ウガンダ男性、子供102人か 妻12人で「もう十分」

ウガンダ男性、子供102人か
妻12人で「もう十分」

 【ブタレジャ(ウガンダ)AFP時事】アフリカ中部ウガンダの村に、子供102人、孫578人を持つと豪語する男性がいることが分かった。男性はAFP通信の取材に、もう十分だと感じていると笑った。

   男性は東部ブタレジャ地区のブギサ村に住むムサ・ハサヒャ・カセラさん(68)。妻の数は12人で、最も若くて35歳。子供は10~50歳で、名前が覚えられないのが悩みという。「食料や教育、衣服など、基本的な生活支援ができず、2人の妻は家を飛び出した」と明かす。

 17歳で初めて結婚し、翌年最初の子供が誕生した。「一族の資産を拡大するため子供をたくさん産むよう兄弟や親族から言われた」のがきっかけだ。家畜の取引業者という自身の肩書も人気を集めていたという。

 ウガンダでは1995年になって未成年者の結婚が禁止されたが、一夫多妻は宗教の伝統にのっとり、現在も認められている。