差別や文化伝承語る アイヌ民族の宇梶さん 苫小牧市民公開講座
- 2023年2月28日
苫小牧郷土文化研究会(斎野伊知郎会長)は26日、苫小牧市美術博物館で市民公開講座を開いた。会員や市民約100人が参加。白老町のアイヌ文化伝承者、宇梶静江さん(89)が「アイヌとして生まれてきて」のテーマで講演した。 宇梶さんは1933年3月、荻伏村(現浦河町)で生まれた。アイヌ民族として生
苫小牧郷土文化研究会(斎野伊知郎会長)は26日、苫小牧市美術博物館で市民公開講座を開いた。会員や市民約100人が参加。白老町のアイヌ文化伝承者、宇梶静江さん(89)が「アイヌとして生まれてきて」のテーマで講演した。 宇梶さんは1933年3月、荻伏村(現浦河町)で生まれた。アイヌ民族として生
苫小牧青年会議所(JC)は26日、苫小牧市木場町のMEGAドン・キホーテ苫小牧店で、トルコ・シリア大地震の被災者を支援する募金活動を行った。メンバー約20人が参加して、買い物客らに支援を呼び掛けた。 6日に発生した地震を受け、苫JC独自に義援金を募る活動を企画した。この日は午前10時から午
岸田文雄首相は27日の衆院予算委員会で、政府が反撃能力(敵基地攻撃能力)として使用を想定する米国製巡航ミサイル「トマホーク」の購入数について「400発を予定している」と明言した。政府はこれまで調達規模を明らかにしていなかった。 ただ、トマホークの単価については「内容を控える」と述べるにとどめ
政府は27日、新型コロナウイルス感染対策として行ってきた中国本土からの入国者への臨時の水際措置を3月1日午前0時から緩和すると発表した。昨年末の感染急拡大を受け、日本人を含めて中国から到着した全員に入国時検査を義務付けていたが、無作為に最大で20%程度の対象者を抽出するサンプル検査に切り替える。た
全国で相次ぐ強盗事件の指示役が関わったとみられる特殊詐欺グループを巡り、別の特殊詐欺事件に関与したとして、警視庁は28日、窃盗容疑で、グループ幹部の今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者を再逮捕する。捜査関係者への取材で分かった。 同庁はリーダー格の渡辺優樹(38)、詐取金の回収・管理役
海外滞在中のNHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員は27日、帰国して本会議で陳謝する意向を参院に伝えた。ガーシー氏は昨年7月の参院選で初当選した後、国会への欠席を続けている。参院が「公開議場での陳謝」を求めていた。 自身の秘書を通じ、石井準一参院議院運営委員長に「本会議へ出席し、院議に
苫小牧市は、中心街再生プラン「苫小牧駅周辺ビジョン」の案をまとめた。ホテルやサイエンスパークなどで構成する複合ビルをシンボルとしたJR苫小牧駅南口前を中核に再開発し、苫小牧の顔にふさわしい魅力のある中心市街地を創出する。市は今年度内の策定を目指し、27日からビジョン案に対するパブリックコメント(意
商船三井客船(東京)が運航する大型クルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が9月、苫小牧港に寄港する。寄港は2019年7月以来、約4年ぶり。16~18日の日程で苫小牧発―横浜着の片道クルーズツアーを行う。 同船は9月15日か16日に接岸し、乗客を乗せて16日午後5時に横浜に向けて出港す
今春の道議選に立候補を予定する戸田安彦氏(54)の町長辞職に伴う白老町長選は28日、告示される。これまでに白老町議の広地紀彰氏(49)、前町企画財政課長の大塩英男氏(51)が出馬表明しており、新人同士の一騎打ちとなる見通し。町長選が選挙戦になるのは2011年以来。 両氏は同日、町選挙管理委
立憲民主党道9区総支部や連合北海道胆振地域協議会などは26日、今春の統一地方選に向けた道9区合同選挙対策本部の設立総会を苫小牧市民会館で開いた。道知事選(3月23日告示、4月9日投開票)に出馬する無所属新人の前衆院議員、池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持
道と札幌市などは26日、新型コロナウイルス感染者を新たに394人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ132万9027人となった。 死亡したのは道発表の居住地非公表の3人(90代女性と80代女性、年齢性別非公表1人)と札幌市の1人
自然豊かな北海道は山海の幸の宝庫。サケ・カニ料理、ジンギスカン、ザンギ、スープカレー、ラーメンなど、ソウルフード(郷土食)は多数あり、今月15日には「北海道のソウルフードを食べる日」が一般社団法人日本記念日協会によって認定登録された。 その日は3月1日。あさって初めて迎える。今後、認知度が
苫小牧工業高等専門学校の構造デザイン部の学生6人が、昨年12月に福岡県大牟田市で行われた「第19回全国高等専門学校デザインコンペティション2022in有明」の構造デザイン部門で、審査員特別賞を受賞した。鳥の翼をイメージした斬新なデザインで、耐荷性に富んだ橋の模型が高評価を獲得した。 全国高
障害のあるアーティストによる芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2023」が25日、苫小牧市文化会館で開かれた。市民グループ、苫小牧の文化と福祉を考える会(石橋創代表)の主催。絵画の展示や楽器演奏などのステージが行われ、来場者は豊かな感性と表現力から生み出された作品の世界観を楽しんだ。
