• ヤクルト 石川、意欲尽きず/   プロ野球キャンプ
    ヤクルト 石川、意欲尽きず/   プロ野球キャンプ

       「ドスン」ではなく、「パンッ」。球界最年長を誇るヤクルトの左腕、石川が捕手のミットに響かせる音は小気味よい。ブルペンで変化球も含め62球。白髪交じりの頭から汗をしたたらせ、「順調にやりたいことをやれている」とうなずいた。 昨季は23年連続勝利を遂げ、通算186勝を積み上げた45歳。とはいえ登板数

    • 2025年2月11日
  • ロッテ/新主将の藤岡、/盛り上げる
    ロッテ/新主将の藤岡、/盛り上げる

       【ロッテ】今季から主将となった藤岡の積極的な姿勢が目立つ。守備練習では常に声を出し、チームの雰囲気を盛り上げた。1月の自主トレーニング中に吉井監督から主将に指名されたそうで、「まずはグラウンドに立ち続けたい。取り組む姿勢を大事にする」と強調した。 昨季はけがで90試合の出場にとどまっただけに、「

    • 2025年2月11日
  • 日ハム 金村「慢心せずに」/   プロ野球キャンプ
    日ハム 金村「慢心せずに」/   プロ野球キャンプ

       【日本ハム】金村は2度目のブルペンで101球。直球を軸に精力的に投げ込み、「球数が多くなるにつれて徐々に良くなった」と振り返った。 昨季はシーズン途中で先発に配置転換され、7勝6敗、防御率2・38。オフのファン感謝イベントで新庄監督から開幕投手に指名された。「決まっているからといって慢心せずに、

    • 2025年2月8日
  • ソフトバンク 栗原、みなぎる熱気
    ソフトバンク 栗原、みなぎる熱気

       寒波で冷え込む宮崎のグラウンドに、ソフトバンクの栗原の声がひときわ響く。同じ三塁でノックを受ける若手や、球を出すコーチも負けじと声を張り、スタンドにも熱気が伝わる。 栗原が定めたキャンプのテーマは「脚を動かす」。全体練習後の特守を毎クール予定しており、「打撃も守備も、基本は下半身」と妥協はしない

    • 2025年2月8日
  • 「真剣勝負、楽しみにして」/イチローさん、開幕に向け期待/米大リーグ
    「真剣勝負、楽しみにして」/イチローさん、開幕に向け期待/米大リーグ

       トークイベントで米大リーグでの思い出などを語るイチローさん=7日、東京都内 日米の両方で野球殿堂入りを果たしたイチローさんが7日、東京都内でトークイベントを行い、大谷翔平らが所属するドジャースが鈴木誠也らのカブスと対戦する米大リーグ開幕シリーズ(3月18、19日、東京ドーム)について、「ワールドチャ

    • 2025年2月8日
  • 阪神 才木、原点回帰の春
    阪神 才木、原点回帰の春

       投球練習後の明るい表情がここまでの順調ぶりをうかがわせる。阪神の才木がキャンプ3度目のブルペン入り。3月下旬の開幕を見据え、「(体調は)問題ない。感覚が上がっていけば徐々に仕上がってくる」と冷静だ。 第2クール初日のこの日、変化球を解禁した。威力十分の直球に加え、フォークの落ち幅などを意識して計

    • 2025年2月7日
  • 斎藤「順調に」/充実の56球/日ハム/   プロ野球キャンプ
    斎藤「順調に」/充実の56球/日ハム/   プロ野球キャンプ

       【日本ハム】新庄監督から開幕戦の抑えを任された斎藤が、今キャンプ3度目のブルペン入り。力感のない投球を心掛けて56球を投じ、「順調にきている。けがなく過ごせれば絶対レベルアップすると思う」と充実感をにじませた。 球速よりも球の縦回転を意識して磨きをかける。下半身の動きが課題だといい、この日はビデ

    • 2025年2月7日
  • 巨人 岡本、/じっくり調整
    巨人 岡本、/じっくり調整

       打撃練習に励む巨人の岡本=6日、宮崎市 【巨人】第2クール初日。岡本は昨季終盤に痛めた腰の状態に注意しながら、慎重に打撃練習に取り組んだ。「徐々に、徐々にやっていかないといけないので。焦らずやるべきことをしっかりやっていきたい」。守備では内野だけでなく左翼でもノックを受けるなど、シーズンを見据えてじ

    • 2025年2月7日
  • 大谷、キャンプ地で自主トレ
    大谷、キャンプ地で自主トレ

       【グレンデール(米アリゾナ州)時事】米大リーグ、ドジャースの大谷は6日、アリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレーニングを行い、キャッチボールや走塁練習などで汗を流した。バッテリー組の春季キャンプは11日に始まる。 投手としては右肘手術からの復帰を目指す。最長50㍍ほどの距離で約25分間のキャ

    • 2025年2月7日
  • 6人のイチロー?
    6人のイチロー?

