• パキスタン 「露骨な侵略」、報復辞さず 印は民間人被害なしと主張
    パキスタン 「露骨な侵略」、報復辞さず 印は民間人被害なしと主張

       【ニューデリー時事】パキスタン政府は7日、同日未明のインド軍による越境攻撃を踏まえ、シャリフ首相をトップとする国家安全保障委員会(NSC)を招集した。首相府はNSC会合後に声明を出し、民間人を標的にした軍事行動であり、「露骨な侵略」だと攻撃を非難。「自衛のため対応する権利がある」とし、さらなる報復

    • 2025年5月8日
  • 北朝鮮が弾道 ミサイル発射 EEZ外、短距離 数発に続き―防衛省
    北朝鮮が弾道 ミサイル発射 EEZ外、短距離 数発に続き―防衛省

       【ソウル時事】防衛省は8日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと明らかにした。同省によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。 韓国軍はこれに先立ち、北朝鮮が8日午前8時10分(日本時間同)ごろ、東部江原道元山付近から日本海に向け、短距離弾道ミサイルと推定

    • 2025年5月8日
  • バチカン ローマ教皇選挙、初日は決まらず コンクラーベで黒煙
    バチカン ローマ教皇選挙、初日は決まらず コンクラーベで黒煙

       【バチカン市時事】故フランシスコ・ローマ教皇の後任を決める密室の選挙「コンクラーベ」がバチカン市で7日に始まり、カトリック教会の高位聖職者・枢機卿による最初の投票が行われた。会場のシスティーナ礼拝堂からは午後9時(日本時間8日午前4時)ごろ、新教皇を選出できなかった事実を告げる黒煙が上がり、初日は

    • 2025年5月8日
  • 印 パキスタン領内攻撃 4月テロの報復、8人死亡
    印 パキスタン領内攻撃 4月テロの報復、8人死亡

       【ニューデリー時事】インド政府は7日、パキスタン領内にあるテロリストの拠点を軍が攻撃したと発表した。標的は、パキスタンとの係争地カシミール地方の同国支配地域を含む計9カ所。4月下旬に同地方のインド側支配地域で起きたテロに対する報復として実施した。パキスタン軍によると、インド軍のミサイル攻撃で少なくと

    • 2025年5月7日
  • 独 メルツ氏を首相に選出 1回目投票失敗 政権運営に不透明感
    独 メルツ氏を首相に選出 1回目投票失敗 政権運営に不透明感

       【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)は6日、首相指名選挙を実施し、保守政党キリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首(69)が首相に選出された。第4次メルケル政権以来約3年半ぶりにCDUと姉妹政党キリスト教社会同盟(CSU)の保守連合と、中道左派の社会民主党(SPD)による連立政権が発

    • 2025年5月7日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)の与党第1党、国民党は6日、16歳未満のSNS利用を禁止する法案を議会に提出した。既に法律を制定して年内に施行予定のオーストラリアに続く動き。連立与党の一角、ACT党が反対しているため、政府法案ではなく、議員立法で野党の支持を得て実現を目指すことにした。 

    • 2025年5月7日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       カトリック系国際慈善団体「カリタス」エルサレム支部は3日、先月88歳で死去したフランシスコ・ローマ教皇から「パパモビル」と呼ばれる教皇専用車の1台を寄贈されていたことを明らかにした。遺志に従ってパレスチナ自治区ガザの子供たちのための移動式診療所に改造し、人道回廊が確保され次第、派遣を始めるという。

    • 2025年5月6日
  • イエメンの/港に報復空爆/イスラエル軍
    イエメンの/港に報復空爆/イスラエル軍

       【カイロ時事】イスラエル軍は5日、イエメン西部ホデイダの港湾や東郊のコンクリート工場に空爆を加えたと発表した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派の関連施設だと主張。戦闘機約20機が攻撃に参加し、爆弾約50発を投下したという。フーシ派系メディアは、工場で少なくとも21人が負傷したと伝えた。 フーシ

