有珠川7遺跡で発掘調査 竪穴式住居跡や遺物4千点以上
- 2023年10月20日
北海道埋蔵文化財センター(江別市)は、苫小牧市高丘の有珠川上流域で「有珠川7遺跡」の発掘調査を進めている。竪穴式住居跡や炉跡のほか、縄文時代中期~晩期の道南地域の遺物など4000点以上見つかっており、周辺に人が定住していたことや道南の人々と交流があったことがうかがえる。 有珠川7遺跡は有珠
北海道埋蔵文化財センター(江別市)は、苫小牧市高丘の有珠川上流域で「有珠川7遺跡」の発掘調査を進めている。竪穴式住居跡や炉跡のほか、縄文時代中期~晩期の道南地域の遺物など4000点以上見つかっており、周辺に人が定住していたことや道南の人々と交流があったことがうかがえる。 有珠川7遺跡は有珠
苫小牧市美園町の会社員田村純也さん(45)が先月、東京の美術団体「新制作協会」の会員に選出された。全国規模の公募展「新制作展」のスペースデザイン部門で入賞し、9月20日付で新会員となった。田村さんは「スタートラインに立てた。ここから頑張りたい」と喜びを語った。 入賞作品「yaykar(ヤイ
苫小牧ユースウィンズは22日、東開文化交流サロンで演奏会と楽器体験会を開く。小学生が対象で、参加無料。メンバーの渡部愛由加さん(11)=沼ノ端小5年=は「ユースウィンズは皆仲が良く、マーチングもできる。音楽に興味のある人はぜひ来てほしい」と呼び掛ける。 楽器の魅力に触れ、同団体に興味を持っ
エゾシカと車の接触事故が増える時期を迎え、苫小牧署や苫小牧市などは19日、苫小牧西港フェリーターミナルで来道者向けの啓発活動を行った。 同署員や市職員ら7人が、太平洋フェリー「きそ」から下船した約80人に昨年1年間、市内で起きたエゾシカ絡みの事故の発生場所をまとめたマップなどを配布。署員ら
18日午後10時40分ごろ、厚真町上厚真の道道厚真浜厚真停車場線で走行中の軽乗用車が道路脇の立ち木などにぶつかり、横転する単独事故があった。運転していた同町上厚真の会社員男性(40)が鎖骨を折る重傷を負い、苫小牧市内の病院に搬送されたが、命に別条はない。 苫小牧署によると、現場は片側1車線
来年1月27日に苫小牧市で開幕する「第78回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会スケート・アイスホッケー競技会」まで100日となった19日、道庁1階ロビーにカウントダウンボードが設置された。「国民体育大会」(国体)から「国スポ」へ名称変更後に開かれる初の大会で、本道での開催は5年ぶり。北海道実行委員
鈴木直道知事は19日、陸上世界選手権(8月、ハンガリー)の女子やり投げで金メダルを獲得した旭川市出身の北口榛花選手(25)=JAL=に、道表彰の「栄誉をたたえて」を贈った。来年のパリ五輪出場も決めている北口選手は「パリでも金メダルを取りたいという気持ちが、さらに強くなっている」と語った。
道は17日、ジャーナリストの浜田敬子氏を講師に迎えて幹部職員研修を開いた。浜田氏は「同質性の高い組織は過去の成功体験を踏襲するため、おごりが生じやすい。多様な人材がいない組織に優秀な若い世代や優秀な女性は集まらない」と指摘した。 「真に働きやすい組織にはダイバーシティ(多様性)がある~これ
日本維新の会道総支部は19日、札幌市内で会合を開き、鈴木宗男参院議員の離党に伴い空席となっていた総支部代表に、党選対本部長代行の井上英孝衆院議員(大阪1区)が就任することを承認した。 会合では総支部の新執行部も決定。山●【c59c】泉幹事長は続投。政調会長に波田大専札幌市議、総務会長に丸岡
(21日) 苫小牧 中央要望等(東京)。 千 歳 午後1時30分、北海道ブロック・ユネスコ活動研究会北海道ユネスコ大会in千歳(ANAクラウンプラザホテル千歳)。 白 老 白老町×ウポポイフェア(仙台市)。 安 平 日本の観光・物産博(台湾)。 厚 真 午
野口観光グループの料理スタッフが腕とアイデアを競う「N―1グランプリ2023冬」がこのほど、洞爺湖町のザレイクビューTOYA乃の風リゾートで開かれた。酒粕(かす)や豆乳などを生かした独創的な料理が並び、食べ比べた審査員らをうならせた。 料理部門の人材育成を目的に定期的に行っている社内コンテ
道教委と北海道文教大(恵庭市)は19日、包括連携協定を締結した。北海道の教育と同大の教育・研究の充実を通じ地域社会に貢献する人材育成が目的。協定では▽教職の魅力向上▽幼児教育および学校教育の振興▽施設・人材の活用▽その他両者で合意された事項―の4項目を掲げ、具体的な取り組みは今後協議する。
東胆振精神保健協会(土屋潔会長)は11月4日午後1時半から、2023年度東胆振精神保健大会を苫小牧市民会館で開く。2部構成で、各表彰と、精神科医でむかわ町国民健康保険穂別診療所副所長を務める香山リカ(本名・中塚尚子)さんの講演を予定している。 第1部は午後1時半から、精神保健事業への尽力者
◇ブドウ 今年は何年かぶりに、わが家のブドウが100房くらいなり、収穫を待ちわびていましたが、何者かに5、6房の粒が取られる日がありました。監視カメラを取り付けたところ、何とアライグマが食べに来ていてびっくりしました、皆さんも特定外来種には気を付けましょう。(苫小牧市澄川町・男性)
北海道に移住し、アクセスの良い空港の周辺で暮らしたいと考えている人を対象に、道は11月1日午後7時から、「北海道の暮らしと仕事セミナー 空港のお仕事編」をオンラインで開催する。道内には12の空港と多様な業務があり、それらを紹介することで移住先に道内を選択する人の拡大を目指す。 セミナーは「
