• 占冠
    占冠

       混んだ飲食店のカウンターの向こうから若い女性客が板前さんに大きな声で尋ねる。「『占冠』って『しめかんむり』って読むんですかァ」。何度か、テレビ広告で見たやりとり。コロナ禍がヤマを越しにぎわいの戻った繁華街の光景。ヒソヒソと隠して話す時代は変わった。 「旅の恥はかき捨て」とは思いつつも土地の歴史

    • 2025年2月12日
  • スマイルJ 五輪切符獲得を祝福 市役所に横断幕
    スマイルJ 五輪切符獲得を祝福 市役所に横断幕

       苫小牧市は10日、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪出場を決めた女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」を祝福する横断幕を市役所ロビーの吹き抜け2階部分に掲げた。今月末まで設置予定。横断幕は縦0.9㍍、横9㍍。赤を基調に「感動をありがとう!いざ決戦の地へ!」「ミラノ・コルティナオリンピッ

    • 2025年2月11日
  • トラック共同中継輸送を実証 苫埠など 道央圏と釧路間中継地点で運転手交代
    トラック共同中継輸送を実証 苫埠など 道央圏と釧路間中継地点で運転手交代

       苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業の苫小牧埠頭(海津尚夫社長、以下苫埠)と、北海道コカ・コーラボトリング(札幌市、以下コカ・コーラ)の子会社幸楽輸送(同、以下幸楽)が、道央圏と釧路との間のトラック輸送で「共同中継輸送」の実証実験を展開している。行程内に設けた中継地点でトレーラーを交換し、運転手一人当た

    • 2025年2月11日
  • 男性向けバレンタインフラワーアレンジ教室 15日、苫花市場
    男性向けバレンタインフラワーアレンジ教室 15日、苫花市場

       苫小牧市末広町の苫花地方卸売市場で15日午前10時から、バレンタインデー(14日)にちなんだ男性向けフラワーアレンジメントレッスンが開かれる。参加料は3850円で、14日まで定員10人を先着順で受け付けている。同市場を地域貢献の場として活用する仲卸・苫花が主催し、花雑貨「jill ’ sgard

    • 2025年2月11日
  • スケートまつり支援隊が離隊 実行委、滑り台制作に感謝
    スケートまつり支援隊が離隊 実行委、滑り台制作に感謝

       第59回とまこまいスケートまつり(8、9日)で、メイン会場の中央公園に雪の大型滑り台などを制作した、陸上自衛隊第7師団第73戦車連隊(恵庭市)を中心とする「とまこまいスケートまつり支援隊」が10日、全ての任務を無事に終えて離隊した。今年は暖冬で作業に苦労しながらも、例年通り大量の雪を千歳市から運

    • 2025年2月11日
  • グリーン水素製造へ 来月以降にも本格稼働 スパークス
    グリーン水素製造へ 来月以降にも本格稼働 スパークス

       苫小牧市内で再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の製造、貯蔵、輸送、利用までのサプライチェーン(供給網)構築を目指す、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(東京)は、沼ノ端地区に整備した「グリーン水素」製造施設を3月以降、本格的に稼働させる。すでに試験運転を始めており、14日には事業開始

    • 2025年2月11日
  • きょうのニュース
    きょうのニュース

       4月13日開幕の大阪・関西万博を契機に、全国各地の住民と参加国の交流を促す政府の支援事業「万博国際交流プログラム」が進んでいる。これまで92自治体の計画が登録されている。日本刀の試し切りをする旅行関係者(福岡市提供)

    • 2025年2月11日
  • ウナギ
    ウナギ

       絶滅危惧種のニホンウナギの稚魚が胆振日高の河川で増えているという。思わずまさかと口走るようなニュース。時事通信社から配信を受けて掲載した1月9日付の本紙記事だ。北大、東大、海洋研究開発機構の研究チームが発表した。 ウナギの産卵場はマリアナ諸島の西方海域といわれる。ふ化した幼魚は黒潮などに乗って台湾

