3月旅客 前年上回る 苫小牧港発着フェリー 14カ月ぶり 名古屋便で3割増
- 2021年4月21日
新型コロナウイルス感染拡大により、旅客需要の低迷が続く苫小牧港発着のフェリーは3月、旅客が前年同月比9・3%増の4万5314人だった。2020年1月以来、14カ月ぶりに前年実績を上回った。ただ、コロナ下で低調な状況が続いており、フェリー各社は「まだコロナ前の水準に戻っていない」と指摘する。
新型コロナウイルス感染拡大により、旅客需要の低迷が続く苫小牧港発着のフェリーは3月、旅客が前年同月比9・3%増の4万5314人だった。2020年1月以来、14カ月ぶりに前年実績を上回った。ただ、コロナ下で低調な状況が続いており、フェリー各社は「まだコロナ前の水準に戻っていない」と指摘する。
苫小牧市植苗の庭園施設イコロの森は21日、今季の営業をスタートした。クロッカスやスノードロップなど季節の花が見頃で、自然豊かな春の自然を満喫できる。 小鳥の声を聞きながら自然の森を散策できるウッドランドガーデンでは、下向きのかれんな白い花スノードロップが咲いている。開園初日は最高気温12度
道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者が新たに106人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち32人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が100人を上回るのは3日ぶりで、4月に入り4回目。道内の死者の累計は809人、感染者は延べ2万2565人(実人数2万2505人)となった。
格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは5~6月、新千歳空港発着5路線を含む全国31路線3600便の追加減便する。 新型コロナウイルス感染拡大による航空需要の減少を受けた対応。当初計画と比べた運航率は、5月が54・1%、6月が60・3%になる。 新千歳発着の減便は1178便。
取り壊された家や商店の跡を見て、そこにあった建物の形がかすんで行くのに気付く。懐かしい景色はそんなふうに記憶からも消える。 地図が好きだ。最新の国名や地名はインターネットで確認をするが、大判の地図は、歴史も含めて一望できる気がする。道路地図も居間や机上の探しやすい場所に何冊か置いている。
苫小牧市美術博物館は29日に始まる企画展に合わせて、書をテーマとした収蔵品展「苫小牧ゆかりの書 蔵出し展」を開く。収蔵品展で書をテーマとするのは同館がリニューアルした2013年7月以来、初めて。展示は7月4日まで。 「苫小牧市民会館」門標の題字などを手掛けた桑原翠邦(1906~95年)や近
苫小牧市内の一部の小中学校が、新型コロナウイルス流行のため昨年度は実施を見送った校内での授業参観を再開させている。クラスごとに日時を分けたり、普段よりも広い教室を活用したりと感染対策を徹底。コロナ禍で例年のように足を運べない中でも、保護者の教育への関心は高く、今年度から「学習通信」の定期発行を決め
道立苫小牧高等技術専門学院(MONOテク苫小牧)の入学式が20日、同学院であり、金属加工科2人、精密機械科5人、電気工事科4人の男女11人(17~59歳)が入学した。2年間、2800時間のカリキュラムで専門知識や技能の習得に励む。 入学式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため来賓を招かず
美術公募団体の一期会に所属し、油彩画を制作している苫小牧市若草町の会社員山口和志さん(44)の個展「一期一会~油彩で描く仏像の世界~」が5月1~5日、市内の正光寺(高砂町)で開かれる。実在する仏像をモチーフに描いてきた油彩画20点以上を並べる。 山口さんは、2014年に室蘭市の画家森田哲隆
苫小牧市消防本部は21日午前10時、山火事警報を発令した。強風および乾燥による火災が予想されるため、火の取り扱いに注意を促している。 苫小牧地区林野予消防対策要項の山火事予防推進期間(4月1日~6月30日)中、札幌管区気象台の火災気象通報が出されると、同警報が発令される。
登別市の水族館・登別マリンパークニクスは、飼育している雌のカマイルカに特別な処置を施し、同館として初めてイルカの妊娠に成功した。生殖機能を高める投薬などが功を奏し、今年夏に出産する見込みという。同館の飼育員は「慎重に体調を管理し、無事に赤ちゃんが生まれてくれれば」と期待している。 同館は、
高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種券の発送が20日、厚真町で始まった。胆振東部の3町では、むかわ町が今週末をめどに、安平町が26日に予定している。 厚真町は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する接種券を町内の65歳以上の高齢者に発送した。コールセンターでの予約受け付けは
町民有志でつくる「安平の自然を守る会」(内藤圭子代表)は20日、町内で大手産業廃棄物処理業者が計画している産業廃棄物最終処分場建設について、安全性と周辺地域の暮らしへの影響調査を求める請願書を町議会総務常任委員会に提出した。 請願書は、北進地区での管理型産廃物処分場建設について、▽町内には
苫小牧地方法人会白老地区会(会員88社)は20日、白老町のしらおい経済センターで2021年度通常総会を開いた。税務研修など事業計画を決めたほか、役員を改選。役職定年で熊谷威二会長が退任し、副会長の清水尚昭氏(岩崎組)を新会長に選出した。 関係者約20人が出席した総会で熊谷会長は「コロナ禍が
