• 「白老小の子供たちへ」10万円入りの封筒届く 匿名の善意に感謝 コロナ対策に活用
    「白老小の子供たちへ」10万円入りの封筒届く 匿名の善意に感謝 コロナ対策に活用

       白老小学校(熊谷誠校長、児童293人)に12日、現金10万円入りの白い封筒が投函(とうかん)され、学校側は「新型コロナウイルス対策に有効活用したい」と匿名の善意に喜んでいる。  白色の封筒は同日朝、職員が学校ポストの郵便物を確認した際に見つけた。宛名には「白老小の子供たちへ」とあったが、差し

    • 2020年6月13日
  • 白老戸田町長が定例会見 「ウポポイ7月中には開業を」
    白老戸田町長が定例会見 「ウポポイ7月中には開業を」

       白老町の戸田安彦町長は12日に定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの影響で開業が延期されているアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)について、「万全な感染防止策で安全安心を確保した上で7月中にはオープンしてもらいたい」との考えを示した。  ウポポイの開業は感染拡大の影響で当初の4

    • 2020年6月13日
  • ネット通じ初顔合わせ 二つの「むかわ中」  胆振東部地震契機に交流深める
    ネット通じ初顔合わせ 二つの「むかわ中」  胆振東部地震契機に交流深める

       2018年9月に発生した胆振東部地震と、ともに「むかわ」と読む名前がきっかけとなり交流している鵡川中学校(広田智人校長)と、山梨県北杜市にある武川中学校の生徒が11日、インターネットを通じて初めて顔を合わせた。両校の生徒会がオンライン会議「Zoom(ズーム)」を使い、画面上で対話。新型コロナウイル

    • 2020年6月12日
  • 災害公営、町営住宅家賃を支援 全壊世帯は2割減免 むかわ町議会定例会
    災害公営、町営住宅家賃を支援 全壊世帯は2割減免 むかわ町議会定例会

       むかわ町議会定例会が11日に開会し、一般質問を行った。胆振東部地震で自宅を損壊した被災者の住まい再建、支援で、災害公営住宅、町営住宅に入居する際の家賃について町は全壊世帯に2割、大規模半壊、半壊世帯に1割それぞれ減免する独自方針を明らかにした。期間は5年間で、10月から実施する。  町は現在

    • 2020年6月12日
  • リクエスト給食  初回はミートスパゲティ 白老
    リクエスト給食  初回はミートスパゲティ 白老

       白老町教育委員会は、児童生徒が自ら選んだメニューを提供する「リクエスト給食」を11日から始めた。年10回の実施を計画し、同日は白老小学校5、6年生へのアンケートで最も希望の多かったミートスパゲティを町内全小中学校の給食に出した。  町教委は、子どもたち自身が給食メニューを選び、食への理解と関

    • 2020年6月12日
  • 厚真町議会定例会  補正予算案など議案8件可決 プレミアム商品券やサ高住建設費補助
    厚真町議会定例会 補正予算案など議案8件可決 プレミアム商品券やサ高住建設費補助

       厚真町議会の定例会が11日にあり、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業や、NPO法人「ゆうあいネットあつま」が来年春、町内京町に開設するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の建設費補助を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案など議案8件を原案通り可決した。一般会計は3億1800万円を追加し、

    • 2020年6月12日
  • 新型コロナ経済対策ひと目で 役場に情報提供コーナー 白老
    新型コロナ経済対策ひと目で 役場に情報提供コーナー 白老

       白老町は、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者、個人向け緊急経済対策の情報を提供するコーナーを役場1階に開設した。  経済対策は国や道、地元自治体からさまざまなメニューが出され、現金給付や金融機関からの借り入れ支援、雇用維持、納税猶予など内容は多彩。申請方法や窓口もばらばらで複雑なため、町

    • 2020年6月12日
  • 災害公住、初期費用を減免 入居時に30万円補助 厚真
    災害公住、初期費用を減免 入居時に30万円補助 厚真

       厚真町は、胆振東部地震で住まいを失った被災者向けに整備している災害公営住宅、公営住宅に入居する際の敷金など初期費用の減免措置として、30万円を補助することを明らかにした。11日に開かれた町議会定例会で、宮坂尚市朗町長が伊藤富志夫氏の一般質問に答えた。  町は昨年、仮設住宅で暮らす被災世帯を対

