≪81≫新中野町内会 若手会員増へ模索
- 2022年5月18日
今年度、山谷芳則会長(39)が就任し、役員にも若手会員が多く名を連ねるなど組織の若返りを図っている。一部の会員に業務が集中する状態を解消し、持続可能な町内会活動を模索している。 行事の多くは新型コロナウイルスの影響で中止となっているが、2020年から「ミニミニ運動会」を開催。徒競走や玉入れ
今年度、山谷芳則会長(39)が就任し、役員にも若手会員が多く名を連ねるなど組織の若返りを図っている。一部の会員に業務が集中する状態を解消し、持続可能な町内会活動を模索している。 行事の多くは新型コロナウイルスの影響で中止となっているが、2020年から「ミニミニ運動会」を開催。徒競走や玉入れ
錦岡連合町内会から分離する形で、1998年4月に設立された。 高齢化などの影響で、なかなか思うように活動できないが、限られた役員で知恵を絞り、今後も町内会を維持していく方針だ。 2018年に母子2人が死亡する事故が発生したこともあり、交通安全への関心が高い地区でもある。 登
苫小牧市若草町の若草団地に入居するほぼすべての世帯が加入している。 定期的にふれあいサロンを開き、参加する会員同士の交流を絶やさず続けてきた。カラオケなどのサークル活動でも親睦を深めている。 特殊詐欺事件が市内でも発生しているのを受け、高齢者向けの詐欺被害の対策講座や終活セミナーも
八つの自治会から構成される町内会。「一人暮らしのお年寄りをみんなで見守る町内会」をスローガンに、独居老人の孤立を防ぐ活動に力を注ぐ。各自治会の福祉部の部員と民生委員を含む約30人態勢で毎月1回は必ず各戸を巡回し、お年寄りの体調に不安を感じたら包括支援センターへ連絡。入退院情報も町内で共有し、万全の
苫小牧市船見町、入船町、一本松町、晴海町で構成。役員不足などで一時期は活動が縮小されたが、2021年に組織を再編。限られた役員数ながらも新たな取り組みを始めている。 地域住民の交流の場「わいわい亭」を同年11月に立ち上げ、月に数回会館に集まり、飲食や簡単なゲームで交流している。今後は新型コ
1979年に「高丘町内会」として設立され、99年4月に泉町の一部が加わり、現名称に変更した。 毎年の楽しみは7月のバス旅行。温泉やサクランボ狩りなど、遠出してレジャーを楽しんでいる。 他にも敬老会や新年会など、親睦を深めるための行事を開催している。 まちかどミーティングでは
1971年5月発足の糸井北町第1町内会が前身。89年4月に桜木、しらかば、日新、豊川の4地区に分割改称し、現在のしらかば東町内会に至る。 町内会20周年となる2009年、道内生まれの室内スポーツ競技「フロアカーリング」サークルが発足。40~80代の13人が所属し、月2回ペースの練習をこなし
住宅街をエリアに1700戸以上が加入する日の出三光町内会。拠点を置く新生台総合センターはサークル活動も盛んで、茶道や卓球など9サークルに無料で貸し出している。 ビッグイベントは、老若男女500人ほどが集い、それぞれの年代に合わせた競技で爽やかな汗を流す大運動会。景品として菓子や家庭用品を配
若草中央公園で市販の花火を打ち上げたり、配ったりする8月の花火大会、参加者に景品が手渡されるラジオ体操など、会員・非会員を問わず参加しやすい行事を企画している。新型コロナウイルス禍の昨年は、町総合福祉会館の玄関先でプレゼントを手渡すクリスマス会を実施した。会員の交流の場として、月に1度の生け花教室
創立時から続く行事が多い見山町西町内会。少子高齢化に直面しながらも、子どもたちの行事参加に向けアピールを欠かさない。 体育部役員の主導で、エリア内の見山3丁目公園にスケートリンクを造成している。休みの日には子どもたちが集まる憩いの場で、1月末には「スケートリンク祭り」と題して耐寒ラジオ体操
1970年4月に発足した日軽社宅自治会が前身。86年5月に改称し、現在に至る。日本軽金属の退職者が多く、11代目会長の吉田誠一さん(72)も「ご近所は身内のような付き合いがある」と話す。 商店や病院、消防や警察、銀行が立地し、バスの停留所も多く「徒歩で用事が足せる便利な地域」と暮らしやすさ
コロナ下でもなんとか子どもたちを楽しませようと、夏休み期間中のラジオ体操や8月7日の七夕祭りを開催した。子どもたちは「ろうそくもらい」を歌いながら役員の自宅を回り、菓子をもらった。 秋の果物狩りは町内会創立時から続いている恒例行事。壮瞥町や後志管内仁木町へバスで出向き、果物狩りを楽しんだ後
苫小牧市表町1、2丁目と錦町で構成される。商店や飲食店などの事業所加入が多い。錦町1丁目には1912年竣工(しゅんこう)で縁結びに御利益があるとされる出雲神社がある。例年6月14、15日の例大祭は町内会員らでつくる実行委員会が主催し、屋台の出店や特設ステージでのカラオケ大会で盛り上がる。
3月に子どもたちがお汁粉を食べながら交流する「進級・卒業祝い」や120人が参加する運動会―。 地域住民が集う交流の場として、行事を重視している。新型コロナウイルスの流行で、ここ2年は活動がほとんどできていないが、地元スーパーで利用できる商品券を「お見舞い」として配布し、会員たちに還元してい
