• 「私は検察に殺された」
被害女性、副検事を告発も
    「私は検察に殺された」 被害女性、副検事を告発も

       元大阪地検検事正、北川健太郎被告の初公判後、被害に遭った女性検事が25日、大阪市内で記者会見し、時折涙を流しながら、「私は検察に殺された」と訴えた。事件直前に開かれた懇親会で2人と同席した副検事が情報を被告側に漏らしていたとし、告発したことも明かした。  被害者参加制度を利用して法廷で罪状認否

    • 2024年10月26日
  • 投票率、低水準の見方
上昇なら自民不利か―衆院選
    投票率、低水準の見方 上昇なら自民不利か―衆院選

       衆院選の投開票を27日に控え、各党は投票率の動向を注視している。期日前投票の伸び悩みなどで、50%台が続く直近4回と同様、低水準にとどまるとの見方が強い。自民党にとっては、派閥裏金事件の逆風を受ける中、投票率の上昇は不利に働きそうだ。  「選挙期間中にこんなに情勢が動くのは初めてだ」。自民幹部

    • 2024年10月26日
  • 闇バイト、募集の手口巧妙化
送迎や引っ越し装う―「応募しないで」呼び掛け・警察当局
    闇バイト、募集の手口巧妙化 送迎や引っ越し装う―「応募しないで」呼び掛け・警察当局

       首都圏を中心に相次ぐ強盗事件では、実行役の多くがSNSの「闇バイト」をきっかけに犯罪に手を染めた。送迎や引っ越し業務など通常のアルバイト募集を装う投稿もあり、手口は巧妙化。警察当局は、簡単、高収入を強調したり、秘匿性の高い通信アプリに誘導したりする求人には「応募しないで」と強く呼び掛けている。

    • 2024年10月26日
  • 「偽装非公認」最終盤で焦点
首相、報道に責任転嫁―衆院選―野党批判、強まる逆風
    「偽装非公認」最終盤で焦点 首相、報道に責任転嫁―衆院選―野党批判、強まる逆風

       衆院選は27日の投開票を控え、自民党の派閥裏金事件で非公認となった候補側へ、党本部が活動費を支給したことに、野党の批判が集中しつつある。「偽装非公認」との指摘も出る中、石破茂首相(自民総裁)はあくまで党支部に充てたものだと主張。ただ、報道に責任を転嫁するなど説明には苦しさがにじむ。党内からも執行部

    • 2024年10月25日
  • 未来の有権者、一足先に投票
政治参画へ模擬選挙広がる―小6「大切さ実感」・衆院選
    未来の有権者、一足先に投票 政治参画へ模擬選挙広がる―小6「大切さ実感」・衆院選

       18歳未満の「未来の有権者」の政治への関心を高めようと、さまざまな団体が「模擬選挙」を広げている。本物の投票箱を使うなどし、子どもたちが一足先に選挙を疑似体験できるよう工夫を凝らす。  福島県選挙管理委員会は、2012年から県内の高校で模擬選挙を始めた。生徒は架空の候補者の演説動画を視聴し、実

    • 2024年10月25日
  • 「SNS投稿で報酬」に注意
エステで勧誘、2社公表―消費者庁
    「SNS投稿で報酬」に注意 エステで勧誘、2社公表―消費者庁

       エステサロンに来た女性に「SNS投稿で月1万円稼げる」などと言って加盟金を集めたとして、消費者庁は24日、消費者安全法に基づき「ライフパートナーズ」(東京都港区)と「NEOマーケティング」(渋谷区)の業者名を公表し、注意喚起した。昨年11月~今年8月、91件の相談があり、被害額は総額約1000万円

    • 2024年10月25日
  • 父親殺害容疑、夫婦を再逮捕へ
不凍液飲ませた疑い―浅草の家族連続殺人・警視庁
    父親殺害容疑、夫婦を再逮捕へ 不凍液飲ませた疑い―浅草の家族連続殺人・警視庁

       東京・浅草で旅館を経営していた夫婦が自動車用不凍液「エチレングリコール」を飲ませ、次女と夫の姉を殺害したとされる事件で、同様の手口で夫の父親も殺害したとして、警視庁浅草署捜査本部は25日、殺人容疑で、細谷健一(43)、妻志保(38)両容疑者=いずれも殺人罪で起訴=を再逮捕する。  捜査本部は2

