポイ入場料と国立アイヌ民族博物館の特別展示「驚異と怪異」の観覧料。予約なしで入場、入館で
アイヌ民族文化財団は4日、人権啓発イベント「じんけん×ウポポイ2024」を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の敷地内で開いた。町社台在住の人権擁護委員でアイヌ民族にルーツを持つ田村直美さん(53)の講演をはじめ、パネル展や動画上映を行い、人権尊重の大切さを呼び掛けた。 札幌法
アイヌ民族文化財団は22、23両日、サケをテーマとしたイベント「知るほど深まるアイヌ文化」を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で開く。サケ漁や調理方法の解説、トークセッションを行う。 22日は午前11時半からポロチセで、白糠アイヌ協会(釧路管内白糠町)会長の天内重樹さんがサケ漁について語
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)が25日まで開催している第8回特別展「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」の来場者が、22日に1万人を達成した。節目の来場者は、アイヌ文化などが描かれた漫画のファンで、家族3人で横浜市から訪れた会社員本間国敬さん(
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)は10~18日、歌や踊り、ワークショップ(WS)を盛り込んだ特別イベント「夏休みはウポポイ!」を開催する。アイヌ民族の食文化や芸能に触れる「ポロトコタンの夜」や伝統芸能「イノミ」の上演などを繰り広げる。 「ポロトコタンの夜」は10、17日の各日午後5時半
ポリネシアの先住民族にルーツを持つ米ハワイ出身のダンサー、デビット・ナレアイさん(45)とバイソン・ナレアイ(25)さんが24日、白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪れ、南洋のサモア諸島に伝わるファイヤーナイフダンスを披露した。両端に火を付けた棒をバトンのように回したり投げたりする伝統舞
白老町は20、21両日の午前10時~午後3時、「しらおいポロトミンタラフェスティバル2024」を町若草町のJR白老駅北観光インフォメーションセンター(ポロトミンタラ)で開く。アイヌ文化クイズ大会やムックリ(口琴)選手権などを繰り広げる。 地域のにぎわい創出や観光客の回遊性向上などを目的とし
白老町は、民族共生象徴空間(ウポポイ)のエントランス棟の総合案内所で、ウポポイに無料で入場できる町民限定年間パスポートの発行業務を行っている。パスポートと無料で交換できるはがきを順次各世帯に郵送しており、年間パスポートの有効活用を呼び掛けている。 町民がウポポイに親しみを持つようにする「ウ
白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験学習館別館で、弓矢の通年体験プログラム「アクシノッ」が始まった。運営するアイヌ民族文化財団が狩猟文化に触れてもらおうと、冬季限定で伝統的コタン(村)そばの屋外で行っていたが、天候に左右されるため屋内型に変更し、通年プログラムとした。家族連れなどの増加
ニュージーランド(NZ)の先住民族マオリにルーツを持つヴィッキ・デマントさん(60)とジェイド・カメタさん(40)が5日、白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪れ、伝統舞踊ハカなどを披露。現地の舞踊をウポポイ職員に伝え、交流した。 2人は、帯広カムイトウウポポ保存会(酒井奈々子会長
白老町萩野の町立はまなす保育園(金崎理英園長)の3~5歳児13人を含む職員ら19人は6月28日、町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を初めて訪れ、アイヌ民族の昔遊びなどを体験した。施設を運営するアイヌ民族文化財団(札幌市)が招待した。 園児らは、ウポポイのスタッフ高橋志保子さん(75)さ
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)で29日、第8回特別展「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」が開幕した。北海道を代表する木彫家の1人、藤戸竹喜氏(1934~2018年)の代表作91点を並べ、初期から晩年に至るまでの全容を紹介する。8月25日まで。
アイヌ民族文化財団は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験学習館別館2に男女別の礼拝室を設置した。イスラム教を信仰するムスリムの利用を想定しており、天井には聖地メッカの方角を表示した。 東南アジアなどからの訪日客増を見込み、昨夏、室蘭工業大学に通うマレーシア国籍の外国人留学生4人からアドバイ
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設・国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)の2階特別展示室で、第6回テーマ展示「ミナ ミナ おばけのマールとすてきなことば」が、5月12日まで開かれている。札幌市生まれの絵本「おばけのマール」のシリーズを取り上げたた展覧会で、制作時の資料などが展示されて
白老町と町内で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団(常本照樹理事長)は25日、包括連携協定を締結し、▽アイヌ文化の振興▽共生社会の実現▽教育、研究の振興と発展▽人材育成と活用▽まちづくりの推進―などの6項目で連携、協力することを定めた。同財団が自治体と協定を結ぶのは初めて。
アイヌ民族文化財団は23日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)でアイヌ民族の伝統楽器ムックリ(口琴)をテーマにしたイベント「今日は一日ムックリざんまい!」を開く。日本口琴協会の協力で、世界の口琴を紹介し、国際口琴大会参加者の生演奏を繰り広げる。 阿寒口琴の会の会員たちが、講演や生演奏を午
アイヌ民族文化財団は20日、白老町のアイヌ文化復興・発信拠点、民族共生象徴空間(ウポポイ)で、同施設内で撮影した投稿写真を対象としたウポポイフォトコンテスト2023の表彰式を行った。入賞者に賞状を手渡した。 コンテストは3回目で、一般の部と今回初めて設けた学生の部に道内外から計323点が寄
台湾最大の国立野外博物館「台湾原住民族文化園区」の専属歌舞団「ナルワン音楽舞踏団」が白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪れ、伝統舞踊を披露する特別公演を17日まで行っている。昨年、民族文化の振興を目的に連携協定を締結しており、15日には同施設でウポポイ職員が歓迎式を行い、互いに歌舞を披露
生コンクリート・骨材製造販売業のケイホク(高山長基社長、本社苫小牧市)は9日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で視察研修を実施した。社員30人が敷地内の国立アイヌ民族博物館などを見学した。 同社は白老町で創業したことから、地域の歴史や文化を学ぶ目的でウポポイでの研修を初めて企画した。