「金なく殺すしかなかった」 強盗殺人容疑で男再逮捕-大阪府警
- 2025年2月24日
大阪府東大阪市の山中で国土交通省職員神岡孝充さん(52)の遺体が見つかった事件で、大阪府警捜査1課は23日、強盗殺人容疑で、無職大木滉斗容疑者(28)を再逮捕した。 同課によると、大木容疑者は同容疑について黙秘しているが、3日に死体遺棄容疑で逮捕後、「自宅から出てきた神岡さんの首を絞めて殺した。
大阪府東大阪市の山中で国土交通省職員神岡孝充さん(52)の遺体が見つかった事件で、大阪府警捜査1課は23日、強盗殺人容疑で、無職大木滉斗容疑者(28)を再逮捕した。 同課によると、大木容疑者は同容疑について黙秘しているが、3日に死体遺棄容疑で逮捕後、「自宅から出てきた神岡さんの首を絞めて殺した。
天皇陛下の65歳の誕生日を祝う一般参賀で手を振られる天皇、皇后両陛下=23日、皇居 天皇陛下の65歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下はあいさつで、「全国各地の皆さん一人一人にとって、穏やかな春が訪れるよう願っております」と述べられた。 各地での大雪被害にも触れ「ご苦労もいかばか
ロシアの軍事侵攻による戦火を逃れて来日し、広島市内の公立小学校に通う2人のウクライナ人きょうだいがいる。24日で侵攻から3年。当初は言葉や文化の違いに戸惑いながらも、今では「楽しい」と声をそろえ、勉強に励んでいる。6年生の姉ディアナ・テスレンコさん(12)と3年生の弟ヤロスラフさん(9)は、20
ロシアによる侵攻を受け、日本に避難してきたウクライナ人女性らの生活状況を調査し、世界に発信する女性がいる。自身も夫と一緒にウクライナから避難し、東京の国際NGOで働くアンナ・シャルホロドウスカーさん(28)だ。「避難民の困りごとや直面する問題を世界に訴えたい」と話している。ウクライナ南東部マリウポ
天皇陛下は23日、65歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見。日本で80年間、戦争のない時代が続いていることを「ありがたいこと」と述べ、戦後80年の今年を「平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になれば」と語った。先の大戦では、世界各国で多くの尊い命が失われたことを
海外で日本人と同性婚をしたのに、一定期間の国内居住が認められる「定住者」の在留資格が得られなかったのは違法だなどとして、米国人男性のアンドリュー・ハイさんらが国に処分取り消しや損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(堺徹裁判長)はアンドリューさん側の上告を退ける決定をした。20日付。請求を認めな
ロシアの軍事侵攻から間もなく3年となる中、ウクライナに残る父への思いを胸に、母国料理の店をオープンした女性がいる。「関心を持ってもらえるきっかけに」。滋賀県彦根市のカテリーナ・ヤボルスカさん(34)は、一日も早い平和を願うとともに、日本の支援継続を訴えている。 2022年2月に軍事侵攻が始まった
海外のカジノサイトで賭けをしたとして書類送検された卓球の五輪メダリスト丹羽孝希選手(30)=苫小牧市出身=について、千葉区検は21日までに賭博罪で略式起訴し、千葉簡裁が罰金10万円の略式命令を出した。いずれも20日付で、即日納付された。 起訴状によると、丹羽選手は2023年6月11日、東京都内で
茨城県日立市の県営アパートで2017年、妻子6人を殺害したとして、殺人や非現住建造物等放火などの罪に問われた土肥(旧姓小松)博文被告(40)の上告審判決が21日、最高裁第2小法廷であり、草野耕一裁判長は「6人の生命を奪った結果は極めて重大だ」と述べ、被告側の上告を棄却した。死刑とした一、二審判決が
中央教育審議会は答申で、急速に少子化が進む中での大学の将来について「特に地方で、質の高い高等教育へのアクセスが確保されない事態も想定される」と警鐘を鳴らした。文部科学省は4月に「地域大学振興室」を新設し、対応を急ぐ。 答申は、進学者が都市部に集中し、地方の私立大は定員割れの傾向にある現状を懸念。
海外を拠点とする特殊詐欺事件を巡り、現地で犯罪に加担させられたり、渡航しようとしたりした人に警察が保護措置を取った事例が、昨年10月18日からの4カ月間で10件に上ることが20日、警察庁への取材で分かった。うち6件は10~20代の若者で、オンラインゲームやSNSを通じて仕事を紹介され、うその電話を
急速な少子化進行を踏まえた大学の在り方について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は21日、阿部俊子文科相に答申した。2040年の大学進学者は現在より約27%減少するとの推計を示した上で、設置認可の厳格化や撤退する大学への支援を提言した。 文科省は、今後10年で取り組む制度改革や財政支援の工
書籍「僕らは戦争を知らない」の編集を担当したGakkenの沢田未来さん=7日、東京都品川区 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって3年となる中、中学生向けに戦争を解説した書籍が注目を集めている。やわらかいタッチの漫画とイラスト付きの解説で分かりやすく原因や状況を伝える本には、「戦争は人ごとではない」と
10~20代の男性2人の自殺を手助けしたなどとして、福島県警は20日、嘱託殺人未遂と自殺ほう助容疑で、福島市永井川の無職岸波弘樹容疑者(36)を再逮捕した。おおむね容疑を認めているという。 岸波容疑者は、同県いわき市の20代女性の自殺を手助けした疑いで先月31日に逮捕された。 再逮捕容疑は昨年
