第106回全国高校野球選手権大会南・北海道大会室蘭支部予選第6日は27日、青空が広がったとましんスタジアム=苫小牧市=でCブロック2回戦が行われ、苫小牧東が浦河に延長十回タイブレークの末、9―10で敗れた。鵡川はえりも・富川連合を7―0の七回コールドで下した。
同球場で29日予定の代表決定戦はAブロック・駒大苫小牧―苫小牧中央、Bブロック・苫小牧工業―室蘭栄、Cブロック・浦河―鵡川の組み合わせ。
▽Cブロック2回戦
苫小牧東
1050010002 -9
2000110033x-10
浦河
(延長十回タイブレーク)
(苫)堀、原、堀―竹田
(浦)佐々木、谷口―岡崎
▽二塁打 椙尾(苫)高城、天戸、岡崎(浦)
先行した苫小牧東が逃げ切れなかった。一回に竹田が先制適時打。三回は連打から攻勢をかけ、敵失に原、三宅の適時打を絡めて5点と序盤は優位だった。
浦河は粘り強く反撃し、九回は2死から天戸が3点適時打して追い付いた。
えりも・富川連合
0000000-0
033010X-7
鵡川
(七回コールド)
(連)田中奏―丸山
(鵡)住友―佐藤
▽二塁打 田中奏(連)
鵡川は単打、四球を足場に攻めた。二回は今井の右前打を足場に清水、佐々木の適時打で3点。三回は岡崎の内野安打から住友、清水が適時打した。
連合は一回先頭の田中が初球をはじいて二塁打したが先制できなかった。