秋サケ記録的不漁にため息 胆振海区 昨年さらに下回る深刻さ 品薄で価格高騰も
- 2021年11月6日
胆振海区の秋サケ定置網漁は10月末現在、漁獲量は494トン、漁獲高は約4億4000万円で、前年同期を7割弱下回った。「記録的な不漁」と形容された昨年をさらに大幅に下回り、サケやイクラなどの店頭価格も高騰。関係者は「かなり厳しい」と口をそろえ、本来は漁のピークが続く11月の回復に祈りを込める。
胆振海区の秋サケ定置網漁は10月末現在、漁獲量は494トン、漁獲高は約4億4000万円で、前年同期を7割弱下回った。「記録的な不漁」と形容された昨年をさらに大幅に下回り、サケやイクラなどの店頭価格も高騰。関係者は「かなり厳しい」と口をそろえ、本来は漁のピークが続く11月の回復に祈りを込める。
津波防災の日の5日、苫小牧西港フェリーターミナル(苫小牧市入船町)と市内弁天の北海道クールロジスティクスプレイスで避難訓練が行われた。2カ所で約90人が参加。いざという時に備え、津波や火災から素早く避難する重要性を学んだ。 同ターミナルでは、震度5弱の地震で火災や津波が発生したと想定。苫小
旭川市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに13人確認したと発表した。日別の新規感染者数が10人を上回るのは2日ぶり。このうち2人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万796人(実人数6万605人)となった。 死亡の確認は2日ぶりでなかった。道内の死者の累計は1472人。
苫小牧澄川小学校(前田直樹校長)は5日、同校体育館で学年発表会を開いた。6年生88人は四つのグループに分かれ、練習を重ねた器楽演奏や踊りなどを発表。アイヌ文化を学んできた「チームウポポイ」は、古式舞踊を披露した。 各グループは約20人で構成。「WE(ハートマーク)HOKKAIDO」をテーマ
第8回新千歳空港国際アニメーション映画祭(実行委員会主催)が5日、新千歳空港で開幕した。新型コロナウイルス禍を踏まえて昨年に引き続き、空港内の上映とオンライン配信の「ハイブリッド開催」。8日まで4日間にわたり、国内外のアニメーション作品約100点を上映、審査して各受賞作品を決める。 今年は
パンの製造、販売を手掛ける苫小牧市日吉町の就労継続支援B型事業所「アルドール」はクリスマス限定商品の予約を受け付けている。毎年好評のシュトーレンのほか、ラスクとチョコナッツバーを詰め合わせた焼き菓子セットも登場。数量限定のため、早めの予約を呼び掛けている。 天然酵母を使った生地にクルミやオ
6日午前7時30分ごろ、JR室蘭線沼ノ端―遠浅間の山田通り踏切(安平町遠浅)で、踏切支障報知装置(非常ボタン)が鳴るトラブルがあった。 苫小牧発追分行き普通列車が現場付近まで徐行。いったん停車して運転士が現地の安全を確認し、約30分後に運転を再開させたが同列車は最大34分遅れ、乗客約20人
苫小牧市内外でイベントを手掛ける山崎商店(山崎修平代表)が7日まで、市内北栄町1でオータムフェスティバルを開催している。 クレープや生フランク、たこ焼きなどを販売する屋台10店舗が並ぶ中、共催団体のコミュニティーサロン「サロンで遊ぶべ」(北栄町)の工藤幾子代表(60)のお薦めはチキンステー
苫小牧市はこのほど、「第48回みんなの消費生活展」を市民活動センターで開いた。来場者は展示を見たり体験をしたりして、暮らしに役立つ情報を身に付けた。 消費者教育を目的としたイベント。消費者団体や企業が計17団体出展し、それぞれのブースで防災、ごみの分別、電気など身近なテーマを取り上げ、展示
苫小牧市一本松町の清掃業、TMS(嶋中昌治代表)は3日、ふるさと海岸で清掃活動をした。社員や家族計13人が参加し、1時間ほどかけて5、6袋分のごみを拾い集めた。 2019年6月の会社設立以降、毎年春と秋に実施している地域貢献活動。 小雨の中、参加者は燃やせるごみと燃やせないごみの2
苫小牧市三光町の成田裕司さんはこのほど、市社会福祉協議会の愛情銀行に不織布マスク204枚、子ども用マスク10枚、除菌ウエットティッシュ4袋を寄贈した。 昨年7月にもマスクなどを寄せており、「新型コロナウイルス感染予防に役立てて」と2回目の善意を届けた。
苫小牧市の春日清水町内会(喜多新二会長)はこのほど、市社会福祉協議会の愛情銀行にリングプル3・5キロとペットボトルキャップ14・5キロを寄贈した。 町内会館に収集ボックスを設置し、回覧で協力を呼び掛けた。今年度3回目。
苫小牧市はこのほど、消費生活をテーマに募集した川柳の表彰式を市民活動センターで行った。入賞者に賞状などが贈られた。 川柳は消費者教育として、市内の小学5年生と中学3年生を対象にそれぞれ「お買い物」「特殊詐欺」をテーマに募集。グランプリ2点、優秀賞8点、佳作10点を選んだ。 表彰式は
帝国データバンク札幌支店はこのほど、2020年度の道内スーパーストア売上高ランキングを発表した。マックスバリュ北海道を吸収合併したイオン北海道(札幌市)が前期比65・5%増の3384億5600万円となり、コープさっぽろ(札幌市)を抜いて首位になった。 コープさっぽろは、前期比8・3%増の3
任期満了に伴う恵庭市長選挙は7日、告示される。これまでに立候補を表明しているのは4選を目指す現職の原田裕氏(69)。5日現在、ほかに出馬の動きはないことから3期連続無投票当選の公算が大きい。 原田氏は、2009年11月の同市長選挙に出馬し現職を下して初当選。堅実な政治手腕で強固な保守をはじ
