道栄高で租税教室 仕組みや種類など学習 白老
- 2023年6月2日
白老町の北海道栄高校で1日、3年生を対象に租税教室が開かれた。室蘭税務署税務広報広聴官の山口潤一さんが講師を務め、税の仕組みや種類などについて解説。生徒約140人は、国民生活を支える税の重要性に理解を深めた。 山口さんは、日本には所得税や消費税、法人税など、直接税と間接税を合わせて約50種
白老町の北海道栄高校で1日、3年生を対象に租税教室が開かれた。室蘭税務署税務広報広聴官の山口潤一さんが講師を務め、税の仕組みや種類などについて解説。生徒約140人は、国民生活を支える税の重要性に理解を深めた。 山口さんは、日本には所得税や消費税、法人税など、直接税と間接税を合わせて約50種
白老町姉妹都市協会の2023年度総会が5月30日、白老町中央公民館で開かれ、今年度の事業計画を原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では堀部豊美会長を再任した。堀部会長は「新しい姉妹都市交流の形を模索し、多様な体験交流事業を進めていきたい。会員拡大にも力を入れたい」と述べた。 事業計画は
安平町追分地区のぬくもりセンターで、町民有志がランチで高齢者をもてなす「ごはん会」の活動がスタートした。毎月1回、地域のお年寄りが集まる場所をつくり、スタッフが用意する栄養満点の料理と会話を楽しんでもらう。脳トレなども併せて行いながら、体力づくりや認知症対策にもつなげていく。 普段自宅に引
ジョギングと環境美化活動を組み合わせたスウェーデン発祥の健康増進運動「プロギング」が5月27日、白老町内で初めて行われた。町内外から22人が参加し、走りながらごみを拾って交流した。 プロギングは、英語のジョギング(走る)とスウェーデン語のプロックァウップ(拾う)の造語。ごみを拾うことでジョ
安平町追分地区の特産品「追分カンロ」の出荷が5月31日、町追分花園の野菜集出荷場で始まり、1日に札幌市中央卸売市場に上場された。とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)は今年度の目標を出荷数7050箱(56トン相当)、販売額約2400万円に設定し、9月上旬まで順次出荷を続けていく。
安平町追分地区にあるおいわけ子ども園の園長山城義真さん(37)は5月30日、追分中学校野球部に、グラウンド整備に使用するコートブラシ3本(約5万円相当)を寄贈した。 山城さんは、同校の卒業生で野球部OB。同部の鉄製トンボは自身の在籍時から使われており、少なくとも25年以上が経過し、さびなど
登別市登別港町の市観光交流センター「ヌプル」は21日から、アイヌ語を学びながら「アイヌ神謡集」を読むアイヌ語ゼミナールを同施設で開講する。来年1月17日まで全8回の予定。 「アイヌ神謡集」は、同市ゆかりのアイヌ文化伝承者、知里幸恵(1903~22年)が編さん、翻訳。亡くなった翌年の23年に
米国ユタ州出身で先住民族ナバホ族の文化継承者のエリン・タパヒさん(27)と妹のディオンさん(25)は30日、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を訪れた。伝統的コタン前広場で、一般来場者に向けて疫病からの癒やしや大地への祈りを込めた踊り「ジングルドレス・ダンス」を披露した。 2人は、2組の
厚真町と岩手県奥州市(旧前沢町)の姉妹都市締結40周年を記念して製造した特別純米酒「かけ橋」のお披露目会が29日、厚真町本郷のこぶしの湯あつまで開かれた。町内の関係者ら約30人が集まり、二つのまちの力を合わせてできたオリジナル酒の味と香りを堪能した。 かけ橋は、奥州市前沢にある老舗酒蔵「岩
安平町は、アウトドア愛好者に人気の調味料「アウトドアスパイスほりにし」に地元限定のオリジナルラベルを貼った安平版「ご当地ほりにし」の販売を開始した。ご当地ラベルを貼ったほりにしを販売する自治体は全国的にまだ少なく、道内では安平町が唯一。町は「安平でしか購入できない商品」とPRする。 ほりに
白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長、会員31人)は29日、しらおい創造空間「蔵」で通常総会を開いた。会員や来賓ら23人が出席し、昨年度の事業と決算報告のほか、2023年度活動方針や事業計画を承認した。 熊谷会長は「町民ぐるみの芸術祭としていくため、一人でも多くの共感を頂き、白老を代表
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)はこのほど、2023年度定期総会を白老町コミュニティセンターで開き、アイヌ文化の伝承など事業計画を決めた。役員改選では理事長、副理事長、専務理事の三役を再任した。 事業計画には、アイ・オロ・オ・コタン慰霊祭(7月7日、アヨロ海岸)、白老アイヌ碑慰霊祭(8月5
白老町大町3の大町小町広場で28日、焼き肉を楽しむ家族向けイベント「大町小町ベコまつり2023春」が開かれた。小雨が降る中、延べ約200人が訪れ、牛肉の味に舌鼓を打った。 40代の町民有志約10人でつくる実行委員会(前田弘幹実行委員長)と白老食肉組合の共催。 メインのビアガーデンで
安平町早来地区の小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)で27日、運動会と体育祭を一本化した「スポーツフェスティバル」が初めて開かれた。好天に恵まれ、児童生徒は保護者や仲間の声援を受けて、グラウンドを元気いっぱいに駆け抜けた。 今年度開校した早来学園では、速さを競う徒競走を行
