• 王鵬「持ち味を出していきたい」  大相撲
    王鵬「持ち味を出していきたい」  大相撲

       1月の大相撲初場所で優勝同点の12勝を挙げ、春場所番付で新関脇となった王鵬(東京都出身、大嶽部屋)の昇進披露パーティーが29日、東京都内で開かれた。約400人から祝福を受け、「自分が主役のパーティーは初めて。すごくありがたい」と感謝した。大横綱大鵬を祖父に持つ大器。春場所は6勝9敗と負け越し、夏場

    • 2025年4月30日
  • 大の里 東正位で綱とり夏場所 高安が三役復帰  大相撲
    大の里 東正位で綱とり夏場所 高安が三役復帰  大相撲

       日本相撲協会は28日、大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、春場所で3度目の優勝を遂げた大関大の里が東正位から横綱昇進に挑む。西大関は琴桜。新横綱の先場所で途中休場した豊昇龍を含む「1横綱2大関」の顔触れは変わらない。 関脇は大栄翔が東、大関経験者の霧島が返り咲いて

    • 2025年4月28日
  • 琴桜、淡々と春巡業  大相撲
    琴桜、淡々と春巡業  大相撲

       大相撲の春巡業は24日、川崎市で行われ、大関琴桜が順調に稽古をこなした。若隆景と連続で4番取って4勝、熱海富士とは6番で4勝。力強く寄り切る場面もあったが、「いつも通り」と淡々とした口調で振り返った。 3月の春場所は、8勝7敗で辛くも初のかど番を脱出。夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)

    • 2025年4月25日
  • 秀ノ山部屋が部屋開き/「魅力伝える」/  大相撲
    秀ノ山部屋が部屋開き/「魅力伝える」/  大相撲

       大相撲の元大関琴奨菊の秀ノ山親方が東京都墨田区に興した秀ノ山部屋の部屋開きが20日に行われ、同じ二所ノ関一門から現役時代の師匠だった佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)、高田川親方(元関脇安芸乃島)らが訪れて門出を祝った。 昨年10月に佐渡ケ嶽部屋から独立。所属力士は入門予定を含めて7人で、まだ関取はい

    • 2025年4月21日
  • 夏場所 28日に/新番付発表/  大相撲
    夏場所 28日に/新番付発表/  大相撲

       日本相撲協会は18日、大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)前後の日程を次の通り発表した。 ▽4月28日 新番付発表▽30日 力士会▽5月2日 横綱審議委員会稽古総見(一般公開)、新弟子検査▽9日 取組編成会議、野見宿禰神社例祭で横綱豊昇龍土俵入り▽10日 土俵祭▽26日 横綱審議委員

    • 2025年4月19日
  • 安青錦 ゆかりの大阪で敢闘賞  大相撲
    安青錦 ゆかりの大阪で敢闘賞  大相撲

       大相撲の力士でウクライナ出身の安青錦(21)=本名ダニーロ・ヤブグシシン、安治川部屋=が新入幕の春場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞した。戦禍の故郷を離れ、ゆかりある大阪の地で恩人らの期待に応えた。2019年10月、当時15歳の安青錦は堺市で開かれたアマチュア相撲の世界ジュニア選手権中量級(100

    • 2025年4月16日
  • 花岡の幕下 付け出し承認
    花岡の幕下 付け出し承認

       日本相撲協会は15日、日大4年だった昨年の国民スポーツ大会成年個人で準優勝した花岡真生(22)=境川部屋=の幕下最下位格付け出し資格を承認したと発表した。

    • 2025年4月16日
  • 豊昇龍、大歓声浴びる 靖国神社で奉納土俵入り  大相撲
    豊昇龍、大歓声浴びる 靖国神社で奉納土俵入り  大相撲

       大相撲の春巡業は14日、東京・靖国神社で恒例の奉納大相撲が行われ、横綱としては初参加となった豊昇龍は、土俵入りや大関大の里との取組などで大歓声を浴びた。戦後80年に当たり、拝殿前でも雲竜型の土俵入りを奉納。「歴代の横綱がやってきたことをやっている。やっぱりうれしい」と感慨深げだった。新横綱として