20日に告示された新冠町長選は同日午後5時で立候補の届け出が締め切られ、現職の鳴海修司氏(70)=無所属=のほかに届け出がなく、同氏が無投票で再選を果たした。 鳴海氏は同日午前9時すぎに中央町の選挙事務所前で第一声。その後、役場前や節婦地区で街頭演説し、西新冠や本沢地区など町内各地域を遊説
巻き取り紙断裁加工・販売の東京紙工北海道工場(苫小牧市柳町、本社埼玉県和光市)が先月発売した携帯用ロールペーパー「お散歩ロール」が、「持ち出しやすく便利」と好評だ。 トイレットペーパーをバッグに入れて持ち運べるよう小型化した商品。散歩中のペットのふんの後始末や旅行など、さまざまな外出先で使
新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受け続ける飲食店。全国的に感染の再拡大が見られ、道内でも札幌市を中心に変異株の確認数が増えている。 胆振管内の感染者数は比較的落ち着いており、「全く」と言っていいほど人の姿が見られなかった苫小牧市錦町、大町の繁華街にも、歩く人の姿がちらほら確認できるよ
苫小牧市住吉児童センターは16日、紙製のミニこいのぼりを作るイベントを施設内で開いた。地域の小学生が参加し、5月5日のこどもの日を前に思い思いにこいのぼりを作製した。 児童らはまず、同センター職員が用意した長さ15センチほどのこいのぼり形の画用紙に目を描き入れた。次に、うろこ状に切られた折
自動車販売、車検、レンタカー事業などを手掛ける苫小牧市の合同会社ライフパートナーズ(伊丹宏康代表)と、同市拓勇西町で放課後等デイサービスを運営するライフソリューションズ(同)は15日、市内23小学校の特別支援学級に児童書92冊(12万円相当)を寄贈した。 伊丹代表が、知人の小学校職員から「
苫小牧市在住のクラリネット奏者、黒岩真美さん(44)による「100%トマコマイアンサンブルコンサート」(マミフェス実行委員会主催)が5月3日午後2時から、市文化会館で開かれる。新型コロナウイルスの感染対策を徹底して実施するもので、ゴールデンウイークに音楽の魅力を発信する。 黒岩さんは国内の
NPO法人子ども総合支援ネットワーク(畠山俊彦代表)は、苫小牧市内では初となる移動式の子ども食堂を計画している。ワンボックスカーに調理済みの料理や折り畳み式テーブルなどを積み込み、市内各地を巡る試み。子どもの居場所づくりを目的とし、希望者には学習支援も行う。早ければ5月上旬にもスタートさせたい考え
苫小牧市錦町2の民有地を活用した公園「緑の空間(ポケットパーク)」に19日、5匹のこいのぼりがお目見えした。苫小牧駅通中心商店街振興組合(野村信一理事長)が5月5日のこどもの日に向けて設置した。 こいのぼりは、大きいもので全長約3メートル。毎年冬に同公園のイルミネーションを手掛ける内城電気
苫小牧労働基準監督署は、2020年の管内(東胆振1市4町と千歳市)の労働災害発生状況をまとめた。死亡および休業4日以上は前年比102件増の596件と、過去10年で最多。新型コロナウイルスに感染あるいは感染疑いで休業を余儀なくされたケースも目立った。死亡労災は1件減の2件と統計が残る1999年以降で
第66回とまこまい港まつり(7月30日~8月1日)の実行委員会は、今年の苫小牧市の観光親善大使となる「2021ハスカップレディ」を募集している。港まつりを皮切りに1年間、市内外の観光、公式行事に参加し、まちの魅力のPRや親善交流を行ってもらう。 対象は市内に在住または勤務、通学する健康で明
千歳保健所は19日、管内(千歳市、恵庭市、北広島市)の幼稚園で、16日に感染性胃腸炎の集団感染が発生したと発表した。8日から18日にかけ、0~6歳の園児53人と20~60代の職員16人の計69人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、このうち19人が医療機関を受診した。全員が回復または快方に向かっ
テレビドラマ「北の国から」シリーズの「’92巣立ち」と「’95秘密」で、故田中邦衛さん演じる主人公・黒板五郎の愛犬アキナの調教を担当した苫小牧市見山町の立花栄治さん(64)が、当時の撮影現場の苦労や田中さんの思い出を語った。「田中さんは撮影の空き時間にアキナと散歩しては、気
本格的な春の訪れを告げるミズバショウが、苫小牧市内の各地で競うように花を咲かせている。高丘の北海道大学苫小牧研究林の敷地内や植苗の国道36号沿いの湿地では、淡い黄緑色の花を包むような20センチほどの純白の苞(ほう)の群落が水辺から顔をのぞかせていた。 植苗では、国道36号の美沢川と美々川の
お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが手掛けた絵本「えんとつ町のプペル」が輝くパネルで見られる「光る絵本展」(いぶり実行委員会主催)が29日午前11時、JR苫小牧駅南口の旧バスターミナルで開かれる。荷台に光るパネルを展示した「プペルトラック」を呼び、中心市街地の活性化につなげる。実行委員長で
道と札幌市は19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに78人確認し、4人が死亡したと発表した。このうち37人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が70人を上回るのは6日連続。道内の死者は累計で805人、感染者は延べ2万2459人(実人数2万2399人)となった。 死亡したのは、札幌市の4人
美しい人妻が若い神に天の国へ連れ去られてしまう悲話、家の宝物を奪った悪い伯父を懲らしめる勧善懲悪の物語―。登別出身のアイヌ文化伝承者・故金成マツが約90年前、地域の語り部から聞き取り、筆録したウエペケレ(散文説話)だ。 マツがローマ字筆記のアイヌ語で残したウエペケレは160編に及ぶ。しかし