ウポポイで伝統芸能鑑賞 カナダ先住民族の大学生ら白老訪問
- 2023年5月20日
カナダ・ビショップス大学に在籍する先住民族の学生7人が、18日に白老町入りし、19日に白老アイヌ協会の山丸和幸理事長らと懇談、意見交換した。学生と同大職員3人はカナダ政府が支援する海外派遣プログラムを活用して9日に来日。21日まで白老町に滞在した後、平取町などを訪れ、26日に帰国する予定。
カナダ・ビショップス大学に在籍する先住民族の学生7人が、18日に白老町入りし、19日に白老アイヌ協会の山丸和幸理事長らと懇談、意見交換した。学生と同大職員3人はカナダ政府が支援する海外派遣プログラムを活用して9日に来日。21日まで白老町に滞在した後、平取町などを訪れ、26日に帰国する予定。
米国カリフォルニアのペパーダイン大学グラツィアディオ・ビジネススクールに通う社会人学生が19日、安平町の小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)を訪れ、中学年代の生徒たちと文化交流体験を行った。世代の垣根を越えた英語の授業や給食の時間を通して、異文化への理解を深め合った。 組織開
厚真町と岩手県奥州市(旧前沢町)の姉妹都市締結40周年を記念して製造した日本酒「かけ橋」の販売が19日、厚真町内3店舗で始まった。厚真町の米と前沢の技術を掛け合わせた今回限りの限定商品だ。 厚真町は、旧前沢町から大勢の花嫁が訪れたことをきっかけに1983年、姉妹都市提携を締結。両町の祭りな
春の全国交通安全運動(11~20日)の一環で19日夜、白老町の国道36号線沿いで一斉パトライト作戦が行われた。 町交通安全町民運動推進委員会の恒例の活動で、町内の交通安全指導員ら20人が参加。パトライト(赤色回転灯)を載せた車両約20台を社台や白老、萩野、竹浦、虎杖浜など町内10カ所の沿道
鵡川農業協同組合(JAむかわ)は19日、社会貢献事業の一環として、車いすや立ち上がる際の動作を補助する「たちあっぷ」など介護用品5台を、むかわ町社会福祉協議会に寄贈した。福祉用具の贈呈は10年連続となり、「今後とも地域に貢献できる活動を続けていきたい」としている。 寄贈したのは、介助式の車
白老町交通安全協会(小幡秀雄会長)は18日、2023年度定期総会を町中央公民館で開き、今年度の事業計画を決めた。欠員に伴う役員補選では監事に桔梗原光男氏を選任した。 約20人が出席し冒頭、交通事故犠牲者へ黙とうをささげた。苫小牧署白老交番の細川義彰所長は、町内の今年1~4月の交通事故が前年
白老町大町で宿泊飲食施設を経営する菊地辰徳さん(46)らは、道道白老停車場線沿いの町大町3にビール醸造所「THEOLDGREY BREWERY(ジ・オールドグレイ・ブリュワリー)」を誕生させる。夏をめどに醸造を開始し、秋には商品の第1弾販売とお披露目会の開催を予定している。 菊地さんは20
胆振、日高の青年神職会による「御田植祭」が18日、厚真町桜丘にある森田明央さん(56)所有の水田で行われた。若手神職と関係者の計8人が参加し、水田の一角に設けた「神田」に手作業で苗を植えた。 先人たちの伝統作業を体験することで米作りの大切さを若手神職に感じてもらおうと、2005年から継続し
むかわ町福住3の両川武弘さん(80)宅の庭で、クマガイソウが見頃となった。袋を提げたように下向きに咲く、白と紫の珍しい花が近隣住民の目を楽しませている。 クマガイソウはラン科アツモリソウ属の一種で、北海道南部から九州にかけて分布。いまは環境省が絶滅危惧種に指定している。両川さんは30年ほど
厚真町土地改良区(細川隆雄理事長)が主催する厚真ダム水神宮取水式が17日、同町幌内の厚真ダム近くの高台にある水神宮で執り行われた。地元の農業関係者ら約30人が参列し、営農用水の安定供給と出来秋を祈願した。 取水式は、厚真ダムを管理する町土地改良区が毎年、田植えのシーズンに合わせて豊水祈願を
白老町の地域おこし協力隊員で移動書店「またたび文庫」を展開している羽地夕夏さん(25)は28日午前11時から、町大町3の活動拠点「ひこばえ」で本や野菜、お茶、花などを扱う「あおぞら市場」を開く。 「ひこばえ」は町道南中通りと大町3号通りの交差点付近にある築約50年の建物。同文庫の本のほか、
厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は17日、宿泊研修の一環で北広島市に3月開業したプロ野球北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」を訪れた。ファイターズガールが案内役を務めるスタジアムツアーで、2年生13人が球場内を見学。同日行われた埼玉西武ライオンズとの試合も観戦し、新球場
航空会社AIRDO(エア・ドゥ、本社札幌市)は社会貢献の一環として16日、むかわ町の鵡川中央小学校(荒木英弥校長)で航空教室を開いた。同社の整備士や客室乗務員(CA)、操縦士が仕事のやりがいや努力していることなどを5、6年生約80人に伝えた。 講師を担当したのは、整備士の小野裕央さん(24
かつて白老に滞在したことがあるポーランドのアイヌ文化研究者、ブロニスワフ・ピウスツキ(1866~1918年)の功績を顕彰する行事が17日、民族共生象徴空間(ウポポイ)内の胸像前で行われた。同日はピウスツキの命日に当たるほか、旧アイヌ民族博物館に胸像が建立されてから10年、白老滞在の年から120年の
むかわライオンズクラブ(LC=両川武弘会長)は17日、むかわ町花園の苫小牧署鵡川交番と、町末広の鵡川農業協同組合(JAむかわ)前の通りに設置された花壇を整備した。会員9人が2カ所に計640株の花苗を植え、鵡川地区のまちなかの美化に努めた。 同LCが例年春と秋に行っているボランティア活動の一
