(2) 写真表現を通して 佐藤祐治(1975~)
- 2022年2月8日
胆振管内伊達市出身の佐藤祐治(1975~)は、写真表現を通して風景の美しさを構成する被写体と、それをまなざす主体との関係性を探求する写真家だ。眼前の被写体を直接的に切り取る、いわば“視覚の写し鏡”ともいえる「写真」という媒体と、その対象となる風景に関連したリサーチを下敷きに
胆振管内伊達市出身の佐藤祐治(1975~)は、写真表現を通して風景の美しさを構成する被写体と、それをまなざす主体との関係性を探求する写真家だ。眼前の被写体を直接的に切り取る、いわば“視覚の写し鏡”ともいえる「写真」という媒体と、その対象となる風景に関連したリサーチを下敷きに
苫小牧市美術博物館は3月13日まで、胆振・日高ゆかりの現代美術を紹介する企画展「NITTAN ART FILE 4:土地の記憶~結晶化する表象」を開催中だ。同館の担当学芸員が、4人の出展作家とその作品について4回にわたって解説する。 ◇ クジラとそれにまつわる逸話を糸口に制