大雪で車が進めなくなり、雪かきをする男性=4日午前、帯広市 気象庁の野村竜一長官は19日の月例記者会見で、十勝地方で3日から4日にかけ降った記録的な大雪について、「非常に珍しいパターンであり、興味深い現象なので調査したい」と述べた。「温暖化とは単純に結び付かないと思うが、今後大雪が増える可能性が分
新型コロナウイルス対策で国から支給される助成金計約500万円をだまし取ったとして、京都府警捜査4課は19日、詐欺容疑で会社役員水野雄介容疑者(38)=京都市下京区天神町=ら4人を逮捕した。いずれも「間違いありません」と認めているという。 同課によると、同容疑者は風俗店と飲食店の計5店舗を経営し、
青森県八戸市のみちのく記念病院で2023年3月、入院中の男性患者=当時(73)=を殺害した同室の男(59)を隠避したとして、元院長石山隆容疑者(61)らが逮捕された事件を受け、県と市は19日、医療法に基づき同病院を臨時に立ち入り検査した。法令違反などが確認された場合は行政処分を検討する。 同県の
記者会見する「硫黄島帰島促進協議会」理事の土屋時子さん(中央)ら=19日午後、東京都千代田区 太平洋戦争の激戦地だった東京・小笠原諸島の硫黄島の元島民らで構成する「硫黄島帰島促進協議会」は19日、段階的な帰島を求める要望書を国土交通省に提出した。提出後、同協議会は記者会見し、「故郷に80年以上帰れな
「1票の格差」が最大2・06倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等に反して違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた訴訟の判決が19日、名古屋高裁と仙台高裁秋田支部であり、いずれも「合憲」と判断して請求を退けた。 二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部に計16件の訴訟を起こしてお
岸田文雄前首相襲撃事件で、殺意を認定し懲役10年の実刑を言い渡した19日の和歌山地裁判決。一貫して殺意を否定してきた木村隆二被告(25)は、終始落ち着いた様子で前方を見つめていた。 午前11時ごろ、黒の上下に青いサンダルを着用し、眼鏡姿で入廷した木村被告。背筋を伸ばし、落ち着いた様子でじっと主文
札幌市の繁華街ススキノのホテルで2023年、会社員の男性=当時(62)=が殺害され、頭部を切断された事件で、殺人ほう助などの罪に問われた医師の田村修被告(61)の裁判員裁判の公判が18日、札幌地裁(渡辺史朗裁判長)であり、検察側は懲役10年を求刑した。 弁護側も最終弁論し、公判は結審。判決は3月1
岸田文雄前首相襲撃事件の公判で、木村隆二被告(25)は、動機や自作した爆発物の実験の様子などについて淡々と説明し、「危険性はないと思った」「誰でも逃げられると思った」と一貫して殺意を否定した。 木村被告は2022年、年齢制限のため参院選に立候補できなかったのは違憲だなどとして、国を訴えたが請求
和歌山市で2023年4月、岸田文雄首相(当時)の遊説中に爆発物が投げ込まれた事件で、殺人未遂などの罪に問われた木村隆二被告(25)の裁判員裁判の判決が19日、和歌山地裁であった。福島恵子裁判長は懲役10年(求刑懲役15年)を言い渡した。 公判では、人に危害を加える目的や殺意があったかが主な争点
主に戦前・戦中に刊行されていた「国際経済週報」(左)と「同盟世界週報」(新聞通信調査会提供) 公益財団法人「新聞通信調査会」(西沢豊理事長)は19日、主に戦前・戦中に刊行されていた週刊経済誌「国際経済週報」(1943年に「同盟世界週報」に改題)をデジタル化し、ホームページで公開した。同会の担当者は「
家で留守番するなどしていた女児10人に性的暴行を加えたとして、強制性交致傷などの罪に問われた元病院職員柳本智也被告(28)の裁判員裁判の判決が18日、大阪地裁であった。伊藤寛樹裁判長は「卑劣、悪質の極みだ」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。 無期懲役は同罪の法定刑の上限。伊藤裁判長は、柳本被
青森県八戸市のみちのく記念病院で2023年3月、入院中の男性患者=当時(73)=を殺害した同室の男(59)を隠避したとして元院長(61)らが逮捕された事件で、認知症の疑いで同病院に入院していた当時80代の男性医師(24年死亡)名義で作成された肺炎を死因とする死亡診断書の中に、字体の異なるものが散見
「ルフィ」と名乗る指示役らによる広域強盗のうち、東京都狛江市で高齢女性が死亡した事件の実行役として強盗致死罪などに問われた野村広之被告(54)の裁判員裁判の判決が18日、東京地裁立川支部であった。菅原暁裁判長は「残忍で女性の死に直結する暴行をした」として求刑通り無期懲役を言い渡した。 一連の強盗
記者会見する広渡清吾氏(左から2人目)ら日本学術会議の歴代会長=18日午後、東京都千代田区 政府が今国会へ提出する方針の日本学術会議の法人化へ向けた法案について、歴代会長6人が18日、「独立性が損なわれる」として、石破茂首相に撤回を求める声明を発表した。このうち4人は同日東京都内で記者会見し、「政府
病院や被災地で心のケアを担う「臨床宗教師」を目指す僧侶がいる。龍峩山雲門寺(群馬県安中市)の副住職、古渓光大さん(30)。般若心経を現代語訳してラップするなど、これまでも型にはまらない活動を続けてきた古渓さんには、「死」を敬遠せず、人々に後悔しない生き方をしてほしいとの思いがある。 臨床宗教師
ミャンマーで日本人の高校生(17)をだまして特殊詐欺に加担させたとして、タイ警察に拘束された日本人の男(29)について、昨年8月に大阪府で起きた監禁事件に関与した疑いで府警が逮捕状を取っていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男は昨年8月20日、大阪市西区の路上で