    • 2024年10月25日
  • 自民、非公認候補側に2000万円
「活動費」名目、公認と同額―衆院選
    自民、非公認候補側に2000万円 「活動費」名目、公認と同額―衆院選

       自民党派閥裏金事件で同党非公認となった衆院選候補が代表を務める党支部に、党本部が2000万円を支出していたことが分かった。党関係者が23日明らかにした。森山裕幹事長は「政党支部に党勢拡大のための活動費として支給した。候補者に支給したものではない」とのコメントを発表。野党は公認したも同然だとして27

    • 2024年10月24日
  • 福井中3殺害、再審開始決定
「捜査機関が不当な働き掛け」―知人証言の信用性認めず・名古屋高裁支部
    福井中3殺害、再審開始決定 「捜査機関が不当な働き掛け」―知人証言の信用性認めず・名古屋高裁支部

       1986年に福井市で中学3年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で殺人罪が確定し服役した前川彰司さん(59)の第2次再審請求審で、名古屋高裁金沢支部(山田耕司裁判長)は23日、「捜査に行き詰まった捜査機関が誘導などの不当な働き掛けを行い、関係者の供述が形成された疑いが払拭できない」として、再

    • 2024年10月24日
  • 「SHOGUN」来月劇場公開
米エミー賞記念、全国200館
    「SHOGUN」来月劇場公開 米エミー賞記念、全国200館

       第76回米エミー賞で18冠に輝いた、真田広之さん(64)主演の時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」が11月16~23日に劇場公開される。配信元のウォルト・ディスニー・ジャパンが23日、発表した。全10話のうち1話と2話を、全国約200館で上映する。  同作は英作家ジェームズ・クラベル氏の小説を原

    • 2024年10月24日
  • 「抱きつかれ、尻触られる」
「票ハラ」経験、4人に1人―女性候補者苦悩深く・衆院選
    「抱きつかれ、尻触られる」 「票ハラ」経験、4人に1人―女性候補者苦悩深く・衆院選

       女性候補者の選挙では、投票をちらつかせた有権者からセクハラなどを受ける「票ハラ」が後を絶たない。内閣府が2021年度に行った調査では、女性候補者の4人に1人に当たる24・9%が「選挙期間中にセクハラを受けた」と回答。衆院選には過去最多の314人の女性が立候補したが、票ハラは女性の政界進出を阻む一因

    • 2024年10月24日
  • 「角突きで地域を残す」
復興のシンボル、伝統引き継ぐ―中越地震20年、新潟・旧山古志村
    「角突きで地域を残す」 復興のシンボル、伝統引き継ぐ―中越地震20年、新潟・旧山古志村

       68人が死亡、4805人が負傷した新潟県中越地震から23日で20年。震度6強の揺れを観測した旧山古志村(現長岡市)では、伝統行事「牛の角突き」が引き継がれている。「復興のシンボルに」。そう話す山古志闘牛会会長の松井富栄さん(42)は「角突きが残ることで、この地域が残っていければいい」と力を込める。

    • 2024年10月23日
  • 電気・ガソリン代「十分支援」
首相、補助継続を示唆
    電気・ガソリン代「十分支援」 首相、補助継続を示唆

       石破茂首相(自民党総裁)は22日、衆院選後にまとめる経済対策に関し、電気料金などの負担軽減のための補助を継続する考えを示唆した。愛知県小牧市での街頭演説で「ガソリン代、電気代が上がって困る人には十分な支援を行う」と表明した。  公明党の石井啓一代表も埼玉県八潮市内での演説で「暖房費で電気料金も

    • 2024年10月23日
  • 集客狙い「値下げ」相次ぐ
節約志向に対応、競争激化も―小売り・外食
    集客狙い「値下げ」相次ぐ 節約志向に対応、競争激化も―小売り・外食

       長引く物価高で節約志向を強める消費者を引き付けようと、小売りや外食チェーンで、あえて値下げに踏み切る動きが相次いでいる。実質賃金の低迷で支出の選別が進み、旅行や「ハレの日」には出費を惜しまない一方、日常生活では切り詰める消費行動の二極化が鮮明になっているためだ。各社は生産や物流の効率化を徹底、「安

    • 2024年10月23日
  • 「原爆の実態、伝えていく」
被団協の田中代表委員―ノーベル平和賞・東京―
    「原爆の実態、伝えていく」 被団協の田中代表委員―ノーベル平和賞・東京―

       ノーベル平和賞受賞が決定した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員(92)が22日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した。海外メディアなどを前に「生きている限り、原爆による被害の実態を伝えていく」と訴えた。  田中さんは13歳の時、爆心地から約3・2キロの長崎市