       プロ野球と米大リーグで通算4367安打をマークし、日米の両方で野球殿堂入りを果たしたイチローさんが5日、東京都内で行われた下着大手ワコールのイベントに出席した。イチローさんは同社のウエアを現役時代から愛用。会場には新製品を着用したイチローさんのマネキンが5体も並んだ。 表情や体つき、ポーズは本人

    • 2025年2月6日
  • 藤川監督「指導/かなわず残念」
    藤川監督「指導/かなわず残念」

       阪神の藤川球児監督が5日、沖縄県内で報道陣の取材に応じ、球団OBで3日に91歳で死去した吉田義男さんへの思いを語った。 監督就任後のOB会で吉田さんから「あなたなら真摯(しんし)に立ち向かってくれることだろうから、ぜひ頑張ってください」などと声を掛けられたという。藤川監督は「『今後ともご指導よろ

    • 2025年2月6日
  • 広島 背番号「4」に気持ち新た/   プロ野球キャンプ
    広島 背番号「4」に気持ち新た/   プロ野球キャンプ

       守備練習で一塁に送球する広島の矢野=5日、宮崎県日南市 広島の矢野は新背番号「4」を背負い、気持ちを新たにプロ5年目のキャンプを過ごしている。5日のシート打撃で2打席立ち、遊撃の守備では三遊間の当たりに飛びついて好捕。昨季、初のゴールデングラブ賞に輝いた身のこなしで観客を沸かせ、「事前準備がしっかり

    • 2025年2月6日
  • 巨人/田中将、充実の第1クール/   プロ野球キャンプ
    巨人/田中将、充実の第1クール/   プロ野球キャンプ

       一球一球、ゆったりとした動きで時間をかけて投げ込む。第1クール最終日。巨人の田中将がブルペンに入り、捕手をベースの前に座らせて46球。新天地で再起を目指し、フォームを全面的に見直している。 キャンプ初日から多彩な練習を試した。マウンドの傾斜を逆向きに使ってネットスロー、ボールを右手で2個握って投

    • 2025年2月5日
  • 吉田義男さん死去、91歳/阪神の名遊撃手、監督で日本一
    吉田義男さん死去、91歳/阪神の名遊撃手、監督で日本一

       プロ野球阪神の名遊撃手として活躍し、監督としても日本一に導いた吉田義男(よしだ・よしお)さんが3日午前5時16分、脳梗塞のため死去した。91歳だった。京都市出身。阪神が4日に発表した。 1953年、立命館大を中退して大阪(現阪神)に入団。走攻守三拍子そろった遊撃手として1年目から頭角を現した。守

    • 2025年2月5日
  • eNA/スライダーに/こだわる東
    eNA/スライダーに/こだわる東

       【DeNA】東がキャンプ4日目で初めてブルペンで投げた。こだわったのはスライダー。「空振りを取りたいというのと、打者の目線をうまく外したい」。その他の球種を生かすため、昨年よりも変化の大きい軌道で打者を惑わせることを目指す。 計測では50㌢を超える曲がり幅だったという。脳裏に浮かぶのは16勝を挙

    • 2025年2月5日
  • 阪 神/石井、内外/角に力強く
    阪 神/石井、内外/角に力強く

       【阪神】2度目のブルペン入りとなった石井は、威力のある直球を80球。内外角に投げ分けることを意識しつつ、熱のこもった投球を披露した。キャンプでは計800球をめどに投げ込んでいくといい、「一年間やっていたら1000(球)ぐらいは投げる。それぐらいの数字を投げるのは大事かなと感じた」と意図を明かした。

    • 2025年2月4日
  • 西武 高橋、汚名返上へ前進/  プロ野球キャンプ
    西武 高橋、汚名返上へ前進/  プロ野球キャンプ

       西武の高橋は昨季の悔しさを晴らすため、フォーム改善に取り組む。28歳の誕生日を迎えた3日、今キャンプで初めてブルペン入り。捕手を少し手前に座らせて球の軌道を確認しながら投球し、「感覚はすごく良かった」と明るい表情だった。 昨季は15試合に先発し、0勝11敗。実戦ではブルペンと比べて球速が落ちてい

    • 2025年2月4日
  • 再挑戦のシーズンに/ソフトバンク 上沢、復活へ歩み/  プロ野球
    再挑戦のシーズンに/ソフトバンク 上沢、復活へ歩み/  プロ野球

       ブルペンで投球練習するソフトバンクの上沢=2日、宮崎市 再挑戦のシーズンが始まった。米球界から日本に戻り、ソフトバンクに加入した上沢が復活へ歩みを進めている。 調整は順調だ。キャンプ2日目でブルペンに入り、小久保監督の視線を感じながら55球。7種類の変化球に、クイックモーションも確かめた。開幕ロー

    • 2025年2月3日
  • 巨人 甲斐、/理解深める
    巨人 甲斐、/理解深める

       【巨人】ソフトバンクから移籍した捕手の甲斐が初日の1日に続き、ブルペンで球を受けた。昨季10勝の山崎の多彩な変化球や、2年目の又木の球筋を確認。「投手陣のことを知らないといけないし、僕というものを知ってもらう必要がある」。互いの理解を深めようと、積極的に言葉も交わしている。 阿部監督の現役時代の

    • 2025年2月3日
  • 阪神 佐藤輝、/右に左に快音
    阪神 佐藤輝、/右に左に快音

       クリケットのバットで打撃練習に取り組む阪神の佐藤輝=2日、沖縄県宜野座村 【阪神】佐藤輝がランチ特打で右に左に快音を響かせた。臨時コーチを務めるOBの糸井氏が見守る中、次々と柵越えを披露。特に逆方向の左中間への力強い打球が目立った。「オフにやってきたことの延長というか、そういうことをしっかりできれば

    • 2025年2月3日