海外のカジノサイトで賭けをしたとして、千葉県警が賭博容疑で、2021年東京五輪の卓球男子団体で銅メダルを獲得するなどした丹羽孝希選手(30)=苫小牧市出身=を書類送検したことが30日、県警への取材で分かった。任意の事情聴取で容疑を認めたという。
書類送検は20日付で、容疑は23年夏、オンラインのカジノサイトで、暗号資産(仮想通貨)を賭けた疑い。
警視庁との合同捜査でオンラインカジノの決済代行業者を摘発したことをきっかけに全国の利用者が判明し、丹羽選手が浮上した。
丹羽選手は13年全日本選手権の男子シングルスで優勝し、16年リオデジャネイロ五輪の男子団体で銀メダルを獲得した。