宮沢賢治来苫 あす100年 記念の講演会や花展
- 2024年5月20日
多数の名作童話や詩を残した宮沢賢治(1896~1933年)が苫小牧を訪れてからあす21日で丸100年となるのを前に18、19の両日、苫小牧市内で有志団体主催の講演会が相次いで開かれた。20日には、賢治の植物愛に着目した花展が始まった。 現代に通じる先進的指導 妙見寺で教育手法学ぶ 「斎
多数の名作童話や詩を残した宮沢賢治(1896~1933年)が苫小牧を訪れてからあす21日で丸100年となるのを前に18、19の両日、苫小牧市内で有志団体主催の講演会が相次いで開かれた。20日には、賢治の植物愛に着目した花展が始まった。 現代に通じる先進的指導 妙見寺で教育手法学ぶ 「斎
苫小牧市美術博物館と国立アイヌ民族博物館主催の共同シンポジウム「アイヌの舟と交易」が18日、苫小牧市民会館で開かれた。市民ら約85人が参加。両館や北海道埋蔵文化財センターの研究者らの話を通じ、アイヌの丸木舟の歴史や意義について理解を深めた。 専門家が丸木舟の構造上の特徴や海外の民族が扱う舟
道や苫小牧市などは19日、市静川の「苫東・和みの森」で第74回北海道植樹祭を行った。市内外から約540人が参加。青空の下、アカエゾマツやナナカマドなど7種類の苗木計1750本の植樹に汗を流した。 北海道・木育フェスタ2024の一環で、和みの森での開催は2年ぶり。職域別など11班に分かれた参
9日(木)▽窃盗 汐見町=停泊中の船舶から無線機1台(3万3000円相当)、糸井=飲食店事務室で保管していた売上金95万円、むかわ町汐見=海岸に駐輪した原動機付き自転車、柏木町=共同住宅共有スペースで革靴 10日(金)▽窃盗 北栄町=JR駅駐輪場で無施錠の自転車、明徳町=商業施設で客が置き
1992年バルセロナ五輪女子マラソンで銀メダル、96年アトランタ五輪でも銅メダルを獲得した有森裕子さん(57)が携わる「ArimoriCup(アリモリカップ)マラソン大会」が19日、むかわ町穂別で開かれた。20回目の記念大会となり、町内外から2~88歳の男女153人がエントリーし、142人が完走し
安平町とあびら観光協会は18日、町追分地区で菜の花を満喫するイベント「菜の花さんぽ2024」を始めた。6月9日まで6カ所の畑(約60ヘクタール)を見学用に開放しており、初日から多くの観光客が畑を訪れ、黄色いじゅうたんを広げたような光景に歓声を上げた。期間中、スタンプラリーやフォトコンテストなど楽し
白老町教育委員会は18日、しらおい子ども憲章推進委員の委嘱状交付式を白老コミュニティセンターで行った。推進委員17人は地域イベントへの参加などで資質を高めながら、憲章理念を具体的に形にするリーダーとして自校で独自に活動していく。 「しらおい子ども憲章」は、責任ある行動や地域貢献に関する6条
白老町防犯協会は15日、白老町中央公民館で総会を開き、地域パトロールの強化など2024年度事業計画を決めた。 小西秀延会長は「安心、安全の基盤は事故や犯罪のないまちにある」と、犯罪抑止活動への協力を呼び掛けた。苫小牧署の冨士本学生活安全課長は道内の特殊詐欺被害は悪質、巧妙化し、苫小牧署管内
むかわ町商工会は16日、町美幸の四季の館たんぽぽホールで通常総会を開き、2024年度事業計画を承認した。役員改選により山崎満敬会長を再任した。 会員34人が出席し、今年度事業計画を審議。事業を▽経営発達支援事業▽経営改善普及事業▽地域振興事業―の三つに分類し、経営発達支援では地域の経済動向
厚真町商工会は17日、通常総会を町商工会館で開いた。会員30人が出席し、苫東立地企業との交流など2024年度事業計画を承認。役員改選で寺坂文秀会長を再任した。 今年度事業計画では▽中小零細・小規模事業者への伴走型支援の強化▽経営環境整備に向けた要望活動などの実施▽事業承継・創業支援などの強
