苫小牧東地区の少年野球チーム、飛翔スワローズが昨年8~10月に道内各地で行われた小学5年生以下の第12回全道秋の選抜大会で3位と健闘した。今年7月に高知県で開催予定の龍馬旗争奪西日本大会切符を見事獲得。向井拡充監督は「強豪にもひるまず戦い勝利するなど、本当によく頑張った」と選手たちをたたえた。
大会企画、運営など道内の少年野球振興に尽力する北海道チャンピオンシップ協会が主催した一戦。道内70チームが出場し2度の予選ラウンドと、8チームによるファイナルラウンドを展開した。
飛翔は予選ラウンド2で太陽グループ杯全道大会(昨年9月、札幌市)3位の紋別オホーツクイーグルスを10―3の四回コールドで下すなど快進撃を見せた。5年生がそろう他チームとは違い、4年生以下の全道大会(同10月、士別市)優勝に貢献した下級生主体ではあったが「そろえる」「つなぐ」といったモットーを基に、一体感の良さで弱点を補ってきた。
ファイナル準決勝では全国大会優勝など実績を誇る東16丁目フリッパーズ(札幌)に大敗し課題も見えた。「やってきたことは間違っていない。充実した冬季間の練習を過ごして、今後の大会に臨めるようにしたい」と向井監督は話した。
▽ファイナル準決勝
東16丁目フリッパーズ
4439―20
1010―2
飛翔スワローズ
(四回コールド)
(飛)山田、佐藤、泉―西田
▽同1回戦
飛翔スワローズ
000022―4
000000―0
本通クラブ(函館)
(飛)山田―西田
🉁西田、佐藤(飛)
🉂渋木、山口(飛)
▽予選ラウンド2
飛翔スワローズ
01042―7
02400―6
柏ホエールズ(恵庭)
(五回時間切れ)
(飛)山田、濱口―日下、西田
🉀西田、日下(飛)
🉂山田、山口、佐藤(飛)
飛翔スワローズ
3520―10
1002―3
紋別オホーツクイーグルス
(四回コールド)
(飛)山田、佐藤、泉―西田
🉀山田(飛)
🉂佐藤、日下(飛)
▽同ラウンド1
小樽中央JBC
200000―2
10061X―8
飛翔スワローズ
(飛)濱口、泉―西田
🉀泉、渋木(飛)
🉁佐藤2(飛)
🉂和嶋(飛)
飛翔スワローズ
0450―9
0001―1
東光・緑友BBC(留萌)
(四回コールド)
(飛)泉、佐藤、西田―西田、日下
🉀山田(飛)
🉁西田、泉、渋木(飛)
🉂濱口、山口、日下(飛)