    • 2024年10月23日
  • 接戦区に与野党てこ入れ―衆院選
自民逆風「連立拡大」論も―立民、裏金追及を強化
    接戦区に与野党てこ入れ―衆院選 自民逆風「連立拡大」論も―立民、裏金追及を強化

       27日の衆院選投開票まで残り1週間を切り、与野党は接戦の選挙区のてこ入れに懸命だ。自民党は派閥裏金事件の逆風で都市部を中心に守勢が目立ち、党幹部から選挙後の「連立拡大」論が上がるなど切迫した雰囲気も漂う。これに対し、野党第1党の立憲民主党は政権追及を強める構え。比例票を巡る野党間の競合も激化しそう

    • 2024年10月22日
  • 若者よ、投票しよう
「選挙割」、結婚相談所も―未成年は模擬投票で・衆院選
    若者よ、投票しよう 「選挙割」、結婚相談所も―未成年は模擬投票で・衆院選

       若者の選挙への関心を高めようと、衆院選の期日前投票を含む投票済みの有権者が飲食店の割引などのサービスを受けられる「選挙割」が、続々と始まっている。若者に人気のラーメン店やカフェに加え、結婚相談所なども参加し、投票を促している。  選挙割は、投票済証明書や投票所の看板前で撮った自身の写真を示すこ

    • 2024年10月22日
  • 22歳男、事件後も普段通り出勤
親族「車ローンあった」―横浜緊縛強殺
    22歳男、事件後も普段通り出勤 親族「車ローンあった」―横浜緊縛強殺

       横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が手足を縛られ死亡しているのが見つかった事件で、強盗殺人容疑で逮捕された自称個人事業主の宝田真月容疑者(22)が車のローンを抱えており、事件後も普段通りに仕事を続けていたことが22日、関係者への取材で分かった。  「青葉区の事件にしか関与していない

    • 2024年10月22日
  • 県警本部長、袴田さんに直接謝罪
「58年間の心労、申し訳ない」―再審無罪確定受け・静岡
    県警本部長、袴田さんに直接謝罪 「58年間の心労、申し訳ない」―再審無罪確定受け・静岡

       1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で袴田巌さん(88)の再審無罪が確定したことを受け、静岡県警の津田隆好本部長は21日、浜松市内の袴田さん宅を訪れて直接謝罪した。  津田本部長は、いすに座った袴田さんと姉ひで子さん(91)の前で「逮捕から無罪確定まで58年間の長きにわたり、言葉では言

    • 2024年10月22日
  • 首相、自公連立の継続訴え
野田氏「人への投資」強調―選挙サンデー、各党首が遊説
    首相、自公連立の継続訴え 野田氏「人への投資」強調―選挙サンデー、各党首が遊説

       衆院選の投開票(27日)まで1週間となった日曜日の21日、与野党党首は全国各地で支持拡大を図った。石破茂首相(自民党総裁)は大阪、兵庫で公明党候補を応援し、連立政権の継続を訴えた。立憲民主党の野田佳彦代表は東京都内の激戦区を回って経済政策の転換を求めた。  首相は大阪市などで公明の山口那津男前

    • 2024年10月21日
  • 与党過半数うかがう
立憲議席増の見通し―衆院選情勢
    与党過半数うかがう 立憲議席増の見通し―衆院選情勢

       衆院選の投開票を27日に控え、時事通信社は全国の支社・総支局の取材などを基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。自民、公明両党の与党で定数465議席の過半数(233議席)をうかがう。自民は派閥裏金事件による逆風で公示前の256議席から減らし、単独では過半数に届かない可能性がある

    • 2024年10月21日
  • 被災地、仮設用地なく
なお400人超避難―能登大雨1カ月
    被災地、仮設用地なく なお400人超避難―能登大雨1カ月

       能登半島北部を襲った大雨災害は21日で1カ月を迎えた。石川県によると、18日現在の避難者数は宿泊施設への2次避難を含めて434人で、災害数日後から大きく減っていない。用地不足で応急仮設住宅の建設が遅れているためで、生活再建の壁となっている。  9月21日は輪島市で1時間雨量121ミリの観測史上

