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- 2024年11月26日
半世紀以上前の話。記者の父方の祖父が、とあるまちの首長選に出馬した。記者が生まれる前で、当時身重だった母も、遊説活動を手伝った。結果は落選。母いわく、まち全体を敵にした感覚を味わったらしい。手痛い敗戦は本人のみならず、周りにもトラウマを残した。 結果を解説すると、現職の退任による任期満了の
半世紀以上前の話。記者の父方の祖父が、とあるまちの首長選に出馬した。記者が生まれる前で、当時身重だった母も、遊説活動を手伝った。結果は落選。母いわく、まち全体を敵にした感覚を味わったらしい。手痛い敗戦は本人のみならず、周りにもトラウマを残した。 結果を解説すると、現職の退任による任期満了の
苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で29日まで、物産展「鹿児島うまいもの市」が開かれている。鹿児島県の特産品38品目をはじめ、九州地方のご当地グルメなどを用意し、市民らが買い物に訪れている。 同展は2022年に始まり、今回が第9弾。前回初めて九州をテーマにして好評だったため、鹿児島県に
胆振総合振興局は25日、苫小牧市日の出町2の室蘭建設管理部苫小牧出張所(辻亘所長)の新庁舎の運用を始めた。新庁舎は省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入で、施設のエネルギー消費量を実質ゼロにする「ZEB認証」を取得し、脱炭素化の取り組みにも力を入れている。 新庁舎は鉄筋コンクリート造り一
苫小牧市明るい選挙推進協議会(明推協)と市選挙管理委員会は来年1月31日まで、2024年度明るい選挙啓発標語(キャッチコピー)を募集している。 政治や選挙に関心を持ってもらい、投票する自覚を促そうと毎年、市内在住者を対象に標語やキャッチコピーを募っている。 児童・生徒の部(小・中学
連日、報道される児童虐待事件と自身の経験を重ね合わせ、心を痛めている男性がいる。苫小牧市日新町で、塗装や土木工事の会社を営む南悠太さん(32)。小学生の頃、保護者に養育放棄され、つらい日々を送った。「子どもは自分からSOSを出さない。地域の大人が関心を寄せなければ」と、子ども食堂の支援活動を始めた
苫小牧市が2024年度上半期(4~9月)に対応した児童虐待の件数(速報値)は125件で、前年同期の73件に比べ52件の大幅増となった。心理的暴力が目立ち、一時保護の件数も増えた。虐待にはならないものの養育に悩む保護者も多いことから、市こども相談課は「各家庭に寄り添った丁寧な支援を心掛けたい」として
苫小牧市と苫小牧消費者協会は12月14日午前10時から、市民活動センターで消費生活講演会を開く。作家・狩猟家の黒田未来雄さんが「食べるとは 生きるとは」と題して講演する=写真=。参加無料。29日まで申し込みを受け付け、定員は50人。 狩猟家として動物たちの生を見詰めてきた黒田さんが、動物の
苫小牧市表町のファッションメールプラザの展示スペースに、今年もクリスマスツリーがお目見えした。高さ20センチから約2・5メートルまで大小さまざまなツリー13本で、ウインドー越しに道行く市民の目を楽しませている。12月26日まで。 同ビルのテナントで構成するプラザ会が2019年から、家庭で使
苫小牧市美術博物館は12月8日から来年2月までの全3回、2024年度考古学講座を同館研修室で開講する。市内で出土した所蔵資料を実際に見せながら、考古担当の学芸員が解説する。参加無料。申し込みが必要で、定員は40人(先着順)。 各回のテーマは▽擦文時代からアイヌ文化期の苫小牧(12月8日)▽
北海道立総合研究機構林業試験場は12月7日午後1時から、苫小牧市サンガーデンで森づくりセミナー「林とそこに住んでいる生き物」を開催する。サンガーデン指定管理者の苫小牧造園協同組合との共催。道総研の森林環境部環境グループの速水将人主査が防風林の目的と効果について講演し、チョウの標本作りも教える。参加
苫小牧市は23日、植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターでエゾシカ学習会を開催した。親子連れなど11人が胆振総合振興局環境生活課の藤田翔主任の出前講座を受け、エゾシカの生態や適正管理について考えた。 藤田さんはエゾシカの生態や歴史、増えすぎたことによる問題、対策と活用―の視点から解説。道内で
苫小牧若草小学校(石川一美校長)は21日、苫小牧市若草町のHISAE日本語学校北海道とまこまい校(五十嵐啓子校長)からモンゴル、スリランカ、ネパール、バングラデシュ出身の留学生17人を招き、国際交流会を開いた。総合的な学習の一環で、異文化に理解を深めようと6年生の児童24人が参加した。 児
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の11月懇談会が22日、市内のホテルで開かれ、ロールシャッハ・アドバイザリー(東京)の代表取締役ジョセフ・クラフト氏が「日本を取り巻く世界経済・安全保障情勢~今後の動向を読み解く~」と題し講演した。米大統領選でのトランプ氏の勝因について「経済(インフレ)と
苫小牧市公営企業調査審議会(渡辺敏明会長)は21日、2024年度第1回の会合を市役所で開いた。市は水道メーターの管理や収納・滞納整理など窓口で行っていた業務の一部を25年10月から、民間事業者に委託する概要について説明した。 水道窓口課によると、これまでも水道メーターの検針業務などを民間に
