被害額5844万6000円 23年度のエゾシカによる農作物被害 過去10年 最多の1290頭捕獲 厚真町
- 2024年5月29日
厚真町は、エゾシカによる2023年度の農作物の被害状況をまとめた。被害額は5844万6000円で、14年度以降の過去10年間で3番目に高い水準となった。捕獲頭数は1290頭と22年度を188頭上回り、過去10年で最多となった。農業者の損害を防ぐため、町は24年度、1300頭の捕獲を目標としているが
厚真町は、エゾシカによる2023年度の農作物の被害状況をまとめた。被害額は5844万6000円で、14年度以降の過去10年間で3番目に高い水準となった。捕獲頭数は1290頭と22年度を188頭上回り、過去10年で最多となった。農業者の損害を防ぐため、町は24年度、1300頭の捕獲を目標としているが
むかわ町文化協会(越前一会長)は26日、学習交流センターで「フルート&チェロコンサート」を開いた。町民ら約70人が訪れ、楽器の音色のほか、町内のサークルもみじコーラスの歌声を堪能した。 町の生涯学習奨励補助活用事業。相模原市のフルート奏者、井清真弓さん(54)と川崎市のチェロ奏者、高橋よし
苫小牧市を拠点に活動する邦楽アンサンブル舞里音(まりおん)の結成15周年記念コンサートが25日、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれた。町民ら75人が訪れ、「ウポポイの万葉詩シリーズ」と題した自作曲など12曲に耳を傾けた。 舞里音は「心のふる里に舞う音」という意味を込め、同市澄川町の
白老観光協会(福田茂穂会長、会員173人)は27日、通常総会をしらおい経済センターで開いた。委任含む150人が出席し、2024年度事業計画を決めた。 事業計画の重点目標には次の3点を掲げた。▽欧米オーストラリアをターゲットとしたアドベンチャートラベルの強化、地域独自の歴史や文化の伝承、食の
白老町教育委員会は、町立図書館で借りた本の書名や著者名を通帳型の手帳に印字するサービス「おもいで読書帳」を実施している。同館の利用者カードを持っている町民で希望した人に無料で配布しており、28日までに290人が登録を済ませている。 近年、自治体の図書館などで導入されているサービス。本物の銀
白老町統計協議会は27日、町役場で総会を開いた。2024年度事業計画を承認し、任期満了に伴う役員改選で鈴木靖男会長(83)を再任した。 来賓あいさつで大塩英男町長は「統計は政策立案の基礎。調査の意義を町として発信していきたい」と語った。 議事では、24年度事業計画・予算を承認。事業
自民党の長谷川岳参院議員(道選挙区)が自治体職員らに威圧的な言動を繰り返していた問題で、道は28日、新たな調査結果を公表した。直近の2023年度分について、現在在職している次長級以上71人に聞き取りし、長谷川氏と面談した59人中、23人が「威圧的な言動と受け止めた」と回答した。この23人中8人は、
26日に閉幕した「第66回さっぽろライラックまつり」(札幌市、札幌観光協会など主催)の来場者数が過去最多の76万4000人となった。主管する実行委員会が発表した。新型コロナウイルスが5類に移行して満1年を経過し、15日から12日間の期間中、比較的天候が安定し気温も高く推移したことから昨年の71万人
千歳市議会の総務文教委員会(岩満順郎委員長)が28日に開かれ、次世代半導体製造のラピダス(東京)が2025年4月のパイロットライン稼働を目指して同市美々に建設している工場(「IIM―1(イーム・ワン)」)の進捗(しんちょく)状況が示された。市の担当者は「現在は内外装と設備工事に着手した。パイロット
連合北海道(須間等会長)は27、28の両日、国際労働財団(JILAF)招聘(しょうへい)事業としてタイとネパールの労働組合リーダー訪問団(12人)を受け入れ、札幌市内で意見交換などを行った。 国際労働財団(相原康伸理事長)は、連合が1989年5月に設立したNGO(非政府組織)であり、NPO
苫小牧市新明町の運送業、栗林海陸輸送は28日、株主総会と取締役会を開き、栗林和徳代表取締役社長(65)を再任した。この他の役員人事は次の通り。 ▽代表取締役専務 森谷哲嗣(再任)▽常務取締役 阿部敬史(昇任)▽取締役 寺山克美(再任)、沼里靖博(同)、鈴木利郎(新任)▽非常勤取締役 小紫聡
(30日) 苫小牧 午前10時30分、道央産業振興財団第2回評議員会(テクノセンター)。午後1時30分、苫小牧地方総合開発期成会室蘭要望(室蘭市)。 千 歳 午後1時30分、市安全で住みよいまちづくり推進協議会総会(福祉センター)。午後2時、市環境審議会。午後4時、市の国民健康保険事業
28日は宗谷管内で断続的に雨が降り、稚内では12ミリの雨が降りました。これで今月の月降水量は135ミリに達し、1938年からの統計史上、5月としては5番目に多い量となりました。29日から30日の早朝にかけて、稚内周辺でも時折雨が降る見込みです。雨の量は多くはなりませんが、稚内ではあと2ミリの雨が降
支笏湖の北東にそびえる紋別岳(標高866メートル)は、湖と周辺の山々の眺めを満喫できるだけでなく、タニウツギやハクサンチドリ、チシマフウロなど多くの花が楽しめる山として人気が高い。樽前山登山が自粛となった今年、紋別岳に足を向けてはどうだろう。 登山口は支笏湖温泉街の北側にあり、看板があるの
樽前山は今シーズン、「東山コース」の登山路改修のため、登山自粛の措置が取られている。道道に面した5合目ゲートは閉鎖され、車両で7合目まで登ることはできない。お花畑コースは開放されているが、道幅が所によっては30センチほどと狭いため多人数での通行や行き交わしなどが困難で、登山者が集中すると登山路周辺
