• 「美術館・博物館の事件簿」/島田真琴著/展示の裏側にあるもの
    「美術館・博物館の事件簿」/島田真琴著/展示の裏側にあるもの

       美しい絵や貴重な文化財が陳列される美術館・博物館。その展示の陰で何が起きているのかなと思ったことはないだろうか。本書は、国際商取引やアート関係の法律に精通する弁護士が、16件のアート関係の法廷闘争を解説。各国の法律や文化・歴史的背景、解決までのプロセスを掘り下げる。 例えば20年ほど前、米国の有

    • 2025年2月11日
  • 「怪物たちの食卓」/赤坂憲雄著/喰い、喰われる存在
    「怪物たちの食卓」/赤坂憲雄著/喰い、喰われる存在

       「食べちゃいたいほどかわいい」という愛と呪縛のささやきは、もっぱら男から女に向けられるものらしい。一方で、女から男へ向けられる愛と怨念のささやきでもある―と以前「性食考」を書いたこともある赤坂憲雄は始める。とすると、男が主、能動で非対称というのだろうか。 食べるとはどのような行為か。飲み込む。吸

    • 2025年2月11日
  • 「京都占領」/秋尾沙戸子著/空間と歴史の絡み
    「京都占領」/秋尾沙戸子著/空間と歴史の絡み

       戦後80年になる現在、「占領時代」というのは忘れられたテーマだろう。日本全土が連合国軍の占領下におかれ、部隊が配置されていた。その過程で多くの公文書が作成され、日米の文書館を探ればその実態が分かる。各地で今も続けられている占領期の研究の成果が本書である。 京都の占領について最初の究明を行ったのは

    • 2025年2月11日
  • あんずちゃん
    あんずちゃん

       

    • 2025年2月11日
  • 「父のビスコ」/平松洋子著
    「父のビスコ」/平松洋子著

       父が病床で最後に欲し、うれしそうにぼりぼりとかじった昭和のビスコの味。平成の末に故郷の岡山を襲った豪雨の衝撃と、かつて聞いた明治生まれの祖父母の戦争の話が、自然とつながっていく感覚。国内外の食文化を扱ったエッセーで定評のある著者が、岡山・倉敷の風土を軸に3世代の記憶をたどる自伝的随筆集だ。読売文学

    • 2025年2月11日
  • 「軽いめまい」/金井美恵子著
    「軽いめまい」/金井美恵子著

       舞台は1990年代の東京・世田谷。分譲マンションで暮らす専業主婦の夏実は、蛇口から流れる水を見詰めるとめまいを覚える。幼い息子2人は健やかで、夫との関係も良好。豊かで満ち足りた生活で揺らぐ自意識を、乾いた筆致で捉える。単行本刊行は97年で、2023年に英訳され欧米で評判を呼んだ。(講談社文芸文庫

    • 2025年2月11日
  • 「そばに人が居る尊さ」 松たか子 映画「ファーストキス 1ST KISS」主演
    「そばに人が居る尊さ」 松たか子 映画「ファーストキス 1ST KISS」主演

       松たか子が、ドラマ「カルテット」などでタッグを組んだ坂元裕二脚本の劇映画「ファーストキス 1ST KISS」(塚原あゆ子監督)に主演した。冷め切った関係の夫を事故で失った主人公が過去へさかのぼり、15年前の夫と出会う。坂元が松にあて書きした役で、脚本を読み「時空を行き来するとか、なんか落ち着きのな

    • 2025年2月11日
  • 「幻想の世界、舞台で」 海宝直人
    「幻想の世界、舞台で」 海宝直人

       「役者もスタッフも、いいものをお届けしたいという熱量がすごい」。俳優の海宝直人が3~4月に東京と大阪で上演するミュージカル「イリュージョニスト」で、幻影師アイゼンハイム役で主演する。 19世紀末のウィーンを舞台に天才幻影師(海宝)と公爵令嬢ソフィ(愛希れいか)の身分違いの愛が描かれる。2021年

