• 野田氏先行、枝野氏追う
決選投票不可避の見方―立民代表選
    野田氏先行、枝野氏追う 決選投票不可避の見方―立民代表選

       23日投開票の立憲民主党代表選を巡り、時事通信が党所属国会議員の支持動向を聞き取り調査などで探ったところ、野田佳彦元首相(67)が先行し、枝野幸男前代表(60)が追う展開となっていることが分かった。地方議員らへのアンケート調査では泉健太代表(50)を加えた3氏が拮抗(きっこう)した。  両

    • 2024年9月19日
  • 裏金究明、軒並み消極姿勢―自民総裁選
政活費廃止、早期解散で「けじめ」
    裏金究明、軒並み消極姿勢―自民総裁選 政活費廃止、早期解散で「けじめ」

       自民党総裁選(27日投開票)で最大の焦点となった派閥裏金事件に関し、9候補は「裏金議員」の支持も得る思惑から、軒並み真相究明には後ろ向きだ。過去にふたをしたまま、今後の対策として「政策活動費の廃止」などを唱えるが、実効性は不透明。早期の衆院解散での「けじめ」を強調する声もあり、一刻も早い幕引きを期

    • 2024年9月19日
  • 安倍氏・教団「面談」写真が火種
自民調査に疑義、早期解散影響も
    安倍氏・教団「面談」写真が火種 自民調査に疑義、早期解散影響も

       自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に対する疑念が17日、再燃した。朝日新聞が報じた安倍晋三元首相と教団幹部の「面談」写真は組織ぐるみのつながりを強くうかがわせ、自民の「点検」結果の不十分さを改めて浮き彫りにした。27日投開票の自民総裁選に新たな火種が降りかかり、早期衆院解散論にも一定

    • 2024年9月18日
  • 1カ月「ゼロ冊」6割超
読書離れ進む―国語世論調査
    1カ月「ゼロ冊」6割超 読書離れ進む―国語世論調査

       「国語に関する世論調査」では、読書の状況も調べた。1カ月に1冊も本を読まない人が6割を超え、読書離れが進んでいることが浮き彫りになった。  読書に関する調査は、2008年度から5年ごとに実施。1冊も読まない人は、これまで4割台で推移しており、23年度調査で急増した。  電子書籍を含む本を1

    • 2024年9月18日
  • 「さくっと」「もふもふ」浸透
8割、使用気にならず
    「さくっと」「もふもふ」浸透 8割、使用気にならず

       時間や手間をかけずに終わらせるという意味の「さくっと」や、動物などが柔らかそうなさまを示す「もふもふ」という新しい表現について、他人の使用を8割超が「気にならない」としたことが17日、文化庁の2023年度「国語に関する世論調査」で分かった。いずれも5割以上が「使用する」とも回答しており、浸透がうか

    • 2024年9月18日
  • 回転玩具、使用中止を
破片で目負傷も―国民生活センター
    回転玩具、使用中止を 破片で目負傷も―国民生活センター

       両側からひもを引っ張って「コマ」を回転させて遊ぶ中国製玩具で目をけがする事故が起きているとして、国民生活センターが使わないよう呼び掛けている。輸入元が販売を中止し、回収を進めているが、イベントの景品やおまけとして配られることが多いといい、担当者は「もらっても使わないで」と話している。  問題の

    • 2024年9月18日
  • 「SHOGUN」歴代最多18冠
真田広之さん主演男優賞―日本人初、女優賞も・米エミー賞
    「SHOGUN」歴代最多18冠 真田広之さん主演男優賞―日本人初、女優賞も・米エミー賞

       【ロサンゼルス時事】米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞の授賞式が15日(日本時間16日)、カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれ、真田広之さんが主演し、製作にも関わった「SHOGUN 将軍」がドラマシリーズの作品賞に輝いた。監督賞に加え、日本人初の主演男優賞(真田さん)、主演女優賞(アンナ

    • 2024年9月17日
  • マスク氏、またも問題発言
トランプ氏暗殺未遂巡り
    マスク氏、またも問題発言 トランプ氏暗殺未遂巡り

       【ロサンゼルス時事】米実業家イーロン・マスク氏は15日、トランプ前大統領の暗殺未遂を巡り、自身がオーナーのX(旧ツイッター)に「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」と投稿した。11月の大統領選では共和党候補のトランプ氏への支持を表明済み。対抗馬である民主党のハリス氏らの暗殺