白老町商工会は17日、2023年度通常総代会をしらおい経済センターで開いた。コロナ禍で影響を受ける中小・小規模事業者への支援継続などを盛り込んだ事業計画を決めたほか、欠員に伴う理事の補充で青年部長の大塚雄裕氏を新任した。 会員や来賓ら約50人が出席。熊谷威二会長は「コロナ禍で倒産した企業は
白老町と町消費生活センターは、5月の消費者月間に合わせ31日まで、パネル展を町東町の町総合保健福祉センター(いきいき4・6)で開催している。インターネットを介した詐欺被害などの事例を大小約30枚のパネルで紹介し、被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。 町はこのほか月間行事として、30日午
白老町で町内初の認可外保育施設「5kan.(ごかん)」がオープンし、1日1組限定で一時保育を行っている。定期的に四季を感じるイベントなども開催する考え。保育士と幼稚園教諭の資格を持つ山﨑翔子さん(30)が今年1月に自宅を開放して設立した。 山﨑さんは、保育の「先生」として振る舞うのではなく
白老町竹浦116の国道36号線沿いに20日、海鮮レストラン「光る海」が開店する。太平洋が一望できるカウンターがあり、海鮮丼や生け作りなどが楽しめるという。店長の三浦晃さん(55)は「魚介類の調理スピードや味には自信がある。多くの方に来てもらいたい」と話している。 三浦さんは登別市出身。町内
厚真町の上厚真小学校(清水京子校長)の6年生は16日、町内本郷の民有林で植樹体験を行った。児童9人がカラマツ系の苗木を植栽するなどして森林への理解を深めた。 地域にある資源や産業などについて学ぶ「ふるさと教育」の一環。この日は、学校で森の働きについて学んだ後、本郷の民有林に移動して植樹を行
無国籍バンド「ガイア・クアトロ」が27日午後6時から、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」でコンサート「地球、大地、そして音楽」を開く。 同バンドは2003年、パリ日本文化会館での共演をきっかけに結成。メンバーは、バイオリン奏者マレー飛鳥さん、ドラマーのヤヒロトモヒロさん、アルゼンチン人でピ
白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は27日午前10時から、ヨコスト湿原5月観察会を開催する。小雨決行で参加無料。 友の会メンバーが案内役を務め、湿原東部エリアを散策しながら植物や昆虫、鳥類などの生きものや環境について分かりやすく説明する。飲み物や虫よけスプレーなどは各自持参。
菜の花は菜種油や蜂蜜の原料となり、地元の農家が作付けしている。花はここ数日の間に勢いよく咲き始め、各生産畑で鮮やかな黄色の花のじゅうたんが広がった。開花は年々早まっており、13、14の土・日曜日にも絶景を一目見ようと、道内各地から観光客らが町内を訪れたという。 開花に合わせて、27、28両
白老町のしらおいイオル事務所チキサニで、アイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」(小美浪フミ代表)の作品展が開かれている。同クラブは、町北吉原在住のアイヌ刺しゅう講師、小美浪さんが昨年8月に設立した。 着物やタペストリー(壁掛け)、ペットボトルホルダー、肩掛けタイプのスマホケース、コース
白老町若草町のポロト自然休養林の散策路に、シラネアオイの花が咲き始めた。町石山から萩野にかけて広がる萩の里自然公園ではすでに見頃を迎えている。 シラネアオイは、谷の斜面や湿り気のある林内に群生する多年草。高さ20~50センチで、花びらのように見える「がく片」の淡い薄紫色が、道行く人の心を和
お金の代わりに人の得意なことを運用する「とくいの銀行白老支店」は25日午後6時から、白老町大町2のカフェ結で第3回「ひきだし」イベントを開く。登録した「とくい」を引き出し、交流のきっかけにする取り組み。参加無料で定員8人、事前予約が必要。 今回のテーマは認知症。認知症の人が実際に見る世界を
安平町とあびら観光協会は、菜の花シーズンの到来に合わせて「あびら菜の花2023重ね捺(お)しスタンプラリー」を開催している。町の担当者は来町する観光客らに「町内を周遊し、おいしいものを食べて、まちを知ってもらうきっかけになれば」と話す。 本州や小樽市ですでに行われているイベントに倣って初め
安平町のあびら観光協会は15日、「菜の花フォトコンテスト2023」の作品募集を開始した。シーズンを迎え、町内の各所で咲く菜の花を題材にした写真を受け付ける。 菜の花畑を観光資源としてPRするとともに、町の美しい景観を記録として残そうと毎年開催する企画。昨年は72人から124点の応募があった
むかわ町穂別の「民宿ポレポーレ」の敷地内で13日、「恐竜の町」をアピールする「恐竜まつり」が初めて開かれた。恐竜のコスプレ大会や音楽ライブ、抽選会のほか、キッチンカーなどが並び、町内外から訪れた多くの恐竜ファンらでにぎわった。 穂別地区で発掘されたハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウル
恐竜まつりの開催に合わせて特設ステージでは、むかわ竜の発掘調査に携わるなど恐竜研究の第一人者として知られる北海道大学総合博物館副館長の小林快次教授の特別講演も行われた。 小林教授は、縫いぐるみやレプリカの化石を使って、むかわ竜や人気の高い「ティラノサウルス」、モンゴルで発掘されたアジア最大