    • 2025年2月11日
  • スマイルJ 五輪一番乗り 女子IH 苫小牧で最終予選
    スマイルJ 五輪一番乗り 女子IH 苫小牧で最終予選

       スマイルジャパン、圧倒的に3連勝飾る―。開幕まで1年を切ったミラノ・コルティナ冬季五輪大会出場を懸けた女子アイスホッケーの最終予選G組が9日まで苫小牧市のネピアアイスアリーナで行われた。来日した3カ国チームを迎え撃った日本代表は8日の第2戦でポーランドに6―0で完勝し、全冬季競技を通じた日本勢の五輪

    • 2025年2月10日
  • 子育て施策に重点 小学校入学祝いで給付金3万円
    子育て施策に重点 小学校入学祝いで給付金3万円

       金澤俊市長は、2025年度一般会計予算案で、公約で強調してきた「子どもど真ん中」に関する政策に予算を重点配分した。岩倉博文前市長が進めた「大作戦シリーズ」に代わる施策展開の第1弾として、子ども主体の事業と連携させた一連の取り組みを「子どもど真ん中アクション」と銘打ち、子育てのまちをアピールする。

    • 2025年2月10日
  • 苫小牧市25年度予算案 一般会計915億円 3年連続過去最高更新 
    苫小牧市25年度予算案 一般会計915億円 3年連続過去最高更新 

       苫小牧市は10日、2025年度各会計予算案を発表した。一般会計は、24年度当初比3・7%増の915億7500万円。4年連続で前年度を上回り、過去最高も3年連続で更新。金澤俊市長は公約にちなんで「子どもど真ん中予算」を設けて重点配分。新規事業も52事業を盛り込むなど、一般事業に公約全体の約4割、87事

    • 2025年2月10日
  • 都市建設部長に清野次長 粟野氏退職で 苫小牧市人事
    都市建設部長に清野次長 粟野氏退職で 苫小牧市人事

       苫小牧市は10日、都市建設部長に清野広司同部次長(56)を抜てきする人事を発令した。同部次長職は当面の間、空席となる。 清野氏は1991年入庁。現緑地公園課、道路建設課などを回り、上下水道部水道整備課長を経て、2019年4月から同部次長に就いていた。 辞令を交付された清野氏は「引き続き、市政が停滞

    • 2025年2月10日
  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
    キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

       「クリームが入ったバケツに2匹のネズミが落ちた。最初のネズミは諦めて溺れ死んだが、2匹目のネズミは激しくもがいた。するとクリームがかくはんされてバターになり抜け出せた。今の私は2匹目のネズミです」。スティーブン・スピルバーグ監督の映画キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンで文具店を営む主人公の父親が何

    • 2025年2月10日
  • 白老で地域課題/セミナー     /2/当店のいっぴん  / 定食屋のれん /7/スケートまつり閉幕/2日間で6万人来場  /15/日鉄、過半数出資せず 米大統
    白老で地域課題/セミナー     /2/当店のいっぴん  / 定食屋のれん /7/スケートまつり閉幕/2日間で6万人来場  /15/日鉄、過半数出資せず 米大統

       トランプ大統領は、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り、日鉄が「過半数出資することはない」と明らかにした。完全買収は認めないとの考えを改めて表明した。トランプ大統領=9日、大統領専用機内(AFP時事)

    • 2025年2月10日
  • バレンタインカラーに染まる キラキラ公園のモニュメント 音楽とライトアップで演出
    バレンタインカラーに染まる キラキラ公園のモニュメント 音楽とライトアップで演出

       苫小牧港管理組合は3月16日まで、苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園(市入船町)で「冬のみなとライトアップイベント」を初めて実施している。モニュメント「ポート・オブ・トマコマイ」に発光ダイオード(LED)電球約3500個を取り付け、音楽に合わせてライトアップする演出で、港のにぎわい創出など

