チキサニで「ござ編み体験」 アイヌ民族手法学ぶ
- 2022年2月24日
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで19、20両日、「ござ編み体験」が開かれた。参加した町民12人は、アイヌ民族伝統の手法でござ作りに挑んだ。 一般社団法人白老モシリがイオル(伝統的空間)体験交流事業として催した。講師は、町内のアイヌ伝統工芸サークル「テケカラペ」の山崎シマ子代表(
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで19、20両日、「ござ編み体験」が開かれた。参加した町民12人は、アイヌ民族伝統の手法でござ作りに挑んだ。 一般社団法人白老モシリがイオル(伝統的空間)体験交流事業として催した。講師は、町内のアイヌ伝統工芸サークル「テケカラペ」の山崎シマ子代表(
任期満了に伴うむかわ町長選(3月15日告示、同20日投開票)で、3選を目指して立候補を表明している現職の竹中喜之氏(68)の後援会事務所開きが23日、同町花園の事務所で行われた。竹中氏は胆振東部地震で大きな被害を受けた地元の復興、新型コロナウイルスの対策を挙げ、「災禍を受けた町として、防災を起点に
安平町早来北進にある屋外の町民スケートリンクが22日、今季の営業を終えた。1月26日にオープンし、町民らに利用されてきたが、22日の大雪の影響などもあり、今後のリンク状況の回復が見込めないと判断した。 屋内リンクは、3月末まで一般滑走や専用貸し切りで利用できる。
白老町は22日、2022年度の各会計予算案を発表した。一般会計は21年度当初予算比で3億8000万円増(3・7%増)の107億円を計上し、5年連続で100億円台を維持した。新型コロナ対策を推進する「安心」、道路改修など生活基盤の充実を図る「充実」、町立国保病院改築など「未来への投資」をキーワードに
発達した低気圧の影響で、厚真、安平、むかわの胆振東部3町には22日早朝に気象庁が「大雪警報」を発令し、行政サービスの中止や交通面での運行見合わせなど、町民生活に大きな影響が及んだ。同警報は同日午後4時10分に解除となったが、吹きだまりや雪下ろしの際の屋根からの落雪などに、引き続き注意を促している。
「全道おにぎりアイデアコンテスト2020」で大賞を受賞した静内農業高校(佐藤裕二校長、生徒128人)の「チェプオハウ(サケの汁物)風おにぎり」が22日から、新ひだか町静内本町のホテルローレル(高田観光、高田卓朗代表)とコラボし、宿泊客の朝食で提供されている。また、町民向けの弁当が28日の一日限定で
むかわ町議会は22日、臨時会を開き、鵡川高校生徒寮で新型コロナウイルスの集団感染が発生した際に講じた対策の費用200万円を2021年度一般会計補正予算として専決処分したことを報告し、承認を受けた。 町によると、1月31日に生徒寮で複数の罹患(りかん)が判明し、最終的に生徒を含む24人が感染
白老町のまとめによると、白老港の2021年(1~12月)の取扱貨物量は85万3900トン(速報値)となり、前年より20%落ち込んだ。東日本大震災の復興工事の落ち着きに伴う需要減で、同港から運搬する移出貨物の主力品目「砂利・砂」が大幅に減ったことなどを要因に、11年から10年間続いた100万トン台維
安平町早来の町スポーツセンター「せいこドーム」内にある「橋本聖子メモリアルホール」がこのほど、1階ロビーにリニューアルオープンした。五輪メダリストの橋本さんが獲得したメダルなどこれまでの展示資料に加え、2020東京五輪の聖火リレートーチコーナーを新設するなど、貴重な品が多数並んでいる。 橋
白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで、町内のアイヌ伝統工芸サークル「テケカラペ」の作品展が開かれている。3月20日まで。 テケカラペは、アイヌ民族文化財団(札幌)の今年度アイヌ文化賞を受賞した山崎シマ子さん(81)が代表を務めるサークル。昔ながらの自然素材を活用し、ござ編みなどアイ
安平町の早来小学校(山田耕一校長)は21日、児童会がボランティア活動でリングプル700キロほどを集めて交換した車いす1台を、町内早来栄町の高齢者施設「ケアハウスサックル」に寄贈した。 リングプルは、地域住民や家庭の協力を得て集めた。児童会が交換した車いすの使い道について検討し、これまで児童
《中止》 27日 ▽第2回アビー・スケート・フェスティバル(安平町スポーツセンターせいこドーム) 【3月】 上旬 ▽アイスゲット大会(安平町スポーツセンターせいこドーム)
厚真町は21日、町議会議員1人と、こども園に通う園児1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 町によると、いずれも同日に陽性が判明。町は22日に議会関連施設の消毒作業、全議員と議会事務局職員のPCR検査を行い、結果が判明するまでの間、議会事務局の業務を停止する。 また、こども
白老町は、2022~27年度を期間とした第2次商業・観光振興計画案を取りまとめた。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業効果を取り込みながら、地元商業、観光の振興を図る施策の方向性を示した。計画には、27年度の観光入り込み客数を20年度実績比で約2倍の350万人に引き上げる目標値も