    • 2024年9月17日
  • 女性管理職、初の10%超え
政府目標3割には開き―帝国データ
    女性管理職、初の10%超え 政府目標3割には開き―帝国データ

       日本企業の女性管理職の割合が平均10・9%と、2013年の調査開始以降で初めて10%を超えた。帝国データバンクが8月に発表した意識調査(1万1282社が回答)では、遅々とした歩みながら女性登用が進んでいることが示された。ただ、20年代の可能な限り早期に女性管理職30%を目指すという政府目標とは依然

    • 2024年9月17日
  • 入山規制に「大きな成果」
弾丸登山激減、残る課題―来夏は静岡でも・富士山
    入山規制に「大きな成果」 弾丸登山激減、残る課題―来夏は静岡でも・富士山

       富士山で初めて入山規制や通行料が導入された夏山シーズンが終了した。登山者数(速報値)は昨年より1割減の20万人弱で、夜間に登山道を閉鎖した山梨県側では、夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」が9割減少。こうした成果を受け、来夏は静岡県も同様の規制導入に向けた検討を進めるほか、山梨県は1日当たりの上限人数

    • 2024年9月17日
  • 議員支持、石破・高市氏が苦戦
小泉氏ら若干先行、9氏出馬で混戦―自民総裁選の序盤情勢
    議員支持、石破・高市氏が苦戦 小泉氏ら若干先行、9氏出馬で混戦―自民総裁選の序盤情勢

       自民党総裁選について、時事通信は党所属国会議員の支持動向を調査した。報道各社の世論調査で人気の高い石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)は、推薦人20人からの上積みが現時点で数人と苦戦。小泉進次郎元環境相(43)らが若干先行している。  ただ、9氏の出馬で混戦状態となってい

    • 2024年9月16日
  • 石破氏、解散は国会論戦後
小泉氏「早期」堅持―自民総裁選
    石破氏、解散は国会論戦後 小泉氏「早期」堅持―自民総裁選

       自民党総裁選(27日投開票)に出馬した9候補は15日、衆院解散の時期などを巡りNHK番組で討論した。石破茂元幹事長(64)は「今すぐやるとはならない」と述べ、国会で論戦を一定程度交わしてから衆院選に臨むべきだとの考えを表明。小泉進次郎元環境相(43)は「できる限り早期」とする立場を改めて示した。

    • 2024年9月16日
  • 65歳以上、総人口の29%
最多3625万人―総務省
    65歳以上、総人口の29% 最多3625万人―総務省

       総務省は15日、「敬老の日」に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口を発表した。同日時点で前年より2万人増の3625万人で過去最多となり、総人口に占める割合も0・2㌽増の29・3%で過去最高だった。  男女別に見ると、男性は1572万人で男性全体の26・1%、女性は2053万人で女性全体の32・

    • 2024年9月16日
  • 高齢者、身近な危険に注意
車いすや介護ベッド、死亡例も―NITE
    高齢者、身近な危険に注意 車いすや介護ベッド、死亡例も―NITE

       電動車いすの脱輪や着ている衣服への着火、介護ベッドでの挟み込みも。16日の敬老の日に合わせ、NITE(製品評価技術基盤機構)が高齢者に起こりやすい事故への注意を呼び掛けている。命を落とすケースもあり、家族や介護従事者らにも「身近に危険がないか確認してほしい」と求めている。  NITEのまとめに

    • 2024年9月16日
  • 強制不妊、和解へ合意書締結
慰謝料最大1500万円―国が謝罪、全訴訟終結へ
    強制不妊、和解へ合意書締結 慰謝料最大1500万円―国が謝罪、全訴訟終結へ

       旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、被害者が国に損害賠償を求めている訴訟で、国と原告側は13日、和解に向けた合意書を締結した。手術を受けた原告1人当たり最大1500万円、配偶者には200万円の慰謝料を支払うことが柱で、国による謝罪も盛り込まれた。最初の提訴から6年7カ月以上を経て、一連

