「1~2週間が勝負」 道内全域への休校要請 鈴木知事が臨時会見
- 2020年2月27日
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、道内全小中学校を27日から1週間、臨時休校とするよう要請した鈴木直道知事は26日午後、臨時記者会見を開き、「この1~2週間がまさに勝負。前例なき取り組みだが、私が判断した」と述べ、道民に理解を求めた。感染が確認された市町村だけでなく、道内全域を休校にする
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、道内全小中学校を27日から1週間、臨時休校とするよう要請した鈴木直道知事は26日午後、臨時記者会見を開き、「この1~2週間がまさに勝負。前例なき取り組みだが、私が判断した」と述べ、道民に理解を求めた。感染が確認された市町村だけでなく、道内全域を休校にする
苫小牧市議会定例会は27日午前、本会議を再開し、旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」をめぐる訴訟の関連議案2件の審議に入った。市は、損害賠償の支払いを市に命じた一審判決を不服として控訴する方針を明らかにしている。岩倉博文市長は、同ビルの廃虚化を防ぐため権利集約に市が関わった経緯を判決では全く考慮さ
27日再開した苫小牧市議会定例会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため傍聴者の立ち入りを制限する異例の本会議となった。ガランとした傍聴席の下、議員も市の幹部職員も全員マスク姿で質疑応答のやりとりをした。先だって開かれた議会運営委員会では会期を1週間短縮して3月6日までとし、本会議場や各委員会室
第1回定例道議会が27日、開会した。本会議では会期を3月25日までの28日間と決めた後、鈴木直道知事が就任2年目となる2020年度の道政執行方針演説を行った。知事は▽将来を見据え世界に翔(はばた)く道政▽連帯の力で困難を乗り越える道政―の二つの基本姿勢を掲げ、「直面するピンチをチャンスに変え、新た
鈴木直道知事が27日の定例道議会本会議で述べた道政執行方針の要旨は次の通り。 【道政に臨む基本姿勢】 2020年第1回定例会は、この道議会庁舎で行われる最後の定例会になる。1951年にこの本会議場が完成してから、今日までに7人の知事が北海道づくりへの情熱を、道議、道民に申し上げてき
道が26日発表した新型コロナウイルスの新たな感染者4人のうち、日高管内の感染者はいずれも新ひだか町在住の70代の無職女性と、同じく70代の無職女性の2人であることが分かった。 道によると、共に日本国籍で海外渡航歴はない。前者は17日に発熱と倦怠(けんたい)感が出て、20日に日高管内の医療機
道保健福祉部と旭川市は26日午後に記者会見し、25日に速報で発表した新型コロナウイルスの感染が確認された、いずれも日本国籍の道内32~35人目となる4人の詳細を説明した。 上川管内の60代の男性は、居住地が美瑛町で職業は開業医。25日に道立衛生研究所の検査で陽性が判明し、管内の感染症指定医
苫小牧 午前10時、第6回市議会定例会・代表質問。 千 歳 午前10時、企業訪問(東名化学工業)午後1時15分、千歳市国民健康保険運営協議会からの答申。 恵 庭 午前10時、市議会第1回定例会本会議・一般質問。午後5時40分、北部方面総監を囲む夕べ(あんだん亭)。 白 老 午後1
苫小牧市は2020年度、新たなJR利用促進事業としてJR苫小牧駅構内の公衆トイレ改修費用に約300万円を拠出する。和式便座を洋式に切り替え、温水洗浄便座機能も取り付ける。 対象は駅2階の改札口前にあるトイレ。維持管理をしているJR北が市に改修に係る補助金利用を相談。観光庁の観光振興事業費補
苫小牧市弥生町の電気工事西川組(西川良雄社長)は、災害時に照明や通信設備を確保するための充電電源装置を開発した。太陽光パネルを活用してバッテリーに蓄電し、照明やスマートフォンの充電などに活用できる仕組み。非常時用電源として「一つあれば便利な商品」とアピールしている。 開発のきっかけは、20
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、国や道、苫小牧市が各種イベントなどの中止や延期、規模縮小を要請したことで市内でも催事を取りやめたり、時期未定で延期したりする動きが広がっている。27日午前10時時点の情報をまとめた。 《中止》 【2月】 28日以降 ▽苫小牧信用金庫本店ま
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市教育委員会は26日、市内全小中学校を27日から3月8日まで11日間、臨時休校する方針を決めた。休校期間中は感染拡大を防ぐため、児童や生徒に毎日朝晩の体温測定と結果の記録を求め、外出を控えるよう呼び掛ける。 対象となるのは市内の全小学校24校、中
鈴木直道知事は25日夜、道庁で開いた北海道感染症危機管理対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染が道内の教育現場でも拡大し始めていることを踏まえ「休校も含めて検討していただくことが、私は必要ではないかと思う」と述べ、全道の学校に一律、休校を要請する考えを表明した。これを受け、道教委は26日、高校を
旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」をめぐり、不動産業の大東開発が苫小牧市に損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁室蘭支部は同社の訴えを全面的に認める判決を出した。市は控訴する方針を明らかにし、「今後も司法の場で正当性を主張する」としているが、裁判の行方にかかわらず、双方とも早期に話し合いのテーブルに着