    • 2025年5月6日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       【サンパウロ時事】ブラジルの警察当局は4日、リオデジャネイロで3日に行われた米人気歌手レディー・ガガさんの無料コンサートに対し爆発物を使った攻撃を計画したなどとして、2人を逮捕したと発表した。当日、コンサート会場の観光名所コパカバーナ海岸には、約210万人が集結していたが、大きな混乱はなかった。

    • 2025年5月5日
  • 韓国 韓悳洙前首相が出馬表明 任期短縮改憲、李氏に対抗
    韓国 韓悳洙前首相が出馬表明 任期短縮改憲、李氏に対抗

       【ソウル時事】韓国の韓悳洙前首相(75)は2日、記者会見し、大統領選(6月3日投開票)への立候補を正式に表明した。第一の公約として「迅速な改憲で憲政秩序を新たに盤石にする」と訴えた。現時点では無所属。支持率でリードする革新系最大野党「共に民主党」の李在明候補に対抗するため、3日に選出される与党「国民

    • 2025年5月3日
  • トランプ氏/安保補佐官を事実上更迭/チャット共有で批判
    トランプ氏/安保補佐官を事実上更迭/チャット共有で批判

       【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、マイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)を国連大使に指名すると発表した。配置換えの形だが、軍事作戦を民間の通信アプリのチャットで共有していた問題でウォルツ氏の責任を問う声が高まっており、事実上の更迭との見方が強い。暫定的にルビオ国務長官が安保担当の

    • 2025年5月2日
  • ベトナム終戦50年 14歳で出国「迷いなかった」日本定住の元ボートピープル
    ベトナム終戦50年 14歳で出国「迷いなかった」日本定住の元ボートピープル

       1975年のベトナム戦争終結から4月30日で半世紀。社会主義体制として統一された祖国を逃れたベトナム人は、今も日本を含む多くの国で暮らしている。東京都内でベトナム料理店を営む南雅和=旧名ジャン・タイ・トゥアン・ビン=さん(56)も14歳で単身、小型船で出国した「ボートピープル」の一人。当時の心境につ

    • 2025年5月2日
  • 李在明候補の無罪判決破棄 審理差し戻し、大統領選へ逆風 韓国
    李在明候補の無罪判決破棄 審理差し戻し、大統領選へ逆風 韓国

       【ソウル時事】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の大統領候補である李在明前代表の公選法違反事件で、韓国最高裁は1日、有罪の判断を示してソウル高裁の無罪判決を破棄し、審理を差し戻した。6月3日投開票の大統領選に向け支持率で独走してきた李氏にとって逆風になる。李氏はソウル近郊の城南市長時代の都市開発

    • 2025年5月2日
  • アイヌ遺骨3柱返還 英大学から112年ぶり故郷へ
    アイヌ遺骨3柱返還 英大学から112年ぶり故郷へ

       【エディンバラ(英北部)時事】英北部スコットランドのエディンバラ大学で保管されていたアイヌ民族の遺骨3柱が4月30日、日本から訪れたアイヌ団体代表らに返還された。海外に持ち出された遺骨が返還されるのは、2017年のドイツ、23年のオーストラリアに次いで3例目。遺骨は1913年、当時日本で暮らしてい

    • 2025年5月2日
  • 米ウクライナ 鉱物資源権益巡り合意 投資基金を設立、停戦交渉に影響も
    米ウクライナ 鉱物資源権益巡り合意 投資基金を設立、停戦交渉に影響も

       【ワシントン時事】米国とウクライナは4月30日、ウクライナの鉱物資源の権益を巡る合意文書に署名した。資源開発のための投資基金を共同で設立するのが柱となる。米国が仲介するロシアとウクライナの停戦交渉にも影響を与える可能性がある。 ベセント米財務長官と訪米したウクライナのスビリデンコ第1副首相兼経

    • 2025年5月1日
  • パンダ新規貸与に前向き 中国外務省 日本との「共同保護を歓迎」
    パンダ新規貸与に前向き 中国外務省 日本との「共同保護を歓迎」