    • 2025年2月11日
  • 「青春群像劇を見せたい」 中村勘九郎
    「青春群像劇を見せたい」 中村勘九郎

       東京・歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(2月2~25日)の昼の部で、NHK大河ドラマでも話題の江戸時代の版元、蔦屋重三郎を描く新作歌舞伎「きらら浮世伝」が上演される。主演の中村勘九郎は「抑圧された芸術家たちが爆発していた青春群像劇をお見せできたらいいな」と話す。 父の故中村勘三郎が1988年に、当

    • 2025年2月11日
  • コスプレ/釧路で満喫/冬の開催盛況
    コスプレ/釧路で満喫/冬の開催盛況

       ラッピング車の前で写真撮影をするコスプレイヤーたち 漫画やアニメ、ゲームなどを通じて地域活性化を図るイベント「釧路スタジオ4」(同実行委主催)が8日、釧路市観光国際交流センターで開かれ、多くの来場者がステージショーやコスプレなどを楽しんだ。 同イベントは2019年から始まり、冬期開催は初めての試み

    • 2025年2月11日
  • 今年度売上額/過去最高の勢い/ばんえい十勝
    今年度売上額/過去最高の勢い/ばんえい十勝

       過去最高額の570億円台も視野に入る今年度のばんえい競馬(2024年4月) ばんえい十勝(帯広市主催)の売り上げが好調だ。市ばんえい振興課によると、今年度の馬券発売額は2日時点で前年同期比3・41%増の499億861万9800円。このまま順調に推移した場合、過去最高額の「570億円台もある」(同課)

    • 2025年2月11日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       気象庁は10日、地震活動状況に関する毎月定例の記者会見を開き、1月13日に日向灘で最大震度5弱(マグニチュード=M6.6)の地震が起きた際の津波を精査した結果を公表した。愛媛、高知、宮崎、鹿児島の4県で津波が観測され、最大は震源に近い宮崎市・宮崎港の23㌢だった。 宮崎以外の3県で大きかった所は

    • 2025年2月11日
  • 渡島の食品/魅力発信/「北のハイグレード」/動画作成
    渡島の食品/魅力発信/「北のハイグレード」/動画作成

       渡島総合振興局は、道が優れた加工食品を認定する「北のハイグレード食品」に選ばれた渡島管内の商品を広く発信するため、PR動画を作成した。動画4本で4商品を紹介し、動画を見てクイズに答えると、抽選で北のハイグレード食品が当たるキャンペーンを展開している。 振興局の独自事業(2020~24年度)の一環

    • 2025年2月11日
  • 入船
    入船

       (12日) 苫小牧 神北丸、ふじき(名古屋)恵綾丸(姫路)第11大伸丸(姫川)新りゅうおう(八戸)佑しょう丸(函館)すずらん、ほくと(敦賀)天王丸、ひまわり9(東京)あけぼの丸(相馬)神明丸(川崎)栄水(清水)栄昌丸(水島)オペラホワイト(タイ)萬吉丸(若松)北王丸(茨城)スタースキッパー(プサン

    • 2025年2月11日
  • 大地震想定/BCPに基づき初訓練/市議会 昨年11月策定の計画検証
    大地震想定/BCPに基づき初訓練/市議会 昨年11月策定の計画検証

       オンライン参加者を交えた議会運営委員会の訓練=苫小牧市役所9階 苫小牧市議会は10日、昨年11月に策定した「市議会業務継続計画(BCP)」に基づく初の防災訓練を実施した。市議と議会事務局の職員計47人が参加。定例会期間中、大地震が起き市内で建物倒壊や停電といった被害が多発する想定で、一連の対応を確認