    • 2025年4月15日
  • 豊昇龍が奉納土俵入り
    豊昇龍が奉納土俵入り

       奉納土俵入りを披露する横綱豊昇龍(中央)=1月31日、東京・明治神宮 大相撲で74人目の横綱に昇進した豊昇龍(25)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが1月31日、東京都渋谷区の明治神宮で行われた。 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海

    • 2025年4月14日
  • 宮城野親方が退職報道否定  大相撲
    宮城野親方が退職報道否定  大相撲

       大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が10日、日本相撲協会を退職する意向であると9日に「文春オンライン」で報じられた件を否定した。東京都内で報道陣の取材に応じ、「辞めることは」との質問に対し、「ないですよ」と応じた。改めて「辞めることは完全にないか」と問われ、「はい」と答えた。 宮城野部屋は元幕内

    • 2025年4月11日
  • ブフチョローンらの/幕下付け出し承認/  大相撲
    ブフチョローンらの/幕下付け出し承認/  大相撲

       日本相撲協会は27日、モンゴル出身のトワードルジ・ブフチョローン(23)=春日野部屋=、拓大出身の行徳康祐(22)=玉ノ井=、近大出身の浦山秀誠(22)=音羽山=の幕下最下位格付け出し資格を承認したと発表した。 ブフチョローンは日体大で昨年の学生横綱に輝き、全日本選手権準優勝。行徳は昨年の国民ス

    • 2025年3月28日
  • 夢道鵬、悲願の新十両/祖父大鵬、兄王鵬追って  大相撲
    夢道鵬、悲願の新十両/祖父大鵬、兄王鵬追って  大相撲

       大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議で新十両昇進が決まった夢道鵬が26日、エディオンアリーナ大阪で記者会見に臨み、「幼少期に相撲を始めて関取になるのが夢だった。泣くほどうれしい」と実感を込めた。「雲の上の存在」という「昭和の大横綱」大鵬の孫で、関脇王鵬を兄に持つ。入門時か

    • 2025年3月27日
  • 大相撲横審 豊昇龍の巻き 返しを願う
    大相撲横審 豊昇龍の巻き 返しを願う

       大相撲の横綱審議委員会は24日、東京・両国国技館で春場所後の定例会合を開き、新横綱としては39年ぶりに休場した豊昇龍について、5月の夏場所での巻き返しを願う声が上がった。 今回から委員長を務める元衆議院議長の大島理森氏は記者会見で「大変残念だが、けがなので、やむを得ない」と述べ、「捲土(けんど

    • 2025年3月25日
  • 大の里「稽古した成果」 綱とりへ決意表明  大相撲
    大の里「稽古した成果」 綱とりへ決意表明  大相撲

       大相撲春場所で3度目の優勝を遂げた大関大の里が千秋楽から一夜明けた24日、大阪市内で記者会見し、「大関に上がってからの2場所は情けない成績が続いていた。2月にしっかり稽古した成果として、結果が出たのはうれしい」と、昇進後初の賜杯を獲得した喜びを語った。千秋楽の優勝決定戦で、3敗で並んだ高安に快勝

    • 2025年3月25日
  • 大の里、優勝決定戦制す 大関昇進後 3場所目での初賜杯 春場所千秋楽   大相撲
    大の里、優勝決定戦制す 大関昇進後 3場所目での初賜杯 春場所千秋楽   大相撲

       優勝決定戦で、大の里(左)は送り出しで高安を下す=23日、エディオンアリーナ大阪 大相撲春場所千秋楽(23日、エディオンアリーナ大阪) 大関大の里が12勝3敗で並んだ高安を優勝決定戦で下し、昨年秋場所以来、3場所ぶり3度目の優勝を遂げた。大関昇進後3場所目での初賜杯。大の里は本割で琴桜との大関対

