IR「長期視点で計画的に」 道議会予算特別委 苫小牧での可能性検証へ
- 2020年3月19日
道の三瓶徹観光振興監は18日の道議会予算特別委員会で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の2020年度以降の取り組みについて、「IRは本道の持続的な発展に寄与する。誘致に向けた取り組みを一歩一歩着実に進めていきたい」と説明し、「新年度は現候補地(苫小牧市植苗地区)の検証や事業の継続性などの諸課
道の三瓶徹観光振興監は18日の道議会予算特別委員会で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の2020年度以降の取り組みについて、「IRは本道の持続的な発展に寄与する。誘致に向けた取り組みを一歩一歩着実に進めていきたい」と説明し、「新年度は現候補地(苫小牧市植苗地区)の検証や事業の継続性などの諸課
環境事業会社のとませい(本社苫小牧市、渡辺健治社長)は17日、小学校の新1年生用に1600個の反射板のキーホルダーを市教育委員会に届けた。同社の渡辺秀敏専務(39)らが市役所第2庁舎を訪れ、五十嵐充教育長から感謝状を受け取った。 国連の持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む同社の社会貢献
苫小牧海上保安署に13日付で着任した松居伸明署長(52)が18日、あいさつで苫小牧民報社を訪れた。道内勤務は初めてで「思った以上に春の陽気の暖かさを感じている」と笑顔を見せながら、「海上と港の安全を守り、市民の皆さんにとって頼りがいのある保安署でありたい」と抱負を述べた。 松居署長の前任地
高齢者が重症化しやすいとされる新型コロナウイルス感染症。兵庫県伊丹市のデイサービス施設を利用していた80代男性が死亡したことなどもあり、苫小牧市の高齢者施設も消毒、検温の徹底など、入所者と職員の安全を守る対策に力を入れている。植苗の介護老人保健施設「東胆振ケアセンター」を訪ねた。終わりが見えない中
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため小中高校の臨時休校が続く中、苫小牧西高校(田邊裕二校長)=青葉町1=で18日、分散登校が始まった。市内の公立高校で初めての実施で、2年生4クラス154人が18、19の2日間に分かれて登校する。 生徒の健康状態や学習状況の把握、進路指導のために実施し、こ
苫小牧市内の70代女性からキャッシュカードをだまし取ったとして苫小牧署は17日、室蘭市東町4の無職、五十嵐恒太容疑者(32)を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は2月12日午後、私服警官を装った同容疑者が女性宅を訪ね、キャッシュカード1枚を封筒に入れさせ、
18日午前8時半ごろ、JR千歳線島松―恵庭駅間の上り線で列車の位置を検知する軌道回路に不具合が発生し、一時運転を見合わせた。約1時間後に再開したが、列車33本が運休したほか、快速エアポートが最大で1時間20分遅れ、約7000人に影響した。 JR北海道によると、線路上に列車がいないにも関わら
17日午後2時40分ごろ、苫小牧市沼ノ端502のJR日高線苫小牧―勇払駅間の中小企業団地西踏切で、苫小牧発鵡川行き普通列車(2両編成)が踏切内に落ちていたトラック用のタイヤ1本と接触し、停止した。乗客乗員にけがはなかった。 JR北海道によると、この事故で列車の冷却水と潤滑油が漏れて自走でき
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、苫小牧市が今月4日から臨時休館してきた市内52の公共施設は、あす19日で当初予定していた休館期間を終える。各施設は20日の再開を見据え、消毒や清掃などの準備作業を粛々と進めるが感染拡大をめぐる情勢は予断を許さない状況で、休館期間が延長される可能性も。市は19
日本製紙(東京)と総合商社双日(同)が設立した「勇払エネルギーセンター合同会社」による木質バイオマス発電所の建設工事が4月、日本製紙北海道工場勇払事業所(苫小牧市勇払)でスタートする。今月2日には同事業所内で起工式が行われ、2023年の完成に向けた工事の安全を祈願した。 日本製紙によると、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、全国で入社式の中止や延期の決定が相次ぐ中、苫小牧市内の主な企業は予定通り、4月1日に入社式を行う見通しだ。道外の大手企業に比べ、規模が小さく、対象の絞り込みや時間の短縮などの対策を講じれば、式そのものの開催は可能と判断した。 市内最多約3400人の従
栗林商船(東京)の新造RORO船(フェリー型貨物船)「神王丸」(1万3650トン)が17日、苫小牧港・西港晴海埠頭(ふとう)に初入港した。同日、苫小牧港管理組合で、同港利用促進協議会による入港歓迎セレモニーが行われた。 神王丸は全長190メートル、全幅27メートル。乗用車200台、トレーラ
道は17日、道内で新型コロナウイルスに新たに感染した人は確認されなかったと発表した。道内で新たな感染者の発表がなかったのは2月18日以来、28日ぶり。 道内の陽性確認数は17日現在、計152人(死亡6人)で全国最多。うち、退院を含め感染症の治療が終了したのは72人。治療中の患者は74人で、
日本製紙(東京)の子会社で紙・パルプなどを扱う日本紙通商(同)は今月末で、勇払営業所(苫小牧市勇払)を閉鎖し、4月1日付で白老町北吉原に白老営業所を新設する。 同社によると、日本製紙北海道工場勇払事業所が1月末に洋紙生産を停止したことを受け、拠点を再構築する。勇払営業所は2012年10月に