    • 2024年10月21日
  • ピーコさん死去、79歳
タレント、弟おすぎさんと活躍
    ピーコさん死去、79歳 タレント、弟おすぎさんと活躍

       双子タレント「おすぎとピーコ」の兄で、ファッション評論家のピーコ(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんが9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県内の病院で死去していたことが20日、分かった。79歳だった。横浜市出身。葬儀は近親者で営んだ。  弟で映画評論家でもあるおすぎさんと「おすぎと

    • 2024年10月21日
  • 進まぬ復旧、切り捨てに不安
「水と道路を」政治に思い託す―能登被災地
    進まぬ復旧、切り捨てに不安 「水と道路を」政治に思い託す―能登被災地

       日本海を望む能登半島北部の石川県珠洲市大谷地区は、元日の地震と9月の豪雨で今も断水が続く。復旧の遅さは否めず、住民から聞こえてくるのは「過疎地が切り捨てられるのではないか」との不安だ。衆院選の投開票(27日)を控え与野党幹部の被災地入りが相次ぐ中、政治への期待と諦めが入り交じる。  ◇住みたい

    • 2024年10月19日
  • 裏金候補、精力的に支援―高市氏
岸田氏、影響力維持へ思惑
    裏金候補、精力的に支援―高市氏 岸田氏、影響力維持へ思惑

       自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が衆院選で、派閥裏金事件に関係した前職らを精力的に支援している。次期総裁選も念頭に、党内の支持基盤を固める狙いがある。岸田文雄前首相も影響力維持に向け、自身が率いた旧岸田派の前職らの選挙区を中心に足を運ぶ。  「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうする

    • 2024年10月19日
  • 強盗対策、防犯グッズ活用を
専門家「個人情報にも注意」
    強盗対策、防犯グッズ活用を 専門家「個人情報にも注意」

       首都圏を中心に8月以降、高齢者が暮らす戸建て住宅などを狙った強盗事件が相次いでいる。複数人が窓ガラスを割って侵入し、住人を緊縛する手口が目立つ。こうした犯罪から身を守るにはどうすればいいのか。専門家は、防犯グッズの活用や個人情報の管理が大切だと指摘する。  一般社団法人日本防犯学校の梅本正行学

    • 2024年10月19日
  • 自民党本部前で火炎瓶
官邸前に車突入、40代男逮捕―警察車両燃える、けが人なし・警視庁
    自民党本部前で火炎瓶 官邸前に車突入、40代男逮捕―警察車両燃える、けが人なし・警視庁

       19日午前5時50分ごろ、東京都千代田区永田町の自民党本部前で、男が火炎瓶のようなものを数本投げ、白い軽自動車で国会の方向に逃走した。その後、軽自動車は首相官邸前に置かれた警備のバリケードに突入。男は車から降りると、発煙筒のようなものを投げた。けが人はなかった。  警視庁は公務執行妨害容疑で4

    • 2024年10月19日
  • 装着型カメラ、来年度試行
一部地域で、職務を検証―警察庁
    装着型カメラ、来年度試行 一部地域で、職務を検証―警察庁

       警察庁は17日、警察官が制服の胸部などに装着するウエアラブルカメラを来年度、一部の都道府県警で試験導入すると発表した。職務質問や交通違反の取り締まりなどの際、職務が適正に行われているか検証するのが主な目的という。  今後、運用要領を策定し、導入する警察を選定する。試行結果を踏まえ、全国での

    • 2024年10月17日
  • 首相、地方創生アピール
各党首、全国で訴え―衆院選
    首相、地方創生アピール 各党首、全国で訴え―衆院選

       衆院選公示から一夜明けた16日、与野党の党首らは27日の投開票に向けて全国で支持を訴えた。石破茂首相(自民党総裁)は四国3県を訪れて重視する地方創生をアピール。立憲民主党の野田佳彦代表は自民派閥による裏金事件に関係した候補の選挙区などで、政権交代の実現を呼び掛けた。  首相は徳島県板野町の「

    • 2024年10月17日
  • 横浜の民家に75歳男性遺体
暴行の痕、広域強盗との関連捜査―神奈川県警
    横浜の民家に75歳男性遺体 暴行の痕、広域強盗との関連捜査―神奈川県警

       16日午前9時25分ごろ、横浜市青葉区鉄町の住宅で、手足を縛られた高齢の男性が亡くなっているのが見つかった。神奈川県警によると、男性は住民の無職後藤寛治さん(75)で、広範囲に暴行された痕跡と出血があった。県警は殺人事件として捜査するとともに、首都圏で相次ぐ広域強盗との関連を調べる。  県

    • 2024年10月17日