    • 2025年3月24日
  • 高安、あと一歩は遠く
    高安、あと一歩は遠く

       ▽…またも「あと一歩」で涙をのんだ高安。支度部屋への通路に設置されたモニターの前に立ち止まり、じっと優勝決定戦の映像を見返す姿は、土俵に大きな心残りがあるように見えた。 本割では阿炎の変化に惑わされず、執念の上手出し投げ。若隆景に屈した2022年の春場所、ともえ戦で敗退した同年の九州場所に続く

    • 2025年3月24日
  • 大の里 縁ある元大関に泰然と
    大の里 縁ある元大関に泰然と

       泰然としていた。大の里は大一番を前にまげを直す間、じっと目を閉じる。集中力を高め、高安との決定戦へ。強烈な当たりから常に攻めて送り出し、「冷静に取ることができた」。持ち前の圧力を生かした完勝だった。 10日目に不覚を取り、過去2戦全敗だった相手。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟弟子に当

    • 2025年3月24日
  • 高安に技能賞
    高安に技能賞

       大相撲春場所の三賞選考委員会が千秋楽の23日に開かれ、1横綱2大関を破って優勝同点の高安が技能賞に選ばれた。三賞受賞回数が13回となり、歴代7位に並んだ。敢闘賞はともに11勝を挙げた新入幕の安青錦と、美ノ海が獲得。殊勲賞は該当者がいなかった。かっこ内は受賞回数。 ▽殊勲賞 該当者なし ▽敢闘賞

    • 2025年3月24日
  • 春場所13日目 高安、単独トップ 今夕にも初V 大相撲
    春場所13日目 高安、単独トップ 今夕にも初V 大相撲

       大相撲春場所13日目(21日、エディオンアリーナ大阪)トップを並走していた高安は若元春を突き出して2敗を守ったが、大関大の里は新関脇王鵬に屈した。3敗だった3人が全て敗れたため、大の里だけが1差で追う展開。14日目に高安が美ノ海に勝ち、大の里が大栄翔に敗れれば、高安の初優勝が決まる。大関琴桜は尊富

    • 2025年3月22日
  • 高安「生きている感じ」
    高安「生きている感じ」

       優勝争いの緊張感の中でも、経験豊富な高安の動きが硬くなることはない。「こういう状況で相撲を取れるのは幸せ。生きているなという感じがする」。日を追うごとに増す注目や期待を力に、若元春を圧倒した。 相手は組むと強い、同じ左四つが得意の実力者。もろ手で突き起こすと、休むことなく攻め立てた。「立ち合い

    • 2025年3月22日
  • 若隆景、筆頭で勝ち越し
    若隆景、筆頭で勝ち越し

       ▽…若隆景が東前頭筆頭で勝ち越しを決めた。宇良に対して低く攻め、引かせて最後は押し倒した好内容を「下からという意識で前に出られてよかった」と淡々と振り返った。 右膝の大けがを乗り越えた元関脇は、10場所ぶりに三役に戻った先場所は負け越した。復帰のためには、さらに白星を上積みしたいところで「まだ

    • 2025年3月22日
  • 欧勝竜が幕下優勝/朝乃山は三段目制す
    欧勝竜が幕下優勝/朝乃山は三段目制す

       大相撲春場所13日目の21日、幕下は欧勝竜(大阪府出身、鳴戸部屋)が日大出身で十両経験がある川副(熊本、伊勢ケ浜)を下し、7戦全勝で優勝を決めた。三段目は元大関の朝乃山(富山、高砂)が全勝で制した。 序二段は大喜翔(香川、追手風)、序ノ口は千代天富(東京、九重)がともに7戦全勝で優勝。

    • 2025年3月22日
  • 琴桜、かど番脱出
    琴桜、かど番脱出

       ▽…琴桜が初めてのかど番を脱出。尊富士の当たりを受け止め、右からのおっつけで起こし、タイミング良くはたき込んだ。「集中して取れたと思う」。表情は硬いが、胸の内では一安心だろう。 昨年11月の九州場所で初優勝。綱とりが懸かった初場所は10敗に終わり、好機から一転、大関陥落の危機に直面した。白星が先