安平町商工会は17日、通常総会を追分ふれあいセンターい・ぶ・きで開き、会員36人が出席した。2024年度事業計画を決めたほか、役員改選で小林正道会長を再任した。 今年度事業計画では、重点事業を▽商工会組織・機能強化の推進▽まちづくり事業の推進▽経営発達支援事業の取り組み―など6項目とした。
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、党の役職停止1年の処分を受けた堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)の次期衆院選に向けて進退を協議する道9区(胆振、日高管内)支部の緊急役員会が19日、苫小牧市内で開かれた。支部長の「交代」と「続投」で意見が分かれ、この日は結論を出すには至らなかった。
斎藤健経済産業相は19日、ラピダス(本社東京)が千歳市で進める、次世代半導体製造工場の建設現場を視察した。視察後に記者会見した斎藤経産相は「(工事が)順調に進捗(しんちょく)していることを確認した。国の支援は今後も状況に応じて検討していく」と述べた。 視察で、ラピダスの小池淳義社長は建設工
苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は、自己都合で退職した元職員を再び雇用する「カムバック採用制度」を新設した。「即戦力」の確保や企業のイメージアップなどに役立てる狙いで、同信金は「以前の勤務経験を生かして活躍してもらえれば」とアピールしている。 対象は、同信金で原則3年以上勤務した経験があり
共産党苫小牧地区委員会などは19日、「政治に春をよぶつどい」を苫小牧市民会館で開いた。次期衆院選道9区に出馬を予定している立野広志同党道9区国政対策委員長(67)が「道比例議席奪還のために力を貸して」と支持者約300人(主催者発表)に訴えた。 立野氏は昨年7月に立候補を表明して以降、同地区
一ぴきのエーシャ牛が 草と地靄に角をこすってあそんでゐる―。1924(大正13)年5月21日、岩手県花巻農学校の教師だった宮沢賢治は修学旅行の引率で苫小牧を訪れた。その際、前浜の情景を詠んだ冒頭の詩「牛」は詩集「春と修羅 第2集」に収められた。 その1年半前、最愛の妹トシを亡くした賢治がつ
4月15日に苫小牧市啓北町にオープンした担々麺専門店「たんたんどっと」で店長をしています。 知り合いから誘いを受けた時、苫小牧に担々麺専門店がないことを聞いて「面白そう」だと思い、1月に大阪市から苫小牧に来ました。 飲食業には10年以上携わってきました。おいしさと辛さを両立できるの
コスモ建設苫小牧店(新開町)の協力業者で構成するコスモ建設共栄会(南澤陽会長)は17日、苫小牧市内の幼稚園や保育園など計38園に、花苗を植えたプランターを2基ずつ寄贈した。 2002年から続けている活動。同店の工場で出た端材で縦35センチ、幅75センチ、高さ18センチのプランターを作り、ペ
第95回都市対抗野球北海道地区予選大会1次予選が18日、栗山町民球場と野幌総合運動公園硬式野球場で開幕した。第1日に東胆振勢が対決した1回戦ではWEEDしらおいが10―0の七回コールドでオール苫小牧を下した。第2日の19日までに新規参入のトッキュウブルーローズ(岩見沢)を含めた計8チームが2回戦に
第22回道南ブロックサッカーリーグが19日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場などで開幕した。苫小牧勢はトヨタ自動車北海道が1―0(0―0、1―0)でシンドウDENKIを下し、苫小牧市役所はVAINFC伊達に1―2(1―1、0―1)で敗れた。 函館市役所と日本製鉄室蘭は2―2で引き分けた。リーグ