ホッキ貝 生産海域を細分化 苫漁協 来月1日から夏漁解禁 貝毒出荷規制は漁協単位に
- 2023年6月29日
道はホタテを除く二枚貝の「生産海域」を今年度から細分化した。苫小牧、鵡川、いぶり中央の3漁協はこれまで、太平洋西部海域としてひとくくりだったが、これを各漁協単位に改めた。従来はひとたび貝毒が発生すると、海域全域で出荷の自主規制を余儀なくされたが、漁協単位の対応が可能になった。26日にいぶり中央でま
道はホタテを除く二枚貝の「生産海域」を今年度から細分化した。苫小牧、鵡川、いぶり中央の3漁協はこれまで、太平洋西部海域としてひとくくりだったが、これを各漁協単位に改めた。従来はひとたび貝毒が発生すると、海域全域で出荷の自主規制を余儀なくされたが、漁協単位の対応が可能になった。26日にいぶり中央でま
第68回とまこまい港まつり(8月4~6日、メイン会場・中央公園)のプログラムの表紙デザイン入賞作品展が7月13日まで、苫小牧西港フェリーターミナル(入船町)2階で開かれている。 同まつり実行委員会の主催。今年3~4月の公募で市民が寄せた17点のうち、入賞・入選した力作9点を展示した。
新型コロナウイルス感染症病床13床を確保している苫小牧市立病院は28日、感染症法上の位置付けが「5類」に移行した5月8日以降の病床使用数を公表した。5月は7人で1日平均0・3人、6月は1日から25日現在19人で同0・8人だが、満床になった日もあったという。 市議会厚生委員会で説明した。
苫小牧市議会の厚生委員会(松井雅宏委員長)は28日、特定商取引法の抜本的改正を国や関係機関に求める要望意見書提出の陳情を全会一致で採択した。 陳情は苫小牧消費者協会(山内幸子会長)が提出。同法の改正法付則に定められた施行5年後の見直し時期が昨年12月に経過し、同協会は「早急な対応が必要」な
北海道電力は28日の定時株主総会後の臨時取締役会で、藤井裕社長(67)が代表取締役会長に就任し、斎藤晋取締役(62)が社長に昇格する人事を決定した。斎藤社長は同日、札幌市内で記者会見し、「泊発電所の再稼働後には適正な料金として値下げさせていただく」と述べ、電気料金の値下げを明言した。社長就任につい
知床半島沖で昨年4月、死者・行方不明者26人を出した観光船「KAZU 1(カズワン)」の沈没事故で、事故2日前に行われた救命訓練の際、船のハッチのふたが完全に閉まらず、数センチの隙間がある状態で運航していた可能性があることが29日、運輸安全委員会が公表した報告書案で分かった。 運輸安全委は
渡島管内八雲町で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故で、亡くなったトラックの運転手が事故前、勤務先に体調不良を訴えていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。道警は事故との関連を含め、詳しい経緯を調べている。 捜査関係者によると、トラックの梶谷誠運転手(65)=同管内森町=
道教委は7月19日午後2時から、胆振東学区の公立高校配置計画地域別検討協議会を苫小牧市教育・福祉センターで開催する。オンラインを併用する。 問い合わせは胆振教育局企画総務課 電話0143(24)9888。
第2回定例道議会は28日も本会議を開き、代表質問を続行した。鈴木直道知事は今定例会に提案した補正予算案に盛り込んだ地球温暖化防止対策基金(通称・ゼロカーボン北海道推進基金)創設について「中長期的な視点で積極的に施策を展開していく観点から、一定規模の財源を確保するため、100億円規模の基金を設置する
環境省は、北海道地方環境事務所(札幌市)内に「北海道脱炭素投資支援センター」を立ち上げた。GX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素化)投資を道内に呼び込む機運が高まる中、株式会社脱炭素化支援機構(JICN)と連携。道内での脱炭素投資案件の組成に向けた支援などに取り組む。 日本政府は世
(28日) ◇就任あいさつ▽社会福祉法人緑星の里理事長、大塚登志樹氏▽同特別顧問、尾野聖一氏▽同専務理事、沼山文久氏。
(7月1日)苫小牧泉野小校長(苫小牧拓勇小教頭)池田利夫
苫小牧 午後、市議会定例会。午後5時30分、全道商工会議所大会懇親会(ノーザンホースパーク)。 千 歳 午前9時、公平委員会委員の選任に係る辞令交付式。午前9時30分、寄付採納。午後1時、市議会補正予算特別委員会。 恵 庭 午後1時30分、全国基地協議会・防衛施設周辺整備全国協議会合同
苫小牧市は27日、IT(情報技術)活用などを学ぶ企業セミナーを市文化交流センターで開いた。オンライン会議システムを含めて21人が参加し、ITやデジタル技術導入の進め方について理解を深めた。 講師は札幌商工会議所の専門相談員でITコーディネータの風間孝啓さん(68)。風間さんは変化に取り残さ
苫小牧市議会の定例会は27日、本会議で一般質問を続行し、4人が登壇した。主なやりとりを紹介する。 神山哲太郎氏(公明)は、東京圏から市内への就労促進を図る支援金、UIJターン新規就業支援事業の実績を質問。町田雅人総合政策部長は「支給実績は2021年度1件、22年度4件」と答えた。