    • 2025年2月11日
  • 東胆振4町など震度1/苫小牧沖震源
    東胆振4町など震度1/苫小牧沖震源

       10日午後11時17分ごろ、苫小牧沖を震源とする地震があり白老町、厚真町、安平町、むかわ町、日高町、平取町、新ひだか町、浦河町、様似町、千歳市、登別市で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約90㌔で地震の規模を示すマグニチュードは4・8。

    • 2025年2月11日
  • 6業種の仕事内容学ぶ ウトナイ中で職業説明会
    6業種の仕事内容学ぶ ウトナイ中で職業説明会

       苫小牧ウトナイ中学校(石田憲一校長)は7日、1年生133人を対象に職業説明会を実施した。総合的な学習の一環で、さまざまな業種を知り、将来の仕事の選択肢を広げるのが狙い。暮らしの安全を守る苫小牧警察署、苫小牧市消防本部、苫小牧海上保安署のほか、市内の自動車整備、観光、幼稚園の計6業種の関係者を各教室に

    • 2025年2月11日
  • 「猫マミレ」の/力作写真130点/アマチュアカメラマン/山田さん28日まで作品展
    「猫マミレ」の/力作写真130点/アマチュアカメラマン/山田さん28日まで作品展

       作品を紹介する撮影者の山田さん 苫小牧市美原町のアマチュアカメラマン山田貞司さん(65)による「猫マミレ写真展」が28日まで、大町のTomakomai Hub(旧いとう履物店)で開かれている。飼い猫や野良猫などの愛くるしい表情を捉えた力作130点を展示している。 山田さんが10年ほど前から撮りため

    • 2025年2月11日
  • ワカサギ釣り解禁 錦大沼に常連ら続々
    ワカサギ釣り解禁 錦大沼に常連ら続々

       苫小牧市樽前の錦大沼公園で11日、今季のワカサギ釣りが解禁された。昨年の解禁日(2月1日)よりも10日遅い。初日は祝日(建国記念の日)とあって、家族連れや常連の釣り人ら約200人でにぎわった。 11日午前の市内の最低気温は氷点下11・2度と厳しい寒さに見舞われたが午前7時の開場に合わせ、防寒着に

    • 2025年2月11日
  • 障害者雇用率2・25%/民間企業 法定の2・5%下回る/苫職安管内
    障害者雇用率2・25%/民間企業 法定の2・5%下回る/苫職安管内

       苫小牧公共職業安定所のまとめによると、管内(東胆振1市4町と平取町、日高町)の民間企業における障害者の実雇用率は2024年6月1日時点で2・25%(前年同月比0・19㌽増)だった。法定雇用率を達成した企業の割合は前年度比3・1㌽増の52・1%となったが、障害者雇用促進法が定める雇用率(2・5%)に

    • 2025年2月11日
  • 日鉄、買収計画大幅変更か/USスチール巡り「大胆な提案」検討
    日鉄、買収計画大幅変更か/USスチール巡り「大胆な提案」検討

       日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの完全買収計画が、大幅に変更される可能性が出てきた。トランプ米大統領が9日(現地時間)、「(日鉄が)過半出資することはない」と発言し、買収を認めない考えを表明。同氏は7日(同)の記者会見でも「所有するのではなく大きな投資をすることで合意した」と述べている。これら

    • 2025年2月11日
  • 障害者の就労支援/15日に合同説明会/市民会館で初開催
    障害者の就労支援/15日に合同説明会/市民会館で初開催

       苫小牧市は15日午後1時~同3時、市民会館小ホールで、障害者の就労支援に携わる市内の事業所を集めた合同説明会を初開催する。就労継続支援事業所や就労移行支援事業所など28事業所が参加するほか、苫小牧地方公共職業安定所による相談コーナーも設ける。入場無料で予約不要。 一般企業への就職を目指す人をサポ

