春告げる黒い雄姿 「SLポロト号」シート外す 秋まで一般公開
- 2025年4月18日
白老町若草町のJR白老駅北広場で17日、「SLポロト号」を冬の間覆っていた黄色いシートが取り外された。約半年ぶりに漆黒の勇姿がお目見えし、春の訪れを告げた。シートは毎年10月末ごろ、雪によるさびや劣化からSLを保護するため、かぶせられる。シート外しは、この時期の風物詩。町や町観光協会の職員、白老ラ
白老町若草町のJR白老駅北広場で17日、「SLポロト号」を冬の間覆っていた黄色いシートが取り外された。約半年ぶりに漆黒の勇姿がお目見えし、春の訪れを告げた。シートは毎年10月末ごろ、雪によるさびや劣化からSLを保護するため、かぶせられる。シート外しは、この時期の風物詩。町や町観光協会の職員、白老ラ
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設、国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)は26日から、新作ドキュメンタリー映画「普段着のアイヌ」を1階シアターで公開する。トンコリ奏者として国内外で活躍するOKI(オキ)さんの初監督作品で、同館での新作上映は開館以来初めて。「メード・イン・アイヌ」をキ
白老町民生委員児童委員協議会(吉田末治会長)は17日、町東町のいきいき4・6で2025年度総会を開いた。昨年度の活動・会計報告に続き、今年度の事業計画と予算案を原案通り承認した。吉田会長は「民生委員、児童委員の意義をより多くの町民に知ってもらえたら」とあいさつした。今年度の事業計画は、年10回の
厚真町教育委員会が2022年度から取り組む「高校生活魅力化プロジェクト」が4年目を迎えた。25年度は「伴走」をコンセプトに、厚真高校と公営塾「よりみち学舎」、地域の3者が連携し、生徒が主体的な進路選択や広い視野、高い社会性を身に付けられるよう支援する。同プロジェクトでは22~24年度、生徒が総合的
白老町大町5の元漁師、高橋信吉さん(75)宅にカラフルなミニこいのぼりがお目見えした。孫が生まれた13年前から毎年続け、今年は3月に買い足したものを加えて圧巻の約670匹が風にたなびいている。3月ごろから準備を始め、今月に入ってから時間を見つけて少しずつ取り付けた。自宅に保管している漁網の糸に長さ
白老観光協会(福田茂穂会長)は、白老町内を巡ってクイズに挑戦する催し「クイズラリーの旅にでかけよう!」を26日から5月6日まで実施する。町を楽しく学ぶことができ、参加は無料。正解数が多いと抽選で景品が当たる。担当の鄭延雪さん(36)は「大人にも子どもにも、白老の魅力を感じてほしい」と参加を呼び掛けて
登別市の水族館登別マリンパークニクスは春の行楽シーズンに合わせ、動物との触れあいを楽しめる企画を用意している。人気のイルカショーでは19、20の両日、「サイン出し体験」を初開催する。午後1時半のパフォーマンス終了後、来園者がトレーナーの指導を受けながら合図を出し、イルカの反応を体験できる。1人で参
厚真町は18日、新町公園バーベキューハウスと本郷バーベキューハウスをオープンする。10月31日までを利用期間とし、料金は無料。利用時間は午前9時から午後8時まで。予約が必要で、町産業経済課経済グループで受け付ける。 新町公園バーベキューハウスは最大約40人、本郷バーベキューハウスは同約80人を
2024年度末で廃部した白老中学校吹奏楽部の最後の定期演奏会を記録したドキュメンタリー映像が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。制作・配信を手掛けたのは、同校OBで町石山在住の映像クリエイター中谷公祐さん(33)。東京の映像制作会社に勤めながら地元で暮らす中谷さんは、「人生の大切なこと
厚真町森林愛護組合連合会(丹羽裕文会長)は14日、町内の小中学校4校に玩具やベンチなど木製品11個(10万円相当)を初めて寄贈した。丹羽会長が町青少年センターを訪れ、各校長に目録を手渡した。各校から希望を募り、上厚真小学校に木製玩具5個、厚真中央小学校にベンチ2台、厚真中学校と厚南中学校にガーデン
安平町早来富岡の「富岡みずばしょう園」で、ミズバショウの花が見頃を迎えている。白い花に見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉の一部で、中心にある穂のような部分が花。園内の小川や周辺でかれんな姿を見せ、訪れた人に春の訪れを告げている。ミズバショウはサトイモ科の多年草。町が管理する広さ約2万5000平方㍍の
白老町虎杖浜のナチュの森は25日から、庭園施設ナチュラルガーデンの営業を始める。芝生の原っぱや周りの山々を見渡せる丘、ゴールデンウィーク期間中はチューリップやビオラ、後半はサクラなどの花が楽しめそうだ。基礎化粧品メーカーのナチュラルサイエンス(東京)が運営。化粧品工場とスキンケア商品の直営店、レス
安平町が進めているIT(情報技術)スキルをゼロから学ぶ無料学習プログラムで、今年度から中期プログラムが実施されることになり、町は14日、町保健センターで初めての説明会を開いた。子育て中の女性の就労支援を行うLIFULLFaM(ライフルファム)=東京=の秋庭麻衣代表が講師を務め、6人の参加者にテレワー
2023年度の卒業アルバムの印刷を受注していた仙台市の印刷業者「斎藤コロタイプ印刷」がサイバー攻撃を受け、個人情報が漏えいした問題で、安平町教育委員会は15日、追分中学校の卒業アルバムに掲載された卒業生の名前や写真の情報が漏えいした恐れがあると町ホームページで発表した。16日正午現在、第三者に悪用