日本生命保険相互会社(大阪市)の秋山直紀常務執行役員(54)が27日、苫小牧民報社を訪れた。全国各支社との意見交換会で初来苫し、苫小牧支社の地域貢献について語った。 同支社は2016年11月、健康増進や防災などの行政サービスを後押ししようと、苫小牧市と包括連携協定を結んでいる。秋山氏は「地
苫小牧市柳町で環境事業を総合的に展開するTOMASEI(とませい)ホールディングス(渡辺秀敏代表)は27日、早生桐(そうせいぎり)約100本を本社敷地に植樹した。5~8年で高さ15メートル、直径35センチほどの成木になる予定で、木質バイオマス発電の事業者に売却する考えだ。 同社が掲げるSD
苫小牧美園小学校(中島勉校長)は23日、全国各地で公演している川崎市の劇団「オペラシアターこんにゃく座」(萩京子代表)の演劇観賞会を開いた。全校児童448人が質の高い舞台芸術に触れ、歌劇を楽しんだ。 児童が芸術に触れる機会をつくろうと、同校が文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」に申し
大手ゼネコン清水建設(東京)の協力会社で構成する苫小牧・室蘭地区取引業者災害防止協議会(村上仁会長、120社)は23日、安全衛生推進大会を苫小牧市内のホテルで開いた。 全国安全週間(7月1~7日)に合わせた恒例の取り組み。 約60人が出席し、村上会長はあいさつで、業界として週休2日
苫小牧市日吉町の住宅建築業、大鎮キムラ建設(木村匡紀社長)は23日、建築廃材の床板などを利用して製作したプランター12個を市内の保育園や認定こども園6園に寄贈した。 2007年から続ける社会貢献の一環で、17回目。プランターは縦30センチ、幅45センチ、高さ20センチ。ベゴニアなどの花苗を
生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)推進活動の一環で、苫小牧市内の海岸をボランティアで清掃した。日を分けて2日実施し、賛同する市内外の企業や団体の社員、会員らが、ごみ拾いに汗を流した。 同組合が2021年に始めた、全道一斉に海岸を清掃する「HOKK
27日まで行われた苫小牧市議会定例会の一般質問で、千歳市に進出する次世代半導体製造ラピダス(東京)に関する質問が集中した。登壇した23人中8人が取り上げ、経済波及効果や雇用などに期待する声、環境面や水資源の活用に対する疑問など、賛否両面で幅広く質疑した。市はラピダス進出を好機と捉え、同社従業員らの
道南バス(本社・室蘭市)の長谷川義郎社長は27日、苫小牧市や室蘭市などで運行する路線バスの運賃を今年度内に値上げする方針を明らかにした。物価・エネルギー価格の高騰に伴う運行コストの増加が主な理由。値上げ額や実施時期については未定だが、長谷川社長は「早ければ秋前に行いたい」と説明した。 北海
道南バス(長谷川義郎社長)は27日、2023年3月期(22年度)決算を発表した。売上高は前期比12・9%増の37億4740万円、純損益は1億8970万円の赤字となった。コロナ禍が落ち着き、下半期は乗り合いバス、貸し切りバス共に好調で増収となり、赤字幅も前期から1億1060万円圧縮したが、急激な物価
北海道エアポート(HAP)は7月1日から、新千歳空港AB駐車場で導入している事前予約サービスの受け付けを、現在の専用電話からウェブ方式に変更する。 空港の混雑時でもスムーズに入庫できるサービス。昨年12月に同駐車場38台分で運用を始めたが、当初から満車が続くなど好評で、今年4月から予約枠を
苫小牧市議会定例会は27日、本会議で2023年度一般会計補正予算案など議案4件、諮問1件を原案通り可決した。 23年度一般会計は2億9320万円を増額し、総額851億4097万円とした。このうち自動運転バス実証運行事業は7714万円を計上し、10月にも市中心部で約1カ月間の実証運転を予定し
図書館と福祉拠点の機能を併せ持つ複合施設、苫小牧市東開文化交流サロン(東開町2)が昨年12月1日に開館し、半年が過ぎた。小中学生や乳幼児連れの家族らを中心に利用が進み、5月末までの来館者数は3万人を超えた。地域福祉の拠点としてさらに活用が進むことを願い7月2日、同サロンの在り方について考えるイベン
苫小牧市内の小中学校が保護者向け一斉情報配信システム「さくら連絡網」を活用し、オンラインで児童生徒の欠席、遅刻連絡などの受け付けを始めた。同システムにメールアドレスや、無料通話アプリ「LINE(ライン)」のアカウントを登録すると、各校にメッセージを送ることができる。市教育委員会は保護者と学校の新た
人生の節目を祝おう―。今年度、40歳になる人を対象とした交流イベント「苫小牧四十路(よそじ)会」が9月18日、グランドホテルニュー王子(王子町)で開かれる。女性4人が中心となって実行委員会を立ち上げ、準備中。メンバーの1人、堤川千恵さん(40)は「40歳は仕事や私生活でさまざまな局面を迎える。ぜひ
苫小牧市出身のピアニスト三浦秀美さんのリサイタル「北欧の自然とロマン派の調べ」が7月2日午後2時から、文化会館(旭町)で開かれる。 北海道教育大学岩見沢校在学中は、交換留学生としてフィンランドのシベリウス音楽院へ派遣された経験も持つ三浦さん。現在は札幌市などでコンサートを重ねる。