縄文人の知恵
- 2021年8月3日
髪を結い上げ、耳飾りを付けた高さ15センチの小さな人形(ひとがた)土偶に縄文人は何を祈ったのだろう。細かな装飾の浅鉢形土器にごちそうを盛り付け、竪穴式住居に住む家族が寄り添って食事を共にしたのだろうか―。土中から掘り出された大昔の遺物から、当時の人々の様子を想像したり、謎に首をひねったりするのは実
髪を結い上げ、耳飾りを付けた高さ15センチの小さな人形(ひとがた)土偶に縄文人は何を祈ったのだろう。細かな装飾の浅鉢形土器にごちそうを盛り付け、竪穴式住居に住む家族が寄り添って食事を共にしたのだろうか―。土中から掘り出された大昔の遺物から、当時の人々の様子を想像したり、謎に首をひねったりするのは実
原爆がもたらした悲劇を後世に伝える、苫小牧市主催の原爆パネル展が15日まで、市役所と市文化交流センターで開かれている。原爆投下後の広島と長崎、人々の様子を写真や絵、文などで紹介するパネルが会場に並ぶ。入場無料。 市非核平和都市条例(2002年施行)に基づく平和祈念事業の一環。2会場で計56
今年もお願いします―。苫小牧市の岩倉博文市長は2日、2019年から市観光親善大使「ハスカップレディ」を務めてきた市内在住の青木玲奈さん(26)と知本あかりさん(23)に、21年のハスカップレディも委嘱した。新型コロナウイルス流行に伴うとまこまい港まつり中止で、今年も選考会が見送られたため。3年連続
苫小牧市双葉町に本店を構える丸屋仏壇店が、第61回全北海道広告協会賞のポスター部門で優秀賞を受賞した。柔らかなタッチのイラストが特徴的で、パステル色とキャッチコピーも目を引く。渡部佳文店長(46)は「現代的で新鮮なポスター。広告や店のポップなどに使っていきたい」と語る。 丸屋仏壇店の広告を
戦没者の冥福を祈り、恒久平和を誓う苫小牧市の平和祈念式典が15日、市民会館(旭町)で行われる。昨年は新型コロナウイルス対策で緑ケ丘公園(高丘)内に会場を移したが、悪天候で中止に。今年は2年ぶりに同会館で開催し、一般参列者も受け入れる。 平和祈念式典は長く、「戦没者追悼式」として行われてきた
みらいづくりハマ遊の友(高橋承子代表)は2日、苫小牧市住吉町のコミュニティーサロンで、平和について考えるイベント「伝えていきたい戦後の生活模様」を開いた。市民団体「ぴーすぷろじぇくと」の榎戸克美共同代表(74)による紙芝居などを通じ、原爆被害の甚大さや「平和とは何か」について改めて考えた。
苫小牧市教育委員会は3日、北海道に新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置が適用されたことに伴う教育活動方針を市内小中学校に通知した。 部活動は時間や人数、場所などを厳選して感染防止策を講じた上で実施し、対策が難しい場合には休止するよう要請。市内外を問わず、対外試合や札幌市内での宿泊を
むかわ町内在住の女性3人でつくる有志団体「RAYOCHI(ラヨチ)」が、穂別地区で発掘されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)をデザインしたオリジナルのトートバッグと、穂別博物館とコラボして制作したクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」のTシャツの販売を始めた。
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)中核施設・国立アイヌ民族博物館は2日、小中学校に勤務する教員向けの研修会を初めて開いた。新学習指導要領に基づき、授業でアイヌ民族を取り上げることになった教育現場の動きを踏まえて企画した。アイヌ民族への理解促進や差別の解消に向けて、博物館職員らが正しい歴史や文化の
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国が緊急事態宣言を首都圏など6都府県に、まん延防止等重点措置を北海道など5道府県に発令したのを受け、むかわ、厚真、安平の3町は2日、それぞれ対象地域からの公共施設などの利用制限を延長した。 ■むかわ町 一部の公共施設、社会教育施設について31日ま
白老町の一般社団法人白老モシリは、21日と28日に町内で開くアイヌ文化体験行事の参加者を募集している。 21日は「ガマ採取・加工体験」と題して開催。ござの材料となるガマをポロト地区で採取し、11月に開催予定のござ編み行事に向けた加工も体験する。時間は午前9時半から正午。定員10人で、参加無
《中止》 【8月】 7~9、13、14日 ▽Oh!里マルシェ(アースギャラリー)
日高管内7町、日高町村会、日高振興局は2日、広範囲な相互協力による協定を東京都文京区にある日本女子大学と結んだ。関係者が一堂に会することは難しいため、オンラインで協定締結した。 地域間連携は、国の地方創生の主要施策の一つで、道町村会と東京23区で構成する特別区長会は2016年4月、連携協力
気象庁は2日、7月の天候まとめを発表した。北海道は中旬から高気圧に覆われて晴れる日が多く、道全域の平均気温は平年を2・8度上回って、1946年の統計開始以来の最高を記録した。日照時間は平年比151%と長く、降水量は同23%と非常に少なかった。 観測地点別では稚内市が平年を3・9度上回る21
北海道財務局は3日、最近の道内経済情勢(7月判断)を発表した。総括判断は、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況にある中、「持ち直しに向けたテンポが緩やかになっている」とし、前回(4月判断)から2期連続で据え置いた。項目別では個人消費の判断を引き下げたが、設備投資と企業収益の2項目を上方