    • 2024年9月14日
  • 「ようやく」「喜ばしい」
和解へ合意も、思い複雑―強制不妊訴訟の原告ら―
    「ようやく」「喜ばしい」 和解へ合意も、思い複雑―強制不妊訴訟の原告ら―

       旧優生保護法に基づき不妊手術を強制された被害者らが国に損害賠償を求めている訴訟は13日、和解に向けた合意が成立し、終結に向かう見通しとなった。「ようやく」「喜ばしい」。合意書に調印後、東京都内で記者会見した原告や弁護団は一刻も早い全面解決を望んだ。  7月の最高裁判決で勝訴が確定した東京都の原

    • 2024年9月14日
  • 9候補、裏金再調査に慎重
解雇規制緩和・防災省に賛否―自民総裁選で共同会見
    9候補、裏金再調査に慎重 解雇規制緩和・防災省に賛否―自民総裁選で共同会見

       自民党は13日、総裁選(27日投開票)の9候補による共同記者会見を党本部で開いた。派閥裏金事件の真相究明に向けた再調査に全員が慎重な姿勢を表明。裏金関係議員の国政選挙での公認に関しては、5人が「当選可能性」を考慮する考えを明らかにした。  高市早苗経済安全保障担当相(63)は「党が聞き取り調査

    • 2024年9月14日
  • 「コスモ女子」衛星、運用開始
未経験者、一から手作り―「踏み出す契機に
    「コスモ女子」衛星、運用開始 未経験者、一から手作り―「踏み出す契機に

       宇宙開発に携わった経験のない女性らが、4年余りかけて一から手作りした超小型人工衛星「Emma」が8月上旬に打ち上げられ、地球を周回する軌道上での運用が始まった。中心を担ったのは「宇宙が好き」という気持ちだけで集まった女性らのグループ。メンバーの塔本愛さん(34)は「宇宙好きの人がこの業界に踏み出す

    • 2024年9月14日
  • 政治改革・別姓・憲法で論戦
自民総裁選、9候補が演説会
    政治改革・別姓・憲法で論戦 自民総裁選、9候補が演説会

       自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9人は12日、党本部で開かれた所見発表演説会に臨み、それぞれが重視する政策を訴えた。多くが派閥裏金事件を受けた政治改革を唱えたが、政策活動費の在り方など具体策では方向性に違いが見られた。選択的夫婦別姓制度や憲法改正でも論戦が交わされた。  小泉進次郎元環

    • 2024年9月13日
  • 事件前「覚醒剤 死亡」検索
履歴や動機を指摘―検察側冒陳、資産家殺害
    事件前「覚醒剤 死亡」検索 履歴や動機を指摘―検察側冒陳、資産家殺害

       和歌山県田辺市の会社経営者野崎幸助さん=当時(77)=殺害事件の初公判で、検察側は殺人と覚醒剤取締法違反(使用)罪に問われた元妻の須藤早貴被告(28)が、インターネットで「覚醒剤 死亡」などと検索していた事件前後の履歴や、事件当日の2人の状況などを冒頭陳述で指摘した。  冒頭陳述によると、野崎

    • 2024年9月13日
  • 次期総裁、小泉氏トップ
2位石破氏、3位高市氏―時事世論調査
    次期総裁、小泉氏トップ 2位石破氏、3位高市氏―時事世論調査

       時事通信が6~9日に実施した世論調査で、自民党の次期総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、小泉進次郎元環境相が25・5%でトップだった。2位は石破茂元幹事長の24・2%、3位は高市早苗経済安全保障担当相の8・5%。河野太郎デジタル相は4・9%で4位だった。  調査は、党総裁選に意欲を示していた11人

    • 2024年9月13日
  • 被災神社修復へクラファン
返礼品にご神木使ったソーダ―目標額の10倍達成・能登地震
    被災神社修復へクラファン 返礼品にご神木使ったソーダ―目標額の10倍達成・能登地震

       能登半島地震で鳥居などに被害が出た石川県能登町の酒垂神社が、倒れたご神木から抽出したエキスを使ったソーダなどを返礼品とするクラウドファンディング(CF)を実施したところ、全国から目標額の約倍の寄付が集まった。担当者は「全国に縁ができた。能登のことを知り、いつか来てほしい」と感謝している。  

