少年野球の美園スラッガーズ祭が4日、苫小牧市内の美園公園グラウンドで開かれた。苫小牧と白老、むかわの合同含めた計4チームの球児たちが試合とアトラクションを繰り広げた。
同チームが主催する交流大会。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、5年ぶりの開催となった。
試合に先立つ開会式で、北海道軟式野球連盟苫小牧支部の最上誠司支部長は「打って、走って、投げて一日を楽しく過ごして」とあいさつ。選手宣誓を務めた美園スラッガーズの高橋白扇主将(6年)は青の法被姿で登場し、「ともに力を合わせ、歴史あるわが美園グラウンドで最高の競技をすることを誓います。感謝の気持ちを忘れず、笑顔あふれる大会をつくり上げていきましょう」と声を響かせた。また、長年チームの監督を務めた猪股和男さんが駆け付け、始球式を行った。
大会は当日のみのトーナメントを予定していたが、途中で激しい降雨に見舞われ、1回戦の残り1試合と決勝は10日に順延。試合の合間にはストラックアウトなどのアトラクションも行われた。
▽1回戦 大成フェニックス4―3美園スラッガーズ・沼ノ端ジェッツ合同