優しく見守って タンチョウは新しいすみかを探しています
- 2020年9月4日
近年、勇払原野でも定期的に観察されるようになってきたタンチョウですが、明治期には一時絶滅したと考えられていました。 1924(大正13)年に釧路で数十羽が再発見されて以降、保護活動によって個体が増え、生息域も道東各地に広がりました。そして現在、個体数は1800羽ほどまで回復し、道北や道央に
近年、勇払原野でも定期的に観察されるようになってきたタンチョウですが、明治期には一時絶滅したと考えられていました。 1924(大正13)年に釧路で数十羽が再発見されて以降、保護活動によって個体が増え、生息域も道東各地に広がりました。そして現在、個体数は1800羽ほどまで回復し、道北や道央に
「皆さん、こんにちは。『つながろう厚真』の時間です」―。 厚真町役場に設けられたラジオブース内に柔らかな声が響く。同町社会福祉協議会の職員がパーソナリティーとなり、平日昼間に放送している30分間のラジオ番組のスタートを告げる定番のあいさつだ。 同社協は胆振東部地震で大きく変わった地
フナに始まりフナに終わる―。かつてフナ釣りは子どもたちの遊びの象徴であり、身近だった。多種多様な釣りを経てなおその面白さを追究しているのが、ヘラブナ釣りの愛好者たち。7月下旬、苫小牧市樽前の通称・地蔵沼で取材した。 雨天・曇天が続くこの時期に貴重なほどの青空が広がった日の午前11時、森の小
イランカラプテ(こんにちは)。これからの社会を担う子どもたちにアイヌ文化を知ってほしい。そのためにまず、アイヌ文化を学ぶ入り口として、かつてアイヌ民族の子どもたちが楽しんだ遊びを、現代の子どもたちにも体験してほしいと思うのです。 例えば、ヤマブドウのツルを使い、アイヌ語でカリプと呼ばれる「
60歳以上の選手が所属するアイスホッケーチームの苫小牧キレンカで監督を務める曽根幹さん(70)。日本リーグ出場経験のある名選手も抱え、全国大会出場を重ねるチームで指揮する。監督就任4年目を迎え、「選手ではなく監督に専念してチームの勝利に貢献したい」と意欲的に語った。 苫小牧市出身。弥生中学
―ウポポイで働くきっかけは。 「高校卒業後、札幌学院大に進学し、学芸員の資格を取りました。北海道の歴史、アイヌ語やアイヌ文化の勉強を始めたのは大学生になってからです。学芸員になるためにもっと勉強しようと思い、北海道大大学院に進みました。博士後期課程に進学すると同時に、旧アイヌ民族博
陸上自衛隊北部方面隊は8日、南恵庭駐屯地所属の第3施設団第12施設群を基幹とする部隊約180人と油圧ショベルの施設機械、大型ダンプなど車両80台を九州の豪雨災害の被災地へ派遣した。 同日夜、民間のフェリーで小樽港を出港。9日夜に舞鶴港(京都府)に到着後、陸路で西部方面隊管内の小郡駐屯地(福
千歳市や支笏湖漁業協同組合などの調査によると、6月に支笏湖で釣れたヒメマスは7万6362匹で、過去最多だった前年の10万9639匹を30・4%下回ったものの、過去10年(2010~19年)の平均5万8691匹を大きく上回る好調な結果となった。 釣り人や貸しボート業者などから聞き取り調査した