       【北京時事】和歌山県で飼育されているジャイアントパンダ4頭が6月末ごろ中国に返還されることを巡り、中国外務省の郭嘉昆副報道局長は29日の記者会見で、新規の貸与に前向きな姿勢を示した。「日本側が引き続きジャイアントパンダ保護の国際協力に関心を持ち、共同で保護することを歓迎する」と述べた。郭氏は「日本

    • 2025年4月30日
  • トランプ氏演説   第2次政権「最も成功した100日」 経済、移民送還の成果誇示
    トランプ氏演説 第2次政権「最も成功した100日」 経済、移民送還の成果誇示

       【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、第2次政権発足から100日の節目に当たり、中西部ミシガン州ウォーレンで演説を行った。対米投資増や官僚機構改革、不法移民の大規模送還などの「成果」を誇示し、「米史上最も成功した100日間のスタートだ」と訴えた。トランプ氏は「雇用を取り戻し、何十億㌦の無駄

    • 2025年4月30日
  • 終戦50年で式典   大規模パレードも   ベトナム
    終戦50年で式典 大規模パレードも ベトナム

       【ホーチミン時事】ベトナム戦争終結から50年を迎えた30日、ベトナム最大都市ホーチミンで祝賀式典が催される。同国の指導部や地元幹部らが出席。軍などによる大規模パレードも行われ、終戦から半世紀の節目を祝う。 1975年4月30日、当時の南ベトナム大統領官邸に北ベトナム軍が入り、サイゴン(現ホーチ

    • 2025年4月30日
  • カナダ総選挙    与党勝利、カーニー首相続投「反トランプ」で猛追かわす
    カナダ総選挙 与党勝利、カーニー首相続投「反トランプ」で猛追かわす

       【オタワ時事】カナダで28日、下院(定数343)総選挙が投開票され、中道左派の与党・自由党が第1党を確実にし、マーク・カーニー首相(60)の続投が決まった。関税措置や併合案で威圧するトランプ米政権への対応が焦点となる中、カーニー氏の対米強硬姿勢が支持され、中道右派の最大野党・保守党の猛追を振り切っ

    • 2025年4月30日
  • ロシア 来月8日から3日間停戦 ウクライナに順守要求
    ロシア 来月8日から3日間停戦 ウクライナに順守要求

       ロシア大統領府は28日、声明を出し、プーチン大統領の判断により、ウクライナで5月8~10日に停戦すると表明した。同9日は旧ソ連の対ドイツ戦勝80年記念日に当たり、これに合わせて期間を設定した。停戦は8日午前0時(日本時間同6時)から72時間。声明は、ウクライナに対しても期間中の攻撃停止を要求し、ウ

    • 2025年4月29日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       自民党は28日、夏の参院選比例代表に新人でプロダンサーの中田フィッシュ氏(39)=本名中田啓之=を擁立すると発表した。中田氏は、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦氏の弟で、ダンサーとしては「FISHBOY(フィッシュボーイ)」名義で活動している。 国内最高齢だった岐阜県土岐市の林おかぎ

    • 2025年4月29日
  • 米ウクライナ首脳が会談 短時間も「生産的な議論」バチカン
    米ウクライナ首脳が会談 短時間も「生産的な議論」バチカン

       【ローマ時事】トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が26日、バチカン市で行われたフランシスコ・ローマ教皇の葬儀の前に約15分間会談した。両国当局者が明らかにした。ホワイトハウス高官は「とても生産的な議論だった」と語った。詳細は公表されていない。両首脳が対面するのは、2月にホワイトハウ

    • 2025年4月28日
  • タイタニック乗客の手紙、5700万円で落札 関連書簡では最高額 事故生存者が沈没5日前に記す
    タイタニック乗客の手紙、5700万円で落札 関連書簡では最高額 事故生存者が沈没5日前に記す