    • 2020年6月12日
  • 村井副町長6月末で退任 総務課長の田中氏が後任に 安平
    村井副町長6月末で退任 総務課長の田中氏が後任に 安平

       安平町は、村井克彦副町長(64)が体調不良などを理由に6月末で退任し、後任として総務課長の田中一省氏(57)を起用する方針を決めた。18日に開会する町議会定例会で提案する。  田中氏は追分高を卒業後、日本国有鉄道勤務を経て1986年7月に旧追分町役場入り。まちづくり推進課長補佐、健康福祉課長

    • 2020年6月12日
  • 胆振東部地震被災3町に 苫小牧造園組合など寄贈 街路樹再利用でブロック 「木のぬくもり感じて」
    胆振東部地震被災3町に 苫小牧造園組合など寄贈 街路樹再利用でブロック 「木のぬくもり感じて」

       苫小牧造園協同組合、苫小牧市、胆振総合振興局森林室は9、10の両日、2018年9月に起きた胆振東部地震で被災した厚真、安平、むかわの3町に、市内の公園樹や街路樹を製材し、市民の協力で完成させた木製ブロックを寄贈した。10日に安平町の認定こども園で贈呈式が行われ、同組合の及川秀直専務理事から代表児童

    • 2020年6月11日
  • 白老 医療従事者などへ感謝込め ポロトミンタラでライトアップ 3色の光線 夜空に輝く
    白老 医療従事者などへ感謝込め ポロトミンタラでライトアップ 3色の光線 夜空に輝く

       白老町と白老観光協会は10日夜、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で、新型コロナウイルスと闘う医療従事者などへの感謝を込めたライトアップを実施し、3色の光線が夜空に輝いた。  新型コロナ感染拡大の緊急事態宣言が5月下旬に全面解除されたものの、今もなお医療従事者や流通、小売りといった社会

    • 2020年6月11日
  • ほべつメロン 初出荷 甘くて大きく 順調に生育
    ほべつメロン 初出荷 甘くて大きく 順調に生育

       むかわ町穂別の地域ブランド「ほべつメロン」の出荷が10日から始まった。初競りは11日早朝、札幌中央卸売市場で行われ、新型コロナウイルス感染拡大による需要の落ち込みで最高値は3万円と昨年の15万円を大幅に下回った。  ほべつメロン生産部会(深谷孝部会長)によると、今年度は27戸が約17ヘクター

    • 2020年6月11日
  • 白老 商工会が「持続化給付金」で 電子申請サポート窓口開設
    白老 商工会が「持続化給付金」で 電子申請サポート窓口開設

       白老町商工会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策「持続化給付金」の電子申請サポートの窓口を設け、パソコン操作に不慣れな事業者の申請手続きを支援している。  持続化給付金は、新型コロナの影響で売り上げが大きく落ち込んだ事業者の救済措置で、最大で法人に200万円、フリーランスを含

    • 2020年6月11日
  • 厚真 願い込め「龍」 力作32点 苫信厚真支店で「筆文字展」
    厚真 願い込め「龍」 力作32点 苫信厚真支店で「筆文字展」

       厚真町の中井紫竹習字教室による「筆文字展」が、苫小牧信用金庫厚真支店で開かれている。中井さん自ら書いた書を中心に力作32点を展示。19日まで。  今回の展示会のテーマは「龍」。現在流行している新型コロナウイルスを「龍でやっつける」との思いを込め、一部教室に通う生徒の作品と併せて並べた。このほ

    • 2020年6月11日
  • 白老 「ナチュの森」 営業あす再開
    白老 「ナチュの森」 営業あす再開

       基礎化粧品メーカーのナチュラルサイエンス(本社東京)は、新型コロナウイルス対策で臨時休業していた白老町虎杖浜の庭園施設「ナチュの森」の営業を12日に再開する。  広い庭園(ナチュラルガーデン)やレストランなどを持つナチュの森は、新型コロナの影響で3月1日から臨時休業を続けていた。国の緊急事態

