20代、4人に1人「終活」 葬儀会社のアンケート調査 遺言書や遺影を準備
- 2025年6月11日
20代の若者の約4人に1人が、自身の死後に向けて準備する「終活」に取り組んでいることが10日、葬儀会社ティア(名古屋市)のアンケートで分かった。遺言書の作成や遺影の撮影を挙げる声が多く、同社は「死について身近に考える風潮が広まってきたのでは」と分析している。 調査は1月下旬、インターネットを通
20代の若者の約4人に1人が、自身の死後に向けて準備する「終活」に取り組んでいることが10日、葬儀会社ティア(名古屋市)のアンケートで分かった。遺言書の作成や遺影の撮影を挙げる声が多く、同社は「死について身近に考える風潮が広まってきたのでは」と分析している。 調査は1月下旬、インターネットを通
JR東日本は10日、2027年春から夜行特急列車を運行すると発表した。車体はかつての寝台特急「ブルートレイン」と同じ青色で塗装。定期運行はせず、主に首都圏と北東北エリアを結び、観光シーズンに応じて走らせるという。常磐線特急で使われているE657系電車1編成(10両)を、全席グリーン車で1~4人用
ニュースを正確に伝えている媒体として、テレビや新聞などのマスメディアを信頼する人が7割近くに上ることが10日、ニュース配信アプリを手掛けるスマートニュース(東京)の社内シンクタンクが行った調査で分かった。2023年の前回調査とほとんど変わらなかった。 調査は今年1~3月、全国の18~79歳の男
北朝鮮に拉致された被害者の家族を支援する団体が10日、被害者の早期帰国の実現を求め、国会周辺を無言でデモ行進した。今月5日で横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父滋さんが87歳で亡くなって5年。参加者は「政府は真剣に考えてほしい」と訴えた。団体はめぐみさんの母早紀江さん(89)と同じマンションの住
日本大重量挙げ部の奨学生から本来は免除されている授業料などの名目で金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は10日、詐欺容疑で、同部元監督の難波謙二容疑者(63)=東京都狛江市東和泉=を逮捕した。容疑を否認し、「寄付金として保護者の了解を取り付けて、もらったお金という認識だった。私的に使用した金は一切
【ソウル時事】韓国の7人組男性音楽グループ「BTS」メンバーのRMさんとVさんが10日、1年6カ月間の兵役を終え、陸軍を除隊した。韓国メディアが伝えた。今月中にメンバー全員が兵役義務を終える予定で、グループでの活動再開に期待が高まっている。 2人は除隊後、北部江原道春川市に集まった報道陣の前に姿
増田 善信さん(ますだ・よしのぶ=気象学者)9日午前11時33分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都内の高齢者施設で死去、101歳。京都府出身。葬儀は14日午前11時半から東京都狛江市元和泉1の13の18の泉龍寺別院で。喪主は妻敏恵(としえ)さん。 49年に気象庁の前身の中央気象台に入り、84年
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを告発した元県民局長(昨年7月死亡)の私的情報が漏えいした問題で、神戸学院大の上脇博之教授は10日、情報を外部に漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反容疑などで、斎藤知事と片山安孝元副知事、井ノ本知明前総務部長の3人に対する告発状を神戸地検に提出した。
第2次世界大戦後に、旧ソ連によりシベリアなどで強制労働させられた元抑留者に特別給付金を支給する特別措置法が制定されてから今月で15年となる。市民団体「シベリア抑留者支援・記録センター」(東京都千代田区)は9日、衆院第2議員会館(同区)で記念集会を開き、国に抑留の実態解明やこれまでの事業の総括を求め
広島への原爆投下から8月で80年となるのを前に、13歳で犠牲となった森脇瑤子さんの日記帳などが9日、広島市の平和記念資料館(原爆資料館)に寄贈された。瑤子さんのおいに当たる細川洋さん(66)=同市=が「人類共有の記憶に」と寄贈を決めた。石田芳文館長は「瑤子さんが戦時中、一生懸命生きてこられた人生の
名古屋市の繁華街・栄のホテル客室で男性の遺体が見つかった事件で、男性の首を絞めて殺害するなどしたとして、愛知県警が8日に強盗殺人容疑で、無職の男(20)を逮捕していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。 男性が宿泊時に女性とみられる人物を伴っていたことも判明。県警は、この人物も事件に関与
沖縄県で昨年5月、性的暴行をしようとした女性にけがをさせたとして、不同意性交致傷の罪に問われた在沖米海兵隊上等兵のジャメル・クレイトン被告(22)の裁判員裁判の公判が9日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)であった。検察側は懲役10年を求刑、弁護側は無罪を主張して結審した。判決は24日の予定。 初公判
警視庁は9日、捜査員が架空の身分証を使って闇バイトに応募する「仮装身分捜査」を実施し、5月に詐欺未遂容疑で、特殊詐欺事件の容疑者1人を摘発したと発表した。仮装身分捜査による容疑者摘発は全国で初めて。 坂井学国家公安委員長は4月、一部の都道府県警で仮装身分捜査を開始したと公表していた。 警視
天皇陛下は9日、大阪・関西万博視察に伴い来日したリトアニアのナウセーダ大統領と皇居・御所で約25分間会見された。 宮内庁によると、大統領は、在位中の2007年に同国を訪れた上皇ご夫妻や、第2次世界大戦中に駐在して迫害を受けたユダヤ人に「命のビザ」を発給した外交官、故杉原千畝氏に触れ「国民はよく覚