    • 2025年2月11日
  • 強制わいせつ/78歳男を逮捕/苫小牧署
    強制わいせつ/78歳男を逮捕/苫小牧署

       苫小牧署は10日、苫小牧市明徳町の無職の男(78)を強制わいせつの疑いで逮捕した。 逮捕容疑は2023年6月8日、同市日新町3の住宅で同市の50代女性の体を触るなどわいせつな行為をした疑い。女性にけがはなかったという。 同署によると、当時2人は雇用関係で女性が退職を機に昨年7月24日、同署に被

    • 2025年2月11日
  • 与党対維・国/修正協議はヤマ場/衆院通過に向け調整急ぐ
    与党対維・国/修正協議はヤマ場/衆院通過に向け調整急ぐ

       2025年度予算案を巡り、自民、公明両党と日本維新の会、国民民主党の協議がヤマ場を迎える。年度内成立が担保される衆院通過の期限は3月2日で、与党は今月中旬の合意を「デッドライン」と位置付ける。しかし、維新、国民両党との溝は埋まらず、与党は働き掛けを強める考えだ。 石破茂首相(自民総裁)は10日の

    • 2025年2月11日
  • オープンAI買収/提案-マスク氏/15兆円、CEOは拒否
    オープンAI買収/提案-マスク氏/15兆円、CEOは拒否

       【シリコンバレー時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は10日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる投資家連合が、生成AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIに対し、974億㌦(約15兆円)で買収を提案したと報じた。同社を監督する非営利法人(NPO)の経営権を

    • 2025年2月11日
  • 自動運転タクシー開始へ/米で26年にも/配車大手リフトに丸紅が協力
    自動運転タクシー開始へ/米で26年にも/配車大手リフトに丸紅が協力

       【ニューヨーク時事】米配車サービス大手リフトは10日、丸紅と組んで2026年にも南部テキサス州ダラスで自動運転タクシーサービスを始めると発表した。競合する米ウーバー・テクノロジーズは同様のサービスで先行しており、リフトの参入で競争が激化しそうだ。 丸紅が所有する車両にイスラエルの自動運転開発会社

    • 2025年2月11日
  • 国内産業保護狙い/鉄鋼、アルミに25%関税/トランプ米大統領
    国内産業保護狙い/鉄鋼、アルミに25%関税/トランプ米大統領

       【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、米国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに対し、25%の追加関税を課す大統領令に署名した。ロイター通信によると、3月4日に発効する。関税免除などの例外措置を設けない方針で、日本製品も対象になるとみられる。国内産業を保護する狙い。 トランプ氏は記者団に「これは大

    • 2025年2月11日
  • チェアマン/「世界水準に」/Jリーグ/  サッカー
    チェアマン/「世界水準に」/Jリーグ/  サッカー

       Jリーグは10日、東京都内で開幕前イベントを開き、J1の20クラブの代表選手らが抱負を語った。開幕戦は14日のG大阪とC大阪による大阪ダービー(パナスタ)。G大阪の高卒ルーキー名和田は、「伝統的なダービーなので、ものすごく楽しみ。必ず勝たないといけない」と意気込んだ。 野々村チェアマンは、「次の

    • 2025年2月11日
  • ロッテ/新主将の藤岡、/盛り上げる
    ロッテ/新主将の藤岡、/盛り上げる

       【ロッテ】今季から主将となった藤岡の積極的な姿勢が目立つ。守備練習では常に声を出し、チームの雰囲気を盛り上げた。1月の自主トレーニング中に吉井監督から主将に指名されたそうで、「まずはグラウンドに立ち続けたい。取り組む姿勢を大事にする」と強調した。 昨季はけがで90試合の出場にとどまっただけに、「

    • 2025年2月11日
  • 中村俊輔氏に/J監督資格/サッカー協会
    中村俊輔氏に/J監督資格/サッカー協会

       日本サッカー協会は10日の技術委員会で、元日本代表MFの中村俊輔さん(46)にJリーグの監督に必要なProライセンス(旧S級ライセンス)の交付を認めた。中村さんは現在、J1横浜Cのコーチを務めている。

    • 2025年2月11日