    • 2020年6月11日
  • ウポポイ内覧会 民族文化伝える 博物館展示物を初公開  白老
    ウポポイ内覧会 民族文化伝える 博物館展示物を初公開 白老

       白老町のアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で9日に始まった地元町民向け内覧会では、中核施設・国立アイヌ民族博物館の展示物が初公開された。基本展示室にはアイヌ民族の生活道具や文献など約700点の資料を展示し、自然との共生で育んだ文化を今に伝えている。  同博物館はアイヌ民族を主題

    • 2020年6月10日
  • 内覧会 町民1291人申し込み
    内覧会 町民1291人申し込み

       白老町が一般町民を対象に11~14日に行う民族共生象徴空間(ウポポイ)内覧会で、参加の申し込み人数は1291人を数えた。  一般町民向け内覧会で町は、11、12日に各300人、13、14日に各1000人程度の受け入れ枠を設定。実施に向けて8、9両日、白老コミュニティーセンターで参加人数と希望

    • 2020年6月10日
  • 頭守って校庭へ 震度5の地震想定で避難訓練 厚真上厚真小
    頭守って校庭へ 震度5の地震想定で避難訓練 厚真上厚真小

       厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)は9日、大きな地震を想定した全校避難訓練を行った。参加した児童94人は発災時や、もしもの時の行動などについて確かめ、理解を深めた。  避難訓練は、校内にいる際に震度5の地震が起きたことを想定して実施した。校内放送が流れると、児童は机の下に隠れて身の安全を確

    • 2020年6月10日
  • むかわLC園児にカラー帽 「帽子かぶって元気に遊んで」
    むかわLC園児にカラー帽 「帽子かぶって元気に遊んで」

       むかわライオンズクラブ(LC=両川武弘会長)は、地域貢献事業の一環として町内にある認定こども園、保育所に通う園児にカラー帽子を寄贈した。  同クラブがLC国際財団に収めている「100ドル献金」から還元された827ドル(8万2700円相当)を活用。4施設分計133着(26万円相当)を用意した。

    • 2020年6月10日
  • 第20回集まリンピック中止 新型コロナで 厚真
    第20回集まリンピック中止 新型コロナで 厚真

       厚真町は、8月23日にかしわ公園野球場で予定していた「第20回集まリンピック」(第55回町民体育祭)について、新型コロナウイルス感染拡大の防止を図るため、中止することを決めた。  集まリンピックは町内で行われる夏恒例のスポーツイベント。個人や自治会対抗の種目などが行われ、昨年は15自治会の子

    • 2020年6月10日
  • 様似と平取でヒグマ目撃
    様似と平取でヒグマ目撃

       8日午後1時50分ごろ、様似町西様似の町道で車を運転中の男性がヒグマ2頭を見つけ、同町役場に通報した。2頭とも体長約50センチの子グマで同日中に猟友会が駆除した。人畜への被害はない。  同日午後6時30分ごろには、平取町紫雲古津付近の町道に架かる橋の上で車を運転中の女性が2頭のヒグマを目撃し

    • 2020年6月9日
  • 待ちに待った 開業へ高まる期待 ウポポイ内覧会始まる
    待ちに待った 開業へ高まる期待 ウポポイ内覧会始まる

       白老町のポロト湖畔に整備されたアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で9日、地元町民対象の内覧会が14日までの日程で始まった。初日は戸田安彦町長や町議会議員、アイヌ協会など各団体の関係者ら約150人が参加。国立アイヌ民族博物館など各施設を見学したほか、屋外で伝統舞踊も鑑賞し、アイヌ民族を