    • 2025年2月8日
  • とまこまいスケートまつり開幕 雪の滑り台 歓声広がる
    とまこまいスケートまつり開幕 雪の滑り台 歓声広がる

       苫小牧の冬の風物詩「第59回とまこまいスケートまつり」(同まつり実行委員会主催)が8日、中央公園(市若草町)をメイン会場に開幕した。冬晴れの青空が広がる中、ドラム缶こんろでジンギスカンを焼く名物「しばれ焼き」や、雪の「ちびっこすべり台」が人気を集めている。まつりは9日午後6時まで。 午前10時の

    • 2025年2月8日
  • 驚きがいっぱい 土曜の窓 青木さやか
    驚きがいっぱい 土曜の窓 青木さやか

       1月22日札幌。講演会のお仕事。 何を着て行こうかどんな靴を履いていこうかと悩み、ニットのセットアップにダウンコート。そして重めの黒いブーツ。底は滑らない仕様、厚底で雪の中もザクザクと歩けそうだ。これならば靴下まで雪が染みることはない。長距離を歩く時には適さない重さだ、ましてや講演会には適さないカ

    • 2025年2月8日
  • 女子IH五輪予選会場 フェンス広告で苫小牧をPR 市、漫画「ドッグスレッド」と連携
    女子IH五輪予選会場 フェンス広告で苫小牧をPR 市、漫画「ドッグスレッド」と連携

       女子アイスホッケー(IH)のミラノ・コルティナ五輪最終予選が行われている苫小牧市若草町のネピアアイスアリーナのリンクフェンスに、苫小牧市がPR広告を張り出している。苫小牧を舞台にしたIH漫画「ドッグスレッド」と連携し、「IHタウン苫小牧」を広くアピールしている。 フェンス広告は縦0・9㍍、横4

    • 2025年2月8日
  • 雪

       シンガー・ソングライターの浜田省吾さんの代表曲に「悲しみは雪のように」がある。1990年代にドラマの主題歌に使用され、ヒットした。浜田さんの父が体調を崩した際に、書いたとされる。こんな詞だ。〈君の肩に悲しみが 雪のように積もる夜には…〉、〈誰もが泣いてる 涙を人には見せずに…〉―。少し切ない歌で、

    • 2025年2月8日
  • きょうのニュース
    きょうのニュース

       石破茂首相は、米ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領と対面で会談。トランプ氏は対日貿易赤字の解消に意欲を示し、達成できない場合は新たな関税措置もあり得るとの認識を示した。会談する石破首相と(左)とトランプ大統領=7日、ワシントン(時事)

    • 2025年2月8日
  • スケートまつり あす開幕 子供向けアトラクションの準備大詰め 苫JC
    スケートまつり あす開幕 子供向けアトラクションの準備大詰め 苫JC

       スケートまつりの準備を進めるJCメンバー 8、9両日に開かれる「第59回とまこまいスケートまつり」のメイン会場となる中央公園(苫小牧市若草町)で、同まつりの準備作業が大詰めを迎えている。このうち苫小牧青年会議所(JC、角大祐理事長)は「苫好きinスノードーム」を制作。恒例のスノーボブスレーのコースを

    • 2025年2月7日
  • 11 企業トップ 道外への販売拡充 自社で生産、製造、消費を フジタコーポレーション 遠藤大輔(えんどう・だいすけ)社長
    11 企業トップ 道外への販売拡充 自社で生産、製造、消費を フジタコーポレーション 遠藤大輔(えんどう・だいすけ)社長

       ―2024年を振り返って。「原価高騰や最低賃金のアップなど、不安要素を抱えたまま24年を終えた。飲食店関連は値上げにより、前年比100%を維持しているが、ひもとくと客単価は5%増、客数は5%減。総じて悪くはないが、中身が大事で、課題でもある。客数を落とさないことは外食店の大きなテーマ」「対策としては

    • 2025年2月7日
  • 新年度予算案4年連続の増額 一般会計当初比3・7%増916億円 苫小牧市
    新年度予算案4年連続の増額 一般会計当初比3・7%増916億円 苫小牧市