       【ロンドン時事】1912年に大西洋で沈没し、1500人以上が死亡した豪華客船タイタニック号の乗客が沈没直前に書いた手紙が27日、英南西部ウィルトシャーで競売にかけられ、30万㍀(約5700万円)で落札された。タイタニック号で書かれた書簡の中では最高額という。英BBC放送が報じた。 英競売商ヘン

    • 2025年4月28日
  • イラン爆発 死者28人に800人超が負傷、消火難航
    イラン爆発 死者28人に800人超が負傷、消火難航

       【イスタンブール時事】イランのメディアは27日、南部バンダルアバスの港湾地区で26日起きた大規模な爆発の死者が28人に増えたと伝えた。負傷者は800人以上に達した。化学物質が入ったコンテナに引火したとみられ、消火活動は難航。主要積み出し港の機能が深刻な打撃を受けたもようで、長引く制裁で疲弊するイラ

    • 2025年4月28日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       天皇陛下は27日、東京・目白の学習院創立百周年記念会館を訪れ、「学習院ミュージアム講座」での三笠宮家の彬子さまによる基調講演を私的に聴講された。 彬子さまは「手袋と帽子が伝えてくれるもの」をテーマに、祖母の三笠宮妃百合子さまから教わった皇室での着用場面などについて説明。百合子さまが生前託したとい

    • 2025年4月28日
  • パレスチナ館の展示到着 「独自の文化示す」
    パレスチナ館の展示到着 「独自の文化示す」

       大阪・関西万博でパレスチナが出展するパビリオンに23日、展示物が到着した。駐日パレスチナ常駐総代表部のシアム大使によると、当初は空路で展示物を運ぼうとしたが、「イスラエル政府によって同国の空港で留め置かれた」ため、輸送方法を船に変更したという。シアム氏は「展示物はずっと前に到着しているはずだった」

    • 2025年4月24日
  • トランプ氏 ウクライナ大統領を再び非難 クリミア半島「ロシア領」容認巡り
    トランプ氏 ウクライナ大統領を再び非難 クリミア半島「ロシア領」容認巡り

       【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、自身のSNSで、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領が戦闘を長引かせ、戦争終結を困難にしていると主張した。ウクライナ南部クリミア半島をロシア領と認めない考えを示したゼレンスキー氏を非難。停戦交渉が進展しない責任を同氏に押し付けた。 停戦

    • 2025年4月24日
  • 国内外情報ボックス
    国内外情報ボックス

       【イスタンブール時事】トルコ災害緊急事態対策庁によると、北西部のマルマラ海で23日、マグニチュード(M)6.2の地震が発生した。同日だけで最大M5.9の余震が180回以上あり、パニックで建物から飛び降りるなどして230人以上が負傷した。余震が続く恐れがあり、最大都市があるイスタンブール県や隣接する

    • 2025年4月24日
  • フランシスコ・ローマ教皇死去 88歳、来日で核廃絶訴え
    フランシスコ・ローマ教皇死去 88歳、来日で核廃絶訴え

       【パリ時事】キリスト教最大教派、カトリック教会の最高指導者として約14億人の信者を束ねたフランシスコ・ローマ教皇が21日午前7時35分(日本時間同午後2時35分)、バチカン市の自宅で死去した。教皇庁が発表した。88歳だった。アルゼンチン出身。初めて中南米から選ばれた教皇で、米国とキューバの歴史的な国

    • 2025年4月22日
  • ウクライナ/「復活祭停戦」不発/ロシア軍が本格攻撃再開
    ウクライナ/「復活祭停戦」不発/ロシア軍が本格攻撃再開

       【ベルリン時事】ロシア軍は21日、キリスト教の復活祭(イースター)に合わせて、プーチン大統領が一方的に宣言したウクライナでの「停戦」期間の終了後、再び攻撃を本格化させた。期間中は長距離攻撃が手控えられたもようで、ウクライナのゼレンスキー大統領は停戦延長を申し出ていたが、不発に終わった。 南部ヘ

    • 2025年4月22日