    • 2025年3月22日
  • 春場所12日目 大の里と高安、2敗守る   大相撲
    春場所12日目 大の里と高安、2敗守る   大相撲

       大相撲春場所12日目(20日、エディオンアリーナ大阪)注目の2敗対決は、大関大の里が尊富士に辛勝した。高安は新三役の関脇王鵬を破って2敗を守り、トップ並走。王鵬は負け越し。琴桜は関脇大栄翔を退け、大関かど番脱出へあと1勝とした。大栄翔は4敗目。玉鷲、新入幕の安青錦を加えた3人が先頭を1差で追う。

    • 2025年3月21日
  • 40歳玉鷲 力強く苦手撃破
    40歳玉鷲 力強く苦手撃破

       40歳とは思えない力強い攻めだった。玉鷲はもろ手で当たり、霧島を猛然と突く。右おっつけ、強烈な左喉輪で相手をのけぞらせて押し出し、「しっかり前に前に、と思っていた」。終盤戦でも、馬力は衰え知らずだ。 過去2勝11敗の霧島には5連敗中で、苦手意識があった。堂々の勝ちっぷりで2年前の初場所以来の白星

    • 2025年3月21日
  • トップの大の里、/大きな星拾う
    トップの大の里、/大きな星拾う

       ▽…賜杯争いを左右する2敗同士の一番。大関大の里は尊富士の攻めに引いてしまい、土俵際まで後退したが、ギリギリで残して逆転のはたき。「内容的には良くない」という相撲で大きな星を拾いトップを守った。 13日目からは役力士とぶつかる。ヤマ場を迎えるが、「3日間が勝負だと思うので頑張る。相手のことだけ考

    • 2025年3月21日
  •   /大相撲春場所/(10日目)
      /大相撲春場所/(10日目)

          =十両=羽出山 ひきおとし 剣 翔大青山 ひきおとし 大 辻草 野 おしだし  志摩海若 碇 おしだし  風賢央東白龍 はたきこみ 日翔志白鷹山 つきだし  若ノ勝北勝富 おしたおし 紫 雷狼 雅 よりきり  水戸龍英乃海 おしだし  栃大海嘉 陽 おしだし  琴栄峰友

    • 2025年3月19日
  • 縁ある大関に快勝の高安
    縁ある大関に快勝の高安

       土俵で向き合ったのは、入門時からよく知る相手だった。さらなる成長を願う思いもある。それでも高安は「今のうちに勝っておかないと、勝てなくなってしまう」。昨年夏場所の初対戦で破った大の里に、今回も勝利を譲らなかった。 立ち合いで後退させられたが、そこからがベテランのうまさ。左を差し勝ってまわしを引く

    • 2025年3月19日
  • 新横綱豊昇龍が休場
    新横綱豊昇龍が休場

       大相撲の横綱豊昇龍(25)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が春場所10日目の18日、日本相撲協会に休場を届け出た。新横綱の休場は1986年秋場所の双羽黒以来。 豊昇龍は今場所、9日目までに4敗。新横綱が金星三つを配給したのは64年春場所の栃ノ海以来で、昭和以降のワ

    • 2025年3月18日
  • 豊昇龍、連敗で4敗目 春場所9日目 大の里は給金直す 大相撲
    豊昇龍、連敗で4敗目 春場所9日目 大の里は給金直す 大相撲

       豊昇龍(左)はすくい投げで一山本に敗れて4敗目=17日、エディオンアリーナ大阪 大相撲春場所9日目(17日、エディオンアリーナ大阪) 新横綱の豊昇龍は一山本に不覚を取り、連敗で4敗目。一山本は初金星。2大関は大の里が小結阿炎を下して給金を直したが、かど番の琴桜は高安に屈して4敗。両関脇は大栄翔が

    • 2025年3月18日