核ごみ処分、調査受け入れず 観光、水産への風評懸念―「分断深めたくない」―長崎・対馬市長
- 2023年9月28日
長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は27日の市議会本会議で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた「文献調査」について、受け入れない意向を表明した。市長は「市民の合意形成が十分でないと判断している。観光業、水産業などへの風評被害が少なからず発生すると考えられる」と述べた。
長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は27日の市議会本会議で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた「文献調査」について、受け入れない意向を表明した。市長は「市民の合意形成が十分でないと判断している。観光業、水産業などへの風評被害が少なからず発生すると考えられる」と述べた。
NHKの稲葉延雄会長は27日の定例会見で、ジャニーズ事務所の性加害問題に関連し、所属タレントへの新規の出演依頼は「被害者への補償や再発防止の取り組みの着実な実施が確認されるまで当面行わない」との方針を明らかにした。既に契約をしている場合は出演を継続する。 方針は同日から、NHK全体で適用
将棋の藤井聡太七冠(21)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=が永瀬拓矢王座(31)に挑戦する第71期王座戦5番勝負の第3局が27日、名古屋市で指され、先手の藤井七冠が81手で勝ち、2勝1敗として王座奪取に王手をかけた。第4局は10月11日に京都市で指される。史上初の八大タイトル全制覇を懸
居住地域などによる線引きで、水俣病特別措置法の救済対象とならなかったのは不当だとして、熊本、鹿児島両県出身の128人が国と熊本県、原因企業のチッソを相手取り、慰謝料など1人当たり450万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。達野ゆき裁判長は原告全員を水俣病と認定し、1人当た
北海道道南岳風会白老支部の髙橋美雪(雅号・響山)さん(31)=白老町北吉原=が、18日に埼玉県川口市で開かれた第29回全国優秀吟者吟道大会(日本詩吟学院主催)の独吟和歌の部に初出場し、初優勝を果たした。生まれつき目が見えないハンディキャップを持つ髙橋さんは「優勝するとは思わず、びっくりしている」と
苫小牧市を含めた北海道運輸局室蘭運輸支局管内(胆振・日高18市町)のタクシー運賃が、10月25日から値上げすることが決まった。初乗り料金(距離1・237キロ)は現行550円から、50円増の600円になる。加算料金は現行の272メートル80円を、303メートル100円に改める。 2020年2
苫小牧港の軍港化阻止実行委員会(横山傑実行委員長)と米軍戦闘機の訓練移転反対苫小牧実行委員会(同)は26日、米軍と自衛隊による日米共同訓練の実施を受けて、5項目にわたる「市民の安全と生活を守るための要請書」を苫小牧市に提出した。 同日から10月4日まで航空自衛隊千歳基地を拠点に展開する米軍
北海道エアポート(HAP)がまとめた8月の新千歳空港の航空概況によると、旅客数は前年同月比34・1%増の231万7685人だった。国内線は新型コロナウイルス感染拡大の影響が出始めた2020年2月以降、200万人を初めて超えた。 国内線は18・3%増の203万8500人で、22カ月連続で前年
札幌市の円山動物園で8月に生まれたアジアゾウ・パールの子(雌)が人気を集め、来園者が増えているそうだ。テレビで見ても、しわくちゃの優しい目と小さな体で、大木のような太いパールの脚に絡まるように歩き回り、乳を求める姿が頬ずりをしたくなるほどかわいい。 弱い動物の子は「この生命を守らなければ」
木の棒を投げてピンを倒すフィンランド発祥のスポーツ「モルック」を苫小牧でも広めようと、市内西部の飲食店経営者らが愛好者のチーム「TOMA(トマ)モックル」(黒澤英浩代表)を立ち上げた。定期練習や体験会のイベントを計画し、気軽に遊んだり、本気で大会出場を目指したりと競技に挑戦する人を増やしたい考え。
国に物価高騰対策を求める署名活動を展開していた苫小牧消費者協会(山内幸子会長)は、今月15日の期限までに6776筆の署名を集めた。全道での実施を呼び掛けた道消費者協会によると、道内全体の署名数は1万4800筆で、苫小牧が半数近くを占めた。会員数の2倍の300筆を目標にしていた苫小牧消費者協会は「価
旭川市出身の作家三浦綾子の小説が原作の映画2作品が10月8日、苫小牧市民会館小ホールで上映される。市民らでつくる「良い映画を観る会」が企画。いずれも現役の女性監督では国内最高齢の山田火砂子監督(91)がメガホンを取り、男性優位の時代を力強く生き抜いた女性を主人公とした作品だ。 2作品は「母
2023年度全道民謡決勝大会(北海道民謡連盟主催)が10月1日午前9時半から、苫小牧市民会館で開催される。苫小牧地区民謡連合会(高崎桂昇会長)主管。全道13地区の予選を勝ち抜いた熟年の部(66~73歳)と寿年の部(74歳以上)の計112人が出場する。同会青年部による「苫小牧おどり」のアトラクション
【新型コロナウイルス】 ▽26日から学級閉鎖 苫小牧澄川小学校(29日まで)