東京・秋葉原の歩行者天国で2008年6月、17人が死傷した無差別殺傷事件は8日で発生から17年が経過した。当時を知る人らが朝から事件現場を訪れて冥福を祈ったが、供えられる花束は年々減少。「風化を感じる」との声も聞こえる。横浜市の公務員村瀬慎一郎さん(55)は事件当日、秋葉原に遊びに来ており、ヘリコ
東京・秋葉原の歩行者天国で17人が無差別に殺傷された事件は、8日で発生から17年となった。警視庁企画課の奥田暁宏警視(55)は当時、犯罪被害者支援室の職員として、20代の男性被害者の支援を担当した。「被害者の事件後の人生について深く考えた事件だった」と振り返る。 事件が起きたのは日曜日の昼下が
児童8人が犠牲となった大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の殺傷事件は8日、発生から24年を迎えた。同校では追悼式典「祈りと誓いの集い」が開かれ、遺族らが犠牲者に祈りをささげた。式典には遺族や児童、学校関係者ら約760人が参加。事件発生時刻の午前10時12分に合わせて黙とうし、亡くなった児童
秋篠宮ご夫妻は7日、日帰りで千葉県を訪れ、松戸市で開催された第36回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。秋篠宮さまは式典で「貴重な緑を守り、新たな緑を創り出し、育むとともに、次世代につないでいくことが必要であると感じております」とあいさつ。ご夫妻は式典後、公園に桜の一種「エドヒガン」を記念植
陸上自衛隊は8日、国内最大級の実弾演習「富士総合火力演習(総火演)」を、静岡県の東富士演習場で実施した。離島防衛を想定したシナリオで作戦を展開。反撃能力(敵基地攻撃能力)を持つ、開発中の装備品の一部も初めて展示した。演習は敵に占領された離島を奪還する想定で行われ、敵陣を正面突破する基礎的な演習構成
防衛省は人工知能(AI)を用いた防衛装備品を研究・開発する際に、適切な人間の判断を介在させる「AI適用ガイドライン」を策定した。攻撃型の無人機や無人艇などが対象になるが、審査するのは同省で、「身内」のチェックに客観性や信頼性を担保できるか課題もある。契約に基づき研究開発に参加する企業側が知的財産
認知症が原因で行方不明になり死亡した人は、2024年に全国で491人に上り、約8割が失踪場所から5㌔圏内で亡くなっていたことが、警察庁のまとめで7日までに分かった。全地球測位システム(GPS)機器などを身に着けていたことで無事発見された例も多く、同庁担当者は「速やかな対応が生死を分ける。機器を無償
未曽有の事故は防げたのか―。東京電力福島第1原発事故の責任を巡ってこれまでに起こされた刑事・民事の裁判では、地震予測の「長期評価」の信頼性や、巨大津波の予見可能性について司法判断が揺れている。 旧経営陣が業務上過失致死傷罪で強制起訴された事件は、今年3月に無罪が確定した。最高裁は政府機関の長期
午前11時、東京高裁の101号法廷。木納敏和裁判長が株主側の逆転敗訴を言い渡すと、法廷に「えーっ」とどよめきが響いた。約30分にわたって判決理由が読み上げられると、ほぼ満席の傍聴席からは「責任は誰が取るんだ」「おかしいだろ」と怒号が飛んだ。閉廷後、硬い表情の原告らが高裁前で「不当判決」の紙を掲げる
宇宙ベンチャー企業アイスペース(東京)の月着陸への挑戦が再び失敗した。初回と同様、月周回軌道への投入までは順調だったが、最終的な降下の過程で飛行高度の測定タイミングが遅れた結果、減速が間に合わず月面に激突したとみられる。 月などのように、一定の重力はあるが大気のない天体への軟着陸は高度な制御が
【サンパウロ時事】ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまは6日午前(日本時間同日夜)、サンパウロの日系人団体「ブラジル日本文化福祉協会」が主催する歓迎式典に出席された。同国の日系人は約270万人と世界最大で、佳子さまはスピーチで労をねぎらった。佳子さまは会場入り口で出迎えた子どもらにハイタ
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の両親を持つ30代男性が、教団に命名された名前は苦痛だなどとして氏名の変更を申し立てた審判で、東京高裁(佐々木宗啓裁判長)は6日までに、男性側の最高裁への許可抗告を認めない決定をした。氏名変更を認めない判断が確定した。 東京家裁は2月、男性の訴える苦痛は主
旭川市で2021年3月、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死状態で見つかった問題で、適切な対応を怠ったとして、遺族が市に約1億1600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日、旭川地裁(上村善一郎裁判長)であった。遺族側代理人によると、市側は答弁書で争う姿勢を示した
道警は5日、警察官が定住を希望する地域周辺を勤務地とする「生活拠点人事制度」を導入すると発表した。全体で約1万人いるうち警部補以下の約9000人が対象。7月から申請を受け付ける。 子育てや介護といった家庭の事情を配慮するとともに、減少傾向にある採用試験の受験者数を増やす狙いがある。こうした人事配
戦後80年に合わせて沖縄県を訪れた天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは5日、学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を追悼する那覇市の慰霊碑「小桜の塔」と対馬丸記念館を訪問された。生存者や遺族らとも懇談した。学童ら約1800人を乗せた対馬丸は1944年8月、米軍の魚雷攻撃を受け沈没。少なくとも1484人が犠牲と
新型コロナウイルス対策で配布された布マスク「アベノマスク」の購入契約に関する情報公開を巡り、神戸学院大の上脇博之教授が文書の不開示決定の取り消しを求めた訴訟の判決が5日、大阪地裁であった。徳地淳裁判長は決定の大半を違法として取り消し、国に11万円の損害賠償を命じた。徳地裁判長は、契約の経緯を記録し