「アイヌ神謡集」の著者知里幸恵(1903~22年)の業績を伝える登別市の「知里幸恵 銀のしずく記念館」(登別本町2)は6月8日午後3時から、生誕120周年記念コンサートを開催する。出演予定だったフィンランドの伝統弦楽器カンテレの奏者あらひろこさんが今月5日に急逝し、あらさんの追悼も行う。
白老観光協会は29日、2023年度通常総会を町東町の町総合保健福祉センターで開いた。来賓を含め約50人が出席し、22年度事業報告と収支決算を承認したほか、23年度の事業計画を決めた。任期2年の役員改選では福田茂穂会長らを再任した。 福田会長は「落ち込んだ観光景気も緩やかに回復しつつある。町
白老建設協会(清水尚昭会長)は29日、しおらい経済センターで安全大会を開き、29の会員企業や協力会社、団体らから116人が出席した。建設工事の本格シーズンを迎え、労働災害ゼロに向けた決意を新たにしたほか、墜落・転落災害の防止などを盛り込んだ大会宣言を読み上げ、無事故・無災害を誓った。 対面
広島市内で弁護士として活躍し、「檻(おり)の中のライオン」の著者として知られる楾大樹(はんどう・たいき)さんを講師に迎えた「檻の中のライオン講演会in安平」が6月10日午後1時30分から、安平町の早来学園で開かれる。憲法を檻に、権力をライオンに例えて、縫いぐるみを使いながら憲法を分かりやすく解説す
森づくりを通して森林への理解を深めるとともに、2018年9月に発生した胆振東部地震からの復興を祈念する北海道植樹祭が28日、厚真町幌内地区の町有地で開かれた。被災した胆振東部の厚真、安平、むかわの3町の関係者に、道内各地からの来賓、一般を合わせた756人が参加。震災で大きな被害を受けた森林の再生を
白老町のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は6月17日午前11時から、社台生活館などで、食、国際交流、環境美化を兼ねたイベント「チャムチャム・ザ・ワールド」を開く。「チャムチャム」はアイヌ語の「もぐもぐ食べる」を意味する「チャムセチャムセ」を縮めた造語。 社台海岸でごみ拾いをした後に得ら
安平町追分地区で27日、地域住民で一斉に取り組む花いっぱい運動が行われた。町内会や老人クラブ、商工会のメンバーらが市街地や公園、住宅街に設置している花壇やプランターを色鮮やかな花で彩った。 まちなかを花でいっぱいにしようと、旧追分町時代の1979(昭和54)年から継続する活動。町追分地区花
登別市本町の「知里幸恵 銀のしずく記念館」(木原仁美館長)は6月17日午後1時半から、「幸恵の愛した登別」の学習会を同館で開く。 アイヌ神謡集の著者で知られる知里幸恵(1903~22年)は同市の岡志別川沿いで祖母モナシノウクと2年間暮らしたことがあり、当日は「オカチペで暮らす」をテーマに学
伊達市と白老町で活動する作曲家でピアニストの太田亜紀子さんは6月4日午後2時から、町本町のしらおい創造空間「蔵」で、4年ぶりの単独コンサート「Breathe(ブレス)―音楽は生きること」を開く。 自身で作曲したオリジナル15曲ほどを演奏する。「北海道の大自然、美しいもの、大切な人を思い、呼
厚真町は26日、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震、津波への備えをまとめた「津波防災地域づくり推進計画」の策定に当たり、研究者や町内の自治会、企業などで構成する町津波防災地域づくり推進協議会を町総合福祉センターで開いた。町はこの日を含む計4回の協議会を招集し、同計画を年度内に成案化する考え。策定され
お金の代わりに人の得意なことを運用する「とくいの銀行 白老支店」の第3回「ひきだし」イベントが25日、白老町大町2のカフェ結で開催された。認知症をテーマに12人が参加し、得意を預ける町民から知識や料理などの成果を堪能し、テーマへの理解を深めた。 町社会福祉協議会(社協)事務局長の庭山了さん
安平町追分地区町内会連合会(真保立至会長)の2023年度定期役員総会が26日、町社会福祉協議会追分支所で開かれた。冒頭、町内会役員を12年以上務め地域社会の充実発展に尽力した5人の表彰が行われ、審議では今年度事業計画・収支予算案などを原案通り承認した。 今年度のテーマは「安全・安心、誰もが
白老町青少年育成町民の会(山田和子会長)は26日、町コミュニティセンターで定期総会を開き、第30回青少年育成大会の開催(11月18日)など2023年度事業計画を承認した。山田会長はあいさつで、「子どもの笑顔あふれる地域社会を築いていくために私たち大人が何ができるのかを学び合い、人と人とのつながりを
厚真町観光協会(池川徹会長)は26日、町商工会会議室で2023年度総会を開き、昨年度事業報告や収支決算、今年度事業計画案および収支予算案など議案3件を承認した。 昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送りが続いていたあつマルシェを3年ぶりに開催。米づくりを体験してもらう田んぼのオー
アイヌ民族文化財団は、6月2日から白老町川沿町2の川沿生活館でスタートするアイヌ語入門講座の参加者を募集している。2023年度の講師は財団職員の山丸賢雄さん。初めてアイヌ語に触れる人にも分かりやすく教える。 12月17日までの全20回。初回の2日は午後6時半~同8時。開催日によって午前9時
帯広市の帯広聾(ろう)学校(大塚雅彦校長)に通う中学生2、3年の男子生徒2人が25日、修学旅行で白老町社台のカフェ「ミナパチセ」を訪れた。手話通訳者でアイヌ民族にルーツを持つ田村直美さん(51)がイナキビご飯やチェプオハウ(サケが入った温かい汁物)など手作りの料理を振る舞い、クイズ形式のアイヌ文化