       苫小牧市は6日、2025年度予算案の規模を公表した。一般会計は前年度当初比3・7%(33億円)増の916億円で、4年連続の増額となる見通し。当初予算としては3年連続で過去最高を更新する。3特別会計、4企業会計を含めた全会計は2・7%(39億円)増の1488億円で、こちらも4年連続の増加となる。

    • 2025年2月7日
  • 12月旅客数 253万人  道内7空港
    12月旅客数 253万人  道内7空港

       北海道エアポート(HAP)がまとめた道内7空港の運用状況によると、昨年12月の旅客数は前年同月比14・6%増の253万2268人だった。 国内線は9・4%増の204万4851人で、前年実績を4カ月連続で上回った。国際線は新千歳、函館、旭川の実績で、43・4%増の48万7417人だった。 新

    • 2025年2月7日
  • 新型コロナ感染者/道内6・33人/5週連続減/苫小牧は/5・38人
    新型コロナ感染者/道内6・33人/5週連続減/苫小牧は/5・38人

       道は6日、新型コロナウイルスの感染状況を発表した。1月27日~2月2日の道内定点医療機関(222カ所)1カ所当たりの感染者数は6・33人となり、前週(1月20~26日)から0・22人減少した。感染者数が前週を下回るのは5週連続。 定点医療機関から報告のあった同期間の新規感染者数は1406人だった

    • 2025年2月7日
  • まつりの楽しさ 伝わる1枚を フォトコン作品募集
    まつりの楽しさ 伝わる1枚を フォトコン作品募集

       第59回とまこまいスケートまつりの実行委員会は、フォトコンテストを実施する。8、9両日の同まつりや関連行事が対象で、10~20日に作品を募集する。 毎年恒例の取り組み。カラープリント限定で、サイズは六つ切り、四つ切り、A4判のいずれか。応募は1人5点以内。被写体の撮影許可は各自で行う。 各

    • 2025年2月7日
  • 介  護
    介  護

       年を刻んでいくと、体のどこかの痛みや思うように動かないところが出てくる。いかに、うまく付き合っていくのか。そう思いながら生活している人も多いのでないか。それでも誰かの助けを借りなければならないこともある。 そんな時に頼りになるのが介護事業者だが、その事業者の経営は厳しい状況にあるようだ。民間調

    • 2025年2月7日
  • きょうのニュース
    きょうのニュース

       アイスホッケー女子のミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選G組は、苫小牧市のネピアアイスアリーナで開幕。4大会連続5度目の五輪出場を狙う日本「スマイルジャパン」はフランスに7ー1で完勝。白星発進した。7点目を決め喜ぶスマイル=6日、苫小牧市ネピアアイスアリーナ

    • 2025年2月7日
  • CCSの特定区域に 苫小牧沖 全国初の指定
    CCSの特定区域に 苫小牧沖 全国初の指定

       国が二酸化炭素(C O2 )を分離、回収、貯留する技術「CCS」の事業化を目指し、苫小牧沖を全国でも初めて特定区域に指定する方針を固めたことが、6日までに関係者への取材で明らかになった。「CCS事業法」に基づく試掘に向けて、事業者を公募・選定して試掘の許可を与える計画で、今月中にも正式決定する見通

    • 2025年2月6日
  • 企業トップに聞く 10 ホテルニュー王子 小林 健司(こばやし・けんじ)社長 高品質化で収益高める ビジネス需要が増加
    企業トップに聞く 10 ホテルニュー王子 小林 健司(こばやし・けんじ)社長 高品質化で収益高める ビジネス需要が増加

       ―2024年を振り返って。「23年の脱コロナから、より安心安全なサービスの提供を推進した年になった。当社のホテル、機内食サービス事業の二つの大きな柱は、コロナ前の状況に『もうちょっと』というところ。コロナ禍で一時は売り上げが20%まで落ちたが、今は80%ぐらいまで戻った。特に23年度との比較では

    • 2025年2月6日