苫小牧東ロータリークラブ(RC、佐藤史典会長)は21日、苫小牧市植苗の道の駅ウトナイ湖でポリオ(小児まひ)撲滅のための募金活動を行う。ポリオ根絶を願う「世界ポリオデー」(24日)に合わせた取り組み。 ポリオは5歳未満の子どもが感染しやすいウイルス性の病気。体がまひしたり、命を落としたりする
苫小牧市博物館友の会は14日、市美術博物館研修室で「勾(まが)玉作り体験」を行った。小学生から大人まで9人が市内や安平町から参加し、小さな石を夢中になってやすりで磨き上げた。 まが玉は、縄文から古墳時代にかけて作られた装飾品。この日は元学芸員の工藤肇さんが講師を務め、JやCの字の形に湾曲し
苫小牧市の明野柳町内会(鈴木俊文会長)は15日、市明野新町のあけの公園を避難場所として防災訓練を行った。本格的な炊き出し訓練も4年ぶりに行い、参加した住民145人は万が一の備えを確認した。 午前10時に震度6強の地震が起きて避難命令が出たと想定し、防災行政無線の屋外スピーカーで避難をアナウ
苫小牧市の輝く子供たちのためのコンサート実行委員会(松原寄美子代表)は15日、市文化交流センターで音楽の知識や技術を広げるワークショップを開いた。市内のほか、千歳市や恵庭市の幼稚園年長児~中学生の16人が、和楽器や体でリズムを刻むボディーパーカッションなどを楽しく体験した。 ピアノを学ぶ子
通信大手のソフトバンク(東京)が苫小牧市に国内最大級のデータセンター(DC)を建設する方針であることが19日、分かった。建設費は400億~600億円を見込み、経済産業省に補助金を申請した。認められれば半額が助成され、2026年度の稼働を目指す。 同社は国内13カ所でDCを展開しており、東京や大
苫小牧を拠点に活動する5人組スカパンクバンド「FREE KICK(フリーキック)」は21~29日、初の全米ツアーに乗り出す。「スカパンクの本場アメリカで、日本のパンクバンドの魅力を伝えたい」と意気込んでいる。 ツアーが決まったのは昨年9月。所属レーベル会社「Bad Time Records
支笏湖漁業協同組合(佐々木義朗組合長)は18日、ヒメマス(チップ)のふ化・増殖事業のための親魚捕獲を同湖岸で始めた。市の支援を受けたチップ資源保護の一環。同日の初水揚げは1121匹で前年同期の82匹の13・7倍に上り、昨年の総捕獲数1043匹も上回った。 支笏湖に面するヒメマスふ化場(千歳
小中学生を対象にした演劇塾「苫小牧アトリエシアター21」は、22日に市文化会館で開く「第21回苫小牧はすかっぷ演劇祭」に出演する。児童生徒6人が感情豊かに「クロコダイルとイルカ」を上演予定で、本番を間近に控え、通し稽古に熱がこもっている。 「クロコダイルとイルカ」は映画「じんじん」から生ま
苫小牧市美術館友の会(佐藤郁子会長)は21日午後1時半から、市サンガーデンで「宮下祥子クラシックギターコンサート」を開く。年に1、2回行われる同館の特別展に合わせたコンサート。今回は同会の創立10周年を記念して開催する。 宮下さんは札幌市出身。7歳でギターを始め、国内外のコンクールで輝かし
苫小牧市は21日、出光カルチャーパーク(末広町)内の噴水池で「とまこまいキャンドルナイト」を開催する。脱炭素や環境問題への関心を促す「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」の一環。植物性油のろうそく約300個を並べ、自然の明かりの中で音楽ライブを楽しむ。 午後6時~同7時のライブには、
道内でホームセンターなどを展開するジョイフルエーケー(札幌市、木村勇介社長)が、苫小牧市内に2店舗を新規出店する。ペット専門店を清水町に2024年夏、資材専門店をウトナイ北に同秋、それぞれオープンを目指す方針。胆振管内への出店は初めてで、すでに造成作業を進めている。 ペット専門店は「ペット
北海道運輸局は18日、道南バス(室蘭市、長谷川義郎社長)が7月に申請していた苫小牧市内路線バスの運賃値上げを認可した。改定は12月1日で、主要区間で最大140円の値上げとなる。 初乗り運賃が200円で、現行150円から50円増。同社によると、主要区間は苫小牧駅前―勇払正門が140円増の54
苫小牧市美沢のノーザンホースパークは11月24、25両日、ガーデンデザイナー梅木あゆみさんによるクリスマスリース&スワッグ教室を開く。今月21日午前9時から予約を受け付け、定員になり次第、締め切る。 毎年人気のイベントで、今年は新たに同パークを彩った草花のドライフラワーを束ねるスワッグを用
苫小牧石油コンビナート特別防災区域協議会(会長・山岸孝司出光興産北海道製油所所長)は18日、総合防災訓練を苫小牧市静川の北海道石油共同備蓄北海道事業所で行った。16企業・団体から約100人が参加し、有事の際の対応力を磨いた。 同協議会は1977年に発足し、訓練を会員事業所の持ち回りで毎年実
ミズノスポーツ振興財団(東京)は18日、来年1月27日~2月3日に苫小牧市で開催される第78国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会スケート・アイスホッケー競技会への助成金200万円を北海道実行委員会(会長・鈴木直道知事)に贈った。 従来の「国体」を「国スポ」に改称して、全国で初の大会となる。同