休会中の苫小牧市議会は27日に本会議を再開し、2日間にわたり6会派の代表質問を行う。各会派の代表者1人が登壇し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を中核とした国際リゾート構想、旧商業施設「エガオ」の訴訟をめぐる中心街振興、新型コロナウイルスによる肺炎の感染防止策などが議論の中心となる見込み。
道運輸局室蘭運輸支局苫小牧海事事務所が発表した1月の苫小牧港発着のフェリー輸送実績によると、旅客は5万935人で前年同月比0・4%(186人)増となった。 苫小牧港発の上り便は1・4%増の2万8260人。全7航路中5航路で前年同期の実績を上回った。新潟便が前年同月比38・3%増と好調だった
新型コロナウイルスの感染が道内各地で急増していることを受け、厚生労働省は25日、国立感染症研究所の専門家チームを道に派遣した。鈴木直道知事が24日、加藤勝信厚生労働相に要請していた。 専門家チームは同研究所の磯貝達裕国際協力室長、竹田飛鳥実地疫学専門家養成コース、島田智恵感染症疫学センター
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市教育委員会は27日から3月8日までの11日間、市内全小中学校を臨時休校する方針を決めた。市内各学校や関連施設などは急きょ決まった道の要請への対応に追われ、市内の幼稚園も市教委の判断を踏まえて休園を検討している。保護者からは「休校は当然」などの冷静な受け
苫小牧市教育委員会は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、市内小中学校の卒業式の規模縮小を決めた。出席者を制限し、式典時間も30分間以内に抑える。施設内に大人数が集まって一定時間を過ごすことで感染リスクが高まると判断した。 これまでは在校生も出席し、卒業生へのメッセージや合唱披露
苫小牧市は25日、国が同日発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受けて対策本部会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月15日まで市主催・共催のイベントを原則中止か延期とする方針を決めた。 「原則」としたのは不特定多数の集まりが対象で、特定少数の会議などは必要性に応
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、苫小牧市内で手作りマスクへの関心が高まっている。市販品と比べてウイルスを防ぐ効果は薄いものの、飛沫(ひまつ)拡散を一定程度抑えられることで注目を集める。22日に市内で新型コロナウイルス感染者が確認されてから需要が急増。手芸用品店の中には材料の
苫小牧海上保安署の巡視艇「とまかぜ」(23トン、乗員5人)が25日付で引退した。1993年の就役から約27年間にわたり、取り締まりや海難救助などに奔走し、航海距離は地球6周半に相当する約26万キロに及ぶ。苫小牧港・西港の船だまりで同日、関係者約20人が解役式を行った。 とまかぜは2代目で9
苫小牧市は26日午前、市内樽前の錦大沼で受け付けていたワカサギ釣りを終了した。気温の上昇で氷が薄くなり、22日から受け付けを中止していた。2月に終了するのはデータが残る2004年以降では14年に続き2回目となる。 今季は1月25日から開放。期間中1690人の釣り人が訪れ、約5万8340匹の
恵庭市は25日、市長と特別職、部長職で組織する第2回新型コロナウイルス予防対策連絡会議を庁内で開き、市主催の行事や催しの中止や延期について情報共有を図った。 この中で3月3日に複合施設えにあすで行う「多文化共生セミナー」は来年度に延期することを決定。3月8日予定の自衛隊入隊者の激励会は中止
恵庭市は25日、国内で新型コロナウイルス感染症が拡大していることを受け、3月に市内の北海道文教大で開催予定だった市職員の採用セミナーを中止すると発表した。 事前申し込みで、今年は25日までに約80人が参加を希望していた。市によると、毎年200人程度の受講があるという。市職員課は「採用に関す
苫小牧 午前10時、第6回市議会定例会・代表質問。 千 歳 午前11時30分、トランスパック千歳営業所新社屋落成竣工(しゅんこう)記念会(ビア・ワークス・ちとせ)。 恵 庭 午後1時、市議会第1回定例会本会議・一般質問。 白 老 午前10時、北海道自治体病院開設者協議会役員会(札
道は25日、2018年に開かれた北海道命名150年を記念したイベント「キタデミー賞」に関する負担が増加した問題で、改善策の原案をまとめた。内部統制制度の対象に実行委員会の業務も追加するほか、風通しの良い職場づくりに向けた職場内ミーティンングの推進といった対策を盛り込んだ。 同日に開かれた「
恵庭、江別、千歳、北広島4市消防団の女性消防団員による意見交換会(江別市消防本部主催)が25日、恵庭市消防本部で開かれた。女性団員12人が参加し、各市での女性団員の活動内容を報告し合った。 消防団の活性や活動の充実を目的にした初めての試み。コロナウイルス対策のため、会場内でマスクも配布され
サケのふるさと千歳水族館=千歳市花園2=は、入館者を対象にした春恒例の「サケ稚魚の放流体験」を3月1日スタートする。5月31日までの毎日午前11時と午後2時に行う。体験無料、予約は不要。 放流する稚魚は、昨年9月中旬に千歳川のインディアン水車で捕獲した親魚から採卵。同11月にふ化した。
道と札幌市は25日、道内で新たに20代から70代までの男女5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。道内での感染確認は計35人となり、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」関連を除き、東京都(32人=25日現在)を上回り、都道府県別では最多となった。 札幌市が発表したのは60代の無職女