子どもの頭痛には、不規則な食事または夜型の生活、スマートフォンやテレビなどの画面視聴時間の長さが関係する可能性が示されたと、カナダの研究グループが発表した。 研究グループは、カナダの住民健康調査に回答した5~17歳の子ども497万8370人のデータを解析。食事の時間、画面視聴時間、運動、飲
発達健診の結果から、5歳児の18%が睡眠の問題を抱えていたと、弘前大などの研究グループが発表した。 研究グループは、2018~19年に青森県弘前市の発達健診を受けた5歳児2055人のデータを分析。睡眠質問票(睡眠時間・習慣、日中の問題、不眠など)を用い、合計点が86点以上を「睡眠問題あり」
旧優生保護法に基づき、障害などを理由に不妊手術を強制されたとして、全国の男女が国に損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審弁論が29日、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)で開かれる。国策による差別と人権侵害について、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」の適用が認められるかが焦点。最高裁
トヨタ自動車、マツダ、SUBARU(スバル)の社長3人が28日、東京都内でそろって記者会見し、3社の技術を結集し車の電動化時代に対応できる新たなエンジンの開発を加速する方針を明らかにした。米中メーカーが電気自動車(EV)の開発で先行する中、日本の自動車産業が強みを持つエンジン技術に磨きを掛け、自動
上皇ご夫妻は28日、私的旅行のため栃木県日光市に入り、上皇さまが1944年7月から1年間疎開生活を送った旧御用邸の建物が残る日光田母沢御用邸記念公園を訪ねられた。 ご夫妻の日光訪問は2001年7月以来23年ぶり。この日は、同級生らと授業を受けた教室があった東京大の日光植物園も訪れた。31日ま
小林製薬(大阪市)が製造した紅麴(べにこうじ)配合サプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが相次いでいる問題で、厚生労働省は28日、サプリから「プベルル酸」以外の2種の化合物を検出したと明らかにした。青カビの混入が原因とみられる。また、プベルル酸が腎機能に悪影響を及ぼすこともラットによる実験で確
第62回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会(苫小牧民報社、苫小牧市主催)が28日、とましんスタジアム=苫小牧市=で開幕した。朝日を浴びる選手たちがグラウンドで白熱の試合を繰り広げた。 1962年に歴史が始まった伝統をつなぐ大会。今年は職域やクラブの計28チームが出場した。盛夏まで大鷲旗獲
北海道エアポート(HAP、千歳市)は27日、新千歳空港に新設された調整池から、同社が目標管理値とするBOD(生物化学的酸素要求量)値を超えた排水が流出したと発表した。水門を開けたまま調整池を管理し、雪解け水が流れたとみられ、国、HAPの確認不足が要因。排水がたどり着く美々川に影響はなかったとしてい
新千歳など道内7空港を管理・運営する北海道エアポート(千歳市、以下HAP)は27日、韓国空港公社が運営する韓国・清州(チョンジュ)国際空港と業務協約を結んだ。清州は韓国中部エリア唯一の国際空港だが、コロナ後は北海道との定期便が休止したままで、HAPは「航空ネットワークの回復、発展に貢献していく」と
苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業、苫小牧埠頭(海津尚夫社長)は27日、2024年3月期(23年度)決算を発表した。売上高は前期比2・4%増の181億5300万円、当期純利益は3・6%増の9億300万円で、2年連続の増収増益となった。 増収は3期、増益は2期それぞれ連続。経常利益も0・4%増
雲が濃く、低く広がり始めて、生暖かい風の後で、冷たい風がどこからともなく吹いてくる。詩人の吉野弘さんの作品に「風が吹くと」がある。こんな詩だ。〈風が吹くと おじいさま お池の水にシワがたくさん 出来るのね…〉、〈風がやむと おじいさま お池の水の シワがきれいに 消えるのね&hell
苫小牧の若い音楽家に大舞台の演奏機会を提供するため、管弦楽の演奏家有志がTPY(トマコマイ・プロジェクト・フォー・ヤング)を立ち上げた。苫小牧市民管弦楽団元常任指揮者の出雲路英淳さん(67)が呼び掛け、道外を含む多くの仲間が賛同。「第1回定期演奏会TPYアンサンブル2024」を6月23日午後2時か
苫小牧市町内会連合会(山端豊城会長)は27日、市文化会館で定期総会を開き、2024年度の事業計画を決めた。 市内55町内会から66人が出席。市町連は今年創立60周年で、山端会長は「新たな知恵や時代のニーズを取り入れながら地域の絆、触れ合いを深める活動を推進したい」と呼び掛けた。 議
東胆振さつき会(斉藤政美会長)の花季展が28日、苫小牧市民活動センターで始まった。東胆振をはじめ室蘭、伊達、札幌の会員8人が丹精込めて育てたサツキの席飾り24点や草もの70点などを展示。訪れる人の目を楽しませている。31日まで。 サツキは「碧空」「山の光」などで、根がむき出しの「根上がり」
全国的な環境美化運動「530(ごみゼロ)の日」に合わせ、苫小牧市は30日午前10時から、ごみ減量やゼロカーボン(脱炭素)をテーマにした講演や体験イベントを市内柳町のイオンモール苫小牧で行う。保冷剤から消臭剤を手作りしたり、安全運転で燃費向上に役立つエコドライブのシミュレーターを体験したりできる。