創意工夫ある地域づくり活動の優れた事例に贈られる国土交通省の2024年度「地域づくり表彰」で、厚真町の共助型困りごと解決サービス「ミーツ」(成田智哉代表)が最優秀賞に当たる国土交通大臣賞を受賞した。厚真町の企業や団体が同賞に選ばれるのは初めてで、道内では12例目。12月9日に東京で授賞式が行われる
白老町議の水口光盛氏(52)が自身のブログに他者の記述を無断で引き写していた問題で、町議会政治倫理審査会の第2回会合が25日、町役場で開かれた。水口氏は委員からの意見聴取に応じ、「引用の仕方が間違っていたことについては新聞社の取材を受けるまで分からなかった。誠に申し訳ない。処分は甘んじて受け入れる
白老町商工会は22日、会員事業所の優良従業員表彰式を町大町のしらおい経済センターで開き、社業の発展や後進育成に尽力した7事業所の23人をたたえた。 表彰式で町商工会の清水尚昭会長は「受賞を励みに精進され、職場のリーダーとして後進の指導育成に意を注いでもらいたい」と述べ、勤続5年、10年、2
安平町追分本町のコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」で23日、子どもが興味関心のあることに基づいてプロジェクトを企画し、実行する「ワクワク研究所」(町教育委員会主催)の第8期が始まった。町内の小中学生13人が参加し、スタッフと話しながら、自分がやりたいことを考えた。
移住して間もない世帯を対象とした「白老風移住者交流会」が24日、白老町大町の書店またたび文庫で開かれた。今年移住した6人が参加し、町の魅力や行きたい場所などについて、語り合って交流した。 町と町内の民間団体による共同組織「しらおい移住・滞在交流促進協議会」(会長・清水尚昭白老町商工会会長)
白老町の住民基本台帳に基づく10月末人口は1万5155人で、前月より36人減った。男性は7199人で25人、女性は7956人で11人減った。前年同期比では330人減となった。 自然動態は、出生5人に対し死亡38人で33人減った。社会動態は、転入37人に対し転出40人で3人減った。
苫小牧市の老人クラブ錦岡錦友会(矢柄弘会長)は20日、錦岡総合福祉会館で「第13回きんゆうフェスティバル」を開いた。会員44人が詩吟やカラオケなど一芸を発表して交流した。 合唱サークルの歌のステージで幕を上げ、カラオケでは石原裕次郎の「北の旅人」や石川さゆりの「風の盆恋歌」が披露された。参
道は25日の道議会食と観光対策特別委員会(中川浩利委員長)で、法定外目的税「宿泊税」導入へ向け実施した宿泊者と宿泊事業者に対する2種類のアンケート結果を公表した。宿泊客が本道を旅行する上で不便を感じていること(複数回答)については、「移動手段」が40.8%を占めて最多となった。 宿泊者アン
自治体からの要請を受けたヒグマ駆除を巡り、北海道猟友会は25日の理事会で、拒否することも含めて、自治体や警察と事前協議することを決定した。週内にも全71支部に通知する方針。 札幌高裁が10月、周辺の建物に銃弾が当たる恐れがあったとして、要請に応じて駆除した同会砂川支部長の猟銃所持許可の取り
公明党前衆院議員の稲津久氏(66)は25日、札幌市内で記者会見し、次期衆院選道10区(空知・留萌管内)に立候補しないことを正式に表明した。党道本部代表も辞任することを明らかにし、後任の新代表は12月14日に開く党道本部大会で佐藤英道衆院議員(64)=比例代表道ブロック、5期目=が就任する見通しだ。
(27日) 苫小牧(職務代理者) 在庁執務。 千 歳 午前10時、公明党議員団からの要望書受理。午後3時30分、道央廃棄物処理組合運営会議・定例会・懇親会(空知管内栗山町)。 白 老 北海道胆振地域・教育旅行セミナー(秋田県)。 安 平 在庁執務。 厚 真 午前11時
15日に101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さまの本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」が26日、東京都文京区の豊島岡墓地で営まれた。喪主で孫の彬子さまら皇族方、石破茂首相ら三権の長、ゆかりの人ら481人が参列。大正から令和まで四つの時代を生き、母子保健や福祉などの分野に尽力した百合子さまと最後のお
24日投開票の名古屋市長選でもSNSで拡散した情報が有権者の投票行動に大きな影響を与えたとみられることから、与野党はその活用と規制の両面の検討に本腰を入れる方針だ。関心に応じた情報提供で無党派層の掘り起こしにつながるとの期待がある半面、中傷などに対する規制強化論も浮上する。来年には参院選や東京都議
共同通信社は25日、自民党の生稲晃子参院議員が2022年8月15日の終戦の日に靖国神社を参拝したと報じたが、実際には参拝しておらず誤った記事だったと発表した。国会議員の出入りを取材する中で生稲氏が境内に入るのを見たとの報告があったが、本人に確認せずに記事にしていた。 外務政務官の生稲氏は24
自閉症の子どもと保護者らでつくる北海道自閉症協会苫小牧分会「あじさいの会」(佐藤佳子会長)は、20年以上続けてきた会員向け水泳教室「らっこスイミング」の活動に終止符を打った。市水上安全赤十字奉仕団(鈴木礼二郎委員長)などの協力で2000年ごろから始めたが、指導者の高齢化や減少で継続が困難となった。