3月に行われる野球の国際大会、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」のメンバー12人が6日に発表され、大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)、村上宗隆(ヤクルト)、山本由伸(オリックス)らが名を連ねた。
東京都内で記者会見した栗山英樹監督は「みんな力はある。バランスを考えながら、こういう形であれば世界一に近づくと考えて選んだ」と説明。最終メンバーは計30人で、残りは後日発表される。「コーチたちと会議を重ねてしっかり形をつくりたい」とした。
大谷も同席し、「素晴らしい選手が集まってくれたので、優勝だけを目指して頑張りたい」と力強く抱負を述べた。鈴木誠也(カブス)や佐々木朗希(ロッテ)、戸郷翔征(巨人)らも選出された。
侍ジャパンは2月中旬から宮崎市で合宿を行い、プロ野球球団との強化試合を経て3月9日から東京ドームでのWBC1次リーグに臨む。大リーグ球団に所属する選手らの合流時期は未定。