1975年12月に定期運行最後のSL(蒸気機関車)が室蘭線を走って50年となる節目にちなみ、安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで19日から、記念の「さようならSL」グッズが販売される。同道の駅の来場記念特別入場券と缶マグネット3種で、鉄道ファンの心をくすぐるデザインとなっている。販
登別市の水族館「登別マリンパークニクス」で、ニクス城回廊に常設展示しているクジラに関する写真が新しくなった。海洋生物の調査や研究に取り組み、展示を手掛ける室蘭市の笹森琴絵さん(61)は「噴火湾とクジラ類の魅力を親子や友人で堪能して」と呼び掛けている。展示は「子供たち、海の生き物と出遭う~教科書を
道の駅あびらD51ステーションで行われた物販イベント 安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は12、13両日、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで、物販イベントを開いた。今年度初めての開催で、会場内にはトートバッグやお守り、マグカップなど10種類以上の商品が並び、同駅の来場
読み聞かせボランティアの松嶋珪子さん(87)は12日、白老町日の出町の町子育てふれあいセンター「すくすく3・9」で、「絵本と奏でる音楽と森の世界」と題したイベントを開いた。町内外から約90人が参加し、絵本や音楽を通して自然の魅力を感じるひとときを過ごした。全道各地の森林風景を記録しながら「森に息づ
白老町虎杖浜の青峯山観音寺(米本智昭住職)で13日、地域住民を迎えた「お寺deマルシェ」が開かれ、約40人が訪れた。地元の飲食店や雑貨店がパンケーキやおにぎり、ジェラート、カップケーキ、手作りアクセサリーなど地域色豊かな品々を境内に並べた。同寺で「だれでも食堂」を無償運営するNPO法人ウテカンパの
あびら観光協会は19、20の両日、道の駅あびらD51ステーションで「鉄道模型フェス」を開催する。時間は19日が午前9時~午後5時30分、20日が午前9時~午後4時。鉄道模型の走行やグッズ販売などが行われ、多くの来場を呼び掛けている。 会場では、「Nゲージ」と呼ばれる鉄道模型規格で1周35㍍のレール
安平町議会の初代議長、泉田英吉(いずみだ・えいきち)氏が13日、苫小牧市内の病院で死去した。86歳。死因は心不全。自宅は町早来富岡87の2。 泉田氏は秋田県出身。1975年5月に旧早来町議選で初当選。2006年3月の合併後は安平町議として活動し、10年4月まで町議を9期34年11カ月務めた。旧
白老町が移転改築工事を進めてきた町日の出町3の町立国民健康保険病院の建物が完成し、12日に落成式が行われた。町や施工関係者ら約40人が出席して祝った。同日は町民向け内覧会も開かれ、参加した約430人から期待の声などが聞かれた。新病院は新たに介護医療院「えみえみ」を併設し、5月7日に開院する。同院は
白老町緑丘の北海道栄高校吹奏楽部は12日、陸上自衛隊第7音楽隊(千歳市、遠藤敬隊長)による特別レッスンを同校で受けた。同音楽隊の同部への指導は初めて。部員たちは本格的な演奏技術を学び、隊員との合奏で音が響き合う楽しさを体感した。同部と第7音楽隊は、毎年町内で開かれている白老駐屯地の記念行事で3年ほ
白老町は11日、新ひだか町静内本町の建設業、出口組の地域貢献に対し、感謝状を贈った。出口直沖社長ら4人が町役場を訪れ、大塩英男町長から受け取った。同社は白老川に架かる町道中央通の白老橋の補修工事を国から受注して進めており、橋の市街地寄り東側の照明柱1基を3月7日にボランティアで撤去、更新(撤去・設
むかわ町は13日、町宮戸の川東第1集落センターで、ヒグマ出没対応訓練を初めて行った。町職員や北海道猟友会、苫小牧署、胆振総合振興局から約30人が参加。町鵡川地区の市街地付近の農地にヒグマ1頭が出没した想定で、駆除するまでの流れを確認した。町内でのヒグマの目撃が2023年度63件、24年度32件と多
及川町長(右)に有機米を手渡す髙林さん 安平町農業再生協議会は1月31日、町に有機米のななつぼし90㌔を寄贈した。同協議会の会員で、町早来瑞穂の髙林農園を営む髙林優一さん(56)が町役場を訪れ、及川秀一郎町長に米袋を手渡した。町は3月に町内のこども園と小中学校、高校の計6施設の学校給食に提供する考え
白老町虎杖浜の庭園施設ナチュの森内の「森の工舎」で8日午後1時から、縄文時代や土偶に関する解説書の著者、譽田(こんだ)亜紀子さんを迎えたトークショー「北国の土偶を語る」が行われる。同工舎で開催中の企画展「ナチュの森で冬の縄文にであう展」の関連企画。 譽田さんは、函館市南茅部地区で発見された国宝「
白老町と民間で組織するしらおい移住・滞在交流促進協議会(清水尚昭会長)は11日、町内に暮らす移住者との意見交換会「第1回白老町移住者ミーティング」を町役場で開いた。町の人口減少が進む中、移住者の声を関係人口、定住人口を拡大する町の施策に生かすためで、移住者8人が多様なテーマで意見交換。「(発信されて
アイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」(小美浪フミ代表)の作品展が30日まで、白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで開かれている。美しい刺しゅうを施したバッグ類など28点が並んでいる。同クラブは、町北吉原のアイヌ刺しゅう講師、小美浪さん(79)が2022年8月に設立。会場には、会員12人
厚真町商工会青年部は10日、町商工会館で通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で黒崎靖広部長が退任して監事となり、新部長に理事の上道和恵氏(40)を選任した。任期は2年。上道新部長は「厚真町が好きで愛着がある。みんなで知恵を出し合い、その時に合った一番の答えを見つけるチームを作りたい」と抱負を述