    • 2024年9月13日
  • 政治改革、党刷新が争点
自民総裁選告示、最多9氏
    政治改革、党刷新が争点 自民総裁選告示、最多9氏

       岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選が12日告示され、推薦人が必要となった1972年以降で最多の9人が立候補を届け出た。派閥裏金事件による深刻な政治不信を踏まえ、政治改革や党刷新が最大の争点。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰され、来年夏に参院選を控える中、決選投票もにらんだ激しい選挙戦が展開され

    • 2024年9月12日
  • 消費税減税で温度差―立憲代表選
「給付・控除」か「食料品ゼロ」か
    消費税減税で温度差―立憲代表選 「給付・控除」か「食料品ゼロ」か

       立憲民主党代表選(23日投開票)に立候補した4人は消費税を巡る見解が割れている。野田佳彦元首相(67)と枝野幸男前代表(60)は減税に否定的。泉健太代表(50)と吉田晴美衆院議員(52)は物価高対策として食料品の税率をゼロにすることを提唱している。  食料品の非課税化案について、野田氏は10日

    • 2024年9月12日
  • 兵庫知事と前副知事を告発
優勝パレード巡る背任容疑、大阪地検に
    兵庫知事と前副知事を告発 優勝パレード巡る背任容疑、大阪地検に

       兵庫県の斎藤元彦知事の一連の疑惑が文書で告発された問題を巡り、プロ野球の優勝パレードへの協賛金の見返りに、金融機関の補助金を増額して県に損害を与えたとして、東京都の男性が11日までに、背任容疑で斎藤知事と片山安孝前副知事を大阪地検特捜部に告発した。告発は2日付。  告発状によると、斎藤知事と片

    • 2024年9月12日
  • JR貨物に立ち入り検査
データ不正、全列車一時見合わせ―国交省
    JR貨物に立ち入り検査 データ不正、全列車一時見合わせ―国交省

       JR貨物が貨車などの車輪交換作業でデータ差し替えなどの不正行為をしていた問題で、国土交通省は11日、鉄道事業法に基づき同社の輪西(室蘭市)、川崎(川崎市)、広島(広島市)各車両所に立ち入り検査し、特別保安監査を始めた。全車両の緊急点検を指示しており、監査結果も踏まえて、行政処分の可否を検討する。

    • 2024年9月12日
  • デブリの試験的取り出し再開
パイプ取り付けミスで中断―東電福島第1原発
    デブリの試験的取り出し再開 パイプ取り付けミスで中断―東電福島第1原発

       東京電力は10日午前、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を再開した。試験的取り出しは2011年の事故後初の試みで、8月22日に始める予定だったが、デブリ回収装置に取り付ける5本のパイプの並び順に誤りが判明し中断していた。実際に回収できれば、廃炉に向けた工程は新

    • 2024年9月10日
  • 加藤氏「国民の所得倍増」
自民総裁選、8人目の出馬表明
    加藤氏「国民の所得倍増」 自民総裁選、8人目の出馬表明

       自民党の加藤勝信元官房長官(68)は10日午前、国会内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式に表明した。諸外国の賃金上昇を踏まえ「最優先は国民の所得倍増だ」と強調。災害対応を中心とする経済対策を速やかに策定すると語った。加藤氏の出馬は初めて。出馬表明は8人目となる。

    • 2024年9月10日
  • 高市氏、省庁再編に意欲
非核三原則を部分修正
    高市氏、省庁再編に意欲 非核三原則を部分修正

       自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)は9日、国会内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式に表明した。国民や領土、国家の主権を「守り抜く」とし、防衛力や経済力、技術力、情報力を高めると強調。その一環として「令和の省庁再編に挑戦する」と意欲を示した。今回の総裁選への出

    • 2024年9月10日
  • 伊東選手が検審申し立て
女性2人の虚偽告訴容疑―大阪
    伊東選手が検審申し立て 女性2人の虚偽告訴容疑―大阪

       サッカー・フランス1部リーグ、スタッド・ランス所属の伊東純也選手(31)から性加害を受けたという告訴が虚偽だったとして書類送検され、不起訴処分になった女性2人について、伊東選手が大阪の検察審査会に審査を申し立てたことが10日、分かった。申し立ては8月23日付。  女性2人は1月、伊東選手から

    • 2024年9月10日