北欧の大手航空会社、フィンランド航空(フィンエアー)は17日、新千歳―ヘルシンキ線を4月1日から6月末まで運休すると発表した。AIRDO(エア・ドゥ)も同日、20日から28日まで新千歳―羽田線で46便を減便することを決めた。 いずれも新型コロナウイルスの感染拡大に伴い旅行や出張などを控える
道の2020年度予算案を審議する道議会予算特別委員会の質疑が17日、始まった。初日は道内で感染が拡大する新型コロナウイルス対策に質問が集中。橋本彰人保健福祉部長は引き続き患者が増加していく事態を想定し、「感染拡大の防止や道民の不安解消に向けたさらなる取り組みを進めていくことが重要」と強調した上で、
道は17日、中国・遼寧省から新型コロナウイルス対策用の医療用マスクなどの寄贈を受けた。 道は1989年に、中国の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3省と経済交流の覚書を締結している。道内で感染が拡大し、マスク不足も深刻化していることから遼寧省側が支援を申し出た。 この日は、道庁に一般マスク
厚生労働省は17日、新ひだか町、北広島市など道内35市町村の高齢者介護施設の利用者などにマスク計約420万枚を配布すると発表した。新型コロナウイルス対策で、政府の「北海道への優先配布」に基づく措置。先に配布している道内6市町(北見市など)に続き、人口に占める患者数の割合が大きい地域とその近隣を選ん
「新型コロナウイルス対策に」と、東京台湾商工会会長の陳五福氏からこのほど、マスク1万枚が恵庭市に寄贈された。農商工連携や修学旅行などの台湾招聘(しょうへい)事業を通して恵庭市と交流があり、市内の学童クラブや小中学校、市の窓口などマスクが不足する61施設に17日から配布している。 善意は12
道教育委員会は17日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、規模を縮小した卒業式を24日までに実施、または実施予定の道内公立高校と特別支援学校(共に札幌市除く)が286校で、卒業式を中止した公立高校(同)が36校となったことを明らかにした。 道教委は2月25日に、卒業式の予行演習の中止
千歳商工会議所(入口博美会頭)は17日、千歳商工センターで通常議員会総会を開いた。創立60周年記念式典・祝賀会の11月6日挙行など総額1億2050万8000円の2020年度収支予算、事業計画など議案3件を議決。31日付で退任する奥山拓己専務理事(65)の後任に千歳市市民環境部長の鈴木隆夫氏(59)
全国で公演活動を行う音楽グループ、北海道歌旅座による「昭和の歌コンサート」が4月14日午後6時半から千歳市内の北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)で開かれる。1940~70年代の歌謡曲のほか、オリジナルソング「明日」など約30曲を披露する予定。歌旅座では「新型コロナウイルスの影響で閉塞(へいそ
苫小牧 在庁執務。 千 歳 午前11時、千歳工業クラブ副代表幹事退任に伴う感謝状贈呈式。午後1時、予算特別委員会。 恵 庭 午前9時、臨時庁議。午前9時30分、行政改革推進本部会議。 白 老 在庁執務。 安 平 午前10時、自主防災組織情報交換会。午後1時30分、定例庁内会
苫小牧市内外の企業が情報交換や異業種交流を深める団体「水越会」(水越拓也会長)は14日、苫小牧市大町の飲食店で意見交換会を開いた。会員や苫小牧市議、白老町議ら計10人が参加。将来のまちづくりについて意見を交わした。 同会は8年ほど前に設立。苫小牧に本部を置き、札幌と大阪に支部を持つ。会員は
苫小牧民報社(宮本知治議長兼社長)は17日、苫小牧市立中央図書館に出版や報道に関する書籍47冊、10万円分を寄贈した。地域の文化振興を目的に1980年から寄贈を続け、今回で42回目。これまでに寄付した図書数は累計3162冊に上る。 今年も同図書館が選定した書籍を寄贈。17日に宮本議長が同図
記者が小学生時代を過ごした30年ほど前。まちのすべてが自分の家の庭のように感じていた。 個人宅のブロック塀の上も道路の延長に過ぎず、塀の上を渡り歩いた。誰かが所有する空き地も格好の遊び場だった。玄関先の犬をなでるため、見知らぬ人の自宅敷地内に無断で立ち入ることもあったように思う。
苫小牧市男女平等参画推進センターサークル協議会(曽根恵子会長)は16日、「地域福祉に役立ててほしい」と市社会福祉協議会へ1000円を寄付した。 同協議会は昨年11月、同年10月に開いたセンター祭で展開した茶席、喫茶、作品販売などの益金の一部3万5534円を市社協に寄せており、今回これに追加
苫小牧市ときわ町の苫小牧民報山下販売店(山下晃弘店長)は15日、当店エリアの「地域感謝キャンペーン」として、新1年生20人に名前入りの鉛筆をプレゼントした。 新入学のお祝いとして毎年実施しており、今年で9回目。本紙読者へキャンペーンを案内する申込チラシを2月下旬に配り、20人の応募があった
道内の2020年度公立高校一般入試の合格発表が17日、行われた。新型コロナウイルスの感染予防のため、今年は各高校前での受験番号の掲示を取りやめ、ホームページ上で発表するという異例の形式。苫小牧市内の公立高校5校でも同日午前10時、合格者の受験番号を各校ホームページ上に一斉に掲載した。掲示板の前で歓
苫小牧市内の保育園児が新型コロナウイルスに感染し、園児が通っていた「なかの保育園」(同市元中野町2)は16日、園内の消毒作業を行った。同園には104人の園児と職員28人が在籍し、同日から22日までの臨時休園が決まっている。16日時点で他の園児に発熱などの症状は出ていないという。 市によると