視力失ったオオタカ 驚くほどの回復力
- 2020年1月29日
いよいよ2020年。東京オリンピック・パラリンピックが開催されることもあり、何かと気持ちが前向きに、そして世の中も高揚感あふれる新年の幕開けでしたが、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの救護室でも私たちスタッフの気持ちが高ぶることがありました。それは、現在治療中のオオタカ(タカ目タカ科)の経過について
いよいよ2020年。東京オリンピック・パラリンピックが開催されることもあり、何かと気持ちが前向きに、そして世の中も高揚感あふれる新年の幕開けでしたが、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの救護室でも私たちスタッフの気持ちが高ぶることがありました。それは、現在治療中のオオタカ(タカ目タカ科)の経過について
もしもかなうなら、この地域のすべての子どもたちに、ウトナイのこと、そして野生動物たちのことを伝えたい―。その想いで始まった小学校への出前授業も早いもので11年目を迎え、ついに先週、その受講児童数が1万人を超えました。 2007年春、それまで小動物の臨床獣医師だった私は心機一転、ウトナイ湖野
今回の内容は、野鳥は野鳥でも、小さな作り物の野鳥についてです。 次男の育児休暇が終わろうとしていた今年の3月、工作が大好きな長女(当時4歳)のために、新しい遊びはないかと探していた頃に出合ったのがアイロンビーズでした。アイロンビーズとは小さなパイプ状のビーズのことで、専用プレートに並べて絵
突如として出合った生き物を目の前に、優しい気持ちで取ったはずの行動が、時にその命を危険にさらしてしまうことがあります。 10年ほど前の初秋のある日、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターに、市民から電話相談がありました。聞くと、当センター近くの国道沿いの歩道で1羽の鳥が歩いており、車通りも多い場所