道議会は2日、道議と各会派に交付された2020年度の政務活動費(政活費)の収支報告書と全ての領収書のコピーを公開した。議員分と会派分を合わせた交付総額は6億3600万円で、うち実際に使われた支出額は5億4072万1239円。執行率は84・2%となり、前年度(86・4%)に比べ2・2ポイント下降した
(4日) 苫小牧 在庁執務。 千 歳 在庁執務。 恵 庭 午後4時、新型コロナウイルス感染症対策本部会議。 白 老 午前9時30分、経営会議。 安 平 在庁執務。 厚 真 午前10時、来客。午後3時、来客。 むかわ 午後1時30分、来客。午後2時30分、来
苫小牧手打ちそば愛好会(有川美紀子会長)が主催する第14回全麺協そば道初・二段位認定会苫小牧大会が1日、苫小牧市豊川コミュニティセンターで行われた。市内や近郊、札幌市などから愛好家30人が参加し、段位取得を目指してそば打ちに取り組んだ。 段位は一般社団法人全麺協(東京都)が制定。「そば打ち
苫小牧信用金庫は2日、2020年度「とましん地域活性化・社会貢献等表彰制度」の対象に、苫小牧市内と近郊の43医療機関を選び、総額1500万円を寄贈すると発表した。 14年度に同制度を創設し、「大賞」「優秀賞」「奨励賞」に表彰状と副賞を贈ってきた。今回は新型コロナウイルス感染症がまん延する中
苫小牧市民の有志でつくる「フェアトレードがつなぐ未来 ダブルポートとまこまい」は7月31日、表町のココトマで「フェアトレード 地産地消フェスタ」を開いた。フェアトレード産品を販売する雑貨店や地元産の野菜などを扱う店が出店し、活動をアピールした。 フェアトレードは公平、公正な取引を意味する言
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食店が、新たな売り上げを狙って始めたランチ営業が軌道に乗りつつある。苫小牧市中心部の繁華街では、国の緊急事態宣言で夜の営業時間短縮を求められた5月から始めたケースが目立つ。定期的にメニューを変えたり、割引サービスをしたりして、来店客の確保に知恵を絞ってい
苫小牧市内の小中学校の中で小中連携のモデル推進校区となっている苫小牧東中学校区(東中、苫東小、若草小、苫西小)は、連携活動の一環となる夏休み中の学習会を2年ぶりに再開し、7月27~29日に苫東小と東中で実施した。同月28日には、来春、東中に入学する小学校3校の6年生46人が「初登校」し、中学校教員
苫小牧市の朗読サークル「響」はこのほど、市王子町の私設文学館「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」で朗読会を開いた。秋田美枝子代表ら6人が宮沢賢治らの短編小説や詩を朗読。市民14人が聴き入った。 同館での朗読会は、昨年11月に続き2回目。この日は重松清「バスに乗って」や志賀直哉「転生」を朗読し
政府は2日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県に発令した。宣言に準じた「まん延防止等重点措置」から切り替わった。期限は今月末まで。宣言対象は発令中の東京都、沖縄県と合わせ6都府県に拡大した。 北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県には新たに重点措置を適
東京五輪第11日の2日午前、卓球の男子団体が始まり、日本は1回戦オーストラリアと対戦。第1試合に登場した丹羽孝希(苫小牧出身、スヴェンソン)水谷隼(木下グループ)組はストレートで勝ちチームの勝利に貢献。日本は3―0で勝った。 第10日の1日は、レスリングの男子グレコローマンスタイル60キロ
道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに267人確認したと発表した。日別の新規感染者数が200人を上回るのは5日連続。前の週の同じ曜日を上回るのは29日連続となった。このうち115人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万4691人(実人数4万4580人)となった。 死亡の
苫小牧市の岩倉博文市長は2日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、市民への緊急メッセージを出した。 市内の感染状況が国の警戒指標の最高レベル「ステージ4」相当で30代以下の若年層が感染する割合が高く、事業所で複数のクラスター(感染者集団)が発生している点を指摘。お盆の時期を控え、感染対策
苫小牧市は2日、市内北栄町の認定こども園第2はくちょう幼稚園の園児1人が新型コロナウイルスに感染し、3日まで休園すると発表した。同園によると、苫小牧保健所の指示に従い、接触した可能性のある職員や他の園児が1日にPCR検査を受けた。
自民党道9区支部(支部長・堀井学衆院議員)は7月31日、苫小牧市内のホテルで定期総会を開いた。関係者51人が出席。衆院議員の任期満了(10月21日)が近づく中、次期衆院選に向けて必勝を目指す方針を確認した。 堀井氏はあいさつで「次期衆院選は非常に激戦になる。何としても勝ち抜く」と強調。今後
千歳市のキウス周堤墓群をはじめ17遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が正式に決まった。国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦が、何度も見送りになった不遇の時期もあっただけに、関係者の喜びもひとしおだろう。長年にわたり遺跡などを良好な状態に保ち、機運の醸成に努めてきた