道議会・新幹線総合交通体系対策特別委員会が5日、開かれた。高見芳彦公共交通政策局長が「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の再開を報告した。 新型コロナウイルスの感染拡大で昨年12月から休止していた。9月末の緊急事態宣言の終了、秋の再拡大防止特別対策(10月1~31日)への移行を
5日に開かれた道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員会で、前川晃輝航空局空港戦略担当局長は新千歳空港の24時間運用に関し苫小牧、千歳両市で開催した地域協議会の内容を報告した。 道は10月22日に苫小牧市、30日に千歳市で地域協議会を開いた。深夜早朝時間帯の発着枠拡大に係る住宅防音工事、地域
道は5日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。終了後に記者会見した鈴木直道知事は、感染が再拡大した場合、1日当たりの新規感染者数は最大値で1207人に上ることを明らかにした。道では感染拡大「第6波」に備え、今月中に新たな病床確保計画を策定する。 国は都道府
(7日) 苫小牧 午前11時、まちなかふれあいピアノオープニングセレモニー(MEGAドン・キホーテ苫小牧店)。午後2時33分、北海道知事杯争奪第39回北海道ダンス選手権大会(併催)後期プロBC級クラス別ダンス競技会セレモニー(総合体育館)。 千 歳 公式行事なし。 恵 庭 公式行
苫小牧市と苫小牧ドライビングスクール(石田浩晃社長)は2日、災害時などでのドローン(小型無人飛行機)の活用に関する防災協定を締結した。同社が2018年に開講した「ドローンスクール」のノウハウを生かし、災害時に市の要請に基づき操縦スタッフを派遣。ドローンで災害現場を空撮したり、被災者の捜索活動に協力
苫小牧浴場組合(郷路正明組合長)は7日、リンゴをネットに入れ、湯船に浮かべる厄払い湯「リンゴ湯」のサービスを加盟4施設で行う。壮瞥産のレッドゴールドを使用し、鮮やかな赤色と香りを満喫できる。 苫の湯(苫小牧市大成町)の竹原豊光代表は「リンゴが香る広い風呂で体を温め、気分をリフレッシュしてみ
北海道私立幼稚園協会苫小牧・日高支部(浅利健自支部長)は3日、「私立幼稚園フェア」を苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧で開いた。園児募集や潜在保育者らの人材確保を目的とした初めての試み。加盟する約40園がポスターを展示したり、入園案内を配布したりして、それぞれの魅力をアピールした。 保護者が
苫小牧廃棄物協同組合(渡辺健治代表理事)は4日、苫小牧市に収集車両の確保や高騰する燃料費への対応などを要望した。渡辺代表理事ら4人が市役所を訪れ、岩倉博文市長に要望書を手渡した。 要望は▽収集車両台数の増車▽急激に値上がりしている燃料費への措置▽収集運搬方法・ごみカレンダーの見直し―の3点
苫小牧市議会会派の「改革フォーラム」(越川慶一代表、4人)は4日、市の2022年度予算編成に向けた要望書を岩倉博文市長に提出し、「苫小牧に住んでよかったと思えるまちづくり」を求めた。 要望は全31項目で、このうち▽スケートボード場整備▽市民ホール(仮称)建設などへの地元事業者の活用▽5歳児
食品ロスを減らそうと、苫小牧市は市内店舗の売れ残り商品の情報を独自のごみ分別スマートフォンアプリ「053 City」で配信する試みをスタートさせた。現在、食品ロス対策協力店として、パン店3店舗が登録。ロスが発生する見込みの週に1回、アプリ利用者に通知する仕組みだ。市ゼロごみ推進課は「少しでもごみの
苫小牧総合経済高校情報処理科3年で、マーケティング部の部長を務める佐々木ひなさん(17)が、2021年度北海道高等学校産業教育意見・体験発表大会で優秀賞を受賞した。農業や工業、看護といった職業系学科の生徒代表が一堂に会する大会で、佐々木さんは部活動での経験談などを発表。「頑張りが認められてうれしい
苫小牧市高砂町の正光寺で7日午前10時~午後4時、キッチンカーイベント「おなかぺこぺこマルシェ」が開かれる。同日市内で開催されるコスプレイベント「とまこまいコスプレフェスタ」に合わせた同寺の独自イベント。コスプレイヤー以外も自由に参加できる。 同寺はコスプレフェスタの会場の一つとなっており
第46回苫小牧フォトコンテストの作品展(苫小牧写真連盟主催)が7日まで、苫小牧市文化交流センター(アイビー・プラザ)で開かれている。入賞、入選作品やこれまでの優秀作品32点が展示されている。 今年は市内外の56人から563点の応募があり、函館市を拠点に活動する写真家で日本風景写真協会指導会
4日午後3時10分ごろ、浦河町堺町西2の国道235号線で、新ひだか町方面へ走行中の浦河町荻伏町、無職助川修二さん(73)の軽乗用車と、同町入船町、会社員小山栄一さん(54)のワンボックスカーが正面衝突した。助川さんは頭を強く打ち、搬送された町内の病院で死亡が確認された。小山さんも救急搬送されたが命
会沢高圧コンクリート(本社苫小牧市)は、福島県浪江町に次世代中核施設「福島RDMセンター」を建設する。研究と開発、生産の機能を備え、持続可能社会の実現に資する産業を地域とともに創出することが目的。8月には同町と工場立地に関する基本協定を締結した。今月着工し、2023年4月の操業開始を予定している。