苫小牧市内の小中学生がプロの音楽家から直接指導を受ける「ジュニアミュージッククリニック」が25、26の両日、市文化交流センターと市文化会館で初開催された。約170人の子どもたちが吹奏楽、合唱の専門家から音や声の出し方などを学んだ。 クリニックは苫小牧音楽祭事業の一環。2007年から続いた「
JR北海道は26日、降雪に伴う岩見沢駅周辺の視界不良や白石駅構内踏切での大形支障物検知装置作動を受け、JR千歳線と函館線で快速エアポートなど28本を運休し、約3800人に影響が出た。
18日(土)▽窃盗 木場町=パチンコ店で遊技台からICカード7000円分 19日(日)▽器物損壊 明野新町=一般住宅敷地内で車の窓ガラス割られる▽窃盗 大成町=共同住宅の自転車置き場で施錠していた自転車 20日(月)▽窃盗 表町=コンビニエンスストアで商品のたばことクッキー
少子化による児童数の減少により3月末で115年の歴史に幕を閉じるむかわ町の宮戸小学校(金澤堅一校長)の閉校記念式典が26日、同校体育館で開かれた。在校生や卒業生、来賓など約150人が出席し、思い出の詰まった学校への惜別と感謝の思いを共有した。 同校は、1907(明治40)年12月に創設され
旭川大学の学生有志が企画した吹奏楽コンサート「音楽でつながろう厚真~希望~」が25日、厚真町総合福祉センターで開かれた。一般参加型の演出などを取り入れた町内外の吹奏楽団体の演奏や、人形劇団のユニークなパフォーマンスが披露され、足を運んだ約120人の町民は心温まるひとときを過ごした。 旭川大
白老町町内会連合会(吉村智会長)は25日、3年ぶりとなる町内会活動実践交流会を町中央公民館で開いた。町民ら約60人が出席し、地域支援員の調査報告などを聞いて活動のヒントを探った。 交流会は、町内会の優れた取り組みを学んだり町全体の課題について理解を深めたりすることを目的とした事業。近年はコ
白老町本町の喫茶「くらと」=しらおい創造空間「蔵」内=は26日、特殊技術で花や葉を自然な色と形で乾燥させ、額に入れたアート「レカンフラワー(麗乾花)」のワークショップ(WS)を店内で開いた。 町石山で教室「花の宝石箱」を主宰する水尻美智子さん(77)が講師を務め、町民ら5人が参加した。
道教育委員会の「北海道・アルバータ州高校生交換留学促進事業」が3年ぶりに復活した。道内の公立高校の生徒10人が25日、新千歳空港を出発し、成田経由でカナダへ向かった。 高校生の交換留学事業は、国際的な視野を持った青少年の育成と、友好姉妹関係にあるカナダ・アルバータ州との親善を目的に、199
北海道博物館主催の第20回企画テーマ展「もっと!あっちこっち湿地~自然と歴史をめぐる旅~」が25日に始まった。 同博物館の前身、北海道開拓記念館の開館と、国際的な湿地の保全に関するラムサール条約が採択された1971年からほぼ半世紀にちなんで企画された。 展示は「世界は湿地でつながっ
(28日) 苫小牧 午前10時、市議会予算審査特別委員会。 千 歳 午前10時、市国民健康保険事業の運営に関する協議会からの答申。 恵 庭 午前9時、南恵庭駐屯地広報館落成式(南恵庭駐屯地広報館)。午前11時、第一生命との人事交流協定書締結式(市民会館)。午後3時、石狩教育研修セ
25日午後10時27分ごろ、釧路沖を震源とする地震があり、根室管内標津町と根室市で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは63キロ。地震の規模(マグニチュード)は6・0と推定される。この地震による津波の心配はないという。主な各地の震度は次の通り。 震度5弱=標津町、根室市
苫小牧市糸井のキッチンカー販売店「スタンドファクトリー」で24、25両日、マルシェが開催された。ハンドメードのアクセサリーや食器、雑貨などの個人ショップが出店し、来店者を楽しませた。 市元中野町のハンドメードショップ「ちいさなしあわせ」が、同店のレンタルスペース事業を利用して主催した。出店
苫小牧市あさひ児童センターはこのほど、未就学児対象の運動会を開いた。1~6歳の子どもとその保護者20組が参加し、笑顔で運動を楽しんだ。 毎年恒例の行事。動物の絵合わせゲームなど5種目を行った。 玉入れは赤と青のチームに分かれて行い、子どもたちは床に散らばった自分のチームの色の玉を、
苫小牧市北栄町の沼ノ端交流センターで23日、「スマイルフィットネス」が開かれた。市民13人が参加し、腰痛や肩凝り解消につながるエクササイズに取り組んだ。 同センターを運営するシダックス大新東ヒューマンサービス(本社東京)が主催した。楽しみながら運動不足を解消することが目的。 フィッ
苫小牧市は、中心街再生プラン「苫小牧駅周辺ビジョン」の案をまとめた。ホテルやサイエンスパークなどで構成する複合ビルをシンボルとしたJR苫小牧駅南口前を中核に再開発し、苫小牧の顔にふさわしい魅力のある中心市街地を創出する。市は今年度内の策定を目指し、27日からビジョン案に対するパブリックコメント(意
苫小牧地区企業誘致連絡協議会(会長・岩倉博文市長)はこのほど、苫小牧の自動車部品製造業の親会社などがある愛知県で「愛知・苫小牧企業交流会」を開いた。名古屋市を会場にトヨタ自動車など21社34人が参加し、CCUS実現の取り組みなどを紹介した。苫小牧市港湾・企業振興課は「今後も本市の優位性を発信し、企