矢代(やしろ)の名は、かつてこの地に樽前山神社の総社(やしろ)があったことを物語る。住宅団地の造成によって若年世帯が定着し、多世代が共生するまちとして活性化した。 苫小牧西小学校を囲むように町域が広がることから、町内は毎朝、登校する子どもたちの元気な声にあふれる。8年前から会長代行を務める
古くは温泉が湧いたことからその名が付いたスプリングタウン町内会。 辻冨雄会長は創設時からの標語「スプリングタウンは一つ みんな仲良く輪になって」を重んじ、夏祭りや運動会、果物狩りなど多種多様な催しを繰り広げている。 会員の3割以上を75歳以上の高齢者が占めている同町内会。敬老祝賀会
植苗・美沢地区で構成。2021年9月、町内会活動の担い手育成を目的に内部組織「植苗青年友の会」を立ち上げ、新たな風が吹き始めている。 「役員の高齢化が課題で、意欲のある若い世代を迎えておかなければ」と丹治秀一会長が発案。現在は20~50代の12人で構成され、同年12月から役員として町内会活
駒大苫小牧高校や苫小牧工業高校を含む文教地区をエリアとする。 菅野嘉一会長が「子どもにとって良い環境の町内会」と語るように、青少年部が主体となって「子どもの健全育成」に力を注いでいる。昨年は美園小学校に非接触型体温計と手指消毒液の自動噴霧器「オートディスペンサー」を寄贈した。 「町
1975年、光洋町3の市営住宅群の一部が光洋町町内会から独立して結成。当初は147世帯あったが建物の老朽化や高齢化などにより現在は半減。「あやめ」の名は湿地だった地域に自生していたアヤメにちなむという。 現役員は大橋政義会長(77)含め6人。高齢化した住民の物故が相次ぎ、副会長や総務
今年で創立50周年の節目を迎えた新明町町内会。新型コロナ禍で大々的な行事は断念せざるを得なかったが、会員への還元に全力を注いでいる。 例年8月に開催する盆踊りでは、小中学生が太鼓の演奏を披露し、大人は仮装大会に精を出す。冨岡隆会長は「苫小牧から引っ越した人も、盆踊り目当てに帰ってくる」と語
沼ノ端地区の人口増加に伴い、1989年に沼ノ端町内会から分離、独立した。さらに2009年、沼ノ端北栄、拓勇東、拓勇西の3町内会に分かれて現在に至る。30代から高齢者まで幅広い年齢層の役員が、地域振興の場として参加型の行事を数多く企画する。 一大イベントである1月と9月の合同運動会はウトナイ
2600世帯を超える大所帯に自治が行き届くよう、エリアを六つの区に分けている。 集まった町内会費の20%を各区の活動資金に還元し、区ごとに活動を展開するという市内でも珍しい形態で運営している。 同町内会は民生委員児童委員と手を取り合い、「住民支え合いマップ」を製作している。どこにど
国道36号に面し、海側の住宅や国道側の企業、飲食店などが立ち並ぶ地域。1971年、糸井鉄南地区区画整理保留地分譲などを経て発展した。76年9月には小糸井町、同11月に有明町が誕生している。 「人と人との支え合い、心をつなぎ明るく住みよい街づくりを目指して」をスローガンに地域の結び付きを重視
海辺にある錦糸町内会の名前は「錦岡地区と糸井地区の間に位置しているから、1字ずつ取って命名された」と小林洋一会長は話す。 町内会のエリアは、樽前山が噴火した場合の避難区域に該当する。澄川、ときわ、澄川西の3町内会と合同で防災講習会を開き、市の危機管理室職員と危険箇所を地図で確認した。
飲食店が連なる苫小牧市中心部の大町と、一般住宅の多い寿町で構成される。役員が地域の催しや防犯情報をまとめ、月1回発行する会報「大寿」は会員の重要な情報源となっている。 高齢者の会員が多く、大寿サロン「華」運営委員が中心となって、偶数月に1回「ふれあいサロン」を企画。市社会福祉協議会の職員を
町内会有志が道道苫小牧環状線(双葉三条通)沿い1キロにわたってコスモスを植えたり、市が管理する遊歩道「木もれびの道」の美化活動に励んだりと、町内会全体で緑に親しんでいる。 活動の目玉は芋掘り会。厚真町の観光農園を15アール借り、約150人がバス3台で向かうビッグイベントだ。芋掘り後はキャン
1953年の結成以来、子どもやお年寄りを大切にする町内会。スローガンは「支えあいの心を広げ、健康で生き生きと暮らしていける地域づくりを目指しましょう!」。昨年からの新型コロナウイルス感染拡大で多くの行事の中止を余儀なくされたが、地域力を高めていくことを重視し、代替行事に注力している。 毎年
永福地区と糸井のうち鉄道と国道36号に挟まれた地区から成る町内会。中野満信会長(73)は「お互いの顔が見える町内会に」と役員らと連携を図りながら防犯パトロールや通学児童の見守り活動に力を入れる。 同町内会が取り組む最も古い行事の一つが毎年8月のイモ掘り会だ。バスに乗って厚真町軽舞の農家宅に
ほとんどの会員が市営・道営住宅に住んでおり、川上嘉彦会長は「ここ数年は子ども連れの若い世代も加入してくれて、後継者が育っている」と語る。 住民と心を通わせ、つながりを深めるための活動に力を注ぎ、毎月配る広報紙は川上会長が手書きで作成している。「配っていると反響や情報をもらえる。町内会活動は
苫小牧市栄町と高砂町1丁目で構成され、市内でも長い歴史を持つ。正確な設立年は不明だが、1940年代半ばには既に町内会として機能していたという。 高齢化が進み、地域の子どもは少ないが、青少年部や婦人部が中心となり、周辺の町内会からも参加を募って子ども向け行事を積極的に企画する。例年は、1月に