クイズの答え
- 2025年6月2日
凄惨(せいさん)な沖縄戦の戦場を逃げ惑い、辛うじて生き延びた住民の女性たちの証言を伝えるルポルタージュ。記録作家が終戦から30年余りたって聞き取った体験談は鮮明だ。飢えに苦しみ、撃たれ、友軍にもおびえた逃避行の情景と、占領下に横行した性暴力の実相が浮かび、トラウマの深刻さにも胸を締め付けられる。
「読んだ人の中に何かが残る作品を書きたい」と話す阿部智里さん=東京都新宿区 緻密に構築したファンタジー世界と多様なキャラクターが人気の作家、阿部智里さんが最新作「皇后の碧(みどり)」を刊行した。「今を生きる中でこんなことがあるよね、でもこの主張ってこんな見方もできるよね、という『視点』への問いを盛り
元アイドルの菜里子の下で働くことになった環。かつての憧れの人を前に胸を高鳴らせるが、人付き合いが苦手な菜里子と打ち解けられずにいた。それでも、仕事を通じて次第に心を通わせていく。複雑な家庭環境で育った女性二人が励まし合い、両親や恋人、友人との関係性を見詰め直す、希望に満ちた物語だ。(創元文芸文庫
豊浦のグルメがそろった食の祭典、第54回とようらいちご豚肉まつり(実施委員会主催)が1日、豊浦町浜町の豊浦海浜公園で行われ、特産のイチゴや豚肉を求めて大勢の人たちが詰め掛けた。 開会セレモニーで高井一英実施委員長(JAとうや湖代表理事組合長)は全国的に関心を集めているコメ不足に触れ、「田植えが始
韓国でベストセラーとなり、日本でも2024年本屋大賞翻訳小説部門1位を獲得した「ようこそ、ヒュナム洞(どう)書店へ」の著者ファン・ボルムによる読書エッセー「毎日読みます」(牧野美加訳、集英社、1980円)。本を読むことの喜びがあふれんばかりに詰まっていて、本好きの読者は「あるある」と何度も膝を打つ
(4日) 苫小牧 聖美、28東洋丸(木更津)ふじき(名古屋)ほくと、すずらん(敦賀)第11興徳丸(苫小牧)一心丸(徳山下松)海王丸、ひまわり9(東京)神明丸(川崎)みやじま(水島)ゆうかり(新潟)第3優光丸(小野田)泉隆丸、若貴丸(鹿島)すざく(横浜)北王丸、ましう(茨城)瑞穂丸(不明)YCクロー
たこ揚げ、花見などの伝統や習慣、「ごちそうさま」「もしもし」といった日本語などについて、その由来や歴史的経緯を分かりやすく解説する。 例えば▽初詣が始まったのは明治時代からで、鉄道会社の宣伝で広がった▽侍の頭がちょんまげなのは、かぶとをかぶった際の通気性を良くするため▽運動会の紅組、白組は、平安