錦町・本町地区は26日に市文化交流センターで開かれ、住民14人が出席した。対象は一区、二区、本町、幸町、高砂町、大町寿町の各町内会。 ―旧苫小牧駅前プラザエガオの建物の安全性や現在の取り組みは。 未来創造戦略室 業者に目視で壁の劣化度合いを毎年見てもらい、今のところ危険な状況にない
26日午前11時10分ごろ、むかわ町穂別稲里の国道274号を車で走行中の男性が道路を横断するヒグマ1頭を目撃し、苫小牧署に通報した。 同署によると、ヒグマの体長は約1・6メートルで現場は穂別ダムから南西に約2・7キロの地点。ヒグマは道路を北から南へ横断し、森に立ち去ったという。
むかわ町で約1カ月にわたって行われた地域おこし協力隊インターンシップ「ムカワカレッジ」の第2期生受け入れ事業が24日までに終了した。東京や札幌市、秋田県の計5大学から9人が参加し、地元高校生との交流やイベント運営に携わるなどしてまちの盛り上げに一役買った。 同インターンシップは、地域おこし
2025年5月の開院を目指し、白老町日の出町の敷地内で建て替える町立国民健康保険病院の起工式が26日、建設予定地で行われた。総事業費は35億8000万円。鉄筋コンクリート造り4階建てで、延べ床面積は7000平方メートル。設計施工はフジタ・久米設計・岩倉建設・岩崎組特定建設工事共同企業体(JV)が手
安平町のあびら観光協会は26日、「ハスの花フォトコンテスト2023」の受賞作品を発表した。最優秀賞には札幌市在住の岩見洋一さん(79)が撮影した「姉妹蓮(しまいはす)」が選ばれた。入賞作品を含む作品は、町内各所を巡回して展示される。 同コンテストは、早来北町の鶴の湯温泉の蓮池に咲くハスをモ
落語家・講談師らでつくる落語芸術協会(東京)は10月1日午後2時から、白老町本町の文化施設しらおい創造空間「蔵」で北海道寄席公演「白老福北寄席」を開く。同協会の白老公演は初めて。 文化庁が助成する文化芸術需要回復・地域活性化事業アートキャラバンの一環。出演者はユーモアに定評がある落語家の桂
白老町に本部を置く世代間交流文化推進協議会(田端太一理事長)は22日、町社会福祉協議会に10万1883円を寄付した。今月1~9日の「介護予防支援パークゴルフ(PG)チャリティーウイーク」で集めた。田端理事長は「まちで進める介護健康維持活動の役に立ちたい」と話している。 道内を中心に全国31
住民基本台帳に基づく白老町の8月末人口は1万5520人で、前月比で11人減った。男性は7401人で同2人減、女性は8119人で同9人減。前年同期比では288人減少した。 自然動態は出生6人に対し死亡23人で17人減った。社会動態は転入36人に対し転出30人で、6人増えた。 年齢別で
苫小牧市の絵画サークル「明水画サークル」(笹森紘一代表)は29日まで、市民活動センターで第10回水彩作品展を開催している。会員10人の色彩豊かな力作約50点が並ぶ。 錦大沼公園内を流れる小川や小樽運河といった風景画、ハナショウブやバラ、ナシなどの静物画を展示。サークル創設者の横井春雄さん(
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは23日、「ヒグマを学ぶ」と題したセミナーを同センターで開催した。胆振総合振興局との共催で約40人が参加。ヒグマ研究者でユーチューブに動画「ヒグマのくらし」も公開している道立総合研究機構の白根ゆりさんが、ヒグマの生態や人との事故を防ぐポイントについて解説
苫小牧市のカラオケ講師永田緋佐代さんが主宰するカラオケ教室の発表会が10月1日午後1時から、市文化交流センターで開かれる。生徒ら約30人が日ごろの練習の成果を披露する。 昭和のヒット歌謡曲や演歌を中心としたステージ。衣装にも力を入れ、好きな曲、自信のある曲などを歌唱する。正午開場。入場料1
北海道栄養士会苫小牧支部は10月14日午前10時から、腸をテーマにした「すこやか北海道21研修会」を苫小牧市文化交流センター(アイビー・プラザ)で開く。市民参加型で、一般は1人1000円。10月5日まで受け付けている。 研修は道外のヤクルト工場と会場をオンラインでつなぎ、製品の製造過程や品
◇きれいに刈って 苫小牧市住吉町の市営住宅に住んでいます。数日前に業者さんが周辺の草を刈っていきましたが、刈り方がとても汚いです。この前にやった時も汚かったです。駐車場の後ろの1メートルくらいは刈っていません。昨年までやってくれた人はきれいに刈っていました。市は業者さんに任せ切りなんでし
脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会は30日午前10時から、講演会「『原発はなぜ廃炉にしなければならないか』―日本の原発の現状と課題」を市文化交流センターで行う。 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出や高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場問題について、同会事務局長の津田孝さ
第3回定例道議会は26日も本会議を開き、一般質問を続行した。鈴木直道知事は胆振東部地震から5年を経過したことについて「森林の再生や被災者の方々の心のケアなど、継続して取り組んでいくことが必要な課題もある」と指摘。道としては「復興を後押しするため、地域づくり総合交付金や職員派遣による支援を行う」と述
日本郵便北海道支社は26日、オリジナルフレーム切手「南恵庭駐屯地創設71周年 第3施設団創隊62周年記念」=写真=の限定販売を開始した。 昨今の陸上自衛隊南恵庭駐屯地正門、行進する90式戦車、浮橋等架設訓練、さっぽろ雪まつりの支援活動の模様などを写真でつづっている。1シート(84円&tim