千葉県出身の浅野浩司さん(41)が今月、安平町の地域おこし協力隊に就任した。町内で起業を目指す人を発掘する「Fanfare(ファンファーレ)あびら起業家カレッジ」に合格し、この春、早来地区にカフェをオープンさせる計画。「来た人がホッとできるような場所をつくっていきたい」と意気込む。 浅野さ
胆振東部地震で倒れた木の丸太や倒壊家屋の解体材を循環、再生させることを目指す厚真町民ら全国のメンバーでつくる「ATSUMA96%PROJECT」は20日、製品の紹介を行うオンラインイベントを開いた。町内外で林業や木工業、木材搬出業者らが、廃材などを活用した製品作りの事例を紹介した。 同プロ
白老町の総合型地域スポーツクラブ・Genキングしらおいクラブは19日、白老桜ヶ丘陸上競技場で「ウインタースポーツフェスティバル」を開き、雪遊びのプログラムで子どもたちを喜ばせた。 同フェスは、冬の屋外で元気に体を動かす機会を児童らに提供するイベント。防寒具に身を包んだ町内の幼児や小学生、保
昨年4月1日でJR日高線の鵡川―様似間が廃線となり、同時にすべての駅舎が廃駅となった。日高町の日高門別駅舎は町民サロン(町施設)が併設された施設で、1990年の新築以降多くの町民に親しまれてきた。町では同駅舎を地域の生活や防災、観光の拠点として地域の活性化につなげるため、道などの補助金を活用して改
鵡川漁業協同組合と鵡川農業協同組合は、むかわ町内でJR北海道が所有していた日高線・鵡川駅前の旧社宅の無償譲渡を受け、新規就業希望者の住まいとして活用する。現在譲り受けた建物の改修を進めており、4月にも供用を始める予定。町内に漁業、農業の住環境を整えることで労働力の確保につなげる考えだ。 町
登別市は、JR登別駅隣接地で2022年度に開設する情報発信拠点施設「ヌプル」のロゴマークを決めるための投票を受け付けている。3案の中から選んでもらい、最多得票のデザインをロゴマークに採用する。市は「各地から多くの投票を頂ければ」としている。 市は、ロゴマークについて昨年12月に公募。今年1
日高町では冬期間、パークゴルフ場が閉鎖されており、パークゴルフ協会の会員らは町内緑町にある個人の土地に造られたゴルフ場でプレーを楽しんでいる。 土地の所有者は、佐々木淑五(よしゆき)さん。パークゴルフ愛好者の1人で、遊休地にしていた土地をパークゴルフ場にして個人で利用しており、仲間からの要
白老町のまとめによると、18歳以上の町民を対象にした新型コロナウイルスワクチン3回目接種の接種率は、15日現在で23%となった。町内でも感染者が増える中、64歳以下も2回目接種から6カ月たてば接種可能にするなど接種業務を加速させており、町は「今年度内にはほぼ追加接種が完了できるのでは」と見込む。
安平町議会は18日、臨時会を開き、現在早来地区で整備している小中一体型校舎の建設主体工事に係り、2022年度での執行をあらかじめ定める債務負担行為に増額分3800万円を追加した21年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。 町によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響による「アイアンショッ
白老町議会は18日、定例会2月会議を開き、バンノ沢川砂防事業の工事請負契約締結の議案1件を原案通り可決した。 バンノ沢川砂防事業は、降雨時に支渓から発生する土砂流出の対策として砂防ダムを整備するもの。全体15支渓のうち、今年度は西バンノ沢川の1支渓で工事を行う。
むかわ町は18日、町役場穂別総合支所に勤務する職員1人が新型コロナウイルスに感染した―と町ホームページや防災無線などで発表した。 町によると、職員の陽性は同日に判明。業務上、町民の接触はなかったが、接触の疑いがある職員らに対してはPCR検査を実施し、健康観察を行う。執務室の消毒作業は終了し
北海道アイヌ協会(大川勝理事長)の第55回北海道アイヌ伝統工芸展で、白老町の彫刻師山田祐治さん(67)の木彫作品が最優秀賞(道知事賞)=一般工芸品部門=を獲得した。ヒグマを手の形だけで表現した斬新なデザインや、卓越した木彫りの技が高く評価された。アイヌ伝統の工芸技術を受け継ぐ山田さんは「芸術性を高
むかわ町と宮城県多賀城市で備蓄や防災事業、食文化創造事業などを展開する企業「ワンテーブル」は17日、2018年9月に発生した胆振東部地震からの創造的復興に向けた包括連携協定を結んだ。同社の包括連携協定は道内自治体ではむかわ町が初めて。同日、町役場に併設する産業会館と同社をオンラインでつないで協定書
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)は17日、後期の勉強集会を開いた。卒業を3月に控える3年生が1、2年生に対し、グループトークを通して高校受験の心構えや学習方法、進路選択の際の考え方などをレクチャーした。 受験目前、またはすでに合格を決めている3年生から後輩たちにアドバイスを送ってもらおう
白老町特別職報酬等審議会(熊谷威二会長)は17日、町長と副町長、教育長の給与額と町議会議員の報酬額について戸田安彦町長に答申した。 答申で町長ら特別職の給料については、今年度3%程度の引き下げを行ったことも踏まえ、「将来にわたり持続的なまちづくりの先陣を切る責務の重要性を鑑みて、現行の額は
浦河高校の写真部員を対象に作品を募集した「第5回BTC(公益財団法人軽種馬育成調教センター)フォトコンテスト」の入賞作品と出展作品が、22日まで町総合文化会館1階フロアで展示されている。 コンテストは、BTCが2017年から主催。浦河高写真部員に調教の施設や様子を撮った写真の出品を依頼し、