    • 2020年6月9日
  • 新人の遠藤氏第一声 平取町長選が告示 無投票の公算大
    新人の遠藤氏第一声 平取町長選が告示 無投票の公算大

       7月2日の任期満了に伴う平取町長選は9日に告示され、新人で前副町長の遠藤桂一氏(62)=無所属=が立候補を届け出た。現町長は引退を表明。他に動きはなく、無投票当選となる公算が大きい。  町選挙管理委員会に届け出を済ませた遠藤氏は、町本町の選挙事務所で午前8時45分ごろ、出陣式を兼ねて第一声。

    • 2020年6月9日
  • 地域コミュニティーサロン「みんなの家」11日オープン  人々が集う憩いの場 安平
    地域コミュニティーサロン「みんなの家」11日オープン 人々が集う憩いの場 安平

       安平町遠浅地区にある自然体験農園「とあさ村」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた地域コミュニティーサロン「みんなの家」を11日に、いよいよオープンさせる。  みんなの家は、2018年9月に発生した胆振東部地震をきっかけに、障害を持つ人が災害時でも安心して生活できる居場所

    • 2020年6月9日
  • 申し込み続々 初日700人 ウポポイ内覧会―白老
    申し込み続々 初日700人 ウポポイ内覧会―白老

       白老町は、一般町民を対象に11日から4日間の日程で展開する民族共生象徴空間(ウポポイ)内覧会の参加予約の受け付けを8、9両日、白老コミュニティーセンターで行った。国家プロジェクトで整備され、開業するアイヌ文化復興拠点を一目見ようと、町民の申し込みが相次いだ。  町主催の内覧会は9、10日に関

    • 2020年6月9日
  • 早来斎場、今月から利用再開   胆振東部地震で被災、復旧工事完了 安平
    早来斎場、今月から利用再開 胆振東部地震で被災、復旧工事完了 安平

       2018年9月に発生した胆振東部地震で被災したため、長期間利用を中止していた安平町早来北進の早来斎場は災害復旧工事がこのほど完了した。1日から再開し、利用されている。  町によると、町内には早来斎場と追分斎場(追分青葉)があり、早来斎場は年間60件ほどの利用があった。しかし、一昨年の胆振東部

    • 2020年6月9日
  • 襟裳岬 にぎわい少しずつ
    襟裳岬 にぎわい少しずつ

       新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた北海道の外出自粛要請が解かれて初の週末となった6、7日、襟裳岬への観光客が徐々に増え、自然豊かな観光地としての人気を取り戻しつつある。  週末は両日とも晴天、微風の穏やかな天気に恵まれ、6日正午ころの駐車場には帯広ナンバー主体のマイカーが三十数台、7日に

    • 2020年6月9日
  • 新ひだかアイヌ協会 イチャルパとアイヌ文化交流会 先祖の霊を供養
    新ひだかアイヌ協会 イチャルパとアイヌ文化交流会 先祖の霊を供養

       特定非営利活動法人新ひだかアイヌ協会(大川勝会長)主催の第32回イチャルパ(先祖供養)とアイヌ文化交流会が7日、新ひだか町静内真歌のチセ(伝統民家)で開かれ、静内霊園の無縁佛納骨堂に眠る先祖の霊を慰めた。  静内地区では1989年度から99年度にかけて町や道、北海道アイヌ協会の協力や事業支援

    • 2020年6月9日
  • 平取町長選立候補者
    平取町長選立候補者

       遠藤(えんどう) 桂一(けいいち) 62 無・新 (1)無職(2)平取町職員(2008年まちづくり課長、16年4月~20年3月副町長)(3)北海学園大経済学部卒(4)平取町荷菜35(5) (1)現在の肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)現住所(5)当選回数

    • 2020年6月9日
  • むかわ町文化協会 文芸むかわ第44号発行 震災テーマの短歌も
    むかわ町文化協会 文芸むかわ第44号発行 震災テーマの短歌も

       むかわ町文化協会(越前一会長)が発行する文芸誌「文芸むかわ」の第44号(A5判、134ページ)が完成した。2018年9月の胆振東部地震の体験談や震災をテーマにした短歌を掲載したほか、俳句やエッセー、活動記録などをまとめた。被災した当事者らの記憶を後世に伝える記録としても貴